Porter Classicってどんなブランド?|ポータークラシック

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引用porterclassic.com

こんにちは。ブランド古着のKLDです。

「世界基準のスタンダード」を呈し、“メイド・イン・ジャパン”の精神を揺るがさず、完成度の高い製品を作り続けている、PorterClassic(ポータークラシック)

“吉田カバン”の信頼性と、スタンダードでありながら独自の個性も光るものづくりから、ポータークラシックに興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、

  • Porter Classic(ポータークラシック)とは?
  • デザイナーについて
  • ブランドの特徴
  • 定番・名作アイテム
  • 中古市場での評価

という形で「ポータークラシックってどんなブランド?」というお話をしていきます。

私たちKLDでも、ポータークラシックはお買取を強化をしているブランドです。

中古市場の情報についてもご紹介しています。

「ポータークラシックが気になっている!」という方はもちろん、フリマアプリでの売却や買取サービスのご利用をお考えの方も、ぜひご覧ください!

Porter Classic(ポータークラシック)とは?


Instagram「Porter Classic Ginza ポータークラシック銀座」より 引用@porter_classic_ginza


Instagram「Porter Classic News」より 引用@porter_classic_news


Instagram「Porter Classic Ginza ポータークラシック銀座」より 引用@porter_classic_ginza


引用porterclassic-kyoto.com

「Porter Classic(ポータークラシック)」は、2007年にスタートした、鞄やアパレルを展開している日本のブランドです。

ブランドの大元となるのは、1935年に吉田吉蔵(よしだきちぞう)氏によって創業された、“株式会社 吉田”。

鞄ブランド“吉田カバン”を販売する、老舗の鞄メーカーです。

吉田カバンのモットー“メイド・イン・ジャパン”にこだわり、国や年齢などの固定概念のない、ボーダーレスな『世界基準のスタンダード』を根底に、日本から世界へ“気持ちのいい本物”を追求し、発信しています。

旗艦店は、2008年12月に銀座みゆき通りに「ポータークラシック 銀座/ポータークラシック 銀座」をオープン。

2009年7月に、同アーケード内に「Gallery ポータークラシック /ギャラリー ポータークラシック」、そのほかに、新宿伊勢丹、金沢、名古屋、京都にも店舗を構えています。

