あのブランドとも?sacaiとコラボしたブランド、アーティスト特集|サカイ
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
今や世界的に高い評価を得ている日本のブランド、sacai。
規模が大きくなってもブランドのカラーを失わず、ブランドの核を持ったまま新しい表現に挑戦しているブランドのひとつです。
その挑戦のひとつとして、様々なブランドとのコラボレーションというものがあります。
「sacaiのコラボってよく聞くけど実際どれだけやってるの?」
という疑問を解決するべく、これまでどのようなブランド、アーティストとのコラボレーションをおこなってきたのかを今回はまとめてご紹介しようと思います。
- あらためてsacaiってどんなブランド?
- sacaiとコラボレーションをおこなったブランドたち
という形でご紹介していきますので、ぜひご覧ください!
sacai(サカイ)とは
引用元 fashionpost.jp
1999年に、阿部千登勢(アベチトセ)によって設立されたブランド、sacai(サカイ)。
今では日本を代表するファッションブランドです。
ブランドのコンセプトを「日常の上に成り立つデザイン」とし、一見奇抜に見えるギミックやデザインも、日常的に着られるように独自のスタンダードの枠組みの中で構築。
sacaiならではの“エレガントな新しいスタンダード”を表現しています。
ベースはコンセプトどおり実用的なアイテムですが、印象としては、まるでドレスのようにも見えます。
手の込んだパターンや異素材の組み合わせ、独特なシルエット、細かいディティールなど、sacaiのこだわりが詰まった構成が特徴です。
ブランドの開始当初は、ニットを使ったアイテムがメインでした。
現在でもニットアイテムは、サカイの特徴の1つではありますが、バリエーションはより増えています。
また、数多くのブランドとのコラボレーションもサカイの特徴です。
コラボの企画が発表されると、発売前からファッション好きの間で必ずと言っていいほど話題になります。
また、即日完売になることも多くあることから、手に入れることが難しく、商品そのものの価値も高く評価されているのです。
そんな、話題騒然のニュースタンダートを提案し続けるsacaiのブランドコラボレーションの数々。
その一部を、新しい情報と共にご紹介していきたいと思います。
sacaiのコラボレーションの数々
ここからは、sacaiとコラボレーションをおこなったブランドを、新しいものから年式、写真と共にご紹介していきたいと思います。
sacai×ACRONYM(アクロニウム)
引用元 fashionsnap.com
アクロニウムのコラボレーションは、sacaiの2022年SSの新作コレクションで発表しています。
このシーズンのsacaiのコンセプトは「Bonding(絆)」。
コンセプトの名のとおり、もともとsacaiの阿部とアクロニウムのエロルソン・ヒューは、旧知の間柄です。
アクロニウムデザイナーのエロルソン・ヒュー氏 引用元 edition-jp.com
ミニタリーやアウトドアをベースに、サカイの特徴的なデザインと素材使いと、アクロニウムが得意とする巧みな技術の掛け合わせは、唯一無二。
一体感のある理想的な融合を表現しています。
sacaiにとってアクロニウムとのコラボは、コレクション全体のアイデアの基板にもなったそうです。
また、メンズをメインに展開するアクロニウムにとっては、初のドレス作品。
お互いのブランドにとって、新たな領域への挑戦ともなったコラボレーションといえます。
sacai×NIKE(ナイキ)
引用元 fashionsnap.com
sacaiとナイキの最新コラボレーションの発表は、2021年8月のコレクションです。
スポーツが持つエネルギーを表現したアイテム展開としています。
ジャケットは、sacaiのボンバージャケットと、ナイキのウィンドランナージャケットの重ね合わせ。
パターンやディテールに変化を加えています。
ウィメンズのプリーツスカートとフリーストップスのデザインには、sacaiの阿部が重視する、”あたりまえ”にとらわれない、動きの美しさが特徴です。
「Just Do It.」でおなじみのナイキ。
1968年に設立された、言わずもがな王道とも言えるスポーツブランドです。
またスポーツ関連商品のみならず、ファッションとしての視点からみても、そのブランドの強さとメッセージ性の確かさは健在。
2015年から始まったsacaiとナイキのコラボレーションは、今では当たり前のように感じるほどヒットし、続いています。
sacaiの阿部にとって、ナイキは20代の頃から愛用するブランドの1つで、コラボレーションに至ったのは自然な流れだったと言います。
素材や技術の更新を常に中心に考えているsacai。
ナイキのイノベーションに対する情熱の深さは、sacaiの刺激になり特別な存在です。
ジャケットやスカート、フリースパンツなど、デザインと機能性を兼ね備えたプロダクトをラインナップしています。
sacai×JeanPaulGAULTIER(ジャンポール・ゴルチエ)
引用元 fashionsnap.com
2021年7月に発表された、sacaiとジャンポール・ゴルチエ(以下、ゴルチエ)のコレクション「Gaultier Paris by sacai」。
