AHLEMってどんなアイウェアブランド?|アーレム

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引用 instagram@ahlem

こんにちは。ブランド古着買取専門店のKLDです。

繊細な職人技術で独特な美しさのあるアイウェアを作るブランド、AHLEM(アーレム)。

パリ生まれの女性デザイナーがLAを拠点に、魅力的なフレームの数々を展開しています。

今回は、

  • AHLEMとは?
  • デザイナー
  • ブランドの特徴
  • 人気モデル
  • 中古相場について

という形でお話していきたいと思います。

中古相場についても解説しますので、既にAHLEMのアイウェアをお持ちで、売却をお考えの方もぜひご覧ください!

AHLEMとは


引用 instagram@ahlem

AHLEMは、パリ出身でロサンゼルスを拠点とするデザイナーAhlem Manai-Platt(アーレム・マナイ・プラット)によって2013年に設立されたアイウェアブランドです。

このブランドは、シンプルさ、美しさ、そして機能性という哲学を反映したデザインが特徴。

デザインはLAで行われ、フランスのオヨナックス等のアトリエで職人たちによって少量生産されています​。

ファッション業界に長く関わり、建築などにも影響を受けたデザイナーが作るフレームの美しさは随一で、「メガネ」という道具としてかけやすさなどの魅力はもちろん、その高いデザイン性はファッション好きからも熱い視線を集めています。

デザイナー


引用 spur.hpplus.jp

AHLEMのデザイナーはアーレム・マナイ・プラットさん。
1981年、フランス・パリ生まれの女性で、現在はLAを拠点にしています。

パリ生まれパリ育ちという生粋のパリっ子で、元々はAcne、PRADA、MiuMiuなどでバイヤーやコンサルタントとして働くファッション業界の人でした。

ファッションに対する関心はもちろんですが、小さな頃から「メガネ」という物に惹かれていたようで、「クリスマスに何が欲しい?」と聞かれると「メガネか時計か、カメラが欲しい!」と答えるほどだったそう。

そんな経験から、プラダ勤務時代に簡単なメガネのスケッチを描いて友達に見せ、褒められたことがブランド立ち上げのきっかけになったようです。

彼女はバウハウスムーブメント(20世紀初頭にドイツで始まり、広がった芸術や建築のムーブメント。またその学校)に影響を受け、メガネのデザインにもその影響が見られます。

また、やはり彼女にとって生まれ育った「パリ」と言う場所は特別な存在のようで、パリの街並みからインスピレーションを受け、モデル名に採用したものなども多く存在します。

ちなみに生粋のパリっ子だった彼女がなぜ現在はLAを拠点にしているのかというと、彼女曰く愛するアメリカ人の夫がいるから。なのだそうです。

ブランドの特徴

「近くで見ても美しい」


引用 instagram@ahlem

AHLEMの眼鏡は、細部にまで非常にこだわって作られたデザインが特徴です。

バウハウスなどの建築に影響を受けているのは上述の通りですが、例えばボリュームのあるアセテートのセルフレームのカッティングなどは、側面のカットが美しく、近くで眺めていると近代的な建築や家具などを見ているような気分になります。

厚みのあるアセテートのフレームの透明感などもAHLEMの特徴で、その美しさを最大限に引き立たせるカッティング、デザインといえるでしょう。

また、細身の金属のフレームの一つにはアーレムさん自らがデザインした彫刻の柄が施されており、これは光を集めて美しく輝くように計算されて入れられたもの。

こうして細部にこだわるだけではなく、光の当たり方や特定のシチュエーションにおいて美しさを発揮するようなディテールに気を配って作られているのは、AHLEMの大きな特徴といえます。

デザイナーのアーレムさん曰く、「凄く美しいものは誰かがつくれるかもしれないけど、なかには近くで見るとそうでもないものもあります。」とのこと。
AHLEMの眼鏡の数々は、そんな彼女の美学を反映してつくられています。

「一生もの」の提案


引用 spur.hpplus.jp

AHLEMの眼鏡は、環境に配慮した制作、優れた素材、そして時代を超えたデザインに重点を置いています。

デザイナーのアーレムさんは小さい頃から、叔母や母が上質なものだけを買ってそれを長く使い続けている姿を身近で見てきたそうで、AHLEMにもその思想は色濃く反映されています。

使い捨ての流行ではなく、一生使い続けられるほどに上質でデザイン性の高いAHLEMの眼鏡。

デザインが優れていることはもちろん、長く使い続けられるように素材にも気を抜かず、非常に高品質なイタリア製の「マツケリ社」製のアセテートを贅沢に使った厚みのあるフレーム作りや、メタルフレームに使用する金属にもこだわっています。

金メッキの加工に至っては、アイウェアブランドで唯一、カルティエと同じ工場で加工をおこなっているそうです。

細部にまでこだわり、使用する素材も上質なAHLEMの眼鏡は、実際にかけて同じ時を過ごすことによってより価値を感じられる存在なのではないかと思います。

職人へのリスペクト


引用 instagram@ahlem

AHLEMの眼鏡は、世界有数の眼鏡産地であるフランス・オヨナ地方をはじめとする、熟練の職人によってハンドメイド生産されています。

最初に眼鏡のスケッチを書いて友人に眼鏡作りを勧められた時から、オヨナ地区の眼鏡工場に通って何度も職人とやりとりをし、理想の眼鏡作りを実現したアーレムさん。

当初何度も工場に足を運び、職人と直接ディスカッションを重ねたうえで自身の納得できるフレームを作り上げ、そのうえで初めてブランド立ち上げに至ったそうです。

そういった直接のやり取りで築いた職人との絆や、その技術に対するリスペクトは強く、AHLEMの眼鏡にはその妥協しない技術が発揮されています。

現在はいくつかのアトリエに生産を分散しているようで、クオリティの高い手作業で丁寧に作られたAHLEMのアイテムが、日本でも比較的多くの販売店で購入できるようになっています。

