セントジェームスのサイズについて
上の写真はSAINT JAMES(セントジェームス)のサイズ表記タグです。
これを見て、皆さんはサイズはいくつだと答えますか?
セントジェームスを普段から愛用されている方や、お店に行ったことのある方は迷わずに
[T4]
と答えられると思います。
「T」って何?
って思われる方も多いかと思いますが、TAILLES(フランス語で「サイズ」)のTです。
「4」の左にフランスの「F」が書いてあるので
「F4」
だなんて言いたくなってしまいますが、[T4]です。
現在、展開されているサイズは下記のとおりです。
※SAINT JAMES公式サイトの画像を一部拝借しています。
古いモデルなんかだと、稀にT2のサイズ表記もあります。
大きいサイズでT7も、見たことはありませんがT8もあるようです。
また、「3 1/2」と記載されたタグは「T3」です。
「T3 1/2」ではないです。
ちなみに、[1/2]がない[3]と記載されたタグもあります。
ややこしいですね。
セントジェームスをこよなく愛する方には当然のお話かもしれませんが、
ブランド古着を扱うお店でも、これをご存じでないと思われるお店が多くあります。
また、そのお品物の販売価格、という点を考えれば、
適切な情報を掲載しているか否か、という点は大きなポイントとなってきます。
例えば、とあるセントジェームスを販売しているお店が
「サイズ:40」
と表記していたとします。
「T5」のイギリス、アメリカサイズは[40]ですが
なんと「T0」のオランダ、ドイツサイズも[40]なんですね
実寸地を見ればわかることですが、そもそもT5が[40]、なんて覚え方をしている方もほとんどいないわけで
皆さん大体[T]の表記で自分のサイズを覚えられています。
ここで大きなポイントとなるのが、
適切な情報を得られないお店ではほとんどの人が買わない
という点です
売れない
↓
販売価格が安くなる
↓
買取価格も安くなる
といった負の循環も生まれてしまいます
セントジェームスを買取に出す際には、そのお店が適切なサイズ表記をしているか
その点も見てみてはいかがでしょうか
需要があれば、今度はカラーによる色落ちの差や縮み、人気のサイズなどについて
ブランド古着の買取店としての視点で書いてみたいと思います
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