バレエコアってどんなファッション？
引用trepo.jp
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
韓国ブームの流れで現在、話題沸騰中の「バレエコア」。
どんなスタイルなのか、どうやってファッションに取り入れたらいいのか？と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、
- バレエコアとは
- バレエコアはいつから流行しているの？
- バレエコアの特徴
- バレエコアの代表的アイテム
- バレエコアを取り入れる際の注意点
- バレエコアの「コア」って何？
という形でお話していきます。
「バレエコアが気になっている！」という方はぜひ最後までご覧ください。
目次
バレエコアとは？
引用wwdjapan
2024年注目のファッションスタイル「バレエコア」。
バレエコアとは「BALLET」と「CORE」の造語で、バレリーナを意識したファッションを指します。
バレエとファッションを融合させたバレエコアルックは、上品で可憐なイメージとデイリーに馴染むラフさを兼ね備えているのがポイント。
バレリーナが身につけているようなチュチュやレースや、リボン、コルセットなどをコーデに取り入れていることが特徴です。
足元はフリルソックスやレッグウォーマー、トゥシューズといったエレガントなスタイルでまとめてます。
バレエコアはいつから流行しているの？
引用「BLACKPINK」ジェニー インスタグラム（@jennierubyjane）
バレエコアブームの火付け役とされているのが「MIU MIU」の2022-2023秋冬コレクションです。
サテン素材のフラットシューズにゴム紐とリボンがついた伝統的なバレエシューズをルーズソックスとマッチさせた足元に注目が集まったのがきっかけです。
また、K-POPアーティスト「BLACKPINK」のジェニーがバレエコアルックを着用したことによって、その魅力が世界中に広がりました。
ジェニーはワールドツアー中にフリルやレースストッキングなどのバレリーナのようなディテールを多く活用し、ロマンチックで儚げな独特の雰囲気を見事に表現。
さらに「NewJeans」や「TWICE」、「Red Velvet」など韓国の人気グループもステージ衣装にバレエコアを採用したことも原動力となりブームは加速しました。
InstagramやTikTokといったSNSにもZ世代を中心にバレエコアルックが浮上しはじめ、2024年もその人気は衰えることなく続いています。
バレエコアの特徴
引用ELLEgirl
バレエコアの特徴は、儚げで甘めな印象を与えることです。
肌見せやタイトなトップスなどを取り入れることで、女の子らしさもありつつ少しセクシーな大人っぽさを演出します。
基本的にバレエコアコーデはくすみカラーを基調とし、淡く柔らかいカラーがベースです。
ひらひらと揺れる装飾や、シルクやレースなどの柔らかい素材が印象的ですが、スポーティーなアイテムと合わせたクールなコーディネートも見られます。
甘い印象のチュールやリボンに、あえてカジュアルなデニムやスポーツウェアを組み合わせたバレエコアルックが、デイリーにも取り入れやすいスタイルとして人気です。
バレエコアの代表的なアイテム
エレガントでありながらも、快適で動きやすいのがバレエコアアイテムの魅力です。
ここから、バレエコアの代表的なファッションアイテムをご紹介します。
ビスチェ
引用.st
バレエコアを取り入れたコーデでは、トップスにビスチェがよく使われます。
特に、フリルや華奢なリボンといったモチーフがビスチェにあしらわれることが多いです。
また、ビスチェの背面がコルセットのようなデザインになっているものや、ビスチェ全体がフリル状になっているアイテムなども見られます。
カラーはホワイトやライトグレーといった優しい色合いを選ぶと、バレエコアらしい柔らかなイメージを実現できるでしょう。
カジュアルなTシャツやカットソーにビスチェを重ねた甘辛MIXコーデが日常に溶け込みやすくおすすめです。
チュールスカート
引用.st
チュールスカートはバレエコアの鍵となるアイテムです。
透け感のあるチュール素材を使用したスカートは、ロマンチックな世界観を生み出します。
ふんわりとした女性らしいシルエットを作り出し、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで活躍する万能アイテムです。
トップスにはシンプルなブラウスやカーディガンを合わせることで、チュールスカートのドラマチックなルックスを活かすことができます。
ボディスーツ
引用.st
ボディスーツとは、ワンピースの水着のようにヒップや股下まで覆われた一枚デザインのものです。
フィット感のあるデザインが特徴で、スタイリッシュながらも女性らしいラインを強調します。
ボディスーツを身に纏うだけでボディラインを強調してくれるので、美しくスタイルアップしたい方にもおすすめのアイテムです。
トップスとして単独で着用するのはもちろん、ジャケットとレイヤードすることで洗練されたコーディネートを実現できます。
レースソックス
引用.st
レースソックスは、バレエコアスタイルの愛らしさを際立たせるレッグアイテムです。
足元に乙女なレースを忍ばせれば、ロマンティックなバレエコアスタイルの出来上がり。
くすみカラーを選ぶと、柔らかく優雅な雰囲気を演出できます。
レースソックスにバレエシューズやローファーを合わせるのが、旬度が高くおすすめです。
レッグウォーマー
引用.st
レッグウォーマーは、バレエコアファッションの中でも特に個性を発揮できるアイテム。
