sacaiってどんなブランド? | サカイ

× 事前査定

引用instagram@sacaiofficial

こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。

複雑なパターン、随所にほどこされて見え隠れするプリーツ…その強いデザイン性で、一度見たら忘れられないような印象を残すブランド、sacai(サカイ)。

一目で分かるsacaiの独特な世界観は、多くのファンを魅了しています。

今回は、

  • sacaiとは?
  • デザイナー
  • ブランドの特徴
  • sacaiの代表的なデザイン

という形でお話していきます。

sacaiが気になっている!という方はもちろん、sacaiの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。

sacaiとは?


引用instagram@sacaiofficial

sacaiは、1999年に設立された日本のブランドです。

コンセプトは、「日常の上に成り立つデザイン」。

クラシックなアイテムに異素材をミックスし、独特なディテールで仕上げたデザインが特徴です。

一見、前衛的な印象もありますが、sacaiならではの遊び心と美しいエレガントさがあり、日本のみならず世界からも高い評価を受けています。

2009年にはパリコレデビューを果たし、今や日本を代表するブランドに成長しました。

これからも、さらに注目されていくこと間違いなしのブランドです。

デザイナー


引用fashionpost.jp

デザイナーは、1965年岐阜県生まれの阿部千登勢さん。

母親が洋服の仕立て屋で働いていた影響で、幼少期から洋服に興味を持ち始めます。

ファッションデザイナーを目指したのは、小学5年生の頃だったそう。
きっかけは、たまたまテレビに映ったISSEY MIYAKEのデザイナーである三宅一生さんの存在でした。

そんな千登勢さんは、名古屋のファッション専門学校に入学し、卒業後は大手アパレルメーカーに勤務。
その後、コムデギャルソンでニット部門担当者として経験を積み、妊娠をきっかけに退社。


sacaiのファーストコレクション 引用fashionsnap.com

子育て中、新たに価値観がアップデートされ、sacaiのファーストコレクションともなる、ニットウェア3型を自宅にて展示することになります。

宣伝は行わずひっそりと開かれた展示会でしたが、デザイン性の高さからファッション関係者に注目されるようになり、口コミで人気が広がっていきました。

そして、自身のブランド「sacai」を立ち上げ、今に至ります。

阿部 千登勢さんについてはこちらもどうぞ

sacaiデザイナー、阿部千登勢ってどんな人?|サカイ

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sacaiデザイナー、阿部千登勢ってどんな人?|サカイ

ブランドの特徴

常に革新的なアイデアに目を光らせ、唯一無二の魅力を放つブランド、sacai。

ここでは、そんなsacaiの特徴をお話していきます。

型にはまらない独創的なデザイン


引用fashion-press.net

sacaiのデザインは、ランダムな組み合わせや、誇張されたディテールなど、誰も予想できないような「独創性」があります。

特に、“スポーツウェアとオートクチュール”、“フェミニンとマスキュリン”など、正反対の要素をミックスするデザインは、sacaiらしい創造性が反映されています。


大胆なフォルム 引用fashion-press.net

他にも極端にオーバーなフォルムや、斬新な配色など、トレンドを超越したデザインが印象的です。

sacaiのこれらのデザインは、意外にも千登勢さんの日常生活からインスパイアされているそう。
特に周囲の人々を観察し、そこからデザインに落とし込んでいるとのこと。

sacaiが生み出すデザインは、街行く人の服の重ね着や、ユニークなコーディネートなど、ファッションの多様性を反映しているのです。

ただ、日常に寄り添う単なるリアルクローズではなく、革新的なアプローチを行ったsacaiらしいリアルクローズだといえます。

社会的・政治的なメッセージを服を通して伝える姿勢

sacaiのコレクションでは、様々な社会的、政治的問題に触れていることがあります。


引用fashion-press.net

例えば、2018年秋冬のメンズコレクションでは、「Truth. It’s more important now than ever.(真実はこれまで以上に重要)」というメッセージを発信。

このコレクションは、ニューヨークタイムズ紙のキャンペーン「Truth」とコラボレーションしたもので、sacaiは「真実の探求」を訴えるためのアイテムを発表しました。


引用fashion-press.net

また、2021年春夏コレクションでは、「Love Over Rules(愛はルールを超える)」をテーマに掲げました。

このテーマには、「人種・文化・セクシュアリティなどは関係なく、ルールを超えた多様性を尊重し、愛する」といったメッセージが込められています。


引用fashionsnap.com

さらに2024年春夏コレクションでは、「Know Future」という言葉にスポットを当てたアイテムを発表。

これは、「NO FUTURE(未来がない)」というネガティブな言葉を、ポジティブな未来に向かうために「Know Future(未来を知る)」という、千登勢さんが置き換えた言葉遊びです。

このようにsacaiでは、向き合わなければいけない社会的な問題や、今起きている政治的な問題などを、服を通して伝えることで、より幅広い層に共有してくれるのです。

多くのコラボレーション

sacaiは、デザイン性の高さのみならず、多くの有名ブランドとのコラボレーションも注目を浴びています。

以下が、これまで行ってきた一部のコラボレーションです。

  • NIKE
  • THE NORTH FACE
  • Fragment
  • DIOR
  • ACRONYM
  • Cartier
  • Moncler
  • JEAN PAUL GAULTIER
  • UNDERCOVER
  • PORTER
  • Carhartt WIP
  • Beats by Dre(オーディオブランド)
  • メルセデスAMG(メルセデスベンツのサブブランド)
  • Dr. Woo(タトゥーアーティスト)
  • ハンク・ウィリス・トーマス(コンセプチュアル・アーティスト)
  • 麺散(原宿のうどん店)
  • 上記のコラボレーションは、まだほんの一部で、sacaiはこれまで数えきれないほどのコラボ企画を実現しています。


