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公開日 2019/03/24

カテゴリー:ブランド情報

【マメクロゴウチ(mame kurogouchi)】中古相場と内タグから判別するシーズン情報について


引用元 FASHION PRESS

日本のレディースブランドとして確固たる地位を築き始めているのが、
デザイナー”黒河内真衣子”が手掛けるマメクロゴウチ(mame kurogouchi)

ファッションコンペである「ファッション プライズ オブ トウキョウ」(FPT)の第1回の受賞者に
このマメクロゴウチ(mame kurogouchi)の黒河内真衣子が選出されました。
その選出を皮切りに、2018-19AWにパリコレデビューを果たした、
今乗りに乗っているブランドの一つと言えるでしょう。

マメクロゴウチ(mame kurogouchi)とは実際にどういったブランドであるのかを
詳しく深堀していくとともに、シーズン判別法中古相場に関して
焦点を当てていきたいと思います。

■マメクロゴウチ(mame kurogouchi)とは

 

引用元 FASHION PRESS

マメクロゴウチ(mame kurogouchi)
は、2010年に始まったレディースブランドです。
「mame」(マメ)という名前は、デザイナーである黒河内さんの学生時代の
ニックネームが由来となっています。

▼コンセプト

 

マメクロゴウチ(mame kurogouchi)は、「現代社会における戦闘服」という
コンセプトでブランドがスタートしました。
このコンセプトには、デザイナー”黒河内真衣子”による素敵な想いが込められています。

女性は日常生活の中で、「今日の服装どうしよう?」と考えますよね。
例えば、「今日はデートだから」「今日は仕事で大事な案件がある」「気心しれた友人と食事をする」など、
それぞれ目的に合わせて服を選ぶというのは、どんな人でも経験することでしょう。

その日々の目的自体を”小さな戦い”ととらえて、
「戦闘服」という表現が出てきたというのがこのコンセプトのはじまりだったのです。
そういった、日々の暮らしに彩りを与えるような服作りを目指しているのが
マメクロゴウチ(mame kurogouchi)なのです。

▼マメクロゴウチ(mame kurogouchi) デザイナー”黒河内真衣子”

 


引用元 FASHION HEADLINE

デザイナーである黒河内真衣子さんは長野県出身で、自然が豊かな田舎で育ちました。
植物に触れたり、イメージを膨らませて絵を描いたり、そういった子供時代を過ごしてきたそうです。
そんな子供時代を含むバックグラウンドを大切にして育まれたのが
マメクロゴウチ(mame kurogouchi)というブランドです。

彼女は地元の高校を卒業した後、文化服装学院に進学します。
その後、三宅デザイン事務所にデザイナーとして入社しました。

そこで、「A-POC」をはじめ、「ISSEY MIYAKE」のパリコレの企画、
六本木にあるデザイン美術館「21_21 DESIGN SIGHT」など、
服作り以外の多岐にわたるプロジェクトに携わりました。
そこで三宅一生の服作りの哲学を一から学んだそうです。
そこで学んだことは、今の服作りにも生きているそうです。
その後、独立を果たし、25歳の時に自分のブランドであるmame(マメ)を始めました。

黒河内さんの服作りの特徴として欠かせない一つとして考えられるのが”旅”です。
彼女は小説に出てくる場所に赴いたり、日本各地の伝統工芸の職人たちを訪ねるなどをしていて、
それがインスピレーションとなって服作りに落とし込むという手法を用いることがあります。

例えば、ある時は作家である宮本輝の「錦繍」という小説を読みながら、6か月間旅をしたことがあったそうです。
そこで小説に出てくる場所である東北を訪れ、野良着の藍染が印象的だったのを受け、
実際に「ブルーのコレクションにしよう」と決めたこともありました。

また、あるシーズンはアメリカの写真家であるウィリアム・エグルストンが70年代に発表した
ニューカラーというコンセプトにインスピレーションを受けて作成したコレクションもありました。
エグルストンの写真が、彼の身の周りにある”日常”をモチーフに写し取っていることに共感して作ったのが
この年のコレクションに反映されました。

このように、黒河内さんは旅をはじめとして、
様々なものからインスピレーションを受け、服作りをしています。

毎シーズンのコレクションを見るたびにマメクロゴウチ(mame kurogouchi)の根幹は変わらずとも、
服の多様さを感じることができるブランドと言えます。

▼マメクロゴウチ(mame kurogouchi)の特徴

 

マメクロゴウチ(mame kurogouchi)の特徴として挙げられるのは、
女性の身体ラインを美しく見せるカッティング繊細に作られた刺繍でしょう。

特に定番的に打ち出しているのが、直線を強調するVネックではなく、
曲線的に開くのが印象的な首元のネックの作りです。
これには黒河内さんのこだわりがあり、
ボディラインを強調することで見えるような女性らしさというよりも、
「少しだけ見える手首や首元」といったポイントを重要視しているそうです。
さりげなく見える手首や首元という点にに着目するところは黒河内さんらしいとも言えるでしょう。

 

