山と道ってどんなブランド?|定番おすすめアイテム10選
引用元 yamatomichi.com
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
小規模ながら実用的でリアルな、センスのいいアウトドア用品を展開するブランド、山と道。
ウェブサイトでの販売のみをおこなっており、販売商品はすぐに完売してしまい、なかなか手に入らない!という事でも注目度の高まっているブランドです。
今回は、
- 山と道ってどんなブランドなの?
- 山と道のデザイナーについて
- 山と道の定番モデル
- 山と道の中古市場での評価
を解説していきます。
山と道というブランドが気になっている!という方はもちろん、中古相場についてもお話しますので、すでにお持ちでフリマアプリや買取専門店での売却をお考えの方にもぜひお読みいただきたい記事です。
山と道とは
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「山と道」はハイキング文化にスポットを当てた国産のアウトドアブランドです。
ブランドの発祥は既存のアウトドアブランドに疑問を抱いていた「山と道」の創立メンバーである夏目夫妻が、自分たちのための道具作りを始めたことに端を発します。
同ブランドの代表作である「ONE」、「UL PAD 15」などのバックパックは大手アウトドアブランドに先駆ける形で発表された商品であり、現在も衰えることを知らないウルトラライト(UL)ブームの立役者と言っても過言はないでしょう。
現在はネット通販もできるようになったようですが、ブランド黎明期には完全受注ないし、鎌倉と京都の店舗に出向かないと買えないという販売形態でした。
また、パーツごとに素材、カラーリングなどの使用をカスタムオーダーできるなどマーケティングの面でも革新的なモデルを提案したブランドと言えるでしょう。
デザイナー
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山と道の創立者でありデザイナーは、代表の夏目彰さんと妻の由美子さん。
彰さんは2011年、38歳で山と道をスタートさせましたが、それまでは『GASBOOK』というアート関連メディアの中心人物として活躍していました。
山と道のプロダクトのセンスの良さも、そこで培われたものか…と思いきや、山と道のアイテムはデザイン先行ではなく、あくまで道具としての使いやすさを重視しているそうです。
機能を追い求めた結果の美しさは、結果的にとてもセンス良く見えることのいい例かもしれません。
『GASBOOK』に従事していた頃、東京でバリバリ活躍していた彰さんですが、せわしない東京の時間の流れに嫌気が差し、30歳の時、鎌倉に移住。
自然に囲まれた鎌倉での暮らしが、山と道というブランドを生み出すきっかけとなりました。
妻の由美子さんと共に移住し、鎌倉の豊かな自然と共にある生活の中で、「夫婦で何かものづくりをしたい」という発想に至ったのだそう。
元々山が好きで、しかしサラリーマンの生活の中では山に行ける時間も限られている…そんな中、「アウトドアメーカーを作ってしまえば好きなだけ山に行けるのでは」という発想で、「山と道」の立ち上げを、妻の由美子さんに相談。
最初は冗談だと思った由美子さんでしたが、二人でアウトドアメーカーをやってみる事にしたのだそうです。
そのような形で最初は小規模で始めた山と道も、現在では全国から購入希望者が殺到するブランドとなっています。
山と道の定番モデル10選
それでは、ここからはそんな山と道の定番モデルをご紹介していきます。
「ONE」バックパック
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冒頭部でも書いた「山と道」の原点にして最初のバックパックです。
販売はカスタムオーダーのみになり、年間でも数回しか受注していません。
カラーや仕様、拡張性についてはカスタムできるのであえて深く書きませんが、いわゆるアウトドアブランドのバックパックにあるような派手なカラーチャートではなくどちらかというと落ち着いた感じで、拡張性についても好みに応じて非常に細かく丁寧に選ぶことができそうです。
スペック的には50L~55Lと大型のバックパックになり、用途としては宿泊を伴うハイキング用と言ったところですね。
重さも約600g~800g程度と他ブランドの同程度の容量のものと比べても軽いです。
テントや寝袋を持って宿泊を伴う山行に出向く際はできるだけ荷物を軽くしてミニマルにいきたいものです。
「MINI」バックパック
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「山と道」のバックパックの中でも比較的見かけることの多いモデルが2作目になる「MINI」です。
容量も25L~32L、重さも約400gと使い勝手もよく、ワンデイハイクやちょっとしたサイクリングやお散歩など、登山以外のアウトドアアクティビティの際にも使い回しできそうです。
雨蓋がないデザインになっているのが今っぽいですね。
