CHANEL / シャネル
CHANELとは?
CHANELはフランスのラグジュアリーブランドです。
1910年、ココ・シャネルがパリで帽子専門店を創業。
1919年に発表されたオートクチュールコレクションはとても機能的で、女性のファッションへの意識をがらりと変えるものでした。
CHANELのブランドポリシーは「古い価値観にとらわれない女性」。
斬新なアイデアを数々打ち出しました。
当時は喪服以外で着られなかった黒をファッションの色として提案した「リトルブラックドレス」。
ラグジュアリーブランドといえばシルクやサテンが当たり前だった中、実用性を重視したジャージー素材の洋服。
「スーツは男性が着るもの」という概念を覆したツイード生地のスーツ。
こうしたデザインが評価され、CHANELはトップブランドへと成長します。
1939年、第二次世界大戦の影響を大きく受け事業を撤退しました。
戦後しばらくして事業を再開。
スーツや香水が上々の評価を受けるも、1971年にシャネルが死没。
低迷期といわれる時期を経て、1982年にカール・ラガーフェルドがデザイナーに就任しました。
従来のスタイルを踏襲しつつも、時代の空気を取り入れた提案は新たなCHANELの形を作り上げます。
それから30年にも渡りシャネルを率いてきたラガーフェルドですが、2019年に亡くなります。
彼の死後は、長きにわたって彼と仕事を共にしていたヴィルジニー・ヴィアールがデザイナーの任を引き継ぎました。
デザイナー
現在のデザイナーは、ヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)。
1962年、フランスのリヨン市生まれ。
幼少期、祖父母の影響により舞台衣装のデザインに興味を持っていました。
ファッションスクールでデザインを学び、衣装デザイナーのアシスタントとして働き始めます。
20歳のころ、CHANELの刺繍部門にインターン入社。
彼女の活躍はめざましく、入社後ほどなくして部門の責任者になります。
30年来ラガーフェルドの右腕として長年活躍し続けた後、ラガーフェルド死後は彼の後任としてCHANELのデザイナーに就任しました。
定番アイテム
CHANELは長い歴史の中で、アパレル、バッグ、化粧品…など様々なアイテムを展開しており、それぞれに定番と呼べるアイテムが存在します。
例えばバッグであれば、キルティングの素材にCHANELのロゴの金具が付され、チェーンの持ち手が付いている「マトラッセ」などは誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
バッグだけでいっても他にも、ブランドロゴを大胆にあしらったトートバッグ「ドーヴィル」や、丸みのあるハンドルを付けた「ココハンドル」、2019-20年秋冬コレクションで新たに発表された新しい定番ともいえる「シャネル 19(ディズヌフ)」などが存在します。
バッグは、用途やデザインの好みで様々にセレクト出来るのが嬉しいラインナップとなっています。
アパレルラインにおいては、CHANELを象徴すると言っても過言ではないツイードのセットアップなどは、古いものであっても非常に価値が高く、ヴィンテージの貴重なアイテムとして現在でも高い金額でのお買取りが可能です。
二次流通市場での評価
誰もが知っている有名ブランドであるCHANELですから、当然二次流通市場での評価もとても高いものとなっています。
歴史あるブランドとして、ヴィンテージの古いアパレル、バッグ、ジュエリーなども高く評価されるのが特徴です。
もちろん、デザイナーの交代などにより現行のCHANELもブランドとして注目度が高く、新しいアイテムも非常に高い評価で取引されています。
有名ラグジュアリーブランドということで定価も決して安いとは言い難い金額設定となっていますので、「新品ではとても買えないけど憧れのブランドを中古で手に入れたい」というユーザーはとても多く、二次流通市場での取引は盛んとなっています。
しかしその一方で所謂「偽物」といえるコピー商品なども多く出回るブランドとなりますので、中古品などを購入する際は信用できる店から買う、という部分に注意するのが良いかもしれません。
公式サイト
お品物の真贋判定や状態などについて、ややシビアに拝見させていただく場合があるブランドとなります。
ギャランティカードや証明書などがある場合は必ず添えていただくと、高価買取が可能になります。
また、LINE査定などをご利用の際は付属品の写真もお送りいただくと、より正確な査定が可能になりますのでご協力ください。