KAPTAIN SUNSHINってどんなブランド?|キャプテンサンシャイン
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
今回ご紹介するブランドは「KAPTAIN SUNSHIN(キャプテンサンシャイン)」。
メイドインジャパンによる技術と高品質な素材へのこだわり、そしてヴィンテージとモダンを融合させたデザインが注目のブランドです。
この記事では、
- KAPTAIN SUNSHINEとは?
- デザイナーについて
- 定番アイテム
- コラボアイテムについて
- 中古市場での評価
という形で「KAPTAIN SUNSHINってどんなブランド?」というお話をしたいと思います。
KAPTAIN SUNSHINの服が気になる!と思っている方はもちろん、中古相場についても解説していきますので、売却や買取をお考えの方もぜひご覧ください。
目次
KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)とは?
引用kaptainsunshine.com
引用fashion-press.net
引用fashion-press.net
KAPTAIN SUNSHINE(キャプテンサンシャイン)の始まりは2013年。
児島 晋輔(こじま しんすけ)氏によって、立ち上げられました。
デザインのベースとなるのは、古くからの“トラデッショナル”や“フィールドウエア”などのエッセンス。
往年のアメリカ製品から影響を受けながら、上質な原料から作られた豊かな素材と、日本のたしかな縫製に拘り、ラグジュアリーでありながらも「気にせず洗って天日干しできる日常着」を展開しています。
日本のファクトリーが持つ、拘りの生地と拘りの縫製を融合した“旅へと連れ出したくなる一着”を目指す、日本のメンズブランドです。
“As daywear, built to take hard wash and sun drying”(特に気にせず洗って天日干し出来る日常着)”と書かれたアイテムの内タグ 引用1ldkshop.com
KAPTAIN SUNSHINEの3つの魅力
KAPTAIN SUNSHINEの魅力といえば、「生地が上質であること」「質の高い縫製」「細部まで拘ったディテール」ではないでしょうか。
順にご紹介していきます。
魅力① 上質な生地
KAPTAIN SUNSHINEの魅力であり、大きな特徴となるのは、やはり“生地の質”です。
というのも、母体がファブリックカンパニー「クリップクロップ」であることが大きく関係しています。
クリップクロップといえば、かつてオーラリーが属していた、業界内では名の知れた生地会社です。
日常的に多様なファブリックに触れているからこそ、アイテム毎に肌触りや発色、エイジングなども考慮し、生地を緻密に選び抜くことができます。
絶対的な自信を持つ生地を使用している事は、やはりこのブランドの特別さだと言えるでしょう。
魅力② 高い縫製技術
2つ目の魅力は、高い縫製技術を合わせたものづくりをできる環境です。
往年のアメリカのアイテムからインスピレーションを受けながら、徹底された日本の縫製技術によって“気にせず洗って天日干しできる日常着”として、耐久性をも実現する“たしかな服作り”を行っています。
上質な生地とジャパンファクトリーならではの確かな縫製の融合は、KAPTAIN SUNSHINEならではの強みです。
魅力③ 拘りのディテール
人々を惹きつけるのは、素材と縫製といった側面に加え、細部まで拘ったディテールです。
アメリカのワークやミリタリー、アウトドアなどの要素をお落とし込み、それぞれの歴史を基にしながらも、単純なヴィンテージの再現ではなくリアルさを追求しています。
また武骨さがありつつも、モダンな雰囲気も持ちあわせるのも、ファンから支持される理由です。
若い人はもちろん、ファッション玄人な大人の男性からも厚い支持を受けています。
KAPTAIN SUNSHINEは、このような魅力で人気を集め、UNITED ARROWSやBEAMS、ADAM ET ROPE、1LDKなど多くの人気セレクトショップで取り扱われています。
デザイナーはどんな人?
