Lesca Lunetierってどんなブランド?|レスカ ルネティエ
引用instagram@lescalunetier
こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。
フランスで長い歴史を持ち、クラシックで上質な眼鏡を作り続けているブランド、Lesca Lunetier(レスカ・ルネティエ)。
伝統的な技術やディテールを落とし込んだ、唯一無二のフレンチクラシックな眼鏡を展開しています。
今回は、
- Lesca Lunetierとは
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 定番、名作モデル
- 買取について
という形でお話していきます。
Lesca Lunetierが気になっている!という方はもちろん、Lesca Lunetierの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。
目次
Lesca Lunetierとは
フランス発祥の老舗眼鏡ブランド「Lesca LUNETIER(レスカ・ルネティエ)」。
「French Heritage(フランスの伝承)」と、自らの活動を位置づけるレスカ家によって、1964年に設立されました。
レスカ家は20世紀初頭から、フランス東南山岳地帯にあるジュラ地方で眼鏡製造に関わってきました。
ジュラ地方は日本の鯖江と並ぶ世界三大メガネ産地の一つとしても知られています。
レスカ家はジュラに住む職人たちとの信頼関係による結びつきを活かし、量産技術や最新の製造機器だけに頼らず、伝統的な手法や道具を用いて眼鏡を製造してきました。
昔の金型 引用fujiitakano.com
レスカが他ブランドと一線を画しているのは、過去に使われていた金型を所有し、当時の製法を知る熟練の職人の協力を得て、ハンドメイドによって伝統を的確に伝えている点です。
これはジュラの職人たちとの信頼関係を保っているからこそ可能になる活動であり、これこそが「French Heritage」といえます。
そんなレスカの眼鏡は、フレンチクラシックを現代風にアップデートさせたデザインが特徴です。
独特の丸みが表情を引き立て、老若男女問わず楽しめる様々なラインナップが揃っています。
相場としては30,000円ほど。貴重なモデルは80,000円以上の高値で取引されていることもあります。
そしてレスカの魅力はなんと言っても、ボリュームのある作りながら、クラシカルで上品な印象を醸し、コーディネートをワンランクアップさせてくれる存在感。
伝統的な眼鏡製法とフレンチトラッドなエッセンスを融合して生み出されたデザインは、創造性と現代性を兼ね備えており、世界中で愛用者を増やし続けています。
昨今のフレンチクラシックデザインの人気によって、ますます脚光を浴びるブランドといっても過言ではないでしょう。
デザイナー・創業者
右がジョエル・レスカ 引用lescalunetier.com
レスカ・ルネティエの創業者兼デザイナーは、「Joël LESCA(ジョエル・レスカ)」。ヴィンテージ眼鏡のコレクターとしても有名な人物です。
ジョエル・レスカ氏は、ジュラ地方に点在する工場が次第にクローズしていく状況に心を痛め、ジュラの伝統や技術を継承すべく1964年にブランド設立を決意。
彼はジュラの職人たちと深い信頼関係を築き上げており、伝統的な眼鏡製法を守りながら、レスカブランドをアップデートさせてきました。
現在はパリとロンドンを拠点に、レスカ家の伝統やクラフトマンシップを尊重しながら、新たなコレクション製作に挑んでいます。
Lesca Lunetierの特徴
世界的なヴィンテージブームにより、現在多くのモデルが入手困難となっているレスカ・ルネティエ。
ここからは、そんなレスカが生み出す眼鏡の特徴をご紹介します。
3つのコレクションを展開
レスカ・ルネティエでは、主に「レギュラー」「アトリエ」「ヴィンテージ」という3つのコレクションラインを展開しています。
【レギュラーコレクション】
レギュラーコレクションの「TORO」引用kawasorasankai.com
1950~1960年代のフレンチヴィンテージの製法を新しいデザインに反映させた現行ライン。
デザイナーのジョエル氏が作ってきた新作と定番のモデルを、フランス・ジュラ地方の近代的な工場で生産しています。
当時の製法やディテールを新しいデザインに反映させ、フランスの眼鏡ならではの持ち味や美しさを継承しているのが特徴です。
