m.a+ってどんなブランド?|エムエークロス

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引用:instagram@m.across_maurizioamadei

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

レザーアイテムに定評があり、長らくアルチザンブランドとしてコアなファッション好きに愛されるブランド、m.a+(エムエークロス)。

ブランドタグやロゴを設けず、唯一無二なパターンメイキングやこだわった縫製が評価されています。

今回は、

  • m.a+とは
  • デザイナー
  • ブランドの特徴
  • 人気アイテム
  • 買取について

という形でお話していきます。

m.a+が気になっている!という方はもちろん、m.a+の買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。

m.a+とは?


引用:instagram@m.across_maurizioamadei

m.a+(エムエー・クロス)は、イタリア出身のデザイナーであるマウリツィオ・アマディが手掛けるファッションブランドで、2006年に立ち上げられました。

彼のイニシャルであるm.aがそのままブランド名の一部として使われています。

ブランド名であるm.a+の「+」は、「洋服と人が交わり、着続ける事によって完成に近づく」という意味を込めて付けられました。

m.a+はアルチザン系にカテゴリーされるブランドですが、それに恥じない、他のブランドでは見られないようなこだわりが随所に見られ、日本のみならず世界中の服マニアから熱狂的な支持を集めているブランドです。

デザイナー


引用:cristinabomba

多くのファッションデザイナーは服飾の基礎知識などを身につけるため専門学校に通っていますが、マウリツィオ・アマディ氏は専門学校には通わず独学で服飾の技術や知識を身につけています。

彼がファッションの技術を身につけたきっかけは一本のレザーパンツでした。
素材にピン打ちをし、身体にフィットするように縫い合わせることによって美しいシルエットを生み出すテクニックを習得。

この時に培った手法は、m.a+のあらゆるアイテムで活用されています。

その後、マウリツィオ・アルティエリ氏が立ち上げ、アルチザン系の始祖と言われている「カルペディエム」に深く携わります。

レザーパンツを使って身につけた技術を存分に発揮、主にレザーシューズをはじめとした革製品の開発において多大な影響を与え、カルペディエムが飛躍する大きな原動力となりました。

2005年を最後にカルペディエムから手を引き、2006年に自身初のブランドとなるm.a+を立ち上げました。

カルペディエムで得た知識や技術を更に昇華させたアイテム達は大きな注目を浴び、かつて所属していたカルペディエムと同様にアルチザンブランドの代表格となっていきます。

また、2010年よりカスタムオーダー方式でアイテムを販売する「A+V(アクロスファイヴ )」という企画をスタートさせました。

マテリアルの選出、寸法調整、カッティングやステッチ、金具に至るまで顧客の要望に応えて制作するため、文字通り世界でひとつだけのm.a+アイテムを手にすることができます。

m.a+の特徴

m.a+には他のブランドにはない特徴が数多くあります。

全てのアイテムをハンドメイドで制作


引用:instagram@m.across_maurizioamadei

m.a+のアイテムは機械による制作ではなく、全て人の手で作られています。
というよりも、独特な縫製なので、人の手でなければ制作できないといった方が正しいでしょう。

したがって毎年販売されるアイテム数は非常に少なく、人気の商品はすぐに完売してしまいます。

アルチザンブランドのアルチザンとは「職人」という意味ですが、m.a+は正しく卓越した技術を持つ職人の手によって作り出されるブランドなのです。

他の追随を許さない縫製、パターン技術


引用:instagram@m.across_maurizioamadei

m.a+を象徴する特徴のひとつが、他のブランドではほとんど見られない縫製やパターンが使用されているという点です。

例えばシャツやコートといった上着には当たり前にある肩部分の縫い目が、m.a+のアイテムによってはまったく無かったりします。

通常、上着は肩や腕の部分の布は胴体部分とは別物になっているのですが、m.a+の一部アイテムでは肩・腕・胴体を一枚の布で成型しています。

したがって他のブランドの上着と比べてより身体に密着した状態で着ることができ、非常に美しいシルエットを作り出してくれます。

この縫い目を最小限にし、人体工学に基づいたパターンメイキングは「アナトミカルパターン」と呼ばれ、m.a+を象徴する縫製技術となっています。

レザーアイテムの評価はトップクラス


引用:instagram@m.across_maurizioamadei

マウリツィオ・アマディ氏は、かつて所属していたカルペディエムにおいてレザーアイテムのデザインを手掛け、その先鋭的なフォルムと高い技術で同アイテムを一躍有名にしました。

m.a+でも同じくレザーアイテムにはとても力を入れており、毎シーズン高い人気を誇っています。

レザーアイテムの制作においても布製品と同じような技術が使われていて、通常ならば複数の革を縫い付ける場所を一枚の革で成型するなど、m.a+独自の高い技術が施されているのが特徴です。

