MAISON EUREKAデザイナー、中津 由利加ってどんな人?|メゾンエウレカ

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

日本人デザイナーがベルリンから発信するブランド、MAISON EUREKA(メゾンエウレカ)。

セレクトショップで培った独自のセンスで展開するアイテムは、「今っぽい」佇まいでありながら、どこか懐かしい雰囲気も感じる、不思議な愛着の湧くものばかりです。

今回は、そんなMAISON EUREKAのデザイナーってどんな人なの?ということについてお話していきます。

ぜひご覧ください。

MAISON EUREKAというブランドについては、こちらでも詳しくご紹介しています。

中津由利加さんについて


中津由利加さん 引用 wwdjapan.com

MAISON EUREKAのデザイナーは中津由利加さん。

1984年福岡生まれ。

2015年にMAISON EUREKAを立ち上げる前は、セレクトショップ「ナンバー44」にてバイヤー、店長を経験。

また、デュルブイ(DURBUY)というブランドでシューズデザイナーとしても活躍していました。

現在はドイツ・ベルリンを拠点に、好きなものを集めること、その延長でMAISON EUREKAのデザイナーとして、ものづくりをおこなっています。

MAISON EUREKAを形作るもの

ベルリンでのモノづくりの背景


ベルリン・クロイツケルン 引用 mapple.net

中津さんは現在ベルリンに住んでいますが、MAISON EUREKAのコレクション生産は日本で行っています。

初めての海外拠点として選んだのは、イギリス。

過去に留学していたロンドンで暮らしたい、という強い気持ちがあったといいます。

ワーキングホリデービザで2年間滞在しましたが、就労ビザの取得が難しく、2013年に ベルリンへ移住。

そして、その移住がMAISON EUREKAの立ち上げに繋がります。

中津さんは以前から、自分自身で何かをやりたい、と考えていました。

ベルリンに移住後、「自分がいいと思うものを集める」というコンセプトが固まり、立ち上げを決意。

コンセプトが固まった経緯としては、生活環境の変化が大きかったそうです。

ロンドンでは家賃が高く、部屋も狭かったですが、ベルリンではそれなりに広い部屋を借りることができました。

その変化が心の余裕にも繋がり、中津さん自身の気持ちの整理ができたのかもしれません。

企業で雇われていると、どうしても利益をもたらす行動を求められてしまいますよね。

しかし、中津さんは自分のブランドを立ち上げるなら「楽しく仕事をすること」を念頭に、売り上げに縛られることのないモノづくりを行っています。

遠隔で仕事をするメリット


引用 KAUFHAUS_ME

先述のように、MAISON EUREKAはコレクションの生産体制が日本にあるという特殊な環境で、ブランド運営をおこなっています。

ベルリンと日本。

そんなかなりの距離感がある環境で、一見、遠隔でお仕事をすることについて障壁だらけのように感じませんか?

しかし、それが中津さんにとってはメリットだといいます。

ポイントは、「時差」です。

元々中津さんは、「人から求められるとボロボロになるまで全力で頑張ってしまう」性格。

同じ時間の中で誰かと働いていると、ずっと連絡が取れてしまうので、自身でお仕事をセーブできないそうです。

その点、時差があると、連絡する時間帯がズレるなど必然的に相手との空白の時間が生まれます。

その時間を中津さんは、クリエイティブなことに充てるなど、有意義に過ごすことができるように。

確かに、自分を犠牲にして頑張ってしまうという性格の方には、自動的に自分を守ることができてよいかもしれませんね。

もちろん、お仕事をする上で難しい面もあります。

それは、中津さんの考えを、きちんと相手に伝えること。

そのことについては、人一倍深く考え、取引先の方々とのコミュニケーションを大切にしているそうです。

このように、周りから見るとデメリットのように感じることもメリットにし、壁となることは深く考えて実行する。

多様な働き方を選択できるようになってきた現代においても、参考になる働き方ではないでしょうか。

ナンバー44で学んだこと


ナンバー44跡地と中津さん 引用 refnet.tv

そんな、現在では売り上げに縛られない自由なモノづくりをしている中津さんですが、最初からそうではありませんでした。

高校卒業後、福岡から上京し、セレクトショップの「ナンバー44」に入社。

販売兼アシスタントバイヤーとして経験を積みます。

中津さんが高校生の頃から憧れていたナンバー44とは、どのようなお店だったのでしょうか。

ナンバー44は、東京・大阪・福岡にあり、当時コンセプトショップの先駆けのような店舗だったそうです。

取り扱いアイテムとしては、デザイナーズブランドやエルメスなどのヴィンテージものから、CDや自転車、テントまで。

当時のセレクトショップとしては珍しい、オリジナルアイテムも充実していました。

そんなナンバー44で、中津さんはさまざまなことを学びます。

「美しいもの、かっこいいものの基準」や、「何に対しても疑問を持つ姿勢」など。

それら学んだことが、今でもベースにあるといいます。

また、上司から「若いころは借金をしてもいいから、いいモノを身に着けなさい」と言われ、月10万円程はよいファッションアイテムを購入する費用としてつぎ込んでいたそう。

