Nigel Cabournの定番人気アイテム4選と中古相場について|ナイジェルケーボン

こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。
ヴィンテージのミリタリー、アウトドアウェアなどをルーツとし、それを現代的な感覚に落とし込んだアイテムが人気のナイジェルケーボン。
「できるだけ高く売りたい。」
「ちゃんと正当な評価をしてもらって買ってもらいたい。」という方も多いと思います。
今回は、ブランド古着の査定のプロである私たちが、
- ナイジェルケーボンはどんなブランドで、どんな魅力があるのか
- ナイジェルケーボンは古着市場でどんな評価をされているのか
- ナイジェルケーボンの人気アイテムにはどんなものがあるのか
- 高価買取をしてもらうためのコツにはどんなものがあるのか
を解説していきます。
また、私たちKLDでも、ナイジェルケーボンはかなり買取強化をしているブランドですので、
その理由や高価買取事例も併せてお伝えしていきます。
ナイジェルケーボンの特徴と市場価値
ナイジェルケーボンとは
まずはナイジェルケーボンがどのようなブランドなのかを説明させてください。
「熱烈なヴィンテージオタクが作ったブランド」
ナイジェルケーボンというブランドを一言で表すと、こう表現して差し支えないかと思います。
デザイナーはナイジェル・ケーボン。1949年、イギリス生まれの男性です。
イギリスの北部の最大都市ニューカッスルにある、ノーザンブリア大学のデザイン科で服作りを学んだ後、1971年に前身ブランドとなる「CRICKET(クリケット)」を立ち上げました。
1980年より正式に「Nigel Cabourn」という自身の名をブランド名とし、現在までデザインを行っています。
ナイジェル・ケーボン氏 引用元:DAILY JOURNAL PICS
ナイジェルケーボンには、
- ヴィンテージへのこだわり
- 生地へのこだわり
上記の強い2つのこだわりがあり、それがブランドを形作っている大きな要素となっています。
ヴィンテージへのこだわり
ナイジェルケーボンの最大の特徴は、彼自身のコレクションである貴重なヴィンテージのミリタリーウェア、アウトドアウェアなどをイメージソースにしたデザインにあります。
彼が所有するヴィンテージのコレクションはなんと4,000点以上にも及び、デザイナーとしてだけではなく非常に有名なヴィンテージコレクターとしての一面も持っています。
ミリタリーウェアやアウトドアウェア特有の、厳しい環境の中で耐えうるための様々な知恵をデザインに落とし込んだ、流行に左右されない強度のあるアイテムの数々がナイジェルケーボンの特徴です。
その説得力のあるデザインはブランドの大きなアイデンティティのひとつとなっています。
生地へのこだわり
ナイジェルケーボンのもう一つのこだわりは生地への偏愛とも言っていいほどのこだわりです。
ヴィンテージ、アウトドアの機能性を裏打ちするひとつの要素である「生地の良さ」を再現するため、ヴィンテージウェアに使用されている生地の作りを研究、それを元にして現在の技術を合わせ、更に質のいいオリジナルの生地を作っています。
実際に機能的かつ、ヴィンテージの古き良き雰囲気も感じられる生地は、服好き達を唸らせるに充分なクオリティで多くのファンを生んでいます。
ナイジェルケーボンの市場価値
上述のように、ナイジェルケーボンはヴィンテージのアイテムを基本的なイメージソースとしており、流行に左右されない強度のあるアイテムを作り続けています。
したがって、年式が古いものの価値が落ちにくく、発売から年数が経っても極端に価値が落ちるということがないので、安定した金額で取引される事が多いブランドといえます。
人気のアイテムについて詳しくは後述いたしますが、マロリージャケット、カメラマンジャケット、オフィサーズシャツ…など定番アイテムは特に人気でシーズンを問わずリリースされており、中古市場での人気もとても高いです。
デザイナーの非常に強いこだわりに共鳴した根強いファンがおり、「憧れのブランド」として二次流通で購入を狙うユーザーもとても多いこともあります。
ナイジェルケーボンの人気アイテム4選
ここからは、ナイジェルケーボンの定番ともいえる人気アイテムをご紹介したいと思います。
こちらでご紹介するアイテムたちは中古市場での評価も高く、大きなダメージ等がなければまず高価買取が可能であるといっていいでしょう。
- マロリージャケット
- カメラマンジャケット
- ホスピタルジャケット
- ブリティッシュ オフィサーズシャツ
マロリージャケット
ナイジェルケーボンの定番商品といえばこれ、といっても過言ではないのがこの「マロリージャケット」です。
英国を代表するツイード生地「ハリスツイード」や、上質なリネン生地などを使用して作られるジャケットで、クラシックな雰囲気はナイジェルケーボンを象徴するかのような存在です。
「マロリージャケット」の名前の由来ですが、1924年、エベレストの山頂を目指したイギリス人登山家のジョージ・マロリー氏が登山の際に着ていたジャケットをモチーフにしているからとのことです。
