CIOTAってどんなブランド?|シオタ
引用ciota.jp
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
素材、履き心地、シルエットなど、全てをストイックにこだわった日本のアパレルブランド「CIOTA」をご存知でしょうか。
カジュアルアイテムをメインとしたラインナップと、こだわりが導き出す上質かつ上品さが魅力の、質を楽しむ大人のカジュアル好きにしっくりくるブランドです。
今回は、
- CIOTAとは?
- デザイナーについて
- CIOTAの特徴と魅力
- 中古市場での評価
という形で「CIOTAってどんなブランド?」というお話をしていきたいと思います。
CIOTAの製品が気になる!と思っている方はもちろん、中古相場についても解説していきますので、売却や買取サービスのご利用をお考えの方にもぜひお読みいただきたい記事になっています。
目次
CIOTA(シオタ)とは?
2023SSルックより 引用http://www.ciota.jp/collection/2023ss/
「CIOTA」は、岡山を本社に構える縫製工場・生地製造工場である「株式会社シオタ」が立ち上げたアパレルブランドです。
2019年にスタートしました。
CIOTAの特徴として、厳選した最高級の素材を使用していることや、自社工場で生地のデザイン、生地織、洋服のデザイン、縫製しようの考案、縫製に至るまで洋服作りにおけるすべての工程を自社で行っていることが挙げられます。
2021年10月には、東京都渋谷区に初の直営店「CIOTA TOKO」をオープンしています。
服と空間の調和を目指し、さらに音響設備にもこだわったという、こだわりの店舗です。
また“生地からのインスピレーションに従った”というデザインは、トレンドに左右されないシンプルなスタイル。
服作りの全工程を自社で完結させることにより、ただ消費するだけのファッションではなく、素材の個性を大切にするこだわりの服作りを行っています。
デザイナーについて
デザイナー 荒澤正和氏 引用shipsltd.co.jp
CIOTAのデザイナーは、荒澤正和氏。
アパレル業界に長く身を置き、デザイナーとして百貨店アパレル、大手セレクト、コレクションブランドなど5社8ブランドを手掛けてきた経験を持つ人物です。
「CIOTA」が誕生したきっかけは、株式会社シオタの社長が荒澤氏に声をかけたことでした。
ちょうどこのとき、荒澤氏はメーカーのデザイナーではなく、自分のブランドをやってみたいと模索していたときだったそう。
もともと荒澤氏が前職で「シオタ」に縫製を依頼していたため、親交があったという二人。
いろいろな話をしている中で「シオタ」としても縫製工場の次のステージとしてブランドビジネスを考えているということを知り、ブランド「CIOTA」の立ち上げに至りました。
ブランドの特徴と魅力
ここからは、CIOTAの魅力や背景についてご紹介します。
縫製工場「シオタ」について
株式会社シオタ 引用media.urban-research
シオタがこだわり抜いた良質な洋服を作れる最大の理由は、服作りの工程をすべて自社の縫製工場「シオタ」で完結しているから。
“値段とクオリティのバランスにおいての、最高品質のプロダクトづくり”を、本質としています。
一般的にファッションブランドは生地や縫製工場や染色など、それぞれの工程を複数の業者に発注を行います。
しかし複数の工場を経由することで、その分多くの人が関わり、意思疎通の難しさや、大人の事情など、元々想定していた服のイメージとは異なってしまうことも。
その“歪み”とも言える部分について、デザイナーの荒澤氏は、
「イギリスに“5人が机を囲んで馬をデザインしようとするとラクダが出来上がる”ということわざがあるんですが、僕はこれがアパレルメーカーのモノづくりを象徴した言葉だと思う。こういうモノづくりにはもう限界があると常々感じていて。」
引用news.line.me
とインタビューで述べており、自らの体験の中で、従来の服作りの工程に違和感を感じていたそう。
人件費、移動費や交際費などの服作りには関係のないコストは抑え、その分クオリティを高めてお客さんに還元できることに使う。
とことんシンプルに「良い服を作る」ための工場が、CIOTAの源「シオタ」の特徴です。
製造の様子 引用media.urban-research.jp
素材について
CIOTAの製品に使用されるすべてのコットン生地は、自社開発のオリジナルです。
素材は、世界の綿生産量のわずか0.001パーセントもないというインド南部でのみ栽培される最高級の超長繊細綿「スビンコットン」を採用しています。
シルクのような肌触りのなめらかさはカシミアにも引けを取らないと言われ、とても柔らかな履き心地と、上品な光沢感が特徴です。
シンプルでありながら高級感を持ちあわせる「スビンコットン」。
CIOTAでは、貴重で上質なこのコットンを、限られたアイテムのみに使用するのではなく、コットン製のアイテムすべてに使用する徹底ぶりです。
スビンコットンは、CIOTAの代名詞的な素材といえるでしょう。
インド南部のみで栽培される「スビンコットン」 引用eleminist.com
デニムについて
引用ciota.jp