常に新しいインスピレーションと時代のニーズを反映させて、再構築を重ねています。
【アトリエコレクション】
アトリエコレクションの「ROPEZ」引用kawasorasankai.com
デッドストックを現代の技術で組み上げた限定生産ライン。
ヴィンテージ生地を使用し、少量限定で生産するアップサイクルコレクションです。
現行の素材にはない特有の雰囲気や、鈍い光沢感のあるフレームカラーが魅力的なポイントといえます。
アトリエコレクションを作る工場はかなり小さく、どちらかと言えば工房といった印象です。
ブランド創業当時の機械を使用し、職人の手によって製作されるアトリエコレクションはそのすべてがほぼ限定品。
製造された証として“何本中何本目”というナンバーが表記され、ヴィンテージ生地がなくなり次第生産終了となります。
【ヴィンテージコレクション】
ヴィンテージコレクションの「ROUND PANTO」引用shop.maiden.jp
レスカ社を含むジュラ地方にあった眼鏡の製造工場が保管していたヴィンテージ品を収集し、組み立てたラインです。
デッドストックの状態で倉庫に眠っていた1950~1970年代のパーツを、熟練の職人が組み立てています。
1点ものも多く、 同じ物を入手することが出来ない希少性の高さがこのコレクションの特徴です。
蝶番を含む細かいパーツも当時の品となりますが、状態の良いものだけを選別しているため、希少なヴィンテージを安心して楽しめます。
ジュラ地方で長い歴史を持つレスカ家だからこそ、未だに定期的にヴィンテージを届けることができるのでしょう。
伝統的でクラシックな普遍的デザイン
伝統的な製法 引用fujiitakano.com
代々受け継がれてきた機械を使って生み出される伝統的なレスカの眼鏡は、美しい趣があり、大量生産による画一的なプロダクトとは明らかに異なる雰囲気を纏っています。
フランスの眼鏡は奇をてらったようなアバンギャルドなデザインが主流ですが、レスカのコレクションはクラシックで、どんなファッションや顔型にも合う普遍的なデザインがメインとなっています。
時代にインスピレーションを得た厚いフレーム
レスカ・ルネティエの創始者であるジョエル・レスカは、1950~1960年代の建築や家具、ファッションなどの創造的な革命を目の当たりにして、インスピレーションを得てきました。
そのため、レスカを代表するモデルは当時の素材の特質を引き出す、厚みのあるフレームが中心となっています。
力強さがありながらも顔なじみが良く、また、ボリュームがありながらも掛けやすい。肉厚でありながらも、絶妙なバランスとサイズ感によって実用的なフレームへと昇華しています。
世界中を魅了し数々の著名人が愛用
フランスの感性や伝統的な技術が宿るレスカ・ルネティエは、数々の著名人にも愛されてきた歴史の深いブランドです。
ル・コルビュジエ 引用d-eye.jp
中でも、近代建築の巨匠の一人であるフランスの建築家「ル・コルビュジエ」がデザインし、自身のアイコンともなった「La Corb’s」は、現代に受け継ぐ代表的なモデルとなりました。
そんなレスカの眼鏡はフランスで活躍した建築家や画家たちが好んでかけており、今でも多くのお洒落な著名人が愛用しています。
【レスカ・ルネティエに親しみのある有名人】
建築家 ル・コルビュジエ
画家 藤田嗣治(レオナール・フジタ)
映画監督 スパイク・リー
俳優 ジャン・レノ
俳優 ジェームズ・ディーン
俳優 アル・パチーノ
俳優 賀来賢人
ミュージシャン 山口一郎(サカナクション)
Lesca Lunetierの定番、名作モデル
ここでは、数ある定番かつ名作モデルの中から厳選したものを紹介します。
CORBS
CORBSはレスカ・ルネティエの中でも代表的な定番モデルです。
近代建築の巨匠コルビュジエがデザインしたモデルで、CORBSの名前の由来にもなっています。
特徴的な立体感のあるブリッジ部分。
厚さ7mmのボリュームのあるフロントデザイン。
レスカらしい個性的なデザインですが、絶妙なサイズバランスで成り立っています。
インパクト抜群ながらも丸みのある柔らかい印象に仕上げているため、ブラックカラーでも威圧感を軽減した合わせやすいサングラスになっています。
また、ボリュームのある見た目ながらも、どこかクラシカルで上品な印象も。
機械生産ではできない、職人の丁寧な手作業ならではの繊細さが独特な雰囲気を醸し出しているのでしょう。
男女ともにオススメできる定番的なモデルです。
