TANAKAってどんなブランド?|タナカ

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引用 Instagram@tanakanytyo

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

セルビッチを表に出した個性的なデニムや、泥染めなどの染色技術を使った物づくりをおこなうブランド、TANAKA。

非常に真摯に、デニムアイテムの格好よさや、環境に向き合うブランドとして注目されています。

今回は、

  • TANAKAとは?
  • デザイナー
  • デザインの特徴
  • 定番、人気アイテム
  • 中古市場での評価

という形でお話していきます。

TANAKAの服が気になる!という方はもちろん、中古相場についてもお話していきますので、すでにTANAKAのアイテムをお持ちで、フリマアプリでの売却や専門店での買取サービスのご利用をお考えの方もぜひご覧ください。

TANAKAとは?


引用 Instagram@tanakanytyo

TANAKAは、2017年に日本人デザイナーのタナカサヨリさんによって設立されたニューヨーク発のブランドです。

2020年からはディレクターとして、クボシタアキラさんが本格的に参画。

「TANAKA(タナカ)」というブランド名は、自分の家族へのリスペクトと日本を代表するブランドになるようにという想いからつけられました。

ブランドコンセプトは、「これまでの100年とこれからの100年を紡ぐ衣服」。

タナカさんは、「リーバイス(Levi’s)やヘインズ(HANES)みたいな会社を作りたい」という志をもって独立したそう。

その志のとおり、「これまでの100年に敬意を払いつつ、ブランド自体もこれからの100年のスタンダードになっていくように」という想いが込められています。

環境に配慮したモノ作りや日本の伝統的な技術を取り入れることで、デザイン性とサステナビリティの両立も目指すブランドです。

デザイナー


引用 tokion.jp

デザイナーは、タナカサヨリさん。

新潟県生まれ。
造園家の祖父と、洋画家であり着物のテキスタイルデザイナーである父を持ち、身近にアートがある環境に生まれました。

モノ作りと触れ合うこの環境で育っていく中で、幼い頃からファッションデザイナーを志していたようです。

服飾専門学校を卒業し、ヨウジヤマモト社に入社。4年間働いた後に退職。

その後、ユニクロのウィメンズグローバルデザインのチームリーダーとしてニューヨークに赴任しました。

このキャリアの中で、特にニューヨークでの暮らしからたくさんのインスピレーションを受けたタナカさん。

「年齢や性別、国籍の異なる多様な人に、気持ちが高揚するような特別感のある服を届けたい」という想いを持ち、TANAKAを設立しました。

また、「ブランドをとおしてアジアの生地やその生産背景を世界に発信できるのではないか」という想いも持ったようです。

TANAKA設立後は、デニムやワークウェアの普遍的なアイテムを中心に、デザインとサステナビリティの両立から次の100年のスタンダードになるような服作りを目指しています。

TANAKAの特徴

ここからは、TANAKAのブランドとしての特徴をご紹介していきたいと思います。

デザインとサステナビリティ


引用 Instagram@tanakanytyo

TANAKAが目指すのは、次の100年のスタンダードになるような、性別や世代を超えて永く愛される服作りです。

デザイナーのタナカさんは、「性別や年齢、国籍を問わない本当に良いデザインをつくることが、サステナブルへのアプローチの一つである」と考えます。

近年アパレルの大量廃棄が社会問題になる中で、一過性のトレンドや、ワンシーズンが過ぎると要らなくなる服への価値が問われています。

そんな中、クラシックに敬意を払いつつ、スタンダードながら新しさもある、世代を超えても愛されるようなアイテムを提案するTANAKA。

素材から縫製、ディティールにまでこだわったデザインは、着るたびに少しずつ表情を変え、常に新しさと味わい深さを感じられます。

ベーシックで美しいシルエットは着る人を選ばず、その中で細部まで作り込まれた繊細なデザインはまさに懐かしくもあり、新しさもある未来のベーシックとなる服です。

環境への配慮と伝統技術へのリスペクト

TANAKAがモノ作りの中で常に意識する、環境への配慮。

またそれだけではなく、日本の伝統的な技術も取り入れることも意識しているそう。

この環境配慮の意識や日本の伝統技術の取り込みは、様々なアイテムに落とし込まれています。

まず一つ目は、奄美大島の伝統的な「泥染め」での染色です。

泥染めとは、世界で唯一奄美大島だけがおこなっている天然の染色方法のこと。

TANAKAでは環境に優しいこの技法を取り入れ、渋さのある深いブルーや、柔らかさのあるピンクに染められたジーンズを展開しています。


泥染めを用いたパンツ 引用 ja.tanakanytyo.com


ブルーの泥染めも 引用 wunder.jp.net

二つ目は、無染色・無脱色の綿をそのまま使用し、生地本来の良さを生かしたデニム生地のアイテムです。

染める前の白い生地を、定番色のローホワイトとして提案。
染色過程での廃水をなくすだけでなく、生地そのものの質感や色の美しさを生かしたデザインになっています。


ローホワイトのデニムセットアップ 引用 baycrews.jp

最後の三つ目は、「落ち綿」を混ぜたデニム生地の使用です。

綿糸を紡ぐ際に出てしまう「落ち綿」。
TANAKAのデニムでは、「繊維くず」として通常は捨てられてしまうこの落ち綿を一緒に混ぜて作ることで、アパレルの廃棄問題にも向き合っています。