CIOTAのデニム生地は「スビンコットン」を緯糸に使用した、デニムとは思えない、しなやかで滑らかな肌触りが最大の特徴です。
並々ならぬこだわりで作られた「コットン」を使用したデニムということで、デニムのごわつきが苦手な方にもおすすめのアイテムです。
その格別の履き心地は、これまでのデニムの概念が変わるほどと言われています。
またCIOTAではストレートとハイウエストのモデルに本藍染のカラーを扱っており、こだわりの人気定番アイテムです。
本藍染は、化学薬品を一切使用せず、天然素材のみで染める方法。
人類最古の染料であり、伝統ある染色方法のひとつです。
抗菌作用や消臭効果、保湿効果が高いなどのメリットもあると言われています。
ストレートデニムは、キュッと絞られたウエストから一度膨らみ、緩やかに裾へと細くなっていくようなシルエットで、70年代のヴィンテージデニムをイメージしてデザイン。
生地の個性が際立つシンプルなデザインは、上品で長く愛用でき、経年変化を楽しめます。
ハイウエストデニムは、40年代のヴィンテージをオマージュしたデザイン。
ヒップラインを強調せず、ワタリから裾にかけてのストレートラインがスタイリングを見せます。
その他に、60年代ビンテージをオマージュした、生地の個性が際立つスリムデニムやテーパードなど、どのモデルもこだわり抜いたシルエットや緻密な縫製で、他では味わえない上質な履き心地です。
本藍スビンコットンデニム ストレート・ハイウエスト
本藍スビンコットンデニム スリム・テーパード
“着る人”その人が主役になる服
引用ciota.jp
CIOTAは、メンズ3割、ウィメンズ7割のユニセックスブランドです。
ウィメンズは、メンズのただサイズダウンさせるだけでなく、パターンを変えて作っています。
最近は大きめのメンズ服を購入するという女性の方も多いかもしれませんが、CIOTAならではの高いクオリティで、いい意味で力の抜いたカジュアルな世界観を表現しています。
CIOTAで主に取り扱うラインナップは、デニムにシャツ、スウェット、パーカといった奇をてらわないベーシックなアイテム。
シンプルながら徹底された世界観があり、他のブランドとの差別化されている点も、強みのひとつかもしれません。
目を引く奇抜さがない故、“着る人”その人が主役になる服といえるでしょう。
矢継ぎ早にトレンドが移り変わっていく昨今では、ベーシックな服が見直されている時期でもあります。
そんな状況下で、CIOTAは世の中の人たちのニーズにしっかりと対応しています。
シオタが大切にしているコンセプト
シオタは、ネームタグやルックブックといった、ブランドの世界観をつくるひとつひとつのディテールまで、すべてに手を抜かないストイックなブランドです。
「シンプルであること、着心地がよいこと、上質であること。洋服づくりのすべての工程で品質重視を貫くこと」
シオタが大切にしているコンセプトです。
この高い熱量こそ、創業して4年目ながら、大手のブランドから注目され、ファッション感度の高い人からラブコールが絶えないブランドになった理由かもしれません。
「僕らは服を作ることだけが仕事ではなく、“作ること・見せること・伝えること”の3つを大切にしてるんです。服を作って終わり、あとは任せた! みたいな分業制ではなくて、見せ方、伝え方までトータルで考えてるんです。」
引用/madamefigaro.jp
とデザイナーの荒澤氏はインタビューで答えています。
毎日身につけるものだからこそ、自分に合った良質な生地のものを選んでみたい、と考えている方も多いのではないでしょうか。
トレンド不問で長く愛用できる、素材を活かしたベーシックなコレクション。
CIOTAのファンが増えている、シンプルな理由なのかもしれませんね。
中古市場での評価
ここまで「CIOTAってどんなブランド?」についてご紹介しました。
ここでは、CIOTAのアイテムは中古でどう評価されているの?ということについてお話していきたいと思います。
シンプルで長く着られる上質なアイテムを多数展開するCIOTA。
その質の良さから、中古市場でも総じて高い評価を受け、高値で取引されることの多いブランドです。
とくに今回ご紹介した本藍デニムや、スビンコットンを使用したパンツやジャケットなどはとても人気で、中古市場での需要の高さを感じます。
シャツ類などの需要も高く、通常、肌に近い位置で身に着けるシャツなどはアウター類やボトムスに対してやや中古相場が落ちる傾向があるのですが、CIOTAのスビンコットンのシャツなどは、比較的価値を保ったまま中古市場で受け入れられています。
ブランドの打ち出している、シンプルで上質、着心地がいいものを、というコンセプトが評価されている結果といえるでしょう。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで「CIOTA」というブランドにフォーカスし、ご紹介しました。
厳選した最高級の素材と、自社工場でのこだわりの縫製に徹底しているブランド、CIOTA。
ブランドへの理解が少しでも深まれば幸いです。
KLDでも「CIOTA」のお買取を強化しています。
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