AKIRA NAKAってどんなブランド?|“リスクを取れる女たち”のための装束|アキラナカ

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AKIRA NAKA公式Instagramより 引用 akiranaka.official

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

一筋縄ではいかない変わったニットや、大人っぽいデザインの中に個性を忍ばせたアイテムを展開するブランド、AKIRA NAKA(アキラナカ)。

今回は、

  • アキラナカってどんなブランド?
  • デザイナーについて
  • ブランドの特徴
  • 中古市場での評価

という形で、「アキラナカってどんなブランド?」というお話をしていきたいと思います。

アキラナカを聞いたことがあるけどよく知らない方はもちろん、中古相場についても解説していきますので、売却をお考えの方にもぜひお読みいただきたい記事になっています。

ぜひご覧ください。

AKIRA NAKAとは?


AKIRA NAKA公式Instagramより 引用 akiranaka.official

アキラナカとは、デザイナーの中 章(ナカアキラ)が手掛ける日本のファッションブランドです。

アキラナカのルーツは、2007年に「POESIE(ポエジー)」というブランドを立ち上げた時に始まりました。

ウィメンズのコレクションを展開しながらも、2009年にそのブランド名を「アキラナカ」に改め、同年東京でコレクションを発表し、注目を集めました。

アキラナカは、現在ウィメンズウェアを中心にコレクションを展開していて、鮮やかな色使いと、立体裁断による洗練されたシルエットのウェアが特徴です。
中でも、高度なテクニックを駆使したハンドメイドニットの人気は非常に高く、注目を集めています。

展開店舗はファッション感度の高いセレクトショップや百貨店などが中心で、20代〜40代の女性に人気があります。

現在は中国や東南アジアの数店舗でも展開し、2017年にはパリで展覧会を開催しており、”東京の次世代を担うブランド”として非常に注目されています。

デザイナーってどんな人?


引用 wwdjapan.com

デザイナーは中 章(ナカアキラ)。

アメリカ滞在中にテーラーと出会いデザインを始め、アントワープ王立芸術アカデミーに進んでいます。
在学中には、イェール国際モードフェスティバルにも選出されています。

その後、アントワープでニットデザイナーに師事し、2006年には日本に帰国。
2007年には前身ブランドとなる「POESIE」を立ち上げました。

さらに21_21DESIGN SIGHTでの“ヨーロッパで出会った新人たち展”、ROCKET GALLERYでのエキシビジョンなど、様々な形で発表を開始しました。

ブランド名を変更した後に、東京のコレクションにも参加しています。

現在は”attitudeを身に纏う”というコンセプトを掲げ、日常のワードローブに溶け込む、クチュールライクなアイテムを展開しています。

また、2009年にはメンズウェアのブランド「VKhUTES(ヴクテス)」も立ち上げています。

AKIRANAKAの特徴

定番品

ブランド初期からの定番品として挙げられるのは、ニットをつなぎ合わせて作られる「グラデーションニット」。


ニットの編み目がフェードアウトしていくグラデーションニット 引用 clamart2.exblog.jp

これは、二つの素材を繋ぎ合せて作られるニットウェアで、高い技術力が必要なことに加え、他にはない優雅なデザインが特徴で、若いブランドでは異例の注目が集まりました。

現在はグラデーションニットをアイコンモデルとして掲げるのではなく、あくまでも選択肢の1つという位置づけで、ハンドニットの技術を掛け合わせたクチュールライクなニットを毎シーズン展開しています。


AKIRA NAKA公式Instagramより 引用 akiranaka.official

シーズンによって印象が変わるのも楽しみの一つで、大きめのマルチストライプ柄を配したワンピースや、ポップな色使いのグログランテープを使用したトップス等、ひと目見ただけでアキラナカだとわかる商品はもちろん、テキスタイルの豊かさを活かしたデイリーユースに欠かせないアイテムまで、幅広く展開しています。

アキラナカの浮かべる“理想の女性像”


AKIRA NAKA公式Instagramより 引用 akiranaka.official

アキラナカのコレクションを語る上で欠かせないのは、デザイナー自身が浮かべる“理想の女性像”。

インタビューで、「どんな女性に洋服を纏ってもらいたいのか?」という質問を受け、中章は「リスクを取れる女性」「チャレンジを恐れず現代を生き抜く女性に、自信を与え続けるブランドでありたい」と答えています。

そんな理想の女性たちの内なる意思と自信を引き出す洋服。
それはベーシックなだけでは物足りないはず…という考えから、大胆なテキスタイルの構成や、独創性のあるカッティングを兼ね備えているのが特徴です。