上質なブランドのショップへ足を運んで、実際に商品を身に着けることは、何にも代えがたい経験になると想像ができます。

留学中のできごと


ロンドンの街並み 引用 jp.pokke.in

中津さんは、ナンバー44で働いていた頃、ロンドン留学をしています。

きっかけとしては、アシスタントバイヤーとしてパリやミラノへ同行したとき、なにもできなくて悔しい思いをしたからだそう。

早く成長するために、留学を決意。

フランス・スイス・イタリアの各地を回ったそうですが、中津さんが知らなかった各国の事情を知ることができたそうです。

さらには、大きなメンタルの変化も。

留学中に1か月バックパッカーとして電車でヨーロッパを旅し、さまざまな人と触れ合うことで価値観が変わり、視野が広がったといいます。

イタリア・フィレンツェではおじいさんからワインをプレゼントしてもらったり、フランス・パリではファッションショーのお手伝いをしたり。

そういった留学中に学んだ、人と人の繋がりが、現在遠隔でお仕事をする上でも活かされているのではないでしょうか。

モノづくりの工程


引用 ginzamag.com

MAISON EUREKAは、毎シーズン約16品ずつと、少ない型数で作られています。

そんなこだわりのモノづくりは、どのようにして行われているのでしょうか。

まず、初めに「ひらめき」で絵を描くそうです。

ひらめきの元となっているのは、中津さんのクローゼット。

これまでさまざまなジャンルのファッションに挑戦してきた中津さんですが、その中で、今でも変わらずに好きなアイテムがあります。

しかし、昔のアイテムをそのまま身に着けると、違和感を覚えることがありますよね。

中津さんはその違和感を解消するように、「今ならどうやって着たいか」を考えてデザインするそうです。

基本は、ださカワイイものやレトロな色使いなど、中津さんの好みが反映されたものが多いとのこと。

そういった着想源から描いていき、欲しいと思ったものに素材を当てはめます。

コーディネートありきで考え、アイテムやカラーのバランスは、店舗のVMDをしていた経験から、頭の中でイメージができるそう。


引用 KAUFHAUS_ME

工場や業者の方々にはスカイプでミーティングをし、モノづくりを進めていきます。

店舗で働いていた経験に中津さんらしさをミックスし、MAISON EUREKAの洋服は作られています。

KAUFHAUSについて


福岡「KAUFHAUS」の様子 公式Twitterより引用 KAUFHAUS_ME


福岡「KAUFHAUS」の様子 引用 wwdjapan.com

数年前に中津さんがスタートさせた新プロジェクト「KAUFHAUS」。

ヨーロッパのヴィンテージ雑貨や、MAISON EUREKAの商品などを取り扱うECショップです。

実店舗はありませんが、KAUFHAUSスタート時に、ポップアップストアを開催しました。
福岡では、アポイントメント制のプライベートサロンも。

元々中津さんには、日本とヨーロッパの素敵なものを紹介する店をしたい、という考えがありました。

その取っ掛かりとして、経験のある服や靴のモノづくりを行うMAISON EUREKAがスタート。

ファッションブランドだけで終わらせたくない、という中津さんの想いもあり、MAISON UEREKAは「架空のデパートのオリジナル商品」という設定にしたそうです。

そのため、MAISON EUREKAのショッパーには、当初から「KAUFHAUS」のロゴが入っていました。

中津さんがヴィンテージ雑貨に興味を持ったきっかけは、ベルリン移住。

ロンドンは家具備え付けの部屋が一般的でしたが、ベルリンは一から家の中の物を揃える必要がありました。

せっかくならこだわりたい、と思い蚤の市などに足を運ぶように。

そこから、ヴィンテージ雑貨の魅力に惹かれるようになりました。


中津さんセレクトの東ドイツ、イタリアのガラス製品 引用 ginzamag.com

「使い捨てにならない」ことを大切にしている中津さんの想いが詰まった「KAUFHAUS」。

これからの取り組みにも期待が集まります。

今後の展望


MAISON EUREKA LOOK BOOKより 引用 ginzamag.com

そんな自由な発想でさまざまな取り組みを行ってきた中津さん。

生き方の理想は、「商業から離れていく」こと。

生きていくためにはビジネスも必要ですが、お金のためにブランドを大きくしていくつもりはないそうです。

中津さん自身が楽しめることをして、みんながワクワクできるMAISON EUREKAであり続けたいと話していました。

また、お店を開いて特別感のある場所にしたいという想いも。

もし実現したら、素敵な空間になるのではないか、と期待が膨らみます。

ご自身のワクワクする気持ちを表現し、こちらにも共有してくれる、そんなモノづくりをしている中津さん。

今後の、MAISON EUREKAやKAUFHAUSの動きからも目が離せません。

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ここまで読んでくださった方へ

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日本での経験を積み、移住という形で遠いベルリンからブランドを作るという異色のデザイナー、中津由利加さん。

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