toogoodの定番・名作ワンピース6選とそのイメージソースたち

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こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。

イギリスのデザイナー姉妹が作る、ミニマルで洗練されたウェアを展開しているブランド、toogood(トゥーグッド)。

様々なアイテムを展開していますが、そのモデル名それぞれに色々な職業の名前が付されていることはご存じでしょうか?

今回は、toogoodのなかでも「ワンピース」というアイテムにフォーカスして、アイテムの紹介と共に「このあたりがデザインのイメージソース(元ネタ)なのかな?」というものもご紹介していきたいと思います。

今回は、

  • toogoodってどんなブランド?
  • toogoodの名作、定番ワンピース、スカートたち

というかたちで解説していきます。

また、私たちKLDでも、toogoodはかなり買取強化をしているブランドですので、
その理由なども併せてお伝えしていきます。

toogoodとは

toogoodは2014年春夏シーズンに、ロンドン出身の姉妹がスタートしたファッションブランドです。

姉のFayeはインテリアデザイナーとしてデザインやプロダクト、スタイリングを手掛けています。

一方、妹のEricaは、名門高級紳士服で知られるサヴィル・ロウでパターンやカッターとして経験を積み、長年ファッションの世界に携わっています。

Faye,Erica
左からFaye Toogood/Erica Toogood 引用元 silver-and-gold.com

Fayeのインスピレーションをもとに、Ericaが洋服として具現化していくというプロセスでの服作りをおこなっています。

そのようにして、まさに2人のうちどちらが欠けても生まれない、2人の感性が絶妙にミックスされた魅力的なアイテムが展開されています。

サイズ展開はアイテムにより複数展開していますが、基本的にワイドでゆったりしたシルエットのものが多く、トレンドとの相性も良好。

しかしトレンド感だけではなく、一着一着にこだわりを込めて作るアルチザン的な物づくりが服好きたちの心を射止めています。

toogoodについてはこちらからもどうぞ

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また、toogoodの商品には、アイテムごとに職業名が付けられており、その職業の人が着用する服、いわゆるワークウェアからインスピレーションを得て製作をされています。

今回はワンピースのカテゴリから6つのアイテムをご紹介します。

生地をたっぷり使ったワンピース類は、実はtoogoodの魅力を存分に味わえるアイテムだったりします。ぜひご覧ください。

toogoodの名作ワンピース6選

それでは、ここからはそんなtoogoodの名作、定番ワンピースをご紹介していきます。

上述のようにさまざまな職業をモチーフに、toogood姉妹のフィルターを通してデザインに昇華したものばかりです。

私たち古着屋の視点から見た「流行に流されず長く使える、もし売る事になっても高く売れる」名作モデルばかりですので、ぜひご参考にされてみてください!

THE POET DRESS (詩人)


toogood/THE POET DRESS
引用元 lagarconne.com

「詩人」をモチーフにしたワンピースである「THE POET DRESS」。

ゆったりとしたサイズ感で、スモックのように襟元にのみギャザーが寄った仕様の一着。

フロントには大きなパッチポケットが左右に一つずつ付されており、夏の軽いお出かけならバッグを持たずに出かける事も可能かもしれません。

下部にある切り替え部分もこのワンピースのデザインの大きなポイントの一つとなっています。

生地はハリのあるコットン100%素材で、絶妙なツヤ感が上品ですね。


参考: ケイト・エリザベス・バンス/ミンストレル(吟遊詩人)
引用元 mutualart.com

詩人といって思い浮かぶ職業といえばやはり「吟遊詩人」でしょうか。

中世で吟遊詩人を職業にしていた人たちの絵画などを見ると、ゆったりとしたローブやワンピースのような服装をしていることが多いように思います。

デザインの元ネタというほどではありませんが、このTHE POET DRESSに感じるロマンチックな印象は、もしかしたらこういった中世の詩人をモチーフにしているかもしれません。

THE GARDENER DRESS (造園家)



toogood/THE GARDENER DRESS
引用元 tiinathestore.com

「造園家」をモチーフにしたワンピース。

すっきりとしたノースリーブのモデルで、裾に向かってストンと落ちるAラインが特徴です。

裾はやや後ろ側が長くなっており、歩くと不規則に揺れる姿が綺麗に見える仕様です。

襟元はヘンリーネックのようにも見えるスラッシュラウンドネック。

後ろ側にはスナップボタンで留める仕様のバックベルトが付されています。

リネン100%の生地で出来たものが主流で、どこか素朴でオーガニックな味わいのあるワンピースになっています。

こちらのワンピースは、イメージソースというほどの画像は発見できませんでした…。

しかし、造園家といえばエプロンをして働いているようなイメージがあります。

一見、前から見るとシンプルなこちらのワンピースですが、後ろ側に付されたバックベルトはどこかエプロンの紐を思わせる作りになっていますよね。

そういった部分に「造園家」としてのアイデアを盛り込んだデザインなのかもしれません。

THE ASTROLOGER DRESS (占星術師)



toogood/THE ASTROLOGER DRESS
引用元 phaeton-co.com

「占星術師」というなんともロマンチックな響きのこちらのワンピースは、たっぷりとした生地感と前開きのデザインが最大の特徴です。

襟元は深めのVネックになっており、すっきりとした印象で着られそう。

袖の長さも長袖よりもやや短めの七分くらいの袖になっており、カフスは三つのボタンで開閉が可能です。

下まで開く仕様のワンピースなので、全てボタンを空けて羽織るようにして着ても良さそうな一着です。

コットン100%の生地のものが主流でオリジナルプリントの生地を使用したものもあり、こちらもtoogoodの世界観が色濃く味わえそうな素敵な仕上がりです。


参考:ヤン・フェルメール/《天文学者またはむしろ占星術師》1668年
引用元 caramel24c.exblog.jp

そもそも占星術とは、古代バビロニアが発祥とされており、太陽・月・惑星などを地球から見た天体の位置や動きに基づいて人の内面などを判断し、占うことだそうです。

この占いを仕事としている人を占星術師といいます。

中世~近世の絵画などに見られる占星術師は、ゆったりとした羽織のようなものを着ていることが多いように思います。(占星術自体の歴史が長いので実際には様々な服装で占星術をおこなっている方がいらっしゃると思いますが…)