BURT
BURTはレスカの丸メガネの中でも、軽くも細くもない独特な存在感を放つモデルです。
レンズ幅は4mmほどで、レスカの中では最小クラス。
小ぶりなシェイプながらもボリュームのあるフレームで、フランスのクラシックな雰囲気も感じられます。
また、小ぶりなレンズと存在感のあるフレームの対比も魅力的。
特徴的なフロントとサイドの3点リベットも程よいポイントになっています。
通常のラウンドシェイプとは異なる、独特の雰囲気を味わいたい方におすすめです。
PICA
PICAは、フランスの伝統的なスタイルから生み出された上品なモデルです。
フレームはクラウンパントシェイプで、丸みのあるフレームの中に角の立ったデザインが特徴。
丸型の柔らかな印象と、直線がもたらすシャープな印象のコントラストが魅力です。
厚めのフレームながらも繊細なバランス感と絶妙な比率によって、抜群の掛け心地に導きます。
また、フランスの眼鏡の中で最も古いモデルの1つと言われているクラウンパントは、アメリカやイギリスのデザインとは微妙に異なる、フランス独特の雰囲気が感じられます。
重厚感のあるデザインですが、上品なスタイリングにも馴染む優秀なモデルです。
PHIL
PHILは名称の由来でもある建築家「Philip Johnson(フィリップ・ジョンソン)」が愛用していた眼鏡をベースとしています。
フィリップ氏の掛けていた独特なフォルムの眼鏡は、神経質でキツく見える表情を、親しみのあるマイルドな印象に変えてくれるモノでした。
レスカは、そんな眼鏡からインスピレーションを得て、掛けた人に柔らかい印象を与えるアイコン的なモデル「PHIL」を製作。
厚さ8mmの肉厚なフレームが個性的ですが、滑らかなラウンドシェイプやミニマルなデザインが、顔周りを優しく親しみのある雰囲気に包んでくれます。
また、横顔の印象に変化をもたらす、途中から細くなるテンプルデザインもポイントです。
HERI
HERIは、細身で小ぶりなサイズ感が特徴的な女性にも人気のモデルです。
フロント上部の直線的でシャープな印象と、下部の丸みのある柔らかい印象が融合した、ヨーロッパテイストを感じるクラシックな形です。
角をぼやかした一見わかりにくいクラウンパントが多い中、HERIは積極的に角を立て、クラウンパントのシルエットを最大限主張しています。
エッジを効かせ角を立てる一方で、細めに仕上げたフレームが繊細な印象をプラス。
ボリュームのあるフレームが特徴のレスカの中では珍しい、スッキリとした細いラインが魅力です。
また、程よくシャープで細身のシルエットは、知的な印象も感じさせます。
カジュアルスタイルはもちろん、フォーマルなスタイルにもよく馴染むモデルです。
買取、中古相場について
ここまで、Lesca Lunetierというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。
二次流通市場では、Lesca Lunetierの現行で製作をおこなっているラインや、本物のヴィンテージ品を販売するラインなど、そのすべてのラインが高い評価を受けています。
とくにヴィンテージのアイテムは物自体の数も限られているため、希少性が高く、年々評価額が高騰しています。
それに合わせて現行のアイテムも二次流通市場の評価が上がっており、取引も盛んに行われている印象です。
また、眼鏡は洋服よりも汚れにくく、レンズ交換やちょっとした調整なども購入後に専門店で行いやすくなったため、中古での購入に抵抗の無いユーザーが増えています。
したがって、もし手持ちの眼鏡がいらなくなった場合も、しっかりと必要な情報を揃えて販売すれば高値で販売できる可能性は高いです。
KLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
「売ろうかな…?」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。
ものを送る前に金額がわかる、LINE事前査定もおすすめです。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ヘビーなヴィンテージ好きから、おしゃれな眼鏡が欲しいライト層まで幅広く愛されるブランド、Lesca Lunetier。
KLDでもLesca Lunetierのお買取を強化しています。
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