引用元 FASHIONSNAP.COM

ブランドのアイコンともなっているのが、ポリ塩化ビニールのバッグです。
黒河内さんはもともと東急ハンズが好きで
三宅デザイン事務所の頃から良く通ってたらしく、
地下1階売り場で見つけたポリ塩化ビニールの素材が
「綺麗だな」と思い買ったのがこのバッグの始まりでした。

自分自身で切ってモチーフを作ったところ、誰もが知っている素材なのにもかかわらず、
デザインやギミックで全く異なるものに見えることが面白いと思ったそうです。

ブランドを始める前には、この素材でコスチュームを作ったこともあったそうで、
身近なものや素材を着想源にして、モノづくりをされるというのも非常に興味深いですよね。

次に、内タグに記載されている品番から判別できるシーズンについて説明したいと思います。

■内タグの品番から判別できるシーズンについて

 

マメクロゴウチ(mame kurogouchi)の内タグには以下のような英数字が記されています。

MM18SS-KN020
MM16AW-SK024
MM16SS-SH013

上記にあるように、最初のMM :[mame]と推測できます。
また、18SS16AW16SSなどはシーズンを表わしていて容易に判別可能です。
そして、KNやSK、SHはアイテムの種類を表わしていて、
それぞれKN:ニットSK:スカートSH:シャツと判別できます。
このように、マメクロゴウチ(mame kurogouchi)は他のブランドと比べ、
判別が容易となっております。

■中古相場について

 

マメクロゴウチ(mame kurogouchi)は2010年に始まったブランドでもあり、
比較的若いブランドでもあるので、全体として中古流通量が他ブランドと比べ少ないです。

しかし、「若いブランドであるから」という理由だけでは片づけられないのもまた事実です。
というのも、マメクロゴウチ(mame kurogouchi)は、
そもそも生産段階で需給のバランスを考えていることもあり、取扱い店舗を安易に増やしていないのです。

多くのアパレルブランドは、取扱い店舗が多ければ多いほど良いと考える傾向があります。
しかし、供給量が増加すれば商品自体は世に出回りますが、過剰なまでの出回りは逆に危険でもあり、
場合によってはセールまで売れ残り、ブランド自体の価値を下げてしまうことも否定できません。

そういったことを防ぐためにも、マメクロゴウチ(mame kurogouchi)は、
需給のバランスを意識していると考えられます。

また、マメクロゴウチ(mame kurogouchi)は、
古くからのお客様や取扱い店舗を非常に大切にしています。

人気が出たら多角的に展開して
多くのセレクトショップに販路を広げていくようなブランドのやり方とは異なり、
ブランド当初のまだ人気に火がついていない頃から
マメクロゴウチ(mame kurogouchi)の可能性を信じていた取扱い店舗やそのお客様を大切にする
ということを常に実践しています。

着る人が増えること自体は、
ブランドの経営戦略にとっては良いことも多いのかもしれませんが、
一概にその戦略に飛びつくことをせず、古きお客様・取扱い店舗を大切にし
ブランドづくりをしている黒河内さんの人柄がにじみ出たブランドだと言えるかもしれません。

また、黒河内さんは全国各地にある工場に足を運び
実際に手を動かしてマメクロゴウチ(mame kurogouchi)を作っている1ピースでもある
作り手の人たちと密にコミュニケーションをとっています
自分のブランドを作り上げる仲間たちを大切にしていることがこのことからもわかるでしょう。

以上のことをふまえると、マメクロゴウチ(mame kurogouchi)
「ただ人気があるブランド」という枠組みを超え、「昔から好きなお客様がずっと大事にして着ている」という
長年にわたり愛されるブランドと言えます。

これまでを少し整理すると、

・そもそも供給バランスを意識して生産している
(安易に多く生産して販路を大幅に広げない)

・古くからのお客様が愛着をもって着ていることが多い

こういった理由から、中古流通量が少ないと考えられます。
そうなると必然的にはなりますが、中古相場自体も非常に高いものとなっていきます。

シーズンやモデルにもよりますが、マメクロゴウチ(mame kurogouchi)の中古品は、
定価の50~70%ほどで取引されるものが多いのが現状です。

そういったことから、マメクロゴウチ(mame kurogouchi)は買取において高価買取が見込め
再販価値の非常に高いブランドと言えるでしょう。

■まとめ

 


引用元 FASHION PRESS

今回は、今乗りに乗っているレディースブランド、
マメクロゴウチ(mame kurogouchi)について深堀しました。

印象的な刺繍やカッティングに関しては、唯一無二のブランドかと思います。
また、デザイナー”黒河内真衣子”のこだわりが非常に感じられるブランドでもあり、
マメクロゴウチ(mame kurogouchi)のインスタグラムを見ると、
イメージソースとなったものの写真実際の工場の様子なども見れるので、
チェックしてみるのもいいかもしれません。

以上、「[古き客を大切にし、長年愛されるブランド] マメクロゴウチ(mame kurogouchi)の中古相場
&内タグから判別するシーズン情報」
でした。