前開きでローブのように羽織ることが出来るこのワンピースも、こういった服装を参考にしているのかもしれません。

THE BALLOONIST DRESS (気球操縦者)


toogood/THE BALLOONIST DRESS
引用元 phaeton-co.com

「気球操縦者」をモチーフにしたワンピース。

ウエスト部分に紐が通っており、裾にもギャザーが入ってバルーンのような丸いシルエットを形作っているので「気球操縦者」というよりも「気球そのもの」にも見える一着です。

フロントはUネックのような形状の襟元、後ろ側は深めのV型にカッティングされています。

リネン、ビスコース混紡素材にポリウレタンを少し加えた生地で作られており、ややストレッチ性のある仕様。

見た目の印象よりもかなりリラックス感の強い一着であるといえそうです。

気球は、1783年にフランスで発明されたもので、人類が初めて空を飛ぶということを実現した、”航空機”です。

残念ながら今回ご紹介したワンピースのような服装での気球操縦士のイメージソースは発見することが出来ませんでしたが、2020年に公開された「イントゥ・ザ・スカイ」という1862年に実際にあった実話を元にした映画では、ドレスのような服装で気球に乗るシーンがあります。


引用元 fashion-press.net

実際に日常的にドレスで気球に乗っていたかはわかりませんが、当時女性が気球操縦者という一見ハードな職業に就いていたことに驚きました。

toogoodのTHE BALLOONIST DRESSは気球そのもののようなバルーンシルエットと共に、こういった強い女性のイメージで作られたものかもしれません。

THE FLORIST DRESS (花屋)



TOOGOOD/THE GLASSBLOWER JACKET
引用元 scarletjones.com
引用元 phaeton-co.com

花屋をモチーフにしいたワンピースである「THE FLORIST DRESS」。

フロントの中央にギャザーが集まるように、一か所だけにゴムを入れた仕様が最大の特徴です。

フラットな襟元とゆったりとしたドロップショルダーでリラックスした雰囲気。

両サイドにポケットが付されており、機能性もしっかりあるのが嬉しいところですね。

基本的にコットンポプリン生地で作られていることが多いようですが、冬にはウール、カシミヤの混紡素材や、スペシャルなアイテムとして上記の画像2枚目のようなシルク100%でオリジナルプリントのモデルなども存在します。

シンプルな定番だけあって、いろいろなバリエーションが展開されているアイテムです。


参考:花売り娘/ジュール・アドレール 1899年
引用元 cocolog-nifty.com

「花屋」ということで、イメージソースというほどのものは無いのですが(現代の花屋さんはたいていエプロン姿でしょうか)、フローリストと呼ばれるいわゆる「花屋」と呼ばれる職業が生まれる前に、ヨーロッパでは「花売り娘」と呼ばれる少女たちが花市場や路上で販売する形態が主流だったそうです。

20世紀になり、花売り娘たちは姿を消したそうですが、このTHE FLORIST DRESSのシルエットにはどこか少女っぽさを感じます。

THE DRAUGHTSMAN DRESS (製図者)



TOOGOOD/THE DRAUGHTSMAN DRESS
引用元 clothbase.com

「THE DRAUGHTSMAN SHIRT」というモデル名で、シャツとして展開していた型のワンピースバージョンがこちらの「THE DRAUGHTSMAN DRESS」です。

DRAUGHTSMAN(ドラフトマン)とは製図技師のことで、建物はもちろん航空機や高速道路など様々な製図を作成する人を意味します。

こちらのワンピースはコンパクトな襟とサイドの大きなポケットが特徴。

全体的にワークテイストを感じるカジュアルなデザインは、toogoodのワンピースを初めて着てみたいという方にもおすすめです。

フロントは下までボタンがついており、開閉が可能。
羽織のようにも着ていただけます。

生地はコットン100%のものが主流で、レイヤードによって長いシーズン着られそうです。

toogoodはほぼ全てのアイテムがユニセックス仕様ですが、「DRESS」と名付けられたこのアイテムも、羽織のようにしたりロングシャツと思って着ると、男性の方でも違和感なく着られるのではないかと思います。

こちらはイメージソースとなっていそうな画像が見つかりませんでした…。

現代の製図技術者たちは各々好きな服を着て(会社でならスーツでしょうか)、CADで製図をおこなっていると思うのですが、過去にはコンパス、分度器、三角定規…などを使ってアナログに製図していました。

もしかするとその頃の作業に適した何らかのユニフォームの形があったのかもしれませんね。

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ここまで読んで下さりありがとうございました。
KLDでは、toogoodのお買取りを強化しております。

今回ご紹介したようなワンピースはもちろん、それ以外の全アイテムを高価買取が可能です。

ミニマルで無駄のないデザインで長く着続けられるのが魅力のtoogoodのお洋服ですが、理由があって手放さなければならないタイミングなどはあるかと思います。
その際に、KLDのことを思い出していただければとても嬉しいです。

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