HEDMAYNERってどんなブランド?|イスラエルの霊性から生まれるデザイン|ヘドメイナー

こんにちは。
ブランド古着のKLDです。

日本のトレンドとの親和性の高さもありつつ、それだけではない独特な異国情緒のあるブランド、HEDMAYNER(ヘドメイナー)。

日本のブランドとのコラボレーションなどもあり、注目度の高まっているブランドではないでしょうか。

今回は、そんなヘドメイナーについて、

  • ヘドメイナーってどんなブランド?
  • デザイナーについて
  • ヘドメイナーの特徴
  • 中古相場について

という形でお話していきたいと思います。

これから購入をお考えの方はもちろん、ブランド古着店の視点から中古相場についてもお話していきますので、既にヘドメイナーのアイテムをお持ちで、売却をお考えの方にもぜひお読みいただきたい記事になっています。

HEDMAYNER(ヘドメイナー)とは


HEDMAYNER公式Instagramより引用 hedmayner

「HEDMAYNER(ヘドメイナー)」は、イスラエル出身のヘドメイナー氏が2015年に設立したインポートブランドです。
現在はパリを拠点にし、2018年SSからはパリにてコレクションを発表しています。

デザインのインスピレーション源となるのは、“スピリチュアルや伝統、繊細、パワー、崇高”などから生まれるアイデアです。

デザイナーがイスラエルで学んだ、伝統的なユダヤのテーラリングとパリで学んだモダンなテイストをミックスした、絶妙なバランスの独創的なデザイン。
また自身の育ったイスラエルでよく目にした軍人のミリタリーテイストや、ユニセックスで展開する独特なオーバーサイズのシルエットが特徴です。

2019年には、世界の若手ファッションデザイナーの登竜門といわれる「LVMHヤングファッションデザイナープライズ」の、特別賞“カールラガーフェルド賞”を受賞し注目を集めました。

日本では店舗は構えておらず、セレクトショップ“1LDK”やセレクト系ECでの取り扱いをしています。

また“Graphpaper(グラフペーパー)”との別注アイテムを販売するなどし、現在もなお、国内外から注目を集めているブランドです。


Gradhpaper別注アイテムのルック 引用 houyhnhnm.jp

デザイナー


引用 metalmagazine.eu

デザイナーは、ヘドメイナー。
1986年生まれです。

イスラエル北部に位置する小さな村アムカで生まれ育ち、16歳から服作りに携わりキャリアをスタートしています。

エルサレムで最も歴史のある“ベツァルエル美術デザイン学院”に入学。
その後、パリのエリートファッション校“アンスティテュフランセデュラモード(IFM)”へ転入し、ファッション工芸の最先端について学んだ経歴を持っています。

デザインは、従来とは異なる美的センスから成る、洗練された絶妙なバランスが特徴です。

母国が文化が入り交じる環境であったことから、ファッションや創造に対する新しい世界観に多く触れ、目新しいデザインのアイテムを発表しています。

得意とするのは、中東からインスパイアされた伝統的なテーラリングとミリタリーのアウター。
またパリの最先端のファッションの影響を受け、構築的なシルエットでありながら、リラックス感あるデザインです。

強さと繊細さのバランスがとれた、タイムレスなモダンラグジュアリーのウェアを作る、デザイナーです。

デザインについて

ヘドメイナーのアイテムは、ユニセックスでのアイテム展開をしています。
メンズのベーシックなアイテムをベースに、パターンやシルエットにブランドのクセを効かせたデザインであることが、大きな特徴です。

独特なオーバーシルエットとサイジング


2022AWより 引用 wwdjapan.com


2020SSより 引用 fashionsnap.com

デザインの要素において、ヘドメイナーの象徴となるのは、やはり独創的なフォルムではないでしょうか。
その中でも、ボリュームシルエットのデザインは、特に印象に残ります。

流れるようなゆったりとした生地使いや、たっぷりとしたドレープのオーバーサイズのシルエット。
さらにシャープなカッティングと、無駄な装飾をしないミニマルさが加わることでモードな印象が生まれています。

シーズンごとのコレクションでも、トレンドとはまた異なるヘドメイナーらしいボリューム感のあるデザインアイテムが、安定的に発表されています。

シンプルなアイテムを、ヘドメイナー独特のシルエットやサイズ感で創造する、現代のニュークラシックとも言えるデザイン。
ヘドメイナーを紹介する上で、欠かすことのできない代名詞となる要素です。

