【sacai 内タグ分析】サカイの品番からわかる年代、シーズン判定
こんにちは。ブランド古着買取専門店のKLDです。
sacaiのアイテムには、それぞれ品番が明記されたタグが付されています。
そのタグから発売の年式などを解析することが出来ることをご存じでしょうか?
今回は、私たちブランド古着店も査定の際に使用している、sacaiの品番の読み方についてご紹介します。
この記事は、
- sacaiとは改めてどんなブランドなのか?
- sacaiの品番からわかるシーズン判定
にという形でお話していきたいと思います。
目次
sacaiとは改めてどんなブランドなのか?
阿部千登勢というデザイナー
ブランドの発足は1999年。
デザイナーの阿部千登勢さんによって立ち上げられました。
阿部千登勢さんは、元々はトリコ・コムデギャルソンでニット専門のパタンナーとして活躍、その後ジュンヤワタナベでも経験を積んでいた方です。
幼少期は父親が研究者、母親が洋服の仕立て屋という環境で生まれ育ち、母親の仕事の関係もあり、小さな頃からファッションが身近にある生活を送ります。
そのため、小学生、中学生…と成長するにつれますますファッションへの興味は強まり、小学校5年生の頃、TVで流れていたCMに出演してい三宅一生氏を見てデザイナーになると決めたそうです。
高校生の頃には、コムデギャルソンに古着を縫い合わせて自分でアレンジした服を来ていたそうで、現在のsacaiの最大の特徴といっても良い「ドッキング」のアイデアが、もしかしてもうこの頃生まれていたのかもしれません。
小学生の頃に抱いたデザイナーになるという夢を叶え、コムデギャルソン退社後は自分のブランドとしてsacaiを立ち上げます。
sacaiについてはこちらの記事でも詳しくお話していますのでぜひご覧ください。
sacaiというブランド
現在、sacaiは世界中にファンを抱えるブランドに成長しました。
sacaiのデザインの特徴である「ドッキング」や「プリーツ」を武器に、ブランド規模が大きくなっても変わらない尖った印象、様々なブランドとのコラボレーションをしてもsacaiらしさを失わない(むしろとても良い方向に調和するような)、ブランドとしての芯の強さは健在です。
他ブランドとのコラボレーションとしては、
- THE NORTH FACE
- NIKE(KAWSとのトリプルコラボも)
- Fragment
- A.P.C.
- PORTER
- PENDLETON
ファッションブランド以外の変わり種としては、
- Beats by Dr.Dre(アメリカ出身のラッパー/音楽プロデューサーによるオーディオブランド)
- Astier de Villatte(フランスの食器ブランド)
- CASETiFY(iPhoneなどのケース、電子アクセサリブランド)
…など、ここに書いたもの以上に多岐にわたっています。
カジュアルなブランドやスポーティーなブランド等が多く、とても良くsacaiの雰囲気と調和するアイテムばかりです。
sacaiは他ブランドとのコラボレーションもとても上手なブランドといえるでしょう。
また、本流のコレクションは確固たるsacaiらしさを確率。
その中で毎シーズン新しい試みをしている印象です。
やはりドッキングや繊細なプリーツはsacaiならではといった感じで、毎シーズン素材やカラーなどを変えて斬新なデザインを展開し続け、支持されています。
sacaiの品番からわかるシーズン判定
ここからは、そんなsacaiの品番から解析出来るシーズンについてお話したいと思います。
まず、以下の画像をご覧ください。
sacaiのアイテムにはこのようなブランドタグが付されています。
右側にブランド名が縦に配置されています。
注目すべきポイントは、1行目に記載されている「MODEL」の部分です。
こちらのタグのMODELの部分には「20-02438M」と記載されています。
頭の「20」という数値が発売の年式を表しています。
こちらのタグの場合、「20」なので2020年発売ということになります。
そしてその後ろに繋がる数字ですが、こちらの番号の規則性については現在、解明できておりません。(現在調査中。判明次第この記事に追記いたします。)
右側横部分に縦に配置されている数値が、年式の後に連なる品番とほぼ同一(品番は頭に0を付けています)であること以外は、残念ながら明確に提示できる法則性は発見出来ていません。
また、sacaiにはレディースラインとメンズラインが存在しており、品番の後ろに「M」がつくものはメンズラインを表します。(レディースラインの場合は数字のみ)
したがって、こちらのタグは、「2020年に発売されたメンズのアイテム」であることがわかります。
また、こちらの品番はsacaiのメインラインに適用されているものであり、他ブランドとのコラボレーションアイテムの一部や、2006年から2015年まで展開していたsacai luck、またメインラインの中でも一部の商品には当てはまらない場合もあります。
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以下のモールでKLDの商品を販売しています。
ぜひご覧ください!(販売内容はどのモールも同じです。)
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ここまで読んでくれた方へ
ブランド立ち上げ以来、いつの時代も高い注目度があり、ブレないデザインで根強いファンを多く抱えるsacai。
私たちはsacaiのお品物を査定する際、今回ご紹介した情報などからシーズンを読み解くことによって、お客様のお買取り品に評価をしています。
このブログを読んでいただいた事を機に、お持ちのsacaiのアイテムの年式を確かめてみるのも良いかもしれません。
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