当初2020年3月に決定したのですがコロナで延期となり、業界では待ちに待ったコレクションの発表でした。
ゴルチエはデザイナーの引退を発表。
さらに今後について、シーズンごとに彼自身が尊敬するデザイナーに、クチュールコレクションの制作を任せることも発表しました。
その初回のデザイナーとして招かれたのがsacaiの阿部です。
引用元 fashionsnap.com
この回のゴルチエのコレクションについて、sacaiの阿部はデザインすべてを一任されています。
これは、もはやコラボ以上のもの。
ファッション業界では大きな話題を呼びました。
最先端で破壊的な要素も持ち合わせ、数々のアイテムを提案してきたゴルチエ。
sacaiは、ゴルチエを称える意味で、象徴的なアイテムを再構築。
得意とする新しい視点での手法をふんだんに取り入れています。
そして、従来のアイデアをそのままに用いるのではなく、一度崩した上での新しい組み合わせ。
最先端のスタイルを楽しんで表現をしているようです。
このコレクションは、パリのゴルチエ本社で開催。オンライン配信もされ、業界外からも注目を浴びるほどのコレクションとなりました。
sacai × KAWS(カウズ)
ファッションブランドだけでなく、アーティストとのコラボもおこなっているsacai。
そのひとつがこちらの「KAWS」とのコラボレーションです。
目がバッテンのキャラクターでおなじみのKAWS。ニューヨークを基盤にして活動しているアーティストです。
KAWSの代表的なキャラクター「コンパニオン」引用元 hidekiiinuma.com
2021年FWメンズコレクションで、長年親交のあるsacaiとKAWSの初コラボを発表。
「ウェアラブルアート(着ることができるアート)」という概念を現代的に表現しています。
コレクションは、KAWSのアート作品を落とし込んだものとなっています。
KAWSのアートのオリジナルの色彩を忠実に再現した、インパクトのあるカラー配色です。
ユニクロをはじめとする著名ブランドとも数多くコラボしており、既存のキャラクターをアレンジした目をX (バツ)にしたKAWSのアートとその名前は、誰もが目にしたことがあるほど。
今や、超高額で落札されるKAWSのアートを日常的にまとえるとは贅沢とも言えます。
エネルギー溢れるKAWSの色彩と、sacaiらしいシルエットやデザインが融合したアイテムは今後、貴重なコレクターズアイテムとなるかもしれません。
メンズ・ウィメンズのほか、ユニセックスアイテムやキッズウェアも登場。
多彩なマルチカラーとカモフラージュカラーの2色をラインナップしています。
sacai×TOMO KOIZUMI(トモコイズミ)
TOMO KOIZUMIとの初めてのアクセサリーコラボレーションが2021年6月に実現しています。
TOMO KOIZUMIの特徴であるフリルがボリューミーで特徴的なアイテムです。
複数のフリルを重ねることによって、美しいグラデーションを表現しています。
TOMO KOIZUMIは、コスチュームデザイナーとして国内外を問わず多くの女優やアーティストから支持を得ています。
波たつボリューミーなラッフルは、上述のようにTOMO KOIZUMIの象徴とも言えます。
フリルのゴージャス感がありながらも、sacaiらしいクラシカルさを連想させる色揃え。
オレンジミックスのカラーは、sacaiの特徴のスタンダードなトレンチコートからアイデアが広がりました。
そして、ミリタリーアイテムを思わせるグリーンミックス、普遍的なブラックのカラーラインナップです。
ダイナミックな造りのトートバッグやボディバッグ、レッグウォーマーを展開しています。
sacai×Ten c(テンシー)
引用元 coverchord.com
2020年9月に、テンシーとの始めてのコラボを発表しています。
時代を越えたような本物のスタイル。
テンシーの先進的な構造を兼ね備えた究極のアウターに、sacaiが持ち合わせるハイブリッドの美しさを落とし込んだコレクションとなりました。
テンシーとは、20世紀のミリタリーウェアからデザインソースを得た「一生モノ」のジャケットに定評のある、イタリア発のブランドです。
素材は、日本製のナイロンとポリエステルの高密度ニットを使用したテンシーの独自のもの。
通称「OJJ」と呼ばれます。
高温で圧力をかけることによって実現する製品染めで、独特な風合いと撥水性、デニムのような経年変化が特徴で魅力。
コラボだからこそ実現できる、スペシャルなアウターが登場しました。
sacaiのステンカラーコートとテンシーのパーカーをドッキングしたモッズコートなど、3型を展開しています。
sacai×AlexanderGirard(アレキサンダージラード)
引用元 sacai.jp
sacaiの2020年FWコレクションで、アレキサンダージラード(以下、ジラード)との初めてのコラボレーションによるアイテムを発表しました。
タイポグラフィ(印刷文字)を用いたデザインに、sacaiのロゴを加えて、特別なカラーリングでアレンジされています。
ジラードは、テキスタイルやインテリア、家具のデザインを手掛けたことで著名なアメリカのアーティストで、戦後のアメリカデザインの第一人者のひとり。
タイポグラフィはジラードの代表作の1つでもあります。
