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THE RERACSってどんなブランド?|重力を味方につけた美しさ|ザ リラクス

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THE RERACS公式Instagramより引用 the_reracs

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

シンプルながら、袖を通すと綺麗なシルエットで着る人にぴたっとはまる、そんな服を作り続けるブランド、THE RERACS(ザ リラクス)。

今回は、

  • THE RERACSとは
  • デザイナーについて
  • どんなブランド?
  • 中古市場での評価

という形で、ブランドについてお話していきたいと思います。

これからTHE RERACSのアイテムが欲しい!と思っている方はもちろん、中古相場についても解説していきますので、売却をお考えの方にもぜひお読みいただきたい記事になっています。

THE RERACSとは?


THE RERACS公式Instagramより引用 the_reracs

THE RERACSは、2010年にデビューした、日本のファッションブランド。
メンズ、ウィメンズウェアを展開しています。

定番アイテムに、主張しすぎない個性と時代性を入れこみ、ワンシーズンにワンアイテムをスクラップ&ビルド。

そうして再構築され続けてきたブランドだからこその、シンプルだけど現代的なデザインが特徴です。

「日常に寄り添いながら、主張していける服」
そんなデザイナーの言葉通り、THE RERACSの洋服は、あくまでデイリーユースできるデザインであることが特徴。

カラーも主に、ブラック、ネイビー、グレー、ベージュ、ホワイトなどベーシックカラーを採用しています。

しかし、こだわり抜いた素材、シルエット、パターンの美しさにより、一目でTHE RERACSの洋服とわかってしまうと言います。

2021年春夏シーズンからロゴを刷新したり、ビジネス面でも新しい動きを見せているTHE RERACS。

今後の動きに注目が集まっています。

デザイナー


倉橋直美さん 引用 rakutenfashionweektokyo.com

THE RERACSのデザイナーは、倉橋直美さん。
1981年、静岡県生まれです。

ファッション業界に入ったのは、大学在学中に、セレクトショップで販売のアルバイトをしたことが始まり。

大学卒業後、そのままアルバイト先に入社し、8年間勤務。
店長を経験したのちに、退職しました。

セレクトショップ在籍中の8年間で専門学校に通い、パターンメイキングとテキスタイルを猛勉強。

仕事との両立は大変だったそうですが、無事に専門学校も卒業し、2010年にTHE RERACSを立ち上げました。

また、2011年よりTHE RERACSのディレクションを担当しているのが、夫の倉橋直行さん。

大手のアパレル企業で、新規ブランドの立ち上げ、マーケティングを経験。
コレクションブランドおよびSPAブランドで、マーチャンダイジングとバイヤーも経たのち、THE RERACSに合流しました。

そんな2人を軸に、THE RERACSは今も進化を続けています。

どんなブランド?

THE RERACSのこだわり


THE RERACSのジャケットにも使われたウールギャバジンを作る「丹羽正」の工場 引用 fashion-press.net

THE RERACSは、素材にこだわった服作りが特徴です。

服を作る際、おそらく、「どんなデザインの服を作りたいか?」というところから始めるのが一般的かと思います。
しかし、THE RERACSは素材から入ります。

まずは、倉橋直行さん主導で、素材とシーズンテーマ、コレクション全体のカラーパレットを決めます。

素材選びについては、これまで集めてきた1万以上ある素材の見本の中から、使いたい素材を絞り込んでいくとのこと。

膨大な見本の中から絞っていく作業は容易いことではなく、本気の熱意が込められていることを感じます。

時には、一から糸を開発するほど、素材に対してこだわりをもつTHE RERACS。

そこまでこだわって素材作りをする理由は、「重力」にありました。

デザイナーの倉橋直美さんは、重力のバランスを整え、身体を美しく見せるデザインを意識しているそう。
重力に従ったきれいな「落ち感」を表現するには、素材もかなり重要なポイントになります。


男女別の骨格に着せるようにして描かれるデザイン画 引用 fashion-press.net

THE RERACSの美しいシルエットは、素材選びからこだわることで、叶えられていると言えるでしょう。

THE RERACSの定番アイテム

モッズコート


引用 thereracs.net

ここからは、THE RERACSの定番アイテムをご紹介します。

まず1つめは、ショート丈のモッズコート。
こちらは、軽量のボンディング素材を使用しており、THE RERACSの定番商品となっています。

本格的なM65をベースにして、現代的にブラッシュアップ。

若干のドロップショルダー、袖はまっすぐに落ち、バストから下に向かって少し広がるAラインのシルエットです。
特徴のフードは、デザインベースのM65のように、本体から独立しています。

こだわりの軽量ボンディング素材ですが、ハイマルチポリエステルのタフタを使用しています。
非常に薄いポリエステルタフタを2枚貼り合わせ、生地の反発性によってハリのあるシルエットを作り上げています。

