Graphpaper クリエイティブディレクター、南貴之ってどんな人?|グラフペーパー

こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。

シルエット、生地への揺るぎないこだわりから生まれる、数々の上質なアイテムを展開し続けるブランド、グラフペーパー(Graphpaper)。

そのこだわりの源、クリエイティブディレクターの南貴之さんをご存じでしょうか?

今回は、グラフペーパーのクリエイティブディレクターでありながら多方面で活躍する南貴之さんについてご紹介したいと思います。

  • 改めて、グラフペーパーはどんなブランドなのか
  • 南貴之さんについて

というかたちで解説していきます。

グラフペーパーとは

「ゆったりとした着心地の良いシルエット」
「こだわり抜いた上質な生地」
「長く着られるベーシックながら個性のあるデザイン」

2021SSルックより引用 graphpaper-tokyo.com

グラフペーパーは、気楽さと上質さを兼ね備えた人気のドメスティックブランドです。

クリエイティブディレクターの南貴之さんが立ち上げ、2016SSからスタート。

メンズ・ウィメンズともに着用できるアイテムを展開しています。

同名のセレクトショップ「Graphpaper」を中心に、全国のショップで販売されています。

様々な洋服を経験した大人がたどり着く上質なワードローブを展開しており、洗練された雰囲気のアイテムが魅力です。

年齢や体型にとらわれず、20代から60代まで幅広い年代から支持を集めています。

デザインは、シーズン毎にあまりコンセプトを持たず、定番アイテムを多く作り続けているのが特徴です。

普段着として楽に格好良い。着潰したらまた買い直せる。

本当の意味での「定番」を提案しているブランドです。

南貴之さんについて

グラフペーパーのクリエイティブディレクターである南貴之さんは、現在の日本のファッション業界にとって欠かせない人物の1人です。

現在の肩書をあげるだけでも、クリエイティブディレクター、空間デザイナー、ブランディングデザイナー、ブランドコンサルタント…などなど。

ファッション業界にとどまらず、多岐にわたって活躍されていることが分かります。

そんな南氏の経歴を簡単に紹介させて頂きます。

  • 1996年、弱冠二十歳でH.P.FRANCEに入社後、計3つのセレクトショップ(CANNABIS, FACTORY, Sleeping Forest)を立ち上げ、その全てでバイイングやディレクションに携わる。
  • 2008年、南氏が代表を務める現在の株式会社alphaを設立。
  • 人気セレクトショップ1LDKをオープンし、国内外に続々と店舗を拡大。
  • 2015年にセレクトショップ グラフペーパーをオープン。さらに2016SSからは店舗と同名のドメスティックブランド、グラフペーパーが始動しました。

現在でも様々なブランドとのコラボやショップの空間プロデュースなどを手掛けており、ファッション業界に新たな風を吹き込み続けています。

好きが高じて

肩書の量からもわかるように、南氏は服のデザインだけでなく多岐にわたって第一線で活躍されています。
南氏の好きなものをとことん追求し、南氏流に昇華・実現しているのです。

以下に、南氏がグラフペーパー以外に手掛けたプロダクトをご紹介します。

「オガワコーヒー ラボラトリー」


引用元houyhnhnm.jp

おいしいコーヒーの淹れ方を学べる体験型のコーヒーショップ。
プロのコーヒーを味わえるだけでなく、プロのバリスタ器具を使って焙煎・抽出を学ぶこともできます。

「ヒビヤセントラルマーケット」

引用元hibiya.tokyo-midtown.com

東京ミッドタウン日比谷の3階に位置する複合型施設。
居酒屋や眼鏡屋、雑貨屋、理髪店、本屋などの店舗が雑多に混ざり合ったカオスな雰囲気を楽しめます。

「フレッシュサービス」

引用元freshservice.jp

販売場所に縛られず、様々な場所に突如現れるモバイル型のコンセプトストアです。
食、洋服、日用品、ヴィンテージ家具まで、衣食住に根ざしたテーマのアイテムを展開しています。

