MARNIってどんなブランド？人気のバッグ、デザイン等について｜マルニとは
引用 fashion-press.net
こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。
華やかな色使いで体のラインが出ないゆったりしたワンピース、ボリュームのあるサンダル、メッシュのような素材で作られた軽いバッグ…など、魅力的なアイテムの数々と独特な世界観で人気を集めるブランド、MARNI（マルニ）。
「ブランド名は知ってるけど、いつからある、どんなブランドなのか実のところよく知らない…。」
「ユニクロとのコラボでも話題のMARNIのことをとりあえず知りたい！」
といった方のために、今回は、「MARNIって改めてどんなブランドなの？」ということについてお話したいと思います。
また、お買取りサービスのご利用をご検討中の方に向けて、中古市場での評価についてもお話していきます。
今回は、
- MARNIってどんなブランド？
- デザイナーについて
- MARNIの特徴、定番アイテムについて
- MARNIの中古市場での評価
というかたちでご紹介していきます。
目次
MARNIとは
MARNIは1994年にコンスエロ・カスティリオーニによって設立されたミラノ発のファッションブランドです。
数あるイタリアのファッションブランドの中でも、特にMARNIの独創的なプリントとカラーリングは印象的で、老舗のメゾン系ブランドが活躍するミラノコレクションの中でも異彩を放っているラグジュアリーブランドです。
ブランド黎明期は、MARNIの元になった毛皮や革製品のブランドであった「CiwiFurs」の一ラインとして毛皮や革製品を中心としたレディースのラインナップでしたが、2001年にメンズラインを発表し、2002年には日本にも進出。
H＆Mとのコラボレーション、フレグランスの販売、馴染みのあるところでは吉田カバンとのコラボなどを経て、飛ぶ鳥を落とす勢いで2000年代には世界中で人気のブランドになりました。
デザイナー、フランチェスコ・リッソについて
コンスエロ・カスティリオーニによって創設されたMARNIですが、現在のデザイナーは、イタリア国内の有名ファッションスクールの「ポリモーダ」出身のフランチェスコ・リッソに変わっています。
フランチェスコ・リッソ 引用 wwdjapan.com
フランチェスコ・リッソはポリモーダでファッションの基礎を学び、パーソンズと双璧をなすニューヨークのFIT(Fashion Institute of Technology)で技術を習得し、さらにアレキサンダーマックイーンを筆頭に、ジョンガリアーノなども輩出したセントマーチンズでマスターを取得。
その後、イタリアの老舗ブランドアンナモリナーリや、上質なニットで著名なMalo、プラダのウィメンズコレクションを担当するなど、輝かしいキャリアを積み重ねた末に、2017AWシーズンよりMARNIのクリエイティブデザイナーとして作品を発表しています。
「スタイル」について
MARNIのスタイルをご紹介する前に、少しだけ「ブランドのスタイル」とは何か？について書きます。
近年ファッションや建築、音楽、アートなどに限らず、ライフスタイルやヘアスタイル、といったように〇〇スタイルと、いたるところで出てくるスタイルという概念ですが、ファションにおいては元々服装の形式をさしていました。
良い例かはわかりませんが、例えば、かつてシャツはインして着るのが当たり前だった西洋において、商談でやってきたアメリカ人がシャツアウトして着ていたら、「なんだあれ？」と些細な話題になり、数を重ねて「来る人みんなシャツアウトしているぞ。」となったりして、シャツアウトは「アメリカンスタイルだな」といった感じで「スタイル」ができていく感じかと思います。
伝統的な西洋スタイル
元々貴族たちが社交場で着るための装いをルーツにしている西洋では、伝統的に男性的、女性的という性別を意識して洋服が作られてきた歴史があります。
ディオールやグッチなどの老舗系ラグジュアリーブランドに求められるものは今も変わらずそういったスタイルであり、コレクションを見ると毎年必ず発表されるアイテム（タキシードがあったり、ウェディングドレス）があるのもそういう理由です。
女性らしさ、男性らしさを強調したボディラインやシルエットにも、「スタイル」を見ることができます。
1930年代の女性のファッション。ウエストをマークし、上品にボディラインを強調する服装が主流に。 引用 renote.jp
しかし世界大戦やインターネットの普及を経て、ファッションもグローバル化が進みました。
スタイルは多様化し、ファッションはその人やその場所にあった様々なスタイルが求められるようになり、世界中の多くの人々が自由にファッションを楽しめるまでになりました。