レザーシューズで20万円台と、簡単に購入できる価格ではありませんが、定期的に手入れをすればレザーの経年変化を楽しみつつ10年以上履き続けられると思えば決して高い買い物ではありません。

露骨なブランドロゴを用いない


引用:instagram@m.across_maurizioamadei

シャネル、ルイヴィトンといった超一流ブランドには、誰が見てもそのブランドのアイテムだと一目で分かるロゴマークが存在します。
アイテムの質が高いのはもちろんですが、ブランドロゴそのものがステータスの一部になっているといってよいでしょう。

それ以外のファッションブランドも、ブランド名が書かれたタグが縫いつけられており、それを見ればそのアイテムがどのブランドのものかが一目で分かるようになっています。

ところがm.a+は一部アイテムを除いて、ブランド名を記載したタグを縫いつけていません。

多くのアイテムで、ポケットの縁や靴の裏など目立たないところに「+」のエンブレムが施されているだけです。

これはブランド名ではなく、アイテムを見て純粋に評価をしてもらいたいというアマディ氏の意志の表れで、m.a+のことをまったく知らない人が見たら、どこのブランドかまったく見当もつかないでしょう。

定番、人気アイテム

m.a+の定番・人気アイテムを画像も交えて紹介します。
実際に写真を見ればよりm.a+のこだわりや素晴らしさが伝わるのではないでしょうか。

ワイドコート


引用:shelter2.com

m.a+の定番アイテムのひとつ、ハイカラーワイドコートです。

身体にジャストフィットするパターンメイキングの効果によって、裾にかけて広がっていくAラインシルエットのコートでありながら非常に美しいシルエットとなっており、シンプルなデザインでありながら圧倒的な存在感を放っています。

見ごろの作りは裁ち切りになっており、襟にはチンストラップが付帯されているなど、細部にもこだわりがみられるアイテムです。

カシミア混のヴァージンウールに裏地はコットンリネンを素材に使用、コートでありながら軽い着心地となっており、防寒性も申し分ありません。
真冬になればヘビーローテーション確実のアウターになることでしょう。

ブラックデニム


引用:shelter2.com

m.a+の大人気アイテムのひとつがデニムパンツです。

上記のデニムパンツは2018年に販売開始すると爆発的な人気となりm.a+を代表するアイテムの一つとなりましたが、生産上の都合により以降販売されませんでした。

コロナ禍を経て2023年、復刻として販売されたのが上記写真のデニムパンツです。

このデニムパンツは販売元であるセレクトショップが開店20周年を記念して販売したもので、80本限定となっています。

写真でも伝わるほど美しいシルエットに、渋さと色気を感じる一品で正に大人のジーンズといった雰囲気を醸し出してくれます。

冬はコートやジャケットに合わせて、夏はTシャツ1枚のみで男らしく着用するとこのアイテムの存在感がより際立つことでしょう。

ダービーシューズ


引用:shelter2.com

デザイナーであるアマディ氏がもっとも得意とするのがレザーアイテムで、レザーシューズはm.a+を象徴するアイテムのひとつです。

ワンピースダービーシューズと呼ばれているこの一品は、1枚の革を使って作られています。

レザーは油分を多く含んだ「VAO」と呼ばれるカウレザーを使用していて、履き込むごとに油分の変化や汚れによる経年変化を楽しめる一品です。

写真のような白のシューズだと汚れが気になるかもしれませんが、このシューズのホワイトは少しグレーが勝った白になっているので、少し汚れてもそこまで目立つことはなく、末長く付き合える相棒となるでしょう。

中古市場での評価

ここまでm.a+というブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場やお買取について少しだけお話していきたいと思います。

結論からいうと、m.a+は中古市場で非常に高い評価を得ており、高額で取引されているものがほとんどと言っていいほどのブランドです。

ハンドメイドで仕上げた希少性の高さはもちろん、コアなファッション好きに愛されているブランドということで、中古で購入しやすいアイテムを探しているユーザーが多くいます。

特に今回ご紹介したようなシューズなどのレザーアイテムは、しっかりお手入れをしておけばかなりの高額での取引が可能といえます。

他にもアウター類など、確実に高価買取が可能なアイテムが多くありますので、「売ろうかな…?」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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