デザイナー 児島晋輔氏 引用paddler-shonan.com
「KAPTAIN SUNSHINE」のデザイナーは、児島 晋輔(こじま しんすけ)氏です。
1976年に兵庫県で生まれ、ファッション誌のエディターを経てデザイナーに転身。
2002年から「WASTE TWISE(ウエストトゥワイス)」のデザイナーとして活躍し、2013年に独立して「KAPTAIN SUNSHINE」をスタートさせました。
児島氏の洋服作りは、特に素材に拘りを見せています。
産地には実際に足を運び、職人さんと意見を交わし、新しい糸や新しい布などを見つけに行くのだそう。飽くなき探求心です。
児島氏のバックボーンから来ており、中でもファッション誌の編集を行なっていた頃の経験は、大きく影響しているようで、
「ゼロから生み出すというよりは、50年前、100年前の日本、世界中の洋服のアーカイブから再編集してつくっているようなイメージ」と、語っています。
paddler-shonan.comより引用
古いもののクラシックな要素に吹き込まれた、新しいエッセンス。
児島氏によってエディットされて誕生しているのが、KAPTAIN SUNSHINEのアイテムです。
ブランドの定番アイテム
Traveller Coat(トラベラーコート)
秋冬の定番コートとして人気の「Traveller Coat(トラベラーコート)」。
独特なシルエットと上品な素材感で、雰囲気たっぷりの男らしさを感じるコートです。
シングルボタンにラグランスリーブ、パッチドポケットと、シンプルながらも洒落感の溢れる、ブランドらしいシルエット。
素材はウールを使用しています。
衿にはチンストラップが付けられ、スタンドカラーにすれば異なった印象に。
襟のチンストラップ 引用crouka.store
ジャケットの上からでも充分に羽織ることができるゆったりとしたサイズ感で、袖口にはストラップとボタンが配置されています。
またバックには深いセンターベントが入り、ボタンで開閉できる仕様です。
22FWシーズンからはアップデートされており、軽く着心地がさらに良くなったとの評判もあるアイテムです。
カラー毎に異なる裏地配色 引用crouka.store
Field Wrap Jacket(フィールドラップジャケット)
素材への拘りと上品なドレープ感を魅せる「Field Wrap Jacket(フィールドラップジャケット)」。
通年を通して着用できるジャケットとして人気を博している、定番アイテムです。
使用している素材は、エジプト産のコットンの中でも最高級とされる“フィンクスコットン”。
光沢と滑らかさを持つ糸から作られるスフィンクスコットンは、軽量でありながら非常に耐久性があり、優しい肌触りを持つ素材です。
厳選された素材を使用しているアイテムだからこそ、シンプルにTシャツにローファーで合わせるスタイリングがオススメ。
East Coast Fit Denim Pants(イーストコーストフィットデニムパンツ)
「East Coast Fit Denim Pants(イーストコーストフィットデニムパンツ)」は、60年代の東海岸の“ジップフライテーパード(551ZXX)”がモチーフとなっている定番モデルです。
縫製はデニムの名産地、岡山県。
その岡山県の井原地方で糸から開発しており、13.5ozのシーズンレスに着用できる生地を採用しています。
またセルビッチやチェーンステッチなど、ブランドの完全オリジナルで作り込まれた拘りの一本。
細かな縫製や仕様が、穿きこんだ後の独特な雰囲気に変化していきます。
ウエスト部分は細く、腰から太腿にかけて少し広がりのあるテーパードシルエットは程よい野暮ったさがあり、男心をくすぐるデニムに仕上がっています。
CREWNECK BIG TEE(クルーネックビッグTEE)
「CREWNECK BIG TEE(クルーネックビッグTEE)」をご紹介します。
KAPTAIN SUNSHINEで春夏シーズンを代表する定番素材と言えば、“和紙”。
しっかりと編み込まれたコシと張りを持つ生地で、カサッとしたドライな、まるでリネンのような質感を持つ素材です。
涼しい肌触りが味わえ、3シーズン着回しが可能。
速乾性と吸収力、消臭力に優れ、蒸し暑い日本の夏でも快適に過ごすことができます。
“和紙”と聞くと丈夫さが気になるところですが、実際には自宅の洗濯機で洗うことができ、糸切れの心配はありません。
何度も着用し洗い込んでいく事で増してくる”風合い“と“味”。
快適な着心地だけでなく、経年変化が楽しめるのもポイントです。
シンプルなデザインながらも、上品なサマーニット感覚で着用できるゆとりを持たせたシルエット。
普段の着こなしに、抜け感を演出できるアイテムです。
人気のコラボアイテム
×Goldwin Mountain Jacket(マウンテンジャケット)
GORE-TEXの最高峰“3レイヤー”のナイロンを使用した、ブルゾン「Mountain Jacket(マウンテンジャケット)」。
“Goldwin(ゴールドウイン)”が誇るテクノロジーと、KAPTAIN SUNSHINEの洗練されたデザインの融合が実現した、コラボアイテムです。
3層構造となるナイロン生地は、軽量で頑丈で優れた透湿性も魅力。
多種多様なポケットや収納可能なフードが特徴的なデザインです。
