Chika Kisadaってどんなブランド?|チカ キサダ
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
元REKISAMIのデザイナーが作る、「バレエ」と「パンク」をテーマにしたブランド、Chika Kisada(チカキサダ)。
繊細かつ鋭利な世界観で、様々な人を魅了しています。
今回は、
- Chika Kisadaとは?
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 定番アイテム
- 中古市場での評価
という形で、Chika Kisadaってどんなブランドなの?ということについてお話していきたいと思います。
Chika Kisadaが気になっている方はもちろん、中古相場のお話もしていきますので、フリマアプリでの売却や専門店での買取サービスご利用をお考えの方もぜひご覧ください。
目次
Chika Kisadaとは?
Chika Kisada(チカキサダ)は、「REKISAMI」のデザイナー幾左田 千佳(きさだ ちか)氏によるシグネチャーブランドとして、2014年に立ち上げられました。
元々バレリーナとして活動していたという経験を活かし、バレエと音楽、都市の空気をインスピレーションに、強く生きる女性のための服を提案しています。
デザイナーの名前をそのまま冠したブランド名であるだけに、より幾左田氏の価値観が服に投影され、バレエの衣装から連想されるフリルデザインやチュール素材を使用したアイテムが人気です。
コンセプトには「強いエレガンス」を掲げ、美しいバレエの華やかさに潜む、力強い生命力をファッションで表現することにこだわっています。
今春には楽天による、日本のファッションブランドを支援する企画「by R(バイアール)」に参加。
2023AWコレクションのランウェイショーでは、オープニングとエンディングの演出にプロのバレエダンサーを起用し、コレクションの魅力をパフォーマンスを交えて表現しました。
人の動きに着目し、ダンサーの動きからアイデアを練り出すというChika Kisadaの服は、緻密に考えられた素材の揺れ感と洗練されたデザインが特徴的で、見る人にインパクトを与えます。
1枚着るだけでベーシックなスタイリングに一気に華やかさをプラスすることができ、レイヤードしやすいアイテムが多いところも人気の秘訣でしょう。
最近では有名セレクトショップでの取扱いが増えたことで、Chika Kisadaの服に触れられる場所が拡大し、より多くの人が注目しているブランドといえます。
デザイナー
デザイナーは幾左田 千佳(きさだ ちか)氏。
幼い頃から18歳になるまでクラシックバレエを学び、ダンサーとして活動する中で、プロのバレリーナになるための過酷さを日々目の当たりにしてきたといいます。
ある日その厳しさに耐えかね、バレエに対して心が折れしまった幾左田氏は、元々古着やファッションに強い興味があったことから、現在の会社である有限会社エルバグースに就職をはたします。
しばらくして当時の社長夫人から「バレエの経験を活かした企画をやらないか」という誘いを受け、2007年にレディースブランド「REKISAMI」を立ち上げ。
それをきっかけに、幾左田氏のデザイナーへの転身が始まります。
「REKISAMI」2014SSコレクションより引用 fashion-press.net
当時はヨーロッパ古着を好んでいたこともあり、今や幾左田氏のブランドを語る上で欠かせないものとなったチュール素材に加えて、レースや天然素材なども多く使用していたようです。
バレエに集中していた人生だった為、洋服の専門的な知識は全て独学で学んだという、異色のキャリアからのスタートだったといいます。
2014年に「Chika Kisada」を立ち上げ、よりコンセプトを明確にしたという同ブランドでは、幾左田氏のルーツであるバレエの要素がふんだんに反映されています。
毎シーズンのコレクションコンセプトは、ポエムを紡いで考えているというロマンティックさが、多くのファンの心を掴んでいるのかもしれません。
画像 ミラショーン×Chika Kisada
そして2023年春には新ブランド「mila schon by Chika Kisada」のクリエイティブディレクターに就任。
「mila schon by Chika Kisada」引用 elle.com
老舗メゾンであるmila schonの歴史深いアーカイブに現代的な要素を取り入れ、アップデートされたコレクションが注目を集めています。
デザイナーとして挑戦的に進化を続ける幾左田氏の新しい活動に、今後も期待が膨らみます。
chika kisadaの特徴
「バレエ」と「パンク」の融合
淡い色使いやボリュームのあるスカートのシルエットなど、バレエの表面的な美しさをベースに作り出されるChika Kisadaの服は、どこか鋭く尖った雰囲気も併せ持っています。
バレエのエレガンスとパンクの強い生命力、2つの相反するものの融合から生み出されるものこそ、コンセプトである「強いエレガンス」だと言い表します。
美しく舞うバレリーナの足は、バレエシューズを脱ぐと爪が剥がれグロテスクなものだったり、華麗に踊る肉体作りのためには過度なトレーニングや食事制限が求められます。
美しいものの裏には常に影が潜んでおり、それらを支える精神力を幾左田氏は「パンク」と表現しています。
イギリスのダンサー兼振付師であり「パンクバレエ」の先駆者、マイケル・クラーク氏に憧れているという幾左田氏。
彼の作品には繊細でしなやかな体の動きに対して、どこか奇抜でエネルギッシュな世界観が融合しており、多くの人々の目に留まっています。