自然を感じるカラーリングとテキスタイル


2020SSより 引用 fashionsnap.com


2016AWより 引用 fashionsnap.com

優しくニュートラルなカラーリングと素材についてもヘドメイナーの特徴です。

過去コレクションでは、アクセントカラーを使ったアイテムも存在していますが、全体としてブラックやブラウン、カーキ、べージュといったナチュラルカラーを主軸に展開をしています。

太陽や空、土といった、まるでイスラエルの石造りの町並みを感じさせるような、ナチュラルでありながら力強さのあるカラーリングです。

また高級感のある生地を贅沢に使い、ブランドの象徴となるボリュームシルエットを生み出しています。

ハリのあるコットンやヴィンテージ感あるリネン、リッチなキャメルウールなど、表情を生み出すバリエーションも豊富です。

自然な色調と天然の素材。
これらも、独創的なヘドメイナーのコレクションを構築する上で、重要な要素と言えます。

ヘドメイナーの原点

モード感ある独特なデザインの中に、中東のカルチャーを感じるヘドメイナーのアイテム。
支持される理由の一つとして、デザインに明確なルーツが存在していることがあげられます。

創造のルーツ


HEDMAYNER公式Instagramより引用 hedmayner

伝統や霊性、力強さ、脆さなどからインスピレーションを得てデザインをしている、ヘドメイナーのアイテム。
デザイナーが中東出身というルーツから、どこか神秘的で自然体のままの雰囲気を感じられます。

アースカラーで構成され、シンプルでありながら奥行きがあり、独創的で目を惹くデザイン。

その原点となるのは、デザイナーのバックボーンであるイスラエルでの文化が大きく影響されているようです。

イスラエルは、ユダヤ、キリスト、イスラムと三大宗教が入り混じる独自の文化を持っています。

そんな母国の文化背景から、宗教着を始め、スポーツウェアやテーラリングの要素を一つに集めているのが、新しいクラシックとして生まれたヘドメイナーならではの表現。

独特のデザインと言われる理由には、デザイナー自身のルーツがあるからこそ創り出されているのです。


(参考)イスラエルの街並み 引用 imatabi.jp

デザインのルーツ


HEDMAYNER公式Instagramより引用 hedmayner

ヘドメイナーが得意とするのは、ビッグシルエット、伝統的なユダヤのテーラリング、ミックスの上手さと言えます。

中でも、デザイナー自身の育った環境に関わる“ユダヤのテーラリング(宗教着)”は、デザインにおいて軸となる部分です。

そのルーツとなるのは、ユダヤ教。
宗教上のルールとして、過度な装飾などは不要とされ、肌をみだりに見せてはいけないことになっています。

全身を黒でまとい、気温の高い夏でも生活することから、過ごしやすさを考慮して衣服はゆったりとしたサイジング。
超正統派と呼ばれる信仰の厚い男性は、髭をたくわえ、黒のロングコートを、ズボンなどを着用します。

ユダヤ民族の祭事などで使われる“タリート”と呼ばれるショールが原形となるアイテムも。


“タリート”を思わせるコレクションでのアイテム HEDMAYNER公式Instagramより引用 hedmayner

トレンドとしてのオーバーシルエットとは大きく異なり、明確な由来があっての独創的なデザイン。
ルーツを知った上で、コレクションのラインナップを見ると、ヘドメイナーの背景がしっかりと感じられます。


(参考)超正統派のユダヤ教の服装 引用 fashionsnap.com

代表的なアイテムデザイン

PLEAT PANT(プリーツパンツ)


HEDMAYNER公式Instagramより引用 hedmayner


HEDMAYNER公式Instagramより引用 hedmayner

ヘドメイナーのアイテムの中で、代表的かつ、注目度の高い“PLEAT PANT(プリーツパンツ)”です。

中でも屈指の人気を誇る、定番の“4プリーツパンツ”。
美しくも自然なドレープは、ドレス感がありつつも力み過ぎることのない、適度な抜け感を演出しています。

タックから伸びるセンタークリースと強く掛かったテーパードがスマートな印象で、ジャケットやコートなどアイテムを選ばない逸品です。

6プリーツ、8プリーツも展開しており、デザイナー自身もお気に入りアイテムのようで、着用する事が多いのだそう。

“JUDOPANTS”や“ELONGATED CUFFED TROUSERS”など、新しいデザインも注目されています。

素材はシーズンに合わせ、オーガニックウールやリネン素材を採用。
得意とするアースカラーをベースにした独自のカラーリングで、ヘドメイナーらしさを感じるデザインです。

