BALENCIAGAってどんなブランド?|バレンシアガ
2021AWコレクションより 引用fashion-press.net
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
長い歴史を持ちながら、常に驚きのあるデザインを打ち出すブランド、BALENCIAGA(バレンシアガ)。
今回は、
- バレンシアガとは
- バレンシアガの歴史
- 歴代デザイナー
- 人気アイテム3選
- 中古市場での評価
という形でお話していきます。
中古相場のお話もしていくので、既にバレンシアガのアイテムをお持ちで、売却を考えている方にもぜひお読みいただきたい記事です。
目次
バレンシアガとは
2024SSシーズンより 引用fashion-press.net
BALENCIAGA(バレンシアガ)は、1918年にクリストバル・バレンシアガが、スペインにて創業したフランスのラグジュアリーブランドです。
シンプルかつモードなデザインが高く評価され、20世紀前半のファッション業界に大きな影響を与えました。
2015年より、デザイナーの変更に伴いイメージをストリートスタイルへと一新します。
創業当初からのモードな雰囲気はそのままに、洗練されたストリートファッションは一大ムーブメントとなります。
アラサー・アラフォー以降の世代の方は、現在のロゴが大きく載ったバレンシアガを見て、初めは驚いたのではないでしょうか?
方向転換してからのバレンシアガは、ストリート感のあるラグジュアリーなアイテムが揃った唯一無二のブランドとなり、現在は若い世代からも男女問わず高い人気を誇っています。
100年以上の歴史を持ちながら時代の変化に合わせて柔軟に舵を取り、新しい流行を生み出し続けているバレンシアガは、世界中のファッション好きから注目されているブランドです。
バレンシアガの歴史
バレンシアガは、1918年にスペインにて創業しました。
創業当初はオートクチュール(オーダーメイド)店で、当時から仕立ての良さには定評がありました。
1937年にスペイン内戦の影響でフランス・パリへと本店を移転します。
そのためスペインで創業されたブランドですが、フランスのブランドとして扱われています。
バレンシアガが誇る完璧な立体裁断と斬新なスタイルは、パリでも大きく注目されました。
その後も順調にブランドが成長し、創業者のクリストバル・バレンシアガは「クチュール界の建築家」と評されるほどでした。
1950年代には「高級既製服のクリスチャン・ディオール」と並び、「高級仕立て服のバレンシアガ」として当時のファッション業界を席巻しました。
1951年、黒いタフタ素材のドレス 引用wwd.com
1955年、コートとドレス 引用wwd.com
人気絶頂のバレンシアガでしたが、反体制運動の影響を受け1968年にクチュールハウスを閉店します。
1972年にクリストバル・バレンシアガが死去してから、状況は一変しました。
クリストバル・バレンシアガの甥・ジャック・ボガートがブランドを引き継ぎますが、新作が出ることはなくライセンスビジネスのみでブランドが継続されました。
1987年にプレタポルテ(既製服)コレクションをスタートさせますが、結果は奮わないものでした。
凋落していったバレンシアガに転機が訪れたのは、1998年のことです。
若きデザイナーであるニコラ・ジェスキエールがバレンシアガのデザイナーに就任し、新生バレンシアガとして鮮烈なコレクションを発表します。
ニコラ・ジェスキエールのデビューコレクション、98SSシーズンより 引用anothermag.com
2000年には「アバンギャルド・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」、2001年には「インターナショナル・デザイン・アワード」を始め多数の賞を受賞します。
この出来事はファッション業界でも大きなニュースとなり、バレンシアガは完全に復活しました。
2001年、復活を遂げたバレンシアガにブランド価値を見出したグッチグループが、バレンシアガを買収します。
グッチの傘下に入ったことにより、バレンシアガは世界各国へと店舗を出店し、事業を拡大。
バッグや靴、メンズラインやフレグランスなど次々に商品展開も行われました。
2015年、アーティスティックディレクターにデムナ・ヴァザリアが就任します。
デムナはこれまでのバレンシアガの伝統を守りつつ、大胆に新しいバレンシアガを構築していきます。
デムナ・ヴァザリアによる2017SSシーズンより 引用fashion-press.net