光沢のあるサテンや軽やかなシフォンなど、様々な表情のファブリックに落とし込むなど、sacaiならではのテクニカルな手法によって、硬さの感じるタイポグラフィが、流れのある柔らでエレガントなシルエットの洋服へと変貌を遂げました。
ウィメンズドレスやスカート、メンズジャケット、ユニセックスサイズのTシャツなど様々なアイテムで展開しています。
sacaixPORTER(ポーター)
引用元 sacai.jp
吉田カバンのPORTERとのバッグコラボレーションです。
PORTERらしいシンプルで実用的なデザインをベースに、細部のこだわりを追求するsacaiらしさの掛け合わせ。
2020年8月にsacaiのECサイトで先行販売しました。
PORTERは、吉田カバンの技術力と現代的なデザイン、機能性が生み出すバッグのブランドで、ずっと変わらない人気を誇っています。
コラボレーションが始まった当初から話題を呼んでいるこのシリーズ。
2020年に販売した商品は、即日完売となるほどの人気でした。
得意な素材遊びにも注目。
各アイテムには、sacaiオリジナルのファスナーを備え、ロゴ部分にはファスナーテープと同色のナイロンテープを採用しています。
さらに、自由に用途を考えながら選ぶのが楽しくなるような豊なバリエーションにもなっています。
PORTER定番のヘルメットバッグをベースにしたトートバッグや、左右非対称のポケットが特徴的なバックパックなどのアイテム展開。
カラーはブラック、カーキ×ネイビー、さらにオンラインストア限定色としてライトグレー×ブルーの3色のラインナップです。
sacai×DoverStreetMarket(ドーバーストリートマーケット)
引用元 sacai.jp
2020年7月に新型コロナウイルスのチャリティプロジェクトとして、ドーバーストリートマーケットギンザとのコレボレーションをしました。
sacaiのスタンダードなMA-1ジャケットをベースにした別注コレクションを販売しています。
ドーバーストリートマーケットギンザは、銀座に位置するロンドン発のコンセプトストアの名称。
「BEAUTIFUL CHAOS(美しき混沌)」をテーマに、sacaiを始め、様々なブランドがセレクトアイテムを並べています。
sacaiは新作として、バンダナをイメージしたペイズリー柄の刺繍をあしらったMA-1を発表。
通常のsacaiのアイテムに、贅沢な刺繍を施した特別仕様です。
このスペシャルアイテムは、完全受注生産としていたことから、希少価値の高いアイテムとしても注目されています。
メンズは、サイドにジップ装飾のアクセント。
ウィメンズは、背面にプリーツタックの入った動きのあるデザインです。
このコロナのチャリティ企画には、sacaiの他に、ナイキやラフシモンズ、アンダーカバーなど全28ブランドが参加しました。
売上は全て、日本赤十字社を通して医療従事者に寄付されたとのこと。
sacaiのコラボレーション活動が、分野にとどまらず、ファッションと通じて社会への貢献にも一役かっていることが伺えるコラボレーションとなりました。
sacai×Dr.Woo(ドクターウー)
引用元 sacai.jp
2020年FWコレクションで、ドクターウーとのコラボレーションによる新作を発表。
ドクターウーがsacaiのために特別にデザインしました。
宇宙や星座のモチーフをふんだんにちりばめたバンダナ柄のデザインです。
ドクターウーは、タトゥーアートとファッションを融合させる時代の流れを作り出した、世界中に何百万人ものファンを持つほどのタトゥーアーティストです。
宇宙や星座のモチーフは、ドクターウーが自身のタトゥーによく使用するタトゥーデザインの1つ。
細部までこだわった繊細さと入り組んだ複雑さが、タトゥーファンをとりこにしています。
ドクターウーはsacaiの阿部のことを「彼女のビジョンを通して私のデザインを洋服の形にする手法はいつも私の想像を超える。」と賞賛し、ファミリーのように思うほどの間柄。
この両者のコラボは2回目となっています。
sacaiの新作コレクションにドクターウーの繊細かつ複雑なタトゥーデザインが加わることで、いつも新たな表情を与えています。
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ぜひご覧ください!(販売内容はどのモールも同じです。)
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
sacaiの他ブランド、アーティストとのコラボレーションは想像していたよりも盛んで、とてもバリエーションに富んだラインナップとなっていました。
どのブランド、アーティストも、sacaiの持っている個性と上手く融合していてとても素敵なコラボレーションばかりでしたね。
KLDでは、今回ご紹介したどのコラボレーションモデルも現在お取り扱いを強化しております。
LINE査定も出来ますので、もし気になるアイテムがございましたらお気軽にお声かけ下さい!
無料査定についての詳細はこちらからご覧ください!
また、販売サイトではブランド名を検索してご購入いただくことが出来ます。
「sacaiって素敵だし、より好きになっちゃったけど新品だと高い…」
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