    特に人気の「sacai x Nike LDWaffle」シリーズ 引用buyma.com

    中でも、NIKE、THE NORTH FACE、Fragmentのコラボレーションは、特に話題となりました。


    オーディオブランド「Beats by Dre」 引用fashionsnap.com


    原宿のうどん店「麺散」 引用instagram@sacaiofficial

    また、業界の枠を超えてコラボレーションを行っているのも、sacaiらしい取り組みだといえます。

    年々人気は高まっており、コラボ企画が発表されるとファッション好きの間で発売前から注目を浴び、どれも人気企画となっています。

    sacaiの代表的なデザイン

    ここからは、ブランドの強みとなるsacaiの代表的なデザインをご紹介します。

    ニット


    sacai MAN 2019-20AWより 引用fashion-press.net

    まずは、ブランドをスタートするきっかけとなった「ニット素材」。

    現在でもニット素材のアイテムを精力的に発表し、ひと癖もふた癖もあるsacaiらしいニットをラインナップしています。

    もちろんニット生地自体の質も良いのですが、sacaiらしい要素といえば、切替やドッキング。

    ニットアイテムであってもそれは健在です。

    あるセーターは、一部分がケーブル編みで、他の一部分はリブ編み、また色も切り替えられている…というような予測のつかないユニークな趣向が凝らされています。

    また、秋冬はもちろん、春夏もコットン素材などのサマーニットを展開しています。

    暖かい季節に着るニットは秋冬とは異なる自由度が増しており、ニットの切り替えだけではなく、布帛との切り替えなどが印象的です。

    ブランドとしてもニットへの思い入れは強く、毛玉が出来やすい製品があると自己負担で回収するほど。

    sacaiのニットアイテムは、徹底した美学が詰まっているといえるでしょう。

    プリーツ


    NikeLab × sacai 引用fashion-headline.com

    sacaiのデザインを語る上で欠かせない要素のひとつであるのが、「プリーツ」。

    sacaiのアイテムにおけるプリーツは、プリーツ素材の生地を幾重にも重ねたりドッキングしたりすることが多く、通常の、いわゆるプレーンなプリーツスカートなどの印象とは一線を画すものが多いです。

    デザインの中にプリーツ素材をポン、と置くことで、違和感といってもいいような強烈な印象を残します。

    また、sacaiのアイテムで顕著にみられるのが後ろ側のみにプリーツを配置したデザイン。

    トップスでもボトムスでもそうなのですが、動きに合わせてプリーツがなびく様子は、まるで孔雀の羽のようにも見えて非常に魅力的です。

    キュプラ


    キュプラ×ニットのカーディガン

    sacaiでは、「キュプラ」という素材を用いたデザインが多く見られます。

    キュプラとは、高級スーツやコートなどの裏地によく使われている、ツルツルとした光沢感のある素材です。

    裏地のイメージが強いキュプラを、普通の生地のように用いるというのは、様々なブランドで実践され、もはやスタンダードとなっている印象ですが、sacaiはそれをより効果的にデザインに組み込むことを得意としています。

    ニットカーディガンの背中側を大胆にキュプラに切り替えたものは特に有名で、sacaiらしいアイテムのひとつです。

    他にも、キュプラの切り替えが入ることで、効果的にデザインの印象を強くすることに役立っています。

    ドッキング


    2020AWより、ダウンとフリースのドッキングコート 引用fashion-press.net

    sacaiの一番の強みといっていい要素が、「ドッキング」です。

    ドッキングとは、「2つのものが結合すること」。
    その名の通りsacaiのドッキングデザインは、2つ、またはそれ以上の要素を結合させて作られています。

    毎シーズン、ニットやプリーツ、キュプラ、デニムにファーなど、意外な素材をドッキングさせ、見事に融合させています。

    そして、一見バラバラな印象になりそうなところを、sacaiならではの技術とセンスで、非常に美しくまとめているのです。

    一つのカテゴリーにとらわれないドッキングデザインは、違和感と融合を同時に感じられる、不思議な魅力があります。

    買取、中古相場について

    ここまで、sacaiというブランドの魅力についてお話してきました。

    ここでは、sacaiの中古相場について少しだけお話していきます。

    sacaiはメインラインはもちろん、豊富に展開されているコラボアイテムも非常に注目度が高いため、中古市場ではどちらも高評価を得ています。

    特にコラボアイテムは、定価よりも値段が高騰する、いわゆる「プレミア」がつくこともあり、そういったものは中古市場でも売れやすく、評価も高い傾向があります。

    もちろんメインラインも、sacaiでしか手に入らないのアイテムがあるため、安定して高いお値付けが可能です。

    経年劣化や多少の年式による評価額の低下などはあるため、「もう着る事は無いかも…」と思うアイテムがあれば早めに売りに出す選択をしましょう。

    そうすることで、少しでも高く売れる可能性がでてきます。

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    ここまで読んでくださった方へ

    ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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