4色のカラー展開でこれらについてはネット通販もできるようです。
一方で、「ONE」のようにカスタムオーダーすることもでき、自分だけのオリジナルにこだわって作ってみるのもオススメです。
当たり前ですが山と道のバックパックは山歩きに特化したデザインになっている中で、一番山以外のシーンでも使えそうなモデルではないでしょうか。
「MINI2」バックパック
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MINIをよりウルトラライトハイキングや、ファストパッキングに特化したモデルです。
フロントにいわゆる元祖ウルトラライト系のバックパックのアイコンでもあった大型のメッシュポケットが備わっているのが印象的ですね。
ハイキングユースということを考えればこちらには、キャップやハット、脱ぎ着する衣類やドリンクなどの格納がメインになるでしょう。
どちらかといえば山と道は長期にわたる山行にフィーチャーされている感がありましたが、こちらのモデルならば、近年ブームのトレイルランなどにも良いかもしれません。
ちなみにこのバックパックを背負っている方を都会のど真ん中で見かけたことがありますが、製作サイドの意図には反するかもしれませんが、意外と様になっていました。
「THREE」バックパック
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「山と道」の3作目のバックパックで容量は40L、45Lと中型のモデルになります。
重量は約600g~650gで、フロントポケットをメッシュ、ジップ、ドローコードの3つから選ぶことができます。
容量的には春夏秋シーズンの1~2泊か、ウィンターシーズンの山行用と言ったところでしょうか。
雨蓋を廃したメインコンパートメント上部の開口部が、猫の耳のようにとがっているのが印象的ですね。
軽量化のためにフレームが除かれているのにも関わらず、肩と腰で荷重を分散できる設計になっているそうです。
サイドのメッシュポケットも大きく500mlのペットボトルが2本同時に収納できるのもポイントですね。
荷物がどうしても多くなるスノーハイクなどにもぜひ持っていきたいバックパックです。
「Yamatomichi sacoche」アクセサリー
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今や若者を中心に一般化したサコッシュですが、もちろん「山と道」にもあります。
重さがたった75gしかないのも驚きますが、もともとサコッシュなのでそこはさておいても、毎シーズン異なるカラーバリエーションの豊富さとその配色センスの良さは他のブランドと比べても抜きん出ているのではないでしょうか。
素材もハードとソフトの2種類のX-Pac素材とカラフルなFibermax64から選ぶことができ、アウトドアユースのみならずフェスや、普段のお出かけ用としてもオススメできそうです。
上記のバックパックと併せて携行するのはもちろん、もし小さめのモデルを買ってしまって、もう少し容量が欲しいと言った際の追加コンパートメントとしても良さそうです。
サコッシュに関してこちらで他ブランドのものもご覧いただけます
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「UL All-weather Hoody」ジャケット
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「山と道」といえばバックパックに注目が集まるところですが、ウェア類も実に個性的で魅力的です。
今までハードシェルのアウターといえばゴアテックスを代表に防水、透湿性にフォーカスしたものが多かった印象で、それ故かやはり着心地は硬めで重めと言った印象でしたが、こちらのジャケットは106gと驚くべき軽さで、雨天以外の晴天時さらにはハイクアップやランニングなどの通気性が求められる場面にも使える設計になっているようです。
各性能の実証についてはオフィシャルで「暮らしの〇〇」さながらに検証されています。
雨の侵入が危惧される縫い目を極力排したパターニング、ジップレスなデザインも印象的ですね。
「Alpha Anorak」ジャケット
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冬のメインアウターといえば、アウトドアに限らず日常生活の中でもフリースジャケットを外せない方も多いのではないと思います。
しかし、保温性や着心地といった優れた機能面の一方で、つきまとっていたのが野暮ったさではないでしょうか。
便利で暖かいのだけど、あのモコモコ感がちょっと…といった方は私だけではないと思っています。
その点、このジャケットの魅力はスマートなシンプルさにあります。
例えば街から山へ行く際、できれば違和感なく行って帰ってきたいといった場合にも、この見た目のシンプルさはなかなか他に類を見ないのではないでしょうか。
「山と道」の独自の表面加工によって、機能性を損なうことなくスタイリッシュな雰囲気を実現しています。
フロントはフルジップではなく、プルオーバー。