3レイヤーの構造図 引用burton.com
世界のスポーツブランドとも提携を結ぶ“Goldwin”とは、マウンテンジャケットやダウンジャケット、セットアップなど、今までに通算8回のコラボレーションを行なっています。
×Barbour 3/4 Coat(スリークォーターコート)
近年人気が再燃している、イギリスの老舗ブランド“Barbour(バブアー)”とコラボレートした「3/4 Coat(スリークォーターコート)」です。
Barbourといえば定番アウター“ビデイル”や“ビューフォート”が有名ですが、こちらはデザイナーの児島氏によってBarbourのアーカイブを調べつくされた、完全オリジナルのコラボアイテム。
ラグランスリーブのゆったりとしたサイズ感と、膝下ほどの長いレングスが特徴のデザインです。
表生地には、ライトなオイルドクロスを表地に使用しており、ロングシーズンの着用ができます。
この他にも、KAPTAIN SUNSHINEとのコラボシリーズは数年に渡りいくつも展開しており、その中には児島氏の私物をベースにサンプリングした形もあるのだとか。
毎シーズン注目度が高く、評価を得ているコラボレーションです。
×JOHNS MEDLEY 1980 Double V Pullover(1980ダブルVプルオーバー)
ニットの定番ブランド“JOHNS MEDLEY(ジョンスメドレー)”とのコラボレーションした人気アイテム「1980 Double V Pullover(1980ダブルVプルオーバー)」。
アイテム名のとおり、ベースは1980年代のJOHNS MEDLEYのアーカイブです。
そこにKAPTAIN SUNSHINEならではの視点が加えられ、生み出されたオリジナルデザインの別注アイテム。
JOHNS MEDLEYならではの超ハイゲージニット。上質なエクストラファインウールが伝統の30Gで編み上げられています。
ダブルジャガードのもっちりとした生地は、着るほどにしっとりとした肌馴染み。ファッション通も唸る仕上がり。
スポーティでありながらも、最高級の“品”を持つ極上のニットアイテムです。
話題となった新色の登場 引用mastered.jp
×PORTER STANDING TOTE BAG(スタンディングトートバッグ)
バッグはもちろん小物類も人気が高く、確かなモノの良さが魅力な「PORTER」とのコラボシリーズのアイテム「STANDING TOTE BAG(スタンディングトートバッグ)」。
POTER定番の光沢感のあるナイロンツイル素材を採用した、シンプルかつ上品なデザインです。
しっかりとしたマチがあることで、直立可能。内側に小分けポケットが配置された、大容量サイズです。
PC収納も可能で、普段使いだけでなくビジネスマンにも使い勝手のよい、まさに“大人のトートバッグ”と言えるでしょう。
内側のPC収納ポケット 引用raycoal.jp
PORTERとのコラボレーションアイテムは、毎シーズン発表しており、話題性のある人気のコラボレーションです。
トートバッグ以外にも、40年代をヴィンテージをアーカイブした財布など、アイテムや素材、テーマを変えて発売しています。
中古市場の評価について
ここまでKAPTAIN SUNSHINEについてご紹介してきましたが、中古相場や買取ではどうなの?という事についてお話していきたいと思います。
ここまでお話してきた通り、KAPTAIN SUNSHINEは生地にこだわり、デザインも長く使える普遍的なものを多く展開しています。
そのため、中古市場での評価も高く、多少使用感のあるものであっても、なかなかの金額で売却する事が可能です。
とくにアウター系は人気が高く、KAPTAIN SUNSHINEの通常ラインのものはもちろん、特にBarbourとのコラボアイテムは高い金額で取引されています。
他のあらゆるブランドにもある傾向ですが、Tシャツやカットソーのような肌に近いところで着るアイテムはやはり中古だと価値が落ちやすく、売却や買取の際も、使用感や汚れ、ダメージなど状態に注意が必要です。
しかし全体的に機能的にもデザイン的にも便利で長く使えるアイテムが多く、中古で状態の良いものが販売されている事も多いブランドですので、購入する際も中古品を探すのはおすすめといえます。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドですので、気になるアイテムをお持ちでしたらぜひ一度お気軽にご相談ください。
ものを送る前に金額がわかる、LINE事前査定もおすすめです。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで「KAPTAIN SUNSHINEってどんなブランド?」について、お話してきました。
ブランドの背景や特徴を知ることで、KAPTAIN SUNSHINEへの理解が少しでも深まれば幸いです。
KLDでもKAPTAIN SUNSHINEのお買取を強化しています。
国産カジュアルブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。
KAPTAIN SUNSHINEのこれまでのお買取り履歴はこちら
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