マイケル・クラーク氏 引用 matchesfashion.com
同じように魅了されたクリエイターも数多く、最近ではGUCCIの2019年SSコレクションのショーでパフォーマンスを行うなど、ファッション業界にも活躍の場を広げている人物です。
彼から受けたインスピレーションは、可憐なフリルにレザーのハーネス、くすみがかった色のチュールドレスなど、異質的なものの組み合わせで魅せる「パンク」として、今やChika Kisadaのファッションを表す上で欠かせない要素といえます。
大手セレクトショップでの取扱い
Chika Kisadaが普段着として身近に広く知れ渡ったきっかけに、カジュアルセレクトショップでの取扱いがスタートしたことが挙げられます。
チュールキャミソール 引用 store-midwest.com
ベイクルーズが運営するCITYSHOPでは、アイコニックなチュールトップスやビジューカラーが取り扱われ注目を集めています。
デザイナーズブランドでありながら、カジュアルに落とし込みやすいレイヤードアイテムが多いのも特徴の一つです。
若者に人気なBEAMSのウィメンズレーベル、Ray BEAMSではChika Kisadaのオリジナルの取扱いに加え、近年別注という形でコラボ商品を展開しています。
Ray BEAMS別注 チュールワンピース 引用 beams.co.jp
チュールをあしらったブラウスやワンピースはChika Kisadaの世界観を忠実に表したラインナップといえるでしょう。
ヨガウェアを軸としたウィメンズレーベルTO UNITED ARROWSでは、初のカプセルコレクションに幾左田氏を迎え「Chika Kisada for TO UNITED ARROWS」を企画展開しています。
Chika Kisada for TO UNITED ARROWS BLOUSON 引用 united-arrows.co.jp
体のラインや動きを注視するChika Kisadaの服作りとマッチし、TOのコンセプトであるサスティナブルな素材の使用をもとに、チュールにはリサイクルポリエステルを採用。
幾左田氏の新たな挑戦が垣間見えるラインナップです。
chika kisadaの定番・人気アイテム
チュール素材
Chika Kisadaを象徴するチュール素材。
ワンピースやブラウス、ビスチェなど数多くのアイテムに形を変えて作り出されています。
チュールが醸し出す透明的な雰囲気からは甘いフェミニン的要素が現れがちですが、Chika Kisadaの服からはどちらかというと高級感のあるエレガントな佇まいが感じられます。
繊細な素材であるが故、チープに見えてしまいそうですが、幾重にも重ねて作り上げられるシルエットやボリュームは、唯一無二な1着を生み出しています。
女性ならば一度は憧れるバレエの衣装のような華やかな服を、ぎりぎり外へ着て出掛けられる服にしてくれるのがChika Kisadaの魅力的なところ。
着るだけでわくわくした気持ちになり、いつものファッションのマンネリを解消してくれることでしょう。
アクセサリーウェア
「アクセサリーウェア」というとあまり聞き馴染みのない言葉ですが、Chika Kisadaのラインナップには、ビーズや金具を繋ぎ合わせた素材のビスチェやカラーが度々登場します。
幾左田氏が某インタビューの中で、問い合わせがとても多いと言うほど人気のあるアイテムです。
ブラトップのようなビジュートップスは、何気ない無地のシャツとジーンズの組み合わせに加えるだけで、一気にスタイリングをブラッシュアップしてくれます。
ビーズカラー 引用 the-tokyo.jp
大ぶりなビーズカラーはワンピースやカットソーにプラスすると、シンプルなカジュアルスタイルに華やかさが加わり、オシャレに魅せることができるでしょう。
Chika Kisadaのアクセサリーウェアには、スタイリングをより良く見せてくれるインパクトのあるデザインが多く、心を掴まれるファンが増えているのにも頷けます。
中古市場での評価
ここまで、Chika Kisadaというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、Chika Kisadaって中古相場はどうなの?ということについてお話していきたいと思います。
ここまででもお話したとおり、Chika Kisadaはセレクトショップなどでの取扱いが始まったことにより、一気にユーザーが増え、中古市場での取引数も増えたといえます。
中古市場での評価は高く、ブランドを代表するチュールのアイテムや、ビジュー系のアイテムは特に人気です。
チュール素材のキャミソールやシフォンのブラウスなどの取引数は比較的多く、使用感の少ないものは高額で取引されているようです。
レイヤードを前提としたスタイリングで販売されていることもあり、着用感があまりなく、状態のいいものが売られているケースも多そうです。
チュール、ビジュー系のアイテムはもちろん、ブルゾンなどのアウター系やそのほかのアイテムも、取引数は多くはないですが強気のお値付けで売却できそうです。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
気になるお品物をお持ちでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
「バレエ」と「パンク」というテーマを鮮烈に描き続けるブランド、Chika Kisada。
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