Maison Margiela / メゾンマルジェラ

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Maison Margiela / メゾンマルジェラ

Maison Margiela / メゾンマルジェラの基本情報

Maison Margielaとは?

1988年、パリにて「Maison Martin Margiela」設立。
2015年1月、Maison Margielaに改名。

Maison Martin Margielaについてはこちら

フランスを拠点とするファッションブランド。
ウィメンズ・メンズウェア、アクセサリー、シューズ、フレグランスなど幅広く展開しています。

「アノニマス」「脱構築(デコンストラクション)」などを掲げてコレクションを展開していたMaison Martin Margielaですが、2006~2008年前後に創始者であるマルタン・マルジェラ氏が引退し、その後デザインチームがその後を引き継いでブランドを存続させていました。

その後、2015年1月からデザイナーのジョン・ガリアーノ(John Galliano)氏がクリエイティブディレクターに就任し、ブランド名も「Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)」に改名したのがこちらのブランドです。

Maison Martin Margiela時代の「アノニマス」「脱構築」などの思想はそのままに、ガリアーノ氏の解釈で過去の名作を復活させるなどのアイテム展開が、ファッション業界に鮮烈な印象を与え、ビジネス的にも大きな成功を収めました。

ガリアーノ氏が就任した後、しばらく賛否両論あったコレクションでは、近年ではガリアーノ氏の持つ奔放な作風とマルジェラらしさが上手く共存してきたとの声も多く、今後の動向からも目が離せないブランドといえます。

デザイナー

デザイナーはジョン・ガリアーノ(John Galliano)。
1960年、ジブラルタル出身。その後6歳でロンドンに移住。

セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインのモード科を首席で卒業。
モード科には、テキスタイル科から移籍したそうです。

卒業制作のコレクション「アフガニスタンとヨーロッパの理想」がロンドンのブティック「ブラウンズ」のショーウィンドウを飾り好評を呼んだ事で、ブラウンズと5年間の契約を結びました。

1985年 、自身の名を冠したブランド「John Galliano」で、ロンドンコレクションでデビュー。

当初はデリケートなバイアスカット(布を織り目を斜めに使うカッティング)のドレスと、オーダーメイド・スーツで高い評価を得ました。

1995年、ユベール・ド・ジバンシィが1995-96A/Wオートクチュールコレクションを最後に自身が立ち上げたブランドジバンシィを引退する為、後任としてガリアーノがデザイナーに抜擢されました。

しかし、彼が手がけたコレクションは1996S/S(春・夏)と1996-97A/Wの僅か2回のみに留まりました。

1996年、ジャンフランコ・フェレの後を継いで、クリスチャン・ディオールのデザイナーに就任。

2011年 2月24日、人種差別発言の嫌疑で警察当局に拘束され、ディオールから停職処分を受けます。
更に、3月1日にディオールから、その後自身のブランドである「John Galliano」のデザイナーも解任されてしまいます。

そして2014年 、ファッションブランド「マルタン・マルジェラ」のクリエイティブディレクターに就任して業界に復帰することとなりました。

定番アイテム

ガリアーノ氏が就任してからのMaison Margielaは、これまでのMaison Martin Margiela時代にヒットしていたアイテムを復活、再解釈してリリースしたアイテムが話題で、一種の定番といえるラインナップになっています。

今までレディース展開しか無かった「足袋ブーツ」を、メンズラインにも展開。
更にはスニーカーやパンプスなどに「足袋」のモチーフを転用するなどして、「足袋」シリーズがMaison Margielaの顔になりました。

また、「エイズTシャツ」として展開していたメッセージをプリントしたTシャツも、プリント部分をそのままパーカーに転用するなどして展開、新しい解釈でのアイテムを作りました。

その他、「アノニマス」をテーマにしたシルバーのアクセサリーや、八の字にジップが付されたライダースジャケット、エルボーパッチを付したカーディガンなど定番と呼べるアイテムは多くあり、中古市場での価値も高いアイテムが多いといえます。

タグのライン表記

Maison Martin Margielaのブランドタグはブランド名が記載されておらず、カレンダーのように数字が並び、ブランドラインに対応する数字に丸が付けられているというものになっています。

以下の数字がブランドラインの一覧となっております。

  • 0 – 手仕事により、フォルムをつくり直した女性のための服
  • 0 10 – 手仕事により、フォルムをつくり直した男性のための服
  • 1 – 女性のためのコレクション(ラベルは無地で白)
  • 4 – 女性のためのワードローブ
  • 3 – フレグランスのコレクション
  • 8 – アイウェアのコレクション
  • 10 – 男性のためのコレクション
  • 14 – 男性のためのワードローブ
  • 11 – 女性と男性のためのアクセサリーコレクション
  • 12 – ファインジュエリーのコレクション
  • 13 – オブジェ、または出版物
  • 22 – 女性と男性のための靴のコレクション
  • MM6 – ♀のための服

二次流通市場での評価

Martin Margielaは、2015年までの「Maison Martin Margiela」と、2015年以降、ジョンガリアーノがクリエイティブディレクターに就任して以降の「Maison Margiela」があり、そのどちらも二次流通市場では高い評価を得ています。

Maison Margielaになって以降のマルジェラは、Maison Martin Margielaを象徴するアイテムであった「タビブーツ」「エイズTシャツ」などを新しい解釈でリリースしたり、ブランドのカレンダータグをブランドの象徴としてデザインに落とし込んだものを作ったり、様々なブランドとのコラボレーションをしたりなど、ある意味ではこれまでのマルジェラの思想に反するような展開を行い、反感を買った部分もありました。

しかしそれらは商品としては非常に好評で、ユーザー層の拡大やブランドの売り上げの増加に寄与するものとなりました。

二次流通市場でも中古商品の取引は盛んとなっており、Maison Margielaになってからのアイテムもとても高い評価を得ています。

公式サイト

https://www.maisonmargiela.com/jp

Maison Margiela / メゾンマルジェラで高価買取を実現するポイント

現在、かなり強気でお値付け出来るブランドとなっています。

状態等はややシビアに見る個所もございますが、大きなダメージ、汚れなどが無ければ総じて高くお買取り可能なブランドになります。

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