YOKEってどんなブランド?|アート、ユニセックス、遊び心、のある服|ヨーク

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2019AWシーズンルックより引用 fashion-press.net

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

ゆったりしたシルエット、個性的なファブリックを使いながらも気張りすぎない絶妙なバランス感覚を持つブランド、YOKE(ヨーク)。

男女どちらにも似合うユニセックスの展開や、特徴的なギミックのある服で注目を集めています。

20〜30代のユーザーを中心に注目を集めているこのブランド、ファッション好きの方なら名前を聞くことも多いのではないでしょうか?

今回は、

  • YOKEってどんなブランド?
  • デザイナーはどんな人?
  • どんな特徴のあるブランド?
  • 中古相場ってどうなってるの?

ということについて、お話していきたいと思います。

これからYOKEの服を買ってみたい方はもちろん、中古相場についてもお話していきますので、売却をお考えの方にもおすすめの記事です。

ぜひご覧ください。

YOKEとは


YOKE公式Instagramより引用 yoke_tokyo

YOKEは、日本のファッションブランドです。

素材やパターンにこだわり、ベーシックアイテムにデザイナーの持つ「クセ」をプラスしたデザインが特徴。

ユニセックスらしい、ニュアンスカラーやオーバーサイズのものが多いこともYOKEのポイントです。

「繋ぐ」「絆」「洋服の切り替え布」という意味をもつ「YOKE」。

1着の服が製品になるまでの、「原料→糸→生地→裁断→縫製→仕上げ」といった工程には多くの人が関わっています。

そんな、人の繋がりから、
「モノがヒトをつなぎ、ヒトがヒトをつなぎ、ヒトがモノをつなぐ」
「ブランドのアイテムが、いろいろな人たちに繋がっていってほしい」

という、デザイナーの想いがYOKEには込められています。

2018AWにスタートしたYOKEは、2022年現在、国内約40店舗、海外13店舗に卸し、年間売り上げは3億円に迫る規模に。

SNS上で若年層にも人気のYOKE、今後の活躍が楽しみなブランドとして注目を集めています。

デザイナー


寺田典夫さん 引用 tokyo-fashion-award.jp

YOKEのデザイナーは、寺田典夫さん。

文化服装学院デザイン専攻科卒業後、ドメスティックブランドやセレクトショップでキャリアを積んできました。

デザインや生産管理を経験し、2016年に独立。

真面目な性格と人柄の良さで、独立前は裏方としてチームを支えるポジションだったそう。
その経験もあってか、デザイナーになった今も、ショーの準備や荷物の搬入を率先して行っているといいます。

そんなデザイナーの真面目な人柄が、YOKEのこだわったもの作りに表れているのかもしれません。

YOKEの特徴

ここからはYOKEというブランドを形作る特徴的な部分についてご紹介します。

デザイン

YOKEのデザインの特徴として、ニュアンスカラーを使用した抜け感、オーバーサイズのリラックス感などが挙げられます。

セレクトショップ・1LDK周辺のそういったブランドに括られがちなブランドの一つという認識もありましたが、近年のYOKEはとりわけ強い個性を発揮しており、デザイナー寺田さんの良い意味での「クセ」が感じられるブランドになっているように思えます。

2022年秋冬コレクション、初のランウェイショーで発表されたYOKEの服達は、「1時間限定のアートギャラリー」というコンセプトのもと発表され、セットとして展示された作品たちに負けないインパクトを放っていました。

このシーズンはアメリカの画家、クリフォード・スティルから着想を得て制作されたアイテムを展開。


2022AWより 引用 fashion-press.net

クリフォード・スティル氏の作品は、「カラーフィールドペインティング」と呼ばれており、絵の具をパレットナイフで塗っていく荒削りな作風で、独特なギザギザとした質感や、割いた紙のようにも見える表現が特徴です。


クリフォード・スティル 「untitled」1974 引用 ims-create.co.jp


クリフォード・スティル 「1957 D No.1」 引用 ims-create.co.jp

そんなクリフォード・スティルの絵画に注目して作られたYOKEの服たちは、テキスタイルによってギザギザとランダムに差し込まれる色を表現。

ニットやジャガード生地で丁寧に作られたアート的表現は、“ミニマル”を標榜するだけのブランドには真似できない世界に到達していると感じました。

このシーズンのように、芸術から着想を得たコレクションは以前からあり、2021AWシーズンにはアメリカの画家、マーク・ロスコ、2022年春夏には同じくアメリカの画家であるバーネット・ニューマンからそれぞれ着想を得て、コレクションを展開していました。


