nest Robeってどんなブランド?|ネストローブ
引用 nest Robe
こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。
リネン、オーガニックコットンなどの天然素材を使い、ずっと大切にしたい、丁寧に作られた長く着られる上質なアイテムを展開しているnest Robe(ネストローブ)。
今回は、
- nest Robeとは
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 定番・人気アイテム
- 買取について
という形でお話していきます。
nest Robeが気になっている!という方はもちろん、nest Robeの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。
目次
nest Robeとは
引用 nest Robe
nest Robe(ネストローブ)は、2005年に株式会社ネキストが立ち上げた、ナチュラルなテイストのアイテムを展開するブランドです。
着るほど体になじんで、自分らしく育てられる、長く着たくなるアイテムが特徴です。
糸、織り方、縫製、染色、加工などの服をつくる過程が「ストーリー」になるような、丁寧な服作りをブランドの信条としています。
経営母体である株式会社ネキストは、元々は下着やTシャツといったカットソーの製造を請け負う会社でした。
昭和25年創業の国内工場を所有しており、その技術力を使い、天然素材で着心地・素材感を大切に数々のアイテムを生み出しています。
詳しいことは後述しますが、使用する素材によって古くから使用している機械なども使い、多少手間がかかってもそれぞれに応じた一番いい方法でこだわりの服作りをしています。
引用 nest Robe
デザインは流行に流されることなく、長く着ることの出来るような、ベーシックなデザインが多いのが特徴的。
「長く着る」という点でいうと、デザインだけではなくサービス面でもファストファッションに逆行するように、修理を有料で承ってくれるのもありがたいところです。
ワンシーズン着て終わりではなく、「修理して育てる=nest Robe」という考え方で服作りをする、着る人の生活に寄り添うようなブランドといえるでしょう。
また、2009年からはメンズラインであるnest Robe CONFECT(ネストローブコンフェクト)を展開。
レディースラインでおこなっている丁寧な服作りとベーシックなデザインはそのままに、リネンなどの天然素材をふんだんに使い、ふっと肩の力の抜けるような、ニュートラルな気持ちで着ることの出来るジャケットやパンツなどを展開しています。
nest Robe CONFECTのアイテム 引用 nest Robe
着ることでほっとした気持ちになれる、まっさらな自分に戻れる。nest Robeは着る人にそんな安心感をあたえてくれるブランドと言えます。
デザイナー
nest Robeには特定のデザイナーが存在するわけではなく、複数のデザイナーが関わっており、それぞれが独自のスタイルと背景を持っています。
その中でも今回は、清水ちさとさんと大谷有紀さんについて詳しく解説していきます。
清水ちさと
フリーランスのデザイナーとして活動しながら、自身のファッションブランド「LiTA(リタ)」を手がけている清水ちさとさん。
nest Robeのデザイナーとしても活躍されています。
平日は東京、週末は栃木県の那須で過ごす2拠点生活を送っています。
このライフスタイルは、コロナの流行による外出制限がきっかけとなって始まったそうです。
清水さんのInstagramでは、自然豊かな那須の家での暮らしが紹介されており、自然と調和した生活を楽しんでいる様子が伺えます。
庭の植物や野菜の皮・葉を使った染色や、薪ストーブと炭を活用した料理など、都会では体験できない適度な不便さを楽しみながら過ごされているそう。
那須の家 引用 Instagram@chisato shimizu
プライベートでは、息子さんと娘さんの2人のお子さんがおり、時々Instagramにも登場します。
娘さんの保育園入園の際には桜色のワンピースを手作りするなど、子供思いな一面も見られます。
清水さんの娘さん 引用 Instagram@chisato shimizu
大谷有紀
大谷有紀(おおたに ゆき)さんは、フリーランスのデザイナーとして活動しながら、nest Robeとはコラボという形で携わっています。