それでいて着脱がしやすいようにフルオープンになるサイドのベンチレーションなど工夫がつまったジャケットです。
「5-Pocket Shorts」パンツ
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「山と道」の山だけじゃないショーツです。
まず目を引くのはバックポケットとフロントポケットの間に加えられている追加のポケットですね。
スマホや地図などを収納にも良さそうです。
またフロントの右からファーストポケット、サイドのセカンドポケットと続き全部で5つのポケットにそれぞれ違った用途を想定し、容量やライナー、フラップの有無など徹底して設計されている点も、経験に基づいて最適案を導き出した「山と道イズム」が発揮された機能性に特化したショーツと言えるのではないでしょうか。
「5-Pocket Pants」パンツ
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5poket shortsの基本理念をベースにショーツでは肌寒いシーズン用に作られた登山用ロングパンツです。
ノンストレッチ素材ながらも、いせ縫いと呼ばれる立体的な縫製によって伸縮性を損なわないように設計されています。
可動性を担保するために一般的なトレッキングパンツにはストレッチ素材が用いられることが多いですが、そこに違和感を持たれる方にはオススメできそうです。
また縫い合わせ部分のシワ(パッカリング)も既存のアウトドアウェアには見られない表情で新鮮ですね。
設計こそ登山を想定してデザインされていますが、登山に限らず冬季のアクティビティの際にも良さそうです。
「Merino 5-Pocket Pants」パンツ
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5Pocket Pantsのメリノウール仕様です。
オフィシャルでも言及があるように5Pocket Pantsだけでは寒く、その下にタイツが必要になる厳冬期の登山時や、ノンアクティブの時にも、パンツ一枚で快適に過ごせるようにデザインされています。
素材となるメリノウールは、特にウィンターシーズンのアウトドアアイテムでは多用されており、下着やタイツ、靴下などでもおなじみですね。
その着心地や保温性、消臭性などは非常に優れており、登山用にと思って買ったものの、メインは普段使いになっているという事例もしばしば。
ウールなので使っているうちに特に擦れる部分に毛玉ができてしまいますが、こちらはそれを踏まえても経年変化を楽しめるようです。
中古市場での評価
意図的に規模を小さく、こだわった物づくりでとても評判の良いブランドである山と道ですが、中古市場での評価はどのようなものなのでしょうか?
KLDでの買取履歴や中古市場の相場を見たところ、非常に高く評価されていることがわかりました。
定番であるバックパック類などは、ほぼ定価と変わらないかそれ以上で取引されているものもあり、非常に人気が高いです。
カラーなどもすぐにネットから購入できる定番品以外のオーダーで作ったものなどはレアリティも高く、高値で取引されることが多いようです。
もちろんネットから購入できる定番カラーもとても人気で高値で取引されています。
ブランドの信条として「必要最低限のもので」というミニマルな思想があるブランドだけあって、定番モデルはマイナーチェンジはしているものの、長く同じモデルを洗練していっているという面があります。
こういったブランドの姿勢は中古市場でも強みを発揮する部分であり、アイテムを売却する際にも定番モデルは評価額が落ちにくいという傾向があります。
そしてタウンユースにも十分使えるアイテムが多いですが、やはり登山などで使用するという場合には、より「道具として」の購入をするユーザーが多くなる傾向があります。
そういったブランドの中古での取引の際は、使用にあたって問題になるような劣化などが無いかなどが重視され、それを満たしていれば間違いなく高値での売却が可能なブランドといえるでしょう。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
ものを送らずに金額がわかる「LINE査定」もぜひご利用ください。
KLDでは、山と道のお買取りを強化しています
ここまで読んで下さりありがとうございました。
KLDでは、山と道のお買取りを強化しております。
長く使えるのが魅力の山と道のアイテムですが、理由があって手放さなければならないタイミングなどはあるかと思います。
その際に、KLDのことを思い出していただければとても嬉しいです。
どのシーズン、アイテムでも出来る限り強気のお値付けでお買取りしております。
また、汚れ、ダメージのあるものでも当店独自のリペア、クリーニングを施して販売するため、もちろんお買取りは可能です。
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ありがとうございました!
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