マーク・ロスコから着想を得た2021AWシーズン 引用 fashion-press.net


バーネット・ニューマンから着想を得た2022SSシーズン 引用 fashion-press.net

絵画から着想を得て、それをオリジナルのジャガード生地で表現するのはYOKEの得意とするところで、ブランドのアイデンティティの一つとして強いインパクトを放っている要素かと思います。

ユニセックスであること

YOKEの服はユニセックスであることを基本として展開しています。

それは単に、ただ男女どちらも「着る事ができる」というだけではなく、「どちらが着ても似合う」ことを計算して作られています。


2019AWシーズンルックより引用 fashion-press.net

こちらは2019年AWシーズンのルックで、男女のモデルにそれぞれ似たムードのアイテムを着せ、そのままコーディネートが入れ替わっても成立する様子を示しています。

それぞれの魅力を引き立てながらしっかりと似合う仕立てで作られていることがわかりますね。

また、ユニセックス以上の概念として、YOKEでは「シェア」という提案もしています。

YOKEの有名なアイテムの一つとして、「SHARE COAT」があります。


3WAY BAL COLLAR SHARE COAT 引用 ciacura.jp

こちらは非常に面白い構造のコートとなっており、普通にコートとして着用できるのはもちろん、上半分と下半分をファスナーで分けると、ドリズラージャケットとラップスカートに早変わり。

3WAY仕様で使うことができ、カップルや友人同士で「シェア」できる新しい提案ということで非常に注目を集めました。

こういった形で、「ユニセックスで着られる」という以上の提案をし続けるYOKE。

単に「ユニセックス仕様」としてオーバーサイズ気味の服を展開するだけのブランドと違い、デザイナー・寺田さんの哲学と遊び心から生まれた「ユニセックス」が感じられるのもYOKEの魅力といえます。

注目を浴びたきっかけ

こうして今やさまざまなファッション好きから熱い視線を集めているYOKEですが、一気に世間の注目が集まった瞬間がありました。

デビュー当時は、寺田さんの知人らを通じて少しずつ人気を拡大してきたYOKE。

しかしその後、特に若年層から注目を浴びることになる出来事が起こります。
それが、ファッション系Youtuberの高島涼さんの動画でした。


高島涼さん 引用 wwdjapan.com

チャンネル登録者数4万人を超える高島さんが、Youtube上でYOKEを紹介。
すると、20代前後の若年層を中心に、人気が急騰したそうです。

ちなみに高島さんは、STUDIOUS販売員を経て、自社ブランド「RYO TAKASHIMA」を立ち上げ。
Youtuberの他に、メディアやブランドのディレクター、インフルエンサーとしても幅広く活躍しています。

高島さんが動画で取り上げた後に発売されたシェアコートは即完売。
さらには店頭に並ぶ前に高値で転売されるなど爆発的な人気が出て、YOKEの売り上げの軸となったそうです。

シェアコートは、前述のように一着でコート、ブルゾン、ラップスカートと3通りの着こなしが可能な作りになっています。
動画で紹介するにもキャッチーなこの仕様は、瞬く間に注目を集め、上述のような人気を呼びました。

YOKEが注目されたきっかけとして、寺田さんのデザインへのこだわりに加えて、こういったSNSでの盛り上がりもあったようです。

YOKEの中古市場での評価

ここまでYOKEというブランドの魅力をお話してきましたが、中古市場での評価はどのようなものなのか?についてもお話していこうと思います。

前述でシェアコートが非常に人気だったことからも分かる通り、現在もYOKEの中古市場での評価は非常に高いものとなっています。

シェアコートの人気はもちろん今も健在ですが(転売などされて価格が高騰していた一時期よりは落ち着いているようです。)、YOKEの人気はシェアコートだけにあらず、といった感じで他のアイテムも高く評価されています。

やはり上質な素材感のコートや長いシーズン使えそうなジャケット類は人気が高く、取引数も多く見受けられます。

ニット類も人気で、これはどのブランドにもいえることではありますが、秋冬ものの評価は特に高いものとなっています。

個性的なアイテムも多く展開しているYOKEですから、オンリーワンの魅力あるブランドとして、今後もコアなファッション好きから高い評価を得ていくのではないかと感じます。

もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

ベーシックで長く使える服作りが根幹にありながら、デザイナーの「癖」もしっかり味わえるブランド、YOKE。

少しでもどのようなブランドなのか?がわかる記事になっていれば幸いです。

KLDでは、YOKEのお取り扱いを強化しております。

YOKEのこれまでのお買取り履歴はこちら

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