また、AHLEMのアトリエに赴けばビスポーク(オーダーメイド)で眼鏡をつくることも可能だそう。
ブランドが育ててきた職人の技術、センスを自分のためだけに使えるというのは何とも贅沢な体験になるのではないでしょうか。

AHLEMの人気モデル

ここでは数あるAHLEMの人気モデルの中から、いくつかのモデルをピックアップしてご紹介したいと思います。

auber(オーベール)


引用 ahlemeyewear.com

丸みを帯びたデザインで、リムに繊細な金細工が施されているのがポイントのモデル。

元々、AHLEMには「オペラ」というフレームがあり、このオーベールよりも少し小さめのデザインで定番モデルとされています。

そのオペラの姉妹モデルともいえるこちらのオーベールは、シンプルなデザインで最初のAHLEMにもおすすめの一本。

リムの金細工は、職人がハンマーで叩いて一つ一つ仕上げるもので、光を反射して美しく輝く効果を狙って施されているもの。


引用 ahlemeyewear.com

これは日本の古来の技術にインスピレーションを受けて開発された技術なのだそうです。

このように、「オーベール」はAHLEMの職人技術の素晴らしさが味わえるモデルとしてもおすすめです。

ちなみに、「オペラ」と「オーベール」というモデル名はパリのメトロの駅名から取られており、それぞれの駅は隣同士に並んでいるそう。

こういったアーレムさんのパリへの愛着とお茶目さが感じられるのも魅力です。

Place Du Louvre(ルーブル)


引用 ahlemeyewear.com

キャットアイ型のフレームで、テンプルにダイヤ状のカットが施された上品なデザインのモデル。

無駄な装飾を削ぎ落として作ったシンプルな構造、ダイヤ状のカットで装飾を加えた意匠など、AHLEMのデザインの醍醐味を味わえます。

キャットアイのアイウェアは少しきつい印象になったり、癖が強かったりということがありますが、こちらのルーブルは極限までシンプルに作った金属の細いフレームで、顔なじみも良いのが特徴。

このルーブルを一回り小さくしたようなサイズ感の「ミレイユ」というモデルも人気があり、中古市場での需要も高いです。

Rue LEON(レオン)


引用 ahlemeyewear.com

ル・コルビュジエの建築からインスピレーションを得たラウンド型セルフレーム。

しっかりとした厚みのあるセルフレームで、8mmの上質なアセテート生地を使用しています。

丸みのあるフレームはパリっ子がかけていそうで、ボーダーのバスクシャツなどとコーディネートなどしてみたい雰囲気。

このレオンに限ったことではないですが、AHLEMのセルフレームはツヤの出し方が絶妙で、ツヤを出す部分、マットな部分を面によって分けるという美しい仕様を楽しむことができます。

モデル名の「Rue LEON」は、パリにあるレオン通りという地名から付けられています。

Rue BOSQUET(ボスケ)


引用 ahlemeyewear.com

クラウンパントが特徴的なクラシカルな形のモデル。

AHLEMの中ではやや細めのセルフレームで、上品な眼鏡をお探しの方にもおすすめです。

こちらも正面から見るとツヤのあるフレームで、側面から見るとマットな部分が残っていたり…と、手に取って眺めるだけでも細かな意匠が楽しめます。

テンプルの芯金の部分には幾何学模様が刻まれており、これもAHLEMらしさを感じるニクい仕様。


引用 gleam-opt.com

シンプルなブラックから透明感が美しいクリアカラーまで豊富に展開しているので、カラーによって変わる雰囲気も楽しめます。

中古市場での評価

ここまでAHLEMというブランドの魅力についてお話してきましたが、ここでは中古市場での評価、需要について少しだけお話していきたいと思います。

AHLEMの眼鏡は中古市場での流通量はまだ決して多くはありませんが、総じて高い評価で、高額での取引がおこなわれている印象です。

概ね定価の5割〜ほぼ定価までの金額で取引されており、大きなダメージ等がなければ、強気のお値付けでフリマアプリなどに出品しても売却が可能な場合が多いかと思います。

眼鏡、サングラスといったアイウェアは、お手入れ次第で綺麗な状態を保ちやすいといった背景もあり、「洋服の中古には抵抗があるけど綺麗にしたあとの眼鏡なら…」と言う需要も高く、中古市場で求めているユーザーは多くいます。

もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。

「売ろうかな…?」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

繊細さと大胆さの同居する独特なデザインと、職人へのリスペクトから生まれる高いクオリティ。

AHLEMの眼鏡は近年非常に注目されており、今後もより、中古市場も含めて盛り上がっていくのではないかと思います。

KLDでもAHLEMのお買取を強化しています。

アイウェアブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。

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