HERILLデザイナー、大島裕幸ってどんな人?|ヘリル

こんにちは。
ブランド古着のKLDです。

今回は、KLDもとても注目し、買取も強化中のブランド、HERILL(ヘリル)のデザイナー、大島裕幸さんについてご紹介していきたいと思います。

今回は、

  • HERILLってどんなブランド?
  • デザイナーについて
  • HERILLを形作るもの

という形でお話していきたいと思います。

HERILLというブランドがどのような要素で作られているのか、ブランドに注目する方にはぜひ読んでいただきたい記事になっています。

HERILL(ヘリル)とは


HERILL公式Instagramより引用 herill_official

ブランド名の由来は、 “受け継がれてきた物や遺産”といった意味の“Heritage”と、“未来や今後”を指す“Wil”を掛け合わせた造語から。

HERILLが未来へと受け継がれ、その未来が訪れた時に「いいものであった」と思われるような服づくりをしたいという想いから、この名前が付けられました。

アイテムは、古着をベースとした独自のデザインと、ニュートラルな印象が特徴です。
素材に関しては、特にこだわりを持ち、日本の高い技術や経験を持つ伝統ある工場と、新しいコンセプトの素材開発も行なっています。

“本当にいいもの”を追求し、真面目に且つ、デザイナー自身が面白いと思えるプロダクトを展開している、カジュアルウェアブランドです。

デザイナー


引用 webuomo.jp

デザイナーは、大島裕幸(Hiroyuki Oshima)さん。
1974年の香川県生まれです。

文化服装学院を卒業した後、デザイナーズブランド「ケイタマルヤマ」、セレクトショップ「ジャーナルスタンダード」で、企画などキャリアを積んだ経歴を持ちます。

服作りが好きだった祖母の近くで育った環境から、自身も服好きになり、古着愛好家としても有名なデザイナーです。

―万人受けするものではなく、価値に共感してもらえる人たちにいいものを届けたい―

全てのアイテムはこの想いから成り、いい物を長く使っていくことを大切に考え、自身が“いい”と感じる、心の動く素材選びやデザインを行なっています。

得意とするのは、普遍的でベーシックなスタイルに、素材やシルエットで作る表情に新しさを加えたデザインです。

2019年のファーストコレクションでは、カシミヤ専業メーカーと協業し素材を開発。
過去にアパレルでは使われなかった、新しいカシミヤ素材を使用し、業界人の話題を呼び注目を集めます。

現在ではカシミヤを始め、シルクやリネンなど天然素材の良さを追求し、自身が感動する“いいもの”だけを求め、こだわりのプロダクトを生み出しています。

HERILLを形作るもの

ブランド立ち上げへの想い


HERILL公式Instagramより引用 herill_official

―昔は本当に良かった、みたいな服を作りたい―

HERILLと言うブランド名は、大島さんがブランドを立ち上げた理由や想いそのままを込めて付けられました。

“Heritage(ヘリテージ)”と“Will(ウィル)”を掛け合わせた、オリジナルの“ヘリル”という言葉。

その言葉を造った由来のとおり、未来へ受け継ぐことができるいい素材で、自らが“いい”と思えるプロダクトを作りたい想いが原点です。

その中でも、HERILLの要素として、特に大切にしているのは“Heritage”という部分。

「昔ながらのヴィンテージというか、いいものをつくる人はいっぱいいるな、と思っていて、まずは日本でそういうのをつくったらいいものができるのではと思っていたんです」
と大島さん。
引用 ronherman.jp

現在で言う、時が過ぎ去った後に高く評価されるヴィンテージ古着などが、それに近い存在のようです。

なにより大島さん自身、大の古着好きで、受け継がれてきた“いい服”の魅力は、本人が一番熟知しているところではないでしょうか。

HERILL誕生には、大島さん自身が“Heritage”に魅せられているからこその想いが込められています。

“いいもの”へのこだわり


HERILL公式Instagramより引用 herill_official

HERILLのアイテムをつくるに当たり、“いい素材、いいパターン、いい縫製”については、ひたすらにこだわりを求めます。

―既視感のある生地を発注することはない―

特に素材については、既に体感したことのあるような心の動かない生地を採用することはないそうです。

繊維から糸、糸から生地へとなるまでの技術や、仕上がり状態、また着込むことで表れる変化など。
そういった事を、ひたすらに求め、自身が感動する素材だけを選んで、業者へ依頼しているのだそう。


素材からアイテム構想を練る大島さんのSNS投稿 引用 @hiroyukioshima4

その中で、HERILLのアイコン的な存在ともなっているのが“カシミヤ素材”です。

2019AWのブランドデビューで発表したアイテムは、9割がカシミヤアイテムでした。

中でも、当時話題を集めたのは、“ゴールデンキャッシュ”を使用したカシミヤのニットシリーズ。

最高峰と言われる、ゴールデンキャシュを素材として使用したアイテムは、ファーストコレクションにも関わらず、注目を集めます。
過去にアパレルで使われたことのない素材として新しい一面を見せ、話題となりました。