レッグウォーマーをルーズソックスのようにボリュームを持たせて履くことで、タイトなトップスと合わせたときにバランスのよい仕上がりになります。
バレリーナシルエットが叶うひざ下丈のプリーツスカートと合わせればバランスは完璧です。
バレエシューズ
引用.st
バレエコアファッションを手軽に取り入れられるバレエシューズ。
ヒールのないフラットなデザインは抜け感あるスタイルに仕上がり、年代問わず愛用できます。
ミニスカートやレッグウォーマーなどバレエコアなスタイルに合わせることはもちろん、定番のデニムスタイルに合わせてバレエコア要素をさりげなく取り入れるスタイルもおすすめ。
グリッターやサテンなどさまざまなタイプのバレエシューズが販売されているので、取り入れやすいデザインのものをセレクトしてみましょう。
リボンアイテム
引用.st
リボンはバレエコアスタイルにおいて欠かせないモチーフ。
洋服にはもちろん、ヘアアクセサリーやソックス、シューズやバッグにもよく使われます。
リボンアイテムは小物として簡単に取り入れられるため、バレエコア初心者さんにもおすすめです。
つけフリル
引用wear.jp
フリルをたすき掛けできる「つけフリル」にも注目が集まっています。
ひらひらと柔らかい雰囲気が演出できるつけフリルはバレエコアスタイルと相性バツグン。
フリルのくしゅっとした表情で、フェミニンさと優雅さを表現できます。
バレエコアファッションに合うのはもちろん、シンプルな装いやストリートファッションに可愛らしいアクセントを加えられるアイテムです。
バレエコアを取り入れる際の注意点
バレエコアを取り入れるには、いくつか注意点があります。
締め色をプラスしたり、メリハリを意識したりとポイントを押さえておくことで、簡単にバレエコアコーデを楽しむことができますよ。
適度な締め色を入れる
基本的にバレエコアコーデの色は淡く柔らかいカラーがベースです。
膨張して見えすぎないように締め色をプラスしてあげましょう。
足元や小物にブラック系を取り入れることでシルエットが引き締まります。
また、ブラックに限らずブラウンやネイビー、グレーなど適度な締め色もおすすめです。
バランスを考えてメリハリを意識
引用Instagram ＠notyourrose_official
バレエコアコーデで失敗しないポイントのひとつは、コーデにメリハリをつけることです。
バレエコアスタイルのトップスはタイトめが基本なので、ふんわりシルエットのボトムスでメリハリをつけましょう。
ベルトでウエストを引き締めてメリハリを出すのもスタイリッシュでおすすめです。
メイクも品よくまろやかに
引用Instagram ＠notyourrose_official
メイクアップでも美しく繊細なバレエの世界観を演出できます。
バレエコアをメイクで表現するなら、やさしい質感とカラーで可憐に仕上げるのが正解。
マットでクリーンな肌、ピンクやベージュを基調とした控えめな色づかいを意識して、バレエコアの雰囲気を高めましょう。
バレエコアの「コア」って何？
ここまでバレエコアの魅力について説明してきましたが、「バレエコアの“コア”って何のこと？」というお話をしたいと思います。
古くは2010年初頭に「ノームコア」というファッションが流行し、「コア」というその頃の響きを懐かしく感じた方も多いのではないでしょうか？
ノームコアは「ノーマル」「ハードコア(中核、核心)」を掛け合わせた造語で、無駄なものを排除し、シンプルで機能的なファッションを極限まで追求するスタイルを指していました。
「コア（核）」の持つ意味のとおり、究極的にコア（機能性、シンプルさ）を追い求めたノームコアに対して、バレエコアをはじめとするその他の「コア」と呼ばれるファッションの「コア（核）」とは何なのか？と疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
バレエコアにおける「コア」も、ノームコアと同じく「ハードコア」から来る単語ではあるのですが、結論からいえば、バレエコアに代表される「コア」という言葉はファッション業界でもはや飽和状態となっており、ほぼそのまま「スタイル」を示す言葉になっているといえます。
元々は「そのスタイル（例えばバレエ）をマインドの中心に置き、熱心にそのスタイルを追い求める」というような意味もあるようですが、「コア」という呼び方が広がった今となってはその意味も希薄な印象です。
むしろ「コア」と付く新しいムーブメントの数々は消費的な印象すらついてしまっているので、本来の「コア」とは反対の立ち位置にいるともいえます。
この「コア」ムーブメントがいつまで続くのかは何ともいえませんが、今後も「〇〇コア」というトレンドが出現しては消えていくことは想像に難くありません。
しかし、一つ一つのトレンドを見ればそれぞれにとても魅力的な点があり、「〇〇コア」という呼び名が過去のものになったとしても、そこに表現されていたスタイルは形を変えたりなどしながら愛され続けるものです。
バレエコアにおいても、そういったスタイルの源流にある「コア」の部分が愛されており、この先も様々なスタイルに影響を与えていくのではないでしょうか。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
韓国アイドルやハイブランドを筆頭に、日本でも人気の高いバレエコアスタイル。
KLDでもビスチェやレッグウォーマーなど、バレエコアアイテムのお買取を強化しています。
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