MASUってどんなブランド?|エムエーエスユー
引用:fashion-press.net
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
ヴィンテージアイテムをモチーフとしながら、決して過去の焼き増しではなく新しい感覚と併せて魅力的なアイテムを多く展開するブランド、MASU(エムエーエスユー)。
インパクトのあるコレクションも多く、国内外で注目度を上げていますので気になっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、
- MASUとは
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 人気アイテム
- 買取について
という形でお話していきます。
MASUが気になっている!という方はもちろん、MASUの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。
目次
MASUとは?
MASU(エムエーエスユー)とは、OEMやブランド事業を行うSOHKI(ソウキ)が2017年春夏に立ち上げたメンズブランドです。
初期のブランド名は「マス(M.A.S.U)」でしたが、2018年秋冬に当時25歳の後藤愼平をデザイナーとして起用しリブランディングを行い、現在のブランド名「MASU」になりました。
ブランドコンセプトは、丁寧語の「ます」に由来します。
日常で当たり前に使われている、「ます」という言葉のように、日常で普遍性を持つアイテムの提案をしています。
今もっとも勢いのあるブランドの1つで、2023年8月には、FASHION PRIZE OF TOKYO 2024でグランプリを受賞しました。
FASHION PRIZE OF TOKYOとは、東京都と繊維ファッション産学協議会が主催するファッションコンペです。
すでに国内外で知名度のある東京のファッションデザイナーを1組選定・表彰し、パリでのファッションショー形式のコレクション発表をサポートしています。
過去にはAURALEE(オーラリー)やMame Kurogouchi(マメ クロゴウチ)、TAAKK(ターク)など、ファッションの最前線で活躍するブランドが選ばれています。
2024年秋冬には、FASHION PRIZE OF TOKYOサポートのもと、パリコレクションに参加し、日本のみならず世界から注目を集めました。
デザイナー
引用:wwdjapan.com
MUSUのデザイナーは後藤愼平さんです。
愛知県名古屋市で生まれ育ち、中学生時代にLEVI’S501に魅了されたことをきっかけに、古着や70年代のヴィンテージファッションの世界にどっぷり浸かります。
高校卒業後は上京し、文化服装学院に入学。
在学中はヴィンテージショップのLAILA(ライラ)でアルバイトをしていました。
専門学校入学時、ミシンの使い方やパターンも知らなかったため、1、2年次は縫い代やステッチ幅など、技術の基本を叩き込まれました。
基礎をしっかり学んだからこそ、LAILAでお直しやリメイクをする時にその経験が活きたと、後藤さんは語っています。
専門学校卒業後は、そのままLAILAに入社。
21歳で同社のオリジナルブランドSEVEN BY SEVEN(セブン バイ セブン)の立ち上げに参加し、企画や生産管理として4年間務めました。
その後、知人の紹介でSOHKIにデザイナーとして入社し、MASUのリブランディングを行いました。
ブランドの特徴
MASUには、以下3つの特徴があります。
- 丁寧なものづくり
- ヴィンテージからインスピレーションを受けた、唯一無二のデザイン
- シーズンごとにテイストが変わる
それぞれ詳しく解説していきます。
丁寧なものづくり
引用:wwdjapan.com
ブランドの由来、「ます」にあるように、丁寧なもの作りが魅力的です。
デザイン性の高さもさることながら、着心地や体のシルエットまで計算され尽くしたクリエイションはまさに、丁寧なもの作りを体現していると言えます。
ここまで丁寧なもの作りができる要因として、MASUの親会社の出資元が、中国・大連で縫製工場を運営する会社ということが挙げられます。
大連の工場の職人が、難しい縫製にも取り組んでくれるためデザインの幅が広がり、後藤さんが思い描いた理想のアイテム作りができているのです。
また出資元が大きいためコストを抑えることができ、カットソーが1万2,000円〜、パンツが2万5,000円〜、アウターが3万9,000円〜と、デザイナーズブランドの中では手に取りやすい価格帯になっています。
後藤さんはインタビューで、「ただ売れそうな今っぽいものを作るのではなく、ちゃんと意味のあるものを作る事を大切にしている」と語っています。
このように、丁寧なものづくりでコストも抑えつつ、ブランドの考え方もしっかりしている点が、MASUが国内外問わず人気な理由です。
ヴィンテージからインスピレーションを受けた、唯一無二のデザイン
MASU BOYS JEANS 引用:instagram@masu_officialaccount