このコラボは、2024年5月に「nest Robe de わがままな別注 “くろとしろと monochromatic style” by yuki ootani」というタイトルで展開されました。
白と黒を基調にしたモノトーンスタイルをテーマに、透け感のあるドッキングワンピースやパジャマのようなリラックスしたパンツなど、お洒落なモノトーンのアイテムが展開されています。
パジャマのようなリラックスしたパンツ 引用 nest Robe
そんな大谷さんの経歴ですが、1981年に福井県で生まれ、デザイナーやアートディレクター、アーティストなど幅広く活動されています。
日本で最も難関とされる芸術大学の一つである東京藝術大学に進学しており、在学中から才能を発揮し、デザインユニット「2e(ニイー)」として活動を開始しました。
高いアート性を日常的な「モノ」に取り入れた様々なプロダクトを手がけ、注目を集めました。
大学院修了後は資生堂の宣伝・デザイン部に入社。
在職中にも自身の服ブランド「Ki Noé(キノエ)」を立ち上げ、その後、フリーランスとして独立しました。
現在はデザイナーやアートディレクターだけでなく、アーティストとしても積極的に個展を開催するなど、クリエイティブな活動を広げ続けており、日本のデザイン・アート界に新しい風を吹き込んでいます。
ブランドの特徴
nest Robeの特徴は以下の3つです。
- リネン素材へのこだわり
- デニム生地へのこだわり
- 染色方法へのこだわり
それぞれ詳しく解説していきます。
リネン素材へのこだわり
引用 nest Robe
nest Robeのアイテムに欠かせない素材といえばリネン生地。
リネン糸は繊細で切れやすいので、昔から使っている竹の機械で巻きます。
金属製の巻き取り機に比べると時間はかかりますが、糸にストレスをかけずに巻くことが出来るそうです。
染色方法は、かせ染め、チーズ染色、ロープ染色や優しい風合いの天然染めなど。
ロープ染色に使うリネン糸は、1本1,000mという長さになるので、細心の注意を払わなければならない大変な作業になります。
しかしnest Robeでは、賃金が安い海外に外注せずに、昔ながらの「シャトル織機」を日々メンテナンスして織り上げています。
現代は「大量生産=高速の自動織機」が主流になりがち。
nest Robeに欠かせないシャトル織機で織られた織物は、時間をかけた分、着心地の良い柔らかな風合いに仕上がります。
「このシャトル織機でしか出せない着心地」のために、じっくりゆっくり織っていく姿勢が、まさにnest Robeらしいといえる素材のひとつです。
シャトル織機 引用 huis
デニム生地へのこだわり
引用 nest Robe
日常生活に欠かせないデニムは、ロープ染色というデニム独特の「あたり」を生みだす中白の糸を使うため、熟練の職人さんによって微妙な温度差や濃度が管理されています。
また、デニムといえばコットン100%で作られたものがスタンダードですが、nest Robeではリネンで作ったデニムなども展開しています。
コットンには無いハリ感がある独特の風合いは、リネンにこだわりのあるnest Robeならではのアイテム。
真夏にはちょっと暑く感じるデニムパンツも、リネンで織られているパンツであれば涼しげに着ることが出来ます。
また、着れば着るほどに魅力が増すのもリネンデニムの特徴で、デニム特有の色落ちなどはもちろん、リネン生地だからこそのシワ感なども味になる独特のアイテムとなっています。
染色方法へのこだわり
引用 nest Robe
上述のように、nest Robeでは生地の素材や織り方などに非常にこだわっていると同時に、染色方法にも非常にこだわりを持ってものづくりをしています。
以下にいくつかの例を挙げたいと思います。
かせ染め
かせ染めの様子 引用 群言堂
まとめられて束になった状態の糸のことを「綛(かせ)」といいます。
穴の開いた管にこの糸の束を掛け、穴から染液を噴射して糸を染めていく方法。
この方法は手間がかかりますが、ムラ無く綺麗に染まる方法だそうです。
チーズ染色
チーズ染色の様子 引用 キャブ株式会社
チーズ染色とは、その名のとおり、チーズを用いて糸を染め上げる方法…ではなく、チーズのような形に糸を巻いた状態で染色する方法です。
巻いた状態の糸に対して染液をポンプで循環させ、内側と外側から交互に染めていく方法で、こちらもムラ無く均一に染まるそうです。