このように、南氏の手掛けた施設、ショップなどはどれも南氏が好きな物、欲しい物を実現した、これまでになかったものばかりです。

そんなこだわりの強い南氏が「自分が欲しい服」を実現化させたブランド、グラフペーパー。

魅力的でないはずがありません。

南貴之が「欲しい」を追求した服達

グラフペーパーのアイテムは元々、店頭でショップ定員が着るユニフォームとして作られました。
身内だけが着る目的で最初は作られたのです。

物を入れられる両胸にポケットの付いたシャツ。
動きやすいワークウェアながらきれいなシルエットのコックパンツ。

利便性ときれいさを兼ね備えた仕事着としてデザインされていました。

これらの仕事着がバイヤー達に注目され、話題になったことでグラフペーパーはブランドとして始動しました。

常に消費者の視点で、デザイナー自身が欲しい、着たい服を作り続けています。

自分のための定番を作り続ける。
その服を欲しいと言ってくれる人がいるなら買ってほしい。
決して人に媚びず、自分の欲しい物を追求する。

南氏のこだわりがグラフペーパーの服には詰まっています。

直近何年間もグラフペーパーの服しか着ていないお客さん。
15枚まとめてTシャツを買うお客さん。

グラフペーパーは、南氏の感性に共感する人達から絶大な支持を受けています。

刺さる人にはとことん刺さる。

南氏の作る服にはそんな魅力が詰まっています。

そんな南氏のこだわりは特に「生地」と「シルエット」から感じ取れます。

生地オタクの作る生地

グラフペーパーは上質かつ着心地の良い生地が魅力です。

南氏は、「生地オタク」といっていいほどに非常に洋服の生地にこだわりを持っている方です。

そんな南氏が納得する生地を求め続けた結果、ほぼすべての生地がブランドオリジナルで作られています。

「洋服製作の8割は生地作りに詰まっている」
と南氏は考えるからです。

以下に、南氏のこだわりが特に感じられるアイテムをピックアップしてご紹介します。

「1日1着だけのニット」


引用元pen-online.jp

1日に1着しか編めない、とても丁寧に作られた両畦編みのニット生地。
シンプルな無地の中でも、タイトな編み目と凹凸感が高級感を際立たせます。

「色落ちのしないデニム」


引用元pen-online.jp

デニム製品において、色落ちしていない濃いインディゴカラーが好きな方も多いのではないでしょうか。

南氏自身が「縦に色落ちしたデニムが苦手」と語るとおり、そういった需要は多くあります。
なんと、グラフペーパーは独自にオリジナルの「色落ちしないデニム」を開発しました。

秘密はタテ糸をインディゴではない、色落ちしない染料で染めているんだそうです。

この発想は、さすが生地オタクの南氏といったところ。なかなか普通はたどり着かないアイデアなのではないでしょうか。

このデニムであれば、遠慮なく洗濯でき、きれいなワンウォッシュの美しいインディゴを味わい尽くせます。

このように、洋服に詳しくない人が見ても、良い服だと分かる。

上質な生地と素材の服を、南氏は追求し続けています。

男性を引き立てるシルエット

グラフペーパーの服はゆったりとしたシルエットが魅力的です。

日本を代表する2大巨頭、コムデギャルソンやヨウジヤマモトにも通じるものがあります。

以下はコムデギャルソンのデザイナー、川久保玲さんの言葉です。

「ピタッとした服じゃなくて、人と服の間にひとつ空気があるぐらいのボリュームやシルエットの方が、男性は人間が前に出て格好いい」

南氏の作る服にも同様の気概を感じ取ることが出来ます。

体型や年齢に左右されず、経験を重ねた人間としての魅力が前に出る服作り。

シャツは、痩せ型の方が着るときれいに肩が落ちる、余裕のあるシルエット。
一方で身幅があるためしっかりした体型の方が着ると、バランスの良い大人の味わいが楽しめます。

「好きなのは、昭和の男の雰囲気、着こなし」
「なで肩の人がカッコいいと思う」
「バサッと羽織って、でもクラシックすぎず」

引用元pen-online.jp

上記は南氏の言葉です。
シルエット含め、「着た時の佇まい」に非常にこだわり、いわゆる“フェチ”を持っている感じがとても伝わってきますね。

グラフペーパーのアイテムでいえば、コックパンツ(シェフパンツ)は、ウエストをベルクロとゴムで止めるワンサイズ仕様。
ウエストを閉めてもシワが目立たず、どんな体型の方でもきれいなシルエットを味わえます。


シェフパンツ 引用元graphpaper-store.com

体型を選ばないから、何年も定番として着続けられる。

むしろ年齢を重ねてさらに様になっていく。

そんな服作りへの想いが詰まっています。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださりありがとうございました。

グラフペーパーというブランドが、南貴之氏という1人の人物の情熱的な「フェチ」ともいえるこだわりから生まれたブランドであるということがわかっていただけたかと思います。

定番の型を展開し、「いつでも買える」という安心感は真の日常着といった感じで、とても好感のもてるブランドの姿勢だと感じました。

KLDでももちろんグラフペーパーはお買取り強化をしています。
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