1924年遠征隊。マロリー氏は後列左から二人目。 引用元:白水社
この写真を見た時に個人的に衝撃だったのが、当時の登山家の方々がこのようなジャケットで登山をしていたということでした。
現在の登山の装備のイメージとはかけ離れた、一見お洒落なイギリス風のジャケットで登山をしている姿に最初は驚きましたが、登山に耐えうる、当時としてはしっかりとした機能性を備えた装備だったということです。
ナイジェルケーボンのマロリージャケットも、この登山に耐えうる耐久性を持ったジャケットをモチーフとしています。
ハリスツイード生地を使用したものが代表的ですが、こちらは秋冬のアウターとして申し分ない機能を備えた伝統のある生地です。
デザインのディティールを一つ取っても、肩とエルボーパッチ部分にコットンの別布が付けられている部分などは、リュックサックやロープを担ぐときに生地が擦り切れないように補強のために付けられていたものが元になっています。
その他にもしっかりとしたイメージソースに則ってデザインされたこのジャケットは、様々なシーズンで生地や色を変えリリースされており、大変人気のあるアイテムの一つとなっています。
中古市場の評価でいえば、状態にもよりますが¥20,000弱~¥95,000ほどの金額で取引されています。
カメラマンジャケット
ナイジェルケーボンでマロリージャケットと人気を二分するといっても良い、もう一つの定番ジャケットがこちら、カメラマンジャケットです。
その名の通り、カメラマンが着用して仕事が出来るようなレンズ・フィルム・フィルター等を収納することを想定した大容量のポケット、上部3つを「USクリップ」と呼ばれるクリップ状の金具で留めるようにした仕様などが特徴的です。
このジャケットのイメージソースは、1957年、エドモンド・ヒラリー卿の南極大陸横断に同行したカメラマンWilfrid Noyce氏が着用していたカメラマンジャケットだそうです。
Wilfrid Noyce氏 引用元:everest60.com
上部と下部で生地が切替えになっており、上部は高い防風性能・防水性能を有しているベンタイルコットンを使用。
下部にはマロリージャケットと同じく、上質なハリスツイードを使用しています。
腕の可動域の確保や、屋外での長時間の活動に耐えうるようによく考えられたデザインは、ナイジェルケーボン氏曰く、「完成されたデザインは変える必要はない」との事で、長くこの形でリリースされています。
中古市場でも非常に人気があり、状態やカラーにもよりますが、¥20,000弱~¥100,000前後までの金額で取引されています。
ホスピタルジャケット
「アンコンジャケット」と呼ばれる、芯地や肩パッドなどの硬い素材を使用しない、柔らかなジャケット。
「ホスピタル」という名前の通り、第一次世界大戦当時、英国の陸軍病院で採用されていたものをモチーフとしたジャケットです。
入院した傷病兵が一時的に外出する際に貸し出されていたジャケットだそうで、怪我などをしていても身体に負担がかかりにくいよう、着心地を優先させた楽なシルエットと、軽い仕上がりが特徴です。
しかし楽に着られるというだけではなく、袖を通してみると快適さだけではなく「何となく着てもちゃんと決まる」感じがあるのが人気のポイントです。
ウールやコーデュロイなど様々な生地でリリースされており、シンプルなだけに何着も素材違いで欲しくなる魔力のあるアイテムということもあり、中古市場での人気も高いモデルといえるでしょう。
同じモデルのベストも展開しており、トータルでコーディネート出来ることもあり、ベストも人気です。
中古相場は状態や素材にもよりますが、¥10,000弱~¥50,000弱くらいで取引されています。
こちらは他アイテムよりも素材による価格の違いがやや大きい印象があります。
ブリティッシュ オフィサーズシャツ
ナイジェルケーボンの定番シャツ。
しっかりした厚みのオックスフォード生地が特徴で、様々なカラーで展開しています。
このオックス生地、ただの既製品ではなくナイジェルオリジナルの生地を作っているそうです。
あるヴィンテージのパンツの生地から着想を得て、パンツとしては薄めの絶妙なハリと厚みの生地を再現出来ないか…ということで研究、制作された生地だそうです。
イメージソースとなっているのは1940年代頃の英国陸軍のシャツ。
フロント裾部分の丸いカットが特徴的で、こちらのディティールは1940年代~50年代の英国陸軍のヴィンテージアイテムによく見られる仕様です。
パンツインで着ることがスタンダードだったため、着て動いても裾が飛び出しにくい仕様にするため、丸くカットしていたそうです。
襟はワイドカラーで表からは見えないボタンダウン仕様。
ボタンが見えない仕様なのは、ドレッシーな装いにも対応出来るようにとのこと。
しっかりネクタイを結んでも、ノーネクタイでラフに着ても決まる汎用性の高さで、とても人気のあるモデルの一つです。
中古相場としては、上述のアウター類よりも肌に近い位置で身に着けるものということで、やや状態にはシビアな面がありますが、¥3,000~¥20,000弱くらいで取引されています。
ナイジェルケーボンを高く売るには?