また2022年には、日本映画界の代表的な美術監督の種田陽平氏の手によってデザインされた銀座の新店舗をリニューアルオープンさせました。

職人の技術を最大限に取り込みながら、伝統と、革新的な芸術文化の両方を追求したアイテムで人気を博しているブランドです。


銀座のリニューアルした新店舗 引用forbesjapan.com

デザイナー


引用imn.jp

ポータークラシックを、デザインするのは吉田克幸(よしだかつゆき)氏とその息子、吉田玲雄(よしだれお)氏の二人です。

吉田 克幸


吉田 克幸氏 引用www.imn.jp

克幸氏は、東京生まれで、兄と姉がいる5人目の三男として誕生。
父親は、言わずもがな、吉田カバンの創立者、吉田吉蔵氏です。

1981年に、世界的に著名なデザイナーが集まるデザイナーズ集団「NYデザイナーズ・コレクティブ」に、日本人で初選出されたという経歴を持っています。

大学時代は、学生生活が苦痛だったという理由から中退。
アメリカなどの新鮮な文化に夢中になったのだそうです。

1970年23歳、兄の勧めでドイツへ留学し、その2年後にロンドンパリへ。

音楽やファッションなどの文化の違いに衝撃を受け、その頃、物づくりについても考えるようになります。

そして後に妻となるチェコ人の女性と出会い、日本へ帰国し、家業の鞄の世界へ。
1973年に結婚し、子(玲雄氏)が誕生しています。


克幸氏とその妻 引用phats-co.com

吉田 玲雄


吉田 玲雄氏 引用torato.jp

玲雄氏は、1975年に父、克幸氏とチェコ人の母のもと、東京の浅草で生まれました。

高校卒業後に、渡米し、ロサンゼルスやニューヨークの大学で映画と写真を修得。

過去には、出版した本「ホノカアボーイ」が映画化されたり、写真集を発表したりするなど、作家や写真家としても活躍しています。

そんな多才な父子の共通する想いは、「日本から世界へ発信する、文化や伝統、技術を追求した、ボーダーレスな物づくり」です。

二人で「本当に気持ちのいい物を作ろう」と決心し、“国も年代も境界線のないスタンダード”を考え、形にし、世界へ発信するべく、ポータークラシックを立ち上げ、運営しています。

ブランドの特徴

ここからは、ポータークラシックの特徴について見ていきます。

世界基準のスタンダード


Instagram「Porter Classic News」より 引用@porter_classic_news

ポータークラシックの服は、どれもゆとりのあるサイジングが採用されており、またどこかワークテイストが感じられることもブランドの特徴です。

どのアイテムも、着込んでいくうちに自分独自の経年変化を楽しめる独特な風合いと、何年、何十年と着用できる丈夫な作り。
ブランドが掲げる「世界基準のスタンダード」にまさにふさわしい、流行に左右されない普遍的な美しさが目立ちます。

また、ポータークラシックの代名詞といえば、やはり独特な青色でしょう。

他ブランドでは出せないポータークラシック特有のインディゴは、街中でも程よく目立ち、他人とは一線を画す雰囲気を醸し出してくれます。

ポータークラシックは洋服のカスタムも得意としているため、完成品ひとつひとつにプリントやパッチワークが施されていることも特徴です。


Instagram「Porter Classic News」より 引用@porter_classic_news

PORTERで培われた技術力


Instagram「PORTER_YOSHIDA & Co. OFFICIAL」より 引用@porter_yoshida_co.official

“PORTER(ポーター)”は、1962年に、日本トップの鞄メーカーである“吉田カバン”から発足されたブランドです。

PORTERといえば、発売当初から続く”吉田カバン”の高い技術力と、現代的な洗練されたデザインは、現在に至るまで人気を博し続けている、日本の鞄ブランドを牽引する存在。

様々なドメスティックブランドやハイブランド、建築デザイナーなどとも幅広くコラボレーションをしていたことでも有名です。

また、PORTERは、リュックサックからボストンバッグまで多種類の鞄を総合的に制作していることが特徴で、それぞれが海外セレクトショップでも取り扱われているほどの人気ぶりとなっています。

ポータークラシックは、そんなPORTERから派生したブランドとなります。

今では衣類を主に作っているポータークラシックですが、かつてはPORTER同様鞄ブランドとして発足されたプロジェクトでした。

鞄作りで培われた確かな技術力を衣服製作にも活かし、一貫して信頼性の高いアイテムを産出し続ける姿勢には、現在に至るまで多くのファンを魅了しています。

物を大切にする心「刺し子」


引用tramps.ocnk.net

デザイナー克幸氏が、よく父親に言われていたのが「作り手を大事にする気持ち」や「職人さんを守る」ということ。

伝統あってこその“クラシック”というジャンルもしかり、孫の代まで残るような仕事をする意識はいつも念頭にあるのだそうです。

その中で、ポータークラシックのアイテムでも度々登場しているのが「刺し子」。

刺し子とは、糸でまるで線で絵を描くように刺繍を施す、日本の職人による伝統技術です。

またその当時、貴重だった布を大切に使い続けるための、補強技術でもありました。

青森の資料館で、昔の刺し子のある生活風景を見たときに、日本のその技術に感銘を受けた克幸氏は、刺し子の復刻をするべく、5年もの研究を重ね、当時の糸や生地、強度、雰囲気を再現。