次項では、今回ご紹介しているMARNIのスタイルはどのようなものなのかご紹介したいと思います。
MARNIの「スタイル」、アイテムの可愛さについて
前述のように過剰にセクシーでボディラインを意識したファッションが求められてきた時代、MARNIのデザイナーであるカスティリオーニは、ゆったりとしたシルエットの作品を発表しました。
MARNIが設立された年と近い、95年のシャネル 引用 ayerhsmagazine
2010年のマルニ。ストンとしたシルエットと目を引く幾何学模様がマルニらしい一着。 引用 elle
のちに「マルニルック」と呼ばれるに至る、いわゆるそれまでの既成概念であったセクシーな女性像に大きな影響を与えたこのコレクションは、控えめな女性らしさを求めていた顧客層にいち早く受け入れられました。
黎明期のボヘミアンでロマンティックな可愛さは、個性的な色使いや、刺繍などによく現れています。
その後MARNIはアクセサリーやジュエリー、メンズラインに展開していきますが、今回はその中でも特にアイコニックなアイテムをご紹介したいと思います。
フスベットサンダル
引用 zozo.jp
甲の位置で交差するようにベルトがあしらわれたサンダルで、マルニのフットウェアを代表するアイテムの一つではないでしょうか。
エスニックなプリントのものや、レオパード柄、コンビレザーのモデルなど多種多様でマルニらしさがよく感じられる上品なサンダルです。
Trunkバッグ
引用 cettire.com
上質なレザーを使った通年使えるバッグです。
ブランドデザイナーもシグネイチャーモデルに挙げているほど、MARNIを代表するバッグのひとつになると思います。
特に中を開いたときの間仕切りの多さが際立ちます。
カジュアルなスタイルの中にも上品さを演出したい時などうってつけではないでしょうか。
ミニサイズ、マイクロサイズ、などのバリエーションや、カラーも様々です。
フラワーカフェトート
引用 hh-online.jp
発売するやいなや即完してしまったことでも話題になった、マルニのトートバッグです。
鮮やかな色使いのストライプ柄のモデルが有名ですが、そのほかにも、サスティナブルに配慮した再生プラスティック素材のものや、マルニらしいプリント柄のモデルもあります。
多くのファッショニスタが愛用していたことでも有名になりました。
MARNIの中古市場での評価について
ここまでMARNIというブランドの魅力をお話してきましたが、中古市場での評価はどうなのか？ということについてブランド古着店の視点からお話したいと思います。
MARNIはラグジュアリーブランドの一つとして数えられているだけあって、定価は高く、その分、「新品では手が出にくいけど中古でなら買いたい！」というユーザーが多くいるブランドといえます。
したがって、中古市場での評価は基本的には高いといえるでしょう。
通常、上述のフラワーカフェバッグのように、流行ってファッショニスタ等も愛用するなどで話題になったアイテムは、流行が去れば中古市場での評価は低くなる傾向があります。
しかし、MARNIの場合は、フラワーカフェバッグやフスベットサンダルなど、上述したようなアイコニックなアイテムは中古市場でいまだに安定した人気を保っており、高額で取引されています。
このように、短い一過性の流行で終わらず、MARNIというブランドのベーシックなアイテムとして昇華されたものは、今後もしばらく高く評価されるといえるでしょう。
アパレルに関しては、少し前のMARNIにはやや短めのスカート丈のデザインが多いなど、やはり少しファッション的な流行の影響は受けやすいようで、発売から概ね6年〜を過ぎたもの等は、状態なども含め、やや評価が落ちてくる傾向があります。
したがって、「これもう着ないかも？」と思うアイテムがもしありましたら、早めに再販を考えるのがおすすめです。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
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ブランド古着買取専門店KLDでは、MARNIを高価買取しています
ここまで読んで下さりありがとうございました。
百貨店のフロア、老舗ブランドがひしめく中、90年代に誕生した新鋭ブランドマルニの魅力と、その魅力の理由が少しかもしれませんが、お分りいただけたと思います。
KLDでは、MARNIのお買取りを強化しております。
人気のアイテムはもちろん、もう着ないかもしれないアパレル等、KLDではMARNIのアイテムを強気に評価します。
MARNIのこれまでのお買取り履歴はこちら
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