横糸に落ち綿を使用したデニム 引用 ja.tanakanytyo.com

このようにTANAKAでは、環境に配慮したモノ作りや日本の伝統的な技術を取り入れることでも、デザインとサステナビリティの両立を実現しています。

デニムを真摯につくるブランド


引用 Instagram@tanakanytyo

「デニム」はTANAKAを代表するアイテムの一つです。

「デニムやジーンズの今までの常識にリスペクトを持ちつつ、現代のスタイルにあったツイストを入れていくことを意識している。」と言うタナカさん。

ジーンズは、トラウザーパターンをベースにした綺麗めなデザインで、スタイルアップが叶う絶妙なシルエットのものが人気です。

すべてユニセックスで男女関係なくフィットするデザインは、ベストセラーのアイテムとなっています。

一見ベーシックながら、アクセントになる耳のデザインや、履き込むほど味が出て風合いが深まるセルビッチのディテールも特徴の一つ。

シーズンによっては、ウォッシュ加工やペイントなど新しさのあるデザインも提案しています。

またデザインだけでなく、高クオリティなジャパンデニムを使用しているのもTANAKAのデニムの魅力。

日本が誇る有数のデニム生地工場、加工工場との協業により、質の高さを実現しています。

TANAKAのジーンズは、ファッション界の先人達へのリスペクトや、ブランドに対するこだわりが凝縮されているアイテムといえるでしょう。

TANAKAの定番、人気アイテム

THE SELVEDGE JEAN TROUSERS(セルビッチジーンズトラウザー)


引用 tatrasconceptstore.com

「セルビッチジーンズトラウザー」は、TANAKAを代表するジーンズのうちの一つ。

TANAKAのジーンズの特徴であるトラウザーパターンをベースに、生地の端である「耳」をわざとサイドに見せるデザインが特徴です。

セルビッチデニムとは、旧式の織機(シャトル織機)で織り上げられ、生地の端にほつれ止め(耳)が施されているデニムのことです。

ほつれ止めを施された生地の端は、通常はデニムの内側に潜んでいて目立たないものです。

しかしこのジーンズは、耳部分が表側に出されており、セルビッチのディテールが主役となるような大胆なデザインです。

ウエスト部分はドローストリングになっているなど、綺麗めなベースとカジュアルなアクセントのバランスには、TANAKAならではの新しさが感じられます。

THE WORK JEAN TROUSERS(ワークジーンズトラウザー)


引用 tanakanytyo.com

昔からあるユニフォームや作業着などのヴィンテージに敬意を払う、デザイナーのタナカさん。

「ワークジーンズトラウザー」は、機能的なワークパンツを現代的に落とし込んだ新しいワークジーンズです。

本来はワークパンツの膝部分を補強するために施されるダブルニーは、ポケットを兼ねたデザインに。

また無数に打たれたリベットも、ワークパンツのディテールを現代的に表現しています。

無染色・無脱色の綿を使用した生地は、履き込む程に深みが出て、その変化を楽しめるのも魅力の一つです。

NEW CLASSIC DOWN JACKET(ニュークラシックダウンジャケット)

引用 zozo.jp

TANAKAではデニム以外のアイテムも作っており、それもクオリティの高いものになっています。

この「NEW CLASSIC DOWN JACKET」は、表地はナイロン生地のワンカラー、裏地は高い強度が特徴的なリップストップ生地を使用した光沢感のあるカラーで、リバーシブル仕様のダウンジャケット。

表側はシンプル、裏側はたくさんのポケットとストラップが付いたデザインです。

裏側に施されたリュックサックのように背負えるストラップや、コンパクトに持ち運ぶことができるパッカブル仕様なデザインに新しさがあります。

一枚のダウンで多様な使い方ができるというところにも、TANAKAの“着方をもデザインする”ようなこだわりと魅力が感じられます。

中古市場での評価

ここまで、TANAKAというブランドの魅力についてお話してきました。

ここでは、TANAKAって中古相場はどうなの?ということについてお話していきたいと思います。

TANAKAの中古市場での取引数はまだそれほど多くはない印象がありますが、やはりブランドの顔であるデニムアイテムは、高い評価で取引されています。

通常のインディゴのものはもちろん、意外と人気なのがローホワイトのもので、状態のいいローホワイトのデニムパンツなどはとくに高い金額で売却できそうです。

また、コラボ系のアイテムも人気で、CITYSHOPの別注アイテムなどは非常に人気が高く、高額で取引されています。
買ったけど着用しないものがクローゼットに眠っている方は売ることを考えてみるのもいいかもしれません。

ローホワイトのものが人気ということもあり、TANAKAのアイテムを売却の際には、商品の状態に少し気を付けるといいかもしれません。

日頃からしっかりお手入れをしているお品物は評価額も高くなりますので、シミや汚れをそのままにするよりも、しっかり洗濯などをしてお手入れするのがおすすめです。

もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。

気になるお品物をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

100年続くブランドを目指して、新しいデニムのスタンダードを作るべく奮闘するブランド、TANAKA。

KLDでもTANAKAのお買取を強化しています。

ドメスティックブランド、アメカジ系などの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。

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