現在は、シリーズアイテム「SASHIKO」として登場し、度々話題を呼んでいます。


「PC SASHIKO LIGHT ROUND POUCH」 引用phaeton-co.com

見た目のインパクトだけでなく、肌触りの良さや素材の風合い、また受け継がれた伝統から感じる奥深さ。

ポータークラシックが、誕生する前から継承された“教え”があるからこそ実現していることがわかります。

ブランドの定番アイテム

それではここからは、ポータークラシックの定番アイテムを見ていきましょう。

ROLL UP NEW GINGHAM CHECK SHIRT


引用porterclassic.com

「ROLL UP NEW GINGHAM CHECK SHIRT」は、ポータークラシックが定番品として毎シーズン出している「ロールアップシャツ」シリーズのアイテムです。

一見、他ブランドでも見られるようなシンプルなギンガムチェックシャツに見えますが、本作は名前の通りロールアップした時のシルエットこそが完璧となる一着。

完璧な袖の折り返しと、ナチュラルでありながら大きくゆったりととられた後ろみごろは、シンプルでありながら細部にこだわりが積み込まれた、ポータークラシック独自の世界観を生み出しています。

また、カジュアル寄りのシャツでありながら、縫製の丁寧さはドレスシャツ並み。

肩や襟もとは非常に細かいピッチで縫われています。

安物ブランドではどうしても目立ってしまう柄合わせもバチッと決められており、完成度の高いシャツであることが細部からも伺える、どなたでも満足のいく一着でしょう。

PC KENDO TAILORED JACKET


引用porterclassic.com

「PC KENDO TAILORED JACKET」をはじめとする「KENDO」シリーズは、ロールアップシャツ同様ポータークラシックの定番かつ人気のラインナップです。

日本の武道である剣道から着想を得られたこのシリーズは、刺し子生地が採用されており、また剣道上級者に向けた道着を作る製作所にて生産されています。

素材は上級のスビンゴールド綿を使用し、インディゴ染めで糸から制作、洗いをかけて柔らかな風合いを出すというこだわりよう。

一見デニムのように見えながらコットンの軽量さを持ち、また長期間にわたって経年変化を楽しめるKENDOシリーズは、長年の愛用者を生み出し続けているブランドの売れ筋アイテムです。

NEW SASHIKO WIDE PANTS


引用porterclassic.com

最後に紹介するのは、KENDOシリーズ同様の刺し子生地が使用された「NEW SASHIKO WIDE PANTS」。

ポータークラシック特有のゆったりとしたシルエットが楽しめる一着です。

重さもヘビー級、どっしりとしたヘビーオンスによる独特な風合いは、他社ブランドのパンツでは味わえない仕様。

履き込むごとに徐々に薄れていくインディゴが、さらに渋い雰囲気を醸し出します。

中古市場での評価

ここでは、ポータークラシックのアイテムは中古でどう評価されているの?ということについてお話していきたいと思います。

シーズンごとに新しい展開をしているポータークラシックですが、基本的に大きくデザインを変えたりすることはなく、長く愛されるアイテムを展開していることもあって、中古市場での評価はとても高いものとなっています。

今回ご紹介した定番アイテムはもちろん、コートなどのアウター類からアロハシャツまで、様々なアイテムが高額で取引されています。

通常、シャツなどの肌に近い位置で身に着けるアイテムは中古市場での評価が落ちやすいのですが、ポータークラシックのアイテムはそういったアイテムの値落ちもあまりなく、高い評価を受けているものが多く見られます。(もちろん著しく状態の悪いもの等は除きます)

ブランドを代表する刺し子のアイテムなども人気で、やはり手間がかかっているだけあって定価もそれなりの金額が付けられているということもあり、中古市場での人気も高いものとなっています。

もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドですので、定番、人気アイテム以外のものでもお気軽にご相談ください。

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ここまで読んでくださった方へ

ここまで読んでくださりありがとうございます。

“メイド・イン・ジャパン”の、「世界基準のスタンダード」を日本から世界へ発信しているブランド、ポータークラシック。

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