ヘドメイナーのカテゴリー全般、目新しいデザインが多い中、パンツは比較的手の出しやすいアイテムと言えるでしょう。


“ELONGATED CUFFED TROUSERS” 引用 shopify.com

OVERSIZE JACKET(オーバーサイズジャケット)


HEDMAYNER公式Instagramより引用 hedmayner


引用 zozo.jp

パワーショルダーが存在感を放つ、オーバーサイズのジャケットアイテム。

2019AWコレクションで、誰が見ても存在を感じずにはいられないほどの独特なジャケットデザインを発表し、話題となったのが始まりです。

デザインの特色は、肩幅を大きくとったドロップショルダーにワイドなアームホールを合わせた、大胆なパターンメイク。

またノッチドラペルや本切羽の主張のある袖口など、伝統的なテーラリング背景から成る丁寧なディテールです。

近年人気の高いジャケットアイテムは、幾分か肩の山が穏やかで、実際の肩のラインに沿って延びるようなイメージ。
デザインに個性をしっかり持ちつつも、良い意味でインパクトは軽減されており、タウンユースとしても取り入れやすいモード感です。

テーラードジャケットというベーシックアイテムであることから、スタイリングしやすく長く活躍するアイテムであることは間違いないでしょう。

TRENCH COAT(トレンチコート)


引用 fashionsnap.com


引用 acacia-style.com

流行り廃りではなく、ヘドメイナーのルーツがあってこそ存在するトレンチコート。

らしさと言える、シンプルでありながら大胆なパターン使いから構築されたアイテムです。
オーバーシルエットとマキシ丈に近いほどの充分な着丈からは、ユダヤのテーラリングの背景を思わせます。

ナチュラルなカラーリングとしながらも、従来のトレンチコートとは異なる独創的なデザイン。
通常トレンチに装飾される、肩のガンフラップやエポーレット、ウエストベルトといった飾りを取り除き、洗練された独自のアレンジが効いています。

また背面の深いセンターベントは、快適なフィッティングをサポートするとともに、都会的なシルエットを演出。
歩く度に、表情豊かに揺らめきます。


引用 acacia-style.com

ドレッシーさとカジュアルさをオリジナルのシルエットで表現したトレンチコート。
ヘドメイナーの新しい視点を提案する、ファンの間でも特に人気の高いアイテムです。

ヘドメイナーの中古市場での評価

ここまでヘドメイナーというブランドをご紹介してきましたが、中古市場での評価がどのようなものなのかをお話していきたいと思います。

まず、現時点でヘドメイナーの商品は中古市場でとても高く評価されています。

相場を見ても平均して高い金額で取引されており、中古市場でもとても高い需要のあるブランドであることがわかります。

定価が高額なので当然といえば当然ですが、アウター類はとくに評価が高く、高額で取引されているところを見ると、2人目、3人目のオーナーに渡っても価値を失わない、大切に長く着ていけるブランドとしてユーザーにも評価されていることがわかります。

ヘドメイナーの作るアイテムのシルエット等はまさに今のトレンドと合致しているといえますが、それだけではなく、ブランドとしてデザインにポリシーがあり、芯がしっかり通っていることがブランドへの高い評価につながっているのではないでしょうか。

比較的定価が高いブランドであっても、「このブランド2、3年後くらいには人気無くなりそうだな…」や、「中古で買うほどは欲しくない…」とユーザーに思われればやはり中古市場での人気も振るわないといえます。

中古市場での評価の高さを見るに、ヘドメイナーは今後もさらにファンを増やして人気が拡大していきそうなブランドだと感じます。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

トレンド的な存在では終わらず、独特な異国情緒と芯のあるデザインを楽しめるブランド、ヘドメイナー。

少しでもどのようなブランドなのか?がわかる記事になっていれば幸いです。

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