モードをストリートに融合させた革新的なコレクションの数々と、時代を読むビジネスセンスによってバレンシアガは新たなステージへ上がることとなります。
デムナの作った新しいバレンシアガは大きな反響を呼び、特に若い世代から高い支持を集めました。
2021年にはグッチ、2022年にはアディダスとコラボレーション作品を発表するなど、常に我々をあっと驚かせるような展開を広げています。
バレンシアガは、時代と共に「変化」と「進化」を続けるブランドだと言えます。
バレンシアガのデザイナー
ここではバレンシアガの歴代のデザイナーをご紹介していきます。
クリストバル・バレンシアガ
バレンシアガの創業者であるクリストバル・バレンシアガは、1895年にスペインのバスク地方にて生まれました。
裁縫師をしていた母の下で育てられ、婦人服の仕立てについて学んでいました。
3歳の頃にはすでに裁縫を始めており、両利きで左右どちらの手でも自由自在に裁縫・裁断ができたそうです。
幼い頃からすでに、後に「モード界の建築家」と言わしめる才能の片鱗が伺えます。
12歳の頃には洋裁師見習いとして働き始め、その時の顧客からの援助を受けて独立をします。
スーツをリメイクして作った服が高く評価され、その技術の高さの評判を聞きつけた人々によって、バレンシアガはパリでも認められる存在となりました。
内戦の影響でパリへ店舗を移した後も、バレンシアガの才能は周囲を驚かせます。
ウエストラインのない「バレル・ルック」やどんな体型の人でも着やすい「サック・ドレス」を発表したのです。
「バレル・ルック」のコート 引用kci.or.jp
「サック・ドレス」 引用collections.vam.ac.uk
当時は腰回りをコルセットで固め、1人では着脱が困難なほどピッタリした服が美しいと言われていた時代です。
バレンシアガが発表したコレクションはとても革新的で、ファッションの歴史を大きく変えたと言っても過言ではないでしょう。
彼は初のコレクションでグレース・ケリーやヘレナ・ルビンスタイン、ジャクリーン・ケネディといった錚々たる顔ぶれの顧客を、あっという間に自分のものとしました。
完璧主義者としても知られていた彼は、服はもちろん小物まで自分の手で仕立て、1日にこなす仮縫いは120回にものぼりました。
プレタポルテの機械化も進んでいましたが、「機械では納得のいくものが作れない」と言うほどの徹底したこだわりぶりだったそうです。
そのため大量生産はできませんでしたが、それでも他の一流ブランドと遜色ない売り上げを出していました。
圧倒的な技術と豊富な知識からいつしか「巨匠」と呼ばれ、あのココ・シャネルから「本当のクチュリエ」だと称されるほど、彼の作品は完璧なものでした。
1968年に、反体制運動などの影響によりパリとバルセロナに構えていた店舗を閉鎖します。
その後デザイナーを引退し、77歳でこの世を去りました。
バレンシアガは表舞台に上がることが少なく、顧客の前や社交界にもほとんど姿を見せなかったそうです。
完璧主義の職人でありながら、時代の先を行く圧倒的なデザインセンスを持っていたバレンシアガ。
数々のデザイナーたちが彼の功績を認めており、
ココ・シャネル「バレンシアガだけが本物のクチュリエ」
ディオール「われわれ全員の師」
ジバンシィ「奇跡のバレンシアガ」
こんな言葉が残されているほどです。
ニコラ・ジェスキエール
クリストバル・バレンシアガの死後、低迷していたバレンシアガの救世主となったのがニコラ・ジェスキエールです。
ジェスキールは1971年生まれのフランスのファッションデザイナーです。
母親の影響でファッションに興味を持った彼は、11歳からデザインを描き始めたそう。
15歳の頃には有名ブランドに描いたスケッチを送り、高校時代からアニエス・ベーやコリンヌ・コブソンにて働いていたという早熟ぶりです。
学校を卒業し、ジャンポール・ゴルチエのアシスタント・デザイナーに就任します。
その後も数々のブランドのデザインを経験し、21歳という若さで独立。
1997年に、バレンシアガのライセンス部門の仕事を手がけていたジェスキエールがバレンシアガのデザイナーに抜擢されます。
当時ジェスキエールは26歳という若さでした。
98年に発表したコレクションは大きな反響を呼び、「新生」バレンシアガのデビューは大成功となりました。
これまでのバレンシアガはウェアを中心としていましたが、ジェスキエールはバッグや靴のデザインにも力を注ぎ、ファッション業界でも高い評価を得ました。
バレンシアガの「ニコラ期」を語る上で外せないのが、バレンシアガのアイコンバッグである「シティ」。