ブランドコンセプトの変更

ストイックな印象の初期のコレクション。2009SSより 引用 firstview.com

ブランドのローンチ直後は非常にストイックなデザインが多かったのですが、2013年に「デイリーに着られるプレタポルテ」とコンセプトを変更したことで、卸売先が増加し、ブランドのファンが急増しました。

「デイリーに着られるプレタポルテ」をコンセプトとし、方向転換を計った2013SSより 引用 fashion-press.net

そのコンセプトに変更のきっかけは、2011年の東日本大震災。

それまでは、ブランドのコレクションを”自分たちのアイデンティティを表現するためのツール”と位置づけていたそうですが、震災をきっかけに中章氏の中で変化があったんだとか。

震災以降、「自分たちの一方的な表現ではなく、誰かのためにデザインを起こすことで、社会の価値を生むような洋服を作ろうという思いが生まれた」と、インタビューでも話しています。

また、更にその後2016年に、デイリーで着る事を軸にしつつ、「attitude(姿勢・態度)を身にまとう」というコンセプトに進化。

「attitude(姿勢・態度)を身にまとう」というコンセプトに進化した2016SSより 引用 fashionsnap.com

社会を生きる様々な女性たちが、デイリーに取り入れながら心を豊かにできるコレクションは、このように生まれました。

ジュエリーコレクション


引用 fashion-press.net

日本人デザイナーでありながら、東京コレクションではショーを行わず、展示会やルックブック形式で地道にファンを増やしてきたアキラナカ。

2017年には、初となるジュエリーコレクションを展開しました。

コレクションのキーワードは“ローマテリアル(RAW MATERIAL)”で、展開アイテムはリングやピアスなどの9型です。

原材料に選んだのは瑪瑙(メノウ)、鼈甲(ベッコウ)、真鍮など。中でも加工が困難と言われている瑪瑙は、原石をそのままスライスし、あえて結晶の外側部分を残してピアスへ仕上げています。


瑪瑙をスライスしたピアス 引用 fashion-press.net

また、べっ甲や真鍮は意図的に重量感を持たせた、個性的かつエレガンスなリングに仕上がりました。


べっ甲、真鍮を使ったリング 引用 fashion-press.net

シューズコレクション


2019年のファーストシューズコレクション 引用 fashionsnap.com

「ブランドのウエアに合う靴が欲しい」という声から2019年に始まったシューズラインは、日本人の足に合う木型を採用して、歩きやすさも重視してデザインされています。

足にかかる負担を軽減し、足全体に体重が乗るように設計し、履き続けた時に形が崩れやすい仕様に。

デザイナーの中章は、「インポートのシューズではアキラナカの洋服に合う靴の選択肢が狭いという声が多かったので、快適さと見た目のバランスに拘ってデザインしました」とインタビューでも話しています。


2022年、モダンな新しい発想のローファー 引用 riemiyata.com

価格帯は3万円代から5万円台が中心で、インポートのシューズと比較すると手に入りやすいようにしたのもポイントなんだとか。

現在もシーズンごとにコレクションを展開し、スタニングルアー、ステュディオスなどのセレクトショップを中心に、店舗で試せるようになっています。

中古市場での評価

ここまで、アキラナカというブランドの魅力についてお話してきましたが、ここでは中古市場ではどのように評価されているのか?をお話していきたいと思います。

アキラナカはブランドとしての歴史もそれなりに長く、ブランドコンセプトを変えながら運営されてきたのはここまでお話してきた通りですが、中古相場から見るとやはり新しいシーズンのものほど安定して高い評価で取引されているといえます。

しかし、多少古いシーズンのものでも特にアイコニックなアイテム(グラデーションニット、花を配したジャガードのアイテム、特徴的なニット…など)であれば、高額での取引が可能なパターンも多くあります。

ブランドの特徴がとくに感じられやすいワンピース、ニットアイテム(トップス、ボトムス共に)、ジャガードのアイテムなどは特に人気で、高額で取引されやすい傾向がありそうです。

レディースブランドのある種の宿命ともいえるのですが、春夏物などの肌に近いところで身に着けるアイテムほど中古での評価は落ちやすく(抵抗感を感じる方が増えるため)、秋冬物であるアウター類やニットの評価が上がりやすい傾向は、アキラナカにもあるように感じます。

もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。

「売ろうかな…?」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

高い技術力で一捻りある大人の女性のためのアイテムを作り続けるブランド、アキラナカ。

KLDでは、AKIRA NAKA関連ブランドのお取り扱いを強化しております。

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