かせ染めに比較して工程が少なく効率が良いため、大量に染めることが可能です。
しかし、かせ染めに対して糸を巻いた状態で染めているため、やや糸の形状やふくらみなどの風合いを損なう可能性があり、使用する素材を選ぶ方法ではあります。
天然染め
引用 nest Robe
天然素材を用いて染色をおこなう方法で、染料となる素材は花や草などの植物や、コーヒー、お茶など様々なものがあります。
nest Robeでは植物を使った草木染めなどはよくおこなわれる方法で、薔薇の花びらを使った優しいピンク色、くちなしの花を使ったライトブルー、たまねぎの皮の黄色など、植物を使った染色ならではの優しい色合いが楽しめます。
草木染めは、植物を煮だして色を抽出し、糸または布を染めていきます。
手間のかかる方法ではありますが、こちらもnest Robeの優しい風合いの服とぴったりな色味が出るので、とても人気のあるものとなっています。
定番・人気アイテム
ここからは、nest Robeの定番・人気アイテムを3つ紹介していきます。
nest Robeが気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
リネンデニムパンツ
引用 nest Robe
nest Robeの顔とも言えるこちらのパンツは、ブランドの魅力を凝縮したアイテムです。
100%リネン素材を使用し、デニムのような風合いと耐久性を持ちながら、リネン特有の軽さと涼しさを兼ね備えています。
シルエットは絶妙なバランスで、細すぎず太すぎないストレートシルエットを採用。
これにより、カジュアルからセミフォーマルまで幅広いスタイリングに取り入れられます。
また、リネン素材特有の経年変化も楽しめ、着るほどに体に馴染み、独特の風合いが増していきます。
カラーバリエーションも豊富で、定番のインディゴブルーから、ナチュラルなホワイト、モダンなブラックまで、様々なテイストに合わせて選べます。
四季を通じて着用可能なこちらのパンツは、nest Robeを初めて買う方にもおすすめです。
リネン天然染め2wayドレス
引用 nest Robe
こちらのドレスは、nest Robeの天然素材へのこだわりと、実用性を兼ね備えた逸品です。
100%リネン素材を使用し、天然染料で染色されているため、肌に優しく環境にも配慮した一着となっています。
2wayデザインが特徴的で、ワンピースとしてはもちろん、前開きにしてガウンのように羽織ることもできます。
この機能性により、季節や場面に応じて様々なスタイリングが可能です。
ゆったりとしたシルエットは体型を問わず着こなせ、リネン素材特有のナチュラルな風合いが、カジュアルにもエレガントにも着こなせます。
リネンシアーフリルブラウス
引用 nest Robe
こちらのブラウスは、nest Robeの繊細なデザイン性を体現した一着となっています。
100%リネンのシアー素材を使用し、軽やかで涼しげな着心地を実現。
フリルデザインが特徴的で、首元や袖口のフリルが女性らしさを演出します。
同時に、シンプルなデザインにより、過度に装飾的にならず、nest Robeらしい上品さも保っています。
シアー素材は透け感があるため、インナーの選び方次第で様々な表情を楽しむことも可能。
カジュアルなTシャツと合わせたり、同系色のキャミソールを合わせてエレガントに着こなしたりと、アレンジの幅が広いのも魅力です。
買取、中古相場について
ここまで、nest Robeというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。
長く着られることをコンセプトの一つとして掲げているブランドだけあって、中古市場でも高い金額で次のオーナーに渡っているのが多く見受けられます。
ネストローブの生地の良さを存分に味わえるワンピースなどは特に人気で、中古相場も高い傾向にあります。
シーズンの新しいものや、コラボレーションのモデルなども人気が高く、高額で取引される傾向があるといえます。
もちろんKLDでも強気のお見積もりが可能なブランドです。
「売ろうかな…?」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
天然素材を使用し、アイテムごとの風合いも楽しんで、もの作りを続けているnest Robe。
KLDでもnest Robeのお買取を強化しています。
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