MASUのアイテムは、後藤さんが70年代ファッションにハマったり、LAILAで膨大な古着服に触れてきた経験から、ヴィンテージをインスピレーションにしているのが特徴です。
その中でも、ただヴィンテージっぽいだけでなく、ヴィンテージの要素を現代的に落とし込んだアイテムを展開しています。
そのため、着る人だけがわかる柄や1つ1つ異なるデザインなど、ヴィンテージ要素も魅力的です。
引用:wwdjapan.com
また、MASUのアイテムは、一見すると奇抜なデザインのものが多いですが、着てみるとコーディネートに取り入れやすいのが特徴。
理由はベーシックなアイテムをベースに、MASUらしい要素を盛り込んでいることが挙げられます。
このようにヴィンテージ要素を取り入れながら、後藤さんのバックボーンまで考えることができる、唯一無二のデザインとなっています。
シーズンごとにテイストが変わる
MASUは、シーズンごとにテーマを決めてコレクションを発表しているのですが、本当に同じデザイナーが手がけたのかと思うくらい、シーズンによってテイストが変わります。
例えば、2024年春夏のテーマは「because I believe in myself」。いわゆる「ガーリー」のテイストで、ピンクやミントグリーン、ライトパープルといったパステルカラーが目をひきます。
一方、2024秋冬のテーマは「falling rain said yes to the boy」。黒を基調に、素材で陰影を表しています。
このように、1シーズン変わるだけでまったく印象が変わるのも、MASUの魅力です。
定番、人気アイテム
ここまでご覧いただいて、MASUについて理解していただけたと思います。
ここからはMASUの定番、人気アイテムを紹介していきます。
購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
FLOWER CUT LEATHER TRUCKER JACKET
ブランドのシグネチャーである、レーザーカットデザインを使用したレザージャケットです。
無数に花柄のレザーカットが施されており、近くで見ると可愛らしいデザインですが、遠目で見ると単丈の無骨なシルエットが、MASUらしさを感じます。
裏面には、補強の役割を果たすコーティングが施されており、細部までこだわっていることが分かりますね。
素材にはゴートスキン(山羊革)が使われています。
ゴートスキンは、柔らかく耐久性があるため着心地が良く、長年使用することで経年変化を楽しむことも可能です。
本革を使用していますが、無数のカッティングにより、夏でも着用することができます。
暑い季節だとTシャツの上、涼しくなってきたらニットの上に着ると、素材の違いを楽しむことができるでしょう。
GALAXY SILK SCARF
毎シーズン高い人気を誇る、シルクスカーフです。
スカーフというと、コーディネートが難しいと感じるかもしれませんが、ネクタイのように少し長めに巻いてあげたり、バッグに結んだりすれば、簡単にアクセントとして活躍します。
ジュエリーを散りばめたような美しいデザインで、シルク100%の生地感と相まって繊細な印象に仕上げられているのも魅力的です。
素材はシルクの中でも、16匁(もんめ)のシルクデシンが使用されています。
シルクデシンとは、やや薄手で柔らかなシルク素材の生地です。
光に当たるとツヤがでて、シワにもなりにくいのが特徴で、衣装やドレス、トップスや小物など幅広く使用されています。
POPCORN SWEAT SHIRTS
ブランドのシグネチャーデザインである、ポップコーン加工を施したトップスです。
手絞りと熱による形状記憶で作られ、表面の凹凸が特徴になります。
伸縮性が非常に高く、同じサイズでも幅広い体系の人が着用できるため、着る人によって服の表情が変わるのも魅力の1つです。
90年代に流行したレディースアイテムですが、MASUが考える先入観への疑いからメンズウェアとして誕生しました。
MASUがコレクションで発表してから、多くの古着屋で見かけるようになったアイテムで、MASUがポップコーントップスの火をつけたといっても過言ではありません。
中古市場での評価
ここまでMASUというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、MASUの中古相場について少しだけお話していきたいと思います。
現在非常に注目度を上げているブランドということで、MASUのアイテムは中古市場で高く評価されています。
特に今回ご紹介したPOPCORN SWEATSHIRTなどは複数のバリエーションのものが3万円前後で取引されています。
MASUは2024年にWILDSIDE YOHJI YAMAMOTOとのコラボでスパイキーブルゾン等をリリースしていましたが、こちらも非常に人気のようで、定価を超える金額での取引などもあります。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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