一般的なボンディングでは、生地が厚く、固くなってしまうのが難点。

しかし、THE RERACSのモッズコートでは、接着条件を細かく設定することによって、ソフトでしなやかな風合いを再現しています。

ジャケット


引用 thereracs.net

2つめは、メリノウールのギャバジン素材を使用したジャケットです。

やや落ちるシルエットの肩回りでリラックス感があり、見頃はウエストシェイプがないため、オーバーシルエット。

こちらも生地にこだわって作られています。

通常ウール生地には見られないようなハリ感と、独特の風合いがあるジャケット。
その秘密は、「含浸加工」にあります。

含浸加工とは、生地を薬品につける加工のこと。
縦横の糸の隙間を特殊な樹脂で埋める仕上げを行い、ハリ感を出しています。

一般的にはシャツの手触りをよくするための手法ですが、THE RERACSではウールと組み合わせ、新しい生地を生み出しました。

リラックス感のあるシルエットに対して高級感がある素材を使用することで、カジュアルさを感じさせないデザインになっています。

以上、THE RERACSの定番商品をご紹介しました。
他にもベーシックな商品がたくさんありますが、やはり、どれも素材へのこだわりが感じられます。

THE RERACSの取り組み

THE RERACSでは、こだわった服作りはもちろんのこと、その服の「売り方」にも非常にこだわり、新しい試みをおこなっています。

ここではそのブランドとしての取り組みをご紹介していきます。

THE RERACS FITTING HOUSE


引用 fashion-press.net

2017年からスタートしている、「THE RERACS FITTING HOUSE」。

その名の通り、試着のみを行える実店舗です。

実際に商品に袖を通し、THE RERACSの雰囲気を肌で感じ取ることが、ストアの最大の目的とのこと。
店舗で在庫は持たないため、気に入ったものがあれば、卸先かECで購入が可能です。

倉橋直美さんが、メリットとして挙げていたことが、下の2点です。

  • 商品を買わなくちゃいけない、というプレッシャーを感じずに商品を見ることができる
  • 品質管理が徹底されたセンターから、商品が一番きれいな状態で届く

こういった、試着するだけという店舗形態は、倉橋直行さんがアパレルメーカーに就職したときから構想していたそうです。
販売はECと卸を軸に、実店舗はPRとして位置づけ。

この取り組みの背景には、MADE IN JAPANでの服作りで生き残っていくため、このモデルを成立させたいという想いがあります。

オーダーメイドシステム


引用 fashion-press.net

さらにもう一つの新しい取り組みが、オーダーメイドシステムです。

公式オンラインストアでは、2020年12月から導入。
2021年1月より、前述の「THE RERACS FITTING HOUSE」で展開されています。

オーダーメイドシステムでは、ウェアのパーツごとのカラーを自由に選択。
3D画面でアイテムの仕上がりが確認できるので、よりリアルに商品をイメージすることができます。

現在カスタマイズできるアイテムは、メンズ・ウィメンズどちらも一部のモッズコートのみ。

カスタマイズできるパーツは、多岐にわたります。
ボディ生地やポケットのフラップ生地など、大きい面積を占める部分から、ファスナーパーツやライナー生地など細かい部分までカスタマイズ可能。


実際に使用することのできるパーツ 引用 fashion-press.net

それぞれカラーも数種類ずつ用意されており、自由に組み合わせることができます。

生地の産地や生産工場の過酷な現状を変えるため、持続可能な生産スタイルを模索する、THE RERACS。

新しいビジネスモデルとして、注目が集まっている2つの取り組みをご紹介しました。

中古市場での評価

ここまでTHE RERACSがどのようなブランドなのか?をご紹介してきましたが、中古市場ではどのように評価されているかをお話したいと思います。

THE RERACSは、中古市場でアウター類がとても高い評価を得ています。

今回ご紹介したようなモッズコートはもちろん、ダウンジャケットやウールのコート、レザージャケットなどは定価がそれなりに高いのはありますが、高額で取引されている印象です。

ユナイテッドアローズなどの別注やコラボモデルも人気が高く、こちらも盛んに取引されています。

THE RERACSの中古での売買で少し注意が必要なのが、ベーシックなアイテムを少しずつ変化させながらリリースしていることもあり、年式が少し古くなると評価額への影響が大きくなりがちという部分です。

レディースブランド等に顕著に見られる傾向ですが、2年前のものより1年前のもの。1年前のものより今シーズンのもの…というように新しいものほど高く評価され、早く売れていくことが多いです。

ベーシックなアイテムが多いとはいえ、少しずつシルエットなどを変えてリリースしているアイテムは、やはり新しい型のものが売れやすくなります。

もし売却をお考えのTHE RERACSのアイテムがありましたら、早めに売却することをおすすめします。

もちろんKLDでもできる限り強気の査定が可能なブランドですので、ぜひご相談ください。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

自分達の譲れないこだわりを守り続けながらも常にアップデートし続けるブランド、THE RERACS。

少しでもどのようなブランドなのか?がわかる記事になっていれば幸いです。

KLDでは、THE RERACSのお取り扱いを強化しております。

THE RERACSのこれまでのお買取り履歴はこちら

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