大島さん自身が感動したこだわりの素材からなるHERILLが、必然的に業界人たちの心をも動かしたのだと感じられる、HERILL最初の出来事です。

ゴールデンキャッシュ


引用 mistore.jp

―まるでとろけるような柔らかな表情と肌触り―

今やHERILLの代名詞とも言える、カシミヤ素材のアイテム。

もともと大島さん自身、無類のカシミヤ好きとしてもよく知られ、それゆえに、その素材にはとことんこだわっているのが、アイテム随所から伝わってきます。

中でも、業界人を唸らせたアイテムが、前項で紹介した“ゴールデンキャッシュ”のニットです。

大島さんはゴールデンキャッシュと出会い、極上の柔らかさと、風合いのある自然の色を活かして、圧巻のクオリティでデビューアイテムを作り上げています。

一般的なブラウンカシミヤとは異なり、繊度が細かく、体色は金茶から赤みを帯び、産毛は淡いべージュカラー。

最高峰の品質の良さと希少価値の高さを誇り、アパレルでの使用は珍しいと言われている素材です。

着れば着るほど、艶やかに変化し、大島さん自身もお気に入りで毎日着ているといいます。

独特なしっとりとした滑りのある質感と自然な色味が際立っている、価値のある素材。
ゴールデンキャッシュは、HERILLを知るうえで必要不可欠なアイテムです。

“ユニセックス”という選択


HERILL公式Instagramより引用 herill_official

ー男の世界の古着のリプロダクションのようなものはやりたくないー

HERILLは、アイテムそのものに、性別による“らしさ”というものを取り入れてはいません。
メンズ、レディースといった展開はしておらず、全てユニセックス展開です。

そこにも、大橋さんにはデザインする上でのこだわりが大きく関わっています。

HERILLのデザインにおいて、はっきりと性別がわからないような、どちらでも往来するような服が理想だと言います。
ジェンダーに線を引くこと無く、かといって中性的でもないデザイン。

デザインにおいて原点となるのは、やはり自身が大好きな古着の存在です。
そこから自身が好む、崩したようなバランスへ。
それが大島さん特有の少し”クセ”のあるデザインです。

デザインは、“一見普通に見えて、全然普通じゃない服”として、そのセンスに惹かれたファッション知識の豊富な同業者や、ヘビーな服好きのファンに支持されているようです。

いい素材に加え、大島さんのセンスからなる、秀逸なデザインのHERILLのアイテム。
誰が着るものなのかといった概念は必要なく、ただ好きな人が手に取るアイテムなのだと伝わります。

大島さんと「WEEKEND」


WEEKENDInstagramより引用 weekend_dnekeew

ところで、なぜ大島さんが“受け継がれるいいもの”にこだわるのか。
少し、プライベート感のある一面に触れてみたいと思います。

ー共に思いを受け継いでいける場所を作りたいー

大島さんが週末の活動として参加している「WEEKEND (ウィークエンド)」という、古着フリマイベント。

今までに大量の服を見て、着て、買ってきた 3人のメンバーの好きなものを、ファッションという視点で集めた、本気のフリーマーケットを立ち上げました。

既にご存知・大島さんの他に、主なメンバーは“L’ECHOPPE”バイヤーの金子恵治さん、“NISHINOYA ”ディレクターの西野大士さん、ファッションに精通する面々です。

既にご存知のとおり、デザイナーの大島さんは生粋の古着好き。

特にカシミヤ古着には目がないそうで、自宅の壁の一面には、カシミヤ古着の棚があって、お酒を飲みながら楽しむこともあるほど、古着や服への濃ゆい愛を持っています。

その古着好きが高じて、立ち上げたこの企画。
それぞれ自身の仕事がある中で、活動できる週末(ウェークエンド)という由来から名付けられ、週末に東京の千駄ヶ谷で不定期に開かれています。

それぞれが持ち寄ったアイテムを大島さんらが紹介する、WEEKENDのYouTubeチャンネルでは、少しシャイな雰囲気を見せる大島さんの様子が見られ、また随所で古着愛が感じられます。

自身の服をもまた受け継ぐ取り組みや、企画の様子からも伝わる古着への愛。
HERILLへの想いとの結びつきを感じずにはいられません。

参考

これからのこと


引用 mistore.jp

「これからは大量につくって大量に売る時代ではなく、本当にいいものを、その価値に共感してもらえる人たちに直接届け、モノと人とが長く付き合っていく時代だと思っています」
と大島さん。
引用 pen-online.jp

それが実現するよう、HERILLでもリペアサービスを行なっています。

そして、大島さんの望む想いは、アイテムの下げ札の裏側にサブタイトルとして込めました。

ーThe Coast of Heritageー

“ヘリテージ育ち”という意味で英語で記した一文は、時間を経て育った(Heritage)、未来のHERILLの服(Will)に対しての想いです。


引用 e-begin.jp

HERILLを立ち上げ、3年。
最近は、自分の中でどこまで納得できる服を作るか、どのように人に伝えるかということを考えているそうです。

完売アイテムのリオーダーの要望があっても、“追加生産はしない”。
売ることに重点を置いていない大島さんのこだわりの答えなのだと感じます。

しかし同時に難しさも感じているようで、コアで狭い服であるHERILLをもっと知って欲しいという想いと、ビジネス的には安易に広げすぎたくない想い、その狭間の大変さもあるようです。

それでも大島さんのこだわる服は、そのコアさがいいものとして自然と伝わり、それを手に入れ着る人はいいものと実感し、いつまでも着続ける。

これからHERILLのアイテムが、さらに“Heritage”を経て、どのように未来の求める人の手に届くのか、とても興味深く感じます。

HERILLは、今KLDがとても気になっているブランドです。

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古き良きものを尊重しながら、新しい時代に本当に良いものを作ろうと奮闘するデザイナー、大島裕幸さん。

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