定番といっていいほどの人気アイテムを多く排出するナイジェルケーボンですが、そんなナイジェルケーボンをより高く売るにはどうすればいいのか?を簡単にお話したいと思います。
まず、ナイジェルケーボンは多くのブランドの中で、比較的使用感などが買取金額に影響しにくいブランドであるといえます。
上述の通り、まずアイテム自体が丈夫で長く使えるものが多いこと、ヴィンテージをデザインソースにしているので多少の使用感が「味」として肯定的に解釈されやすいことなどがその理由です。
とはいえ、使用感がある方が無いよりも高く売れるということはまず基本的にはありませんので、綺麗に保っておくに越したことはありません。
また、ナイジェルケーボンはその長い歴史の中で周年限定のモデルや、他ブランドとのコラボレーションアイテムなどを展開しています。
そういったレアリティの高いアイテムは人気が高くなる傾向がありますので、もしそういったものをお持ちでしたら高く売ることが出来る可能性は高くなります。
ブランドアイテムを高く売るコツに関してはこちらの記事もご参考にされて下さい。
ブランド古着買取専門店KLDでは、ナイジェルケーボンを高価買取しています
ここまでお話ししてきたように、ナイジェルケーボンというブランドはデザイナーのヴィンテージへの強いリスペクトによって裏打ちされた、強度のあるデザインがとても人気のブランドです。
KLDではこのナイジェルケーボンの買取に力を入れています!
ここからは、ナイジェルケーボンを私たちが高く評価する理由と、実際の査定額を紹介していきます。
KLDがナイジェルケーボンを高価買取できる理由
KLDではこれらの中古市場での評価に関する知識、内タグから見極めた正しい年式やシーズンの情報などに沿って買取の評価を行っています。
それに加え、プライベートでもナイジェルケーボンを収集しているスタッフが、ファンの視点から売れやすいアイテムなどを評価しています。
これは、小さな会社だからこそ可能なことですが、ぜひ当店のお買取りを一度お試しいただければと思います。
場所も選ばず、しっかり理由を添えた価格提示で、安心と信頼の高価買取を実現しています。
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また、こちらの記事でもKLDが高価買取ができる理由を説明しています。
KLDがブランド服を高価買取できる理由
買取事例
KLDでの、ナイジェルケーボンの買取事例は、こちらのページからもご覧いただけます!
MILITARY P-COAT
サイズ:48
状態評価:目立ったダメージや極端な使用感は感じられず、中古品としては比較的程度良好
予定販売価格:¥24,900
買取価格:¥11,000
堅牢な作りとずっしりとした重みが心をくすぐるPコート。
長年の使用にも耐えられる品質の良さで、多少の着用感はさほどマイナスにならずにお値付けする事が出来ました。
NIGEL CABOURN WOMAN/AUTHENTIC LINE ムートンベスト
サイズ:8
状態評価:全体的に使用感が感じられるが、目立ったダメージは見受けられず問題なく使用出来る状態
予定販売価格:¥49,900
買取価格:¥18,000
状態によってやや評価額が下がったものの、貴重なムートン素材のベストのため強気にお値付け。
レディースラインの買取にも力を入れています。
AUTHENTIC LINE TROPICS PO COAT
サイズ:52
状態評価:汚れが複数個所にあり。 その他目立ったダメージや極端な使用感は感じられず、問題なく使える状態
予定販売価格:¥24,900
買取価格:¥18,000
汚れがあったためやや評価額が下がったものの、アイテム的にさほど問題にならないと判断し、最低限の値下げに留めてお買取り。
大きめのサイズも需要があるため、サイズによる評価額の変動も基本的にはありません。
KLDの販売ページはこちら
以下のモールでKLDの商品を販売しています。
ぜひご覧ください!(販売内容はどのモールも同じです。)
ここまで読んでくれた方へ
ここまで読んでくださって、ありがとうございます!
ナイジェルケーボンは、どのアイテムも魅力的で、中古市場でも高い評価を得続けているブランドです。
公式サイトはこちらです。最新アイテムなどの情報が見られます。
もしかしたら、ここまで読んでくださった方の中には、
- 手元にあるナイジェルケーボンの服は売りたいけど、他の服もあるし実際どこに頼むのが良いかわからない
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