シティバッグは、2001年に発売されたバッグです。
当時のハイブランドバッグは上品でかっちりとしたものが人気でしたが、このシティバッグにはブランドロゴが付いておらず、ややくたっとしたフォルムが特徴です。
気軽に使えるのに、品がありおしゃれに見えることから、シティバッグは爆発的にヒットしました。
ケイト・モスやオルセン姉妹などのセレブがこぞって愛用したこともあり、シティバッグは2000年代を象徴するアイコンバッグとなりました。
近年の「Y2K」ブームによってシティバッグは今、2度目のブームを迎えています。
オリジナルのシティバッグは生産が終了していますが、現在シティバッグを再解釈した「NEO CAGOLE CITY」が販売されており、人気を博しているようです。
「NEO CAGOLE CITY」 引用balenciaga.com
ジェスキエールは新しいバレンシアガを世界にアピールすることに成功し、「アバンギャルド・デザイナー・オブ・ザ・イヤー(2000年)」「ウーマンズ・ウェア・オブ・ザ・イヤー(2001年)」などの賞を受賞しました。
その後もモンクレールとのコラボレーションや、フレグランス「バレンシアガ・パリ」を発表するなど新たなバレンシアガの可能性を切り拓いて行きました。
2012年11月にクリエイティブディレクターを引退し、2013年からはルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターに就任しています。
アレキサンダー・ワン
ニコラ・ジェスキエールの後任として、2年間だけバレンシアガのクリエイティブディレクターを担当していたのがアレキサンダー・ワンです。
アレキサンダー・ワンは、1983年にサンフランシスコで生まれ、18歳でニューヨークに移り、パーソンズ・スクール・オブ・デザインで服作りを学びました。
在学中からファッション業界でインターンを経験し、最終学年時には自身のブランドである「Alexander Wang」のファーストコレクションを完成させていたそうです。
2005年、ニットを中心としたコレクションを作り、その後2007年にはレディースのフルコレクションを200以上の店舗で販売しました。
彼のデザインはスポーツウェアを基調とし、モノクロを基本としながらも時に大胆な色使いをおこなう、シャープで洗練された世界観が特徴です。
バレンシアガのクリエイティブディレクターとしては2012年に就任し、男女両方のアクセサリーと衣類のデザインを担当しました。
持ち前のモダンな感覚を発揮しながらもバレンシアガの歴史に敬意を払い、クリストバル・バレンシアガが得意とした建築的なシルエットのアイテムなどを展開。
大胆なカラーパレットも健在で、2016年夏シーズンのレディースコレクションなどはルックの全てを白で統一。
繊細で神話的な世界観を構築しました。
全てのルックを白で統一した2016年SSシーズンより 引用fashion-press.net
多くのファンを抱えながらも、2016年春夏シーズンを最後に、バレンシアガを退任。
自身のブランドに専念するための退任ということで、現在は自身のブランドのCEO、会長としてデザインをおこなっています。
デムナ・ヴァザリア
デムナ・ヴァザリアは2015年に退任したアレキサンダー・ワンの後任として、クリエイティブ・ディレクターに就任しました。
デムナは「メゾンマルジェラ」「ルイ・ヴィトン」で経験を積んだ後、2014年に「ヴェトモン」を立ち上げます。
「ヴェトモン」はストリートムードが漂うブランドで、デムナ独自の感性やカリスマ性、時代を読むビジネスセンスによって、たった数年でカリスマブランドへと成長を遂げました。
デムナが発表したバレンシアガでのコレクションは、これまでの「バレンシアガ像」を守りつつも大胆なイメージチェンジをし話題となりました。
2018AWコレクションより 引用fashion-press.net
アンダーグラウンドの雰囲気漂う「ラグジュアリーストリート」を提唱し、新たな顧客層を取り込むことに成功します。
オーバーサイズのパーカーやスニーカーなど、男女問わず若い世代の間で大流行しました。
デムナの功績として有名なのが、2018年にバレンシアガのロゴを変更したことです。
変更後のロゴ 引用wwdjapan.com
以前のロゴから、誰でもパソコンやスマホから発信できるサンセリフ体のロゴに変更することで、SNSでの発信に対応できるようにしました。
(どんなに凝ったロゴでも、SNS上で「BALENCIAGAの靴を買った!」となど発信される際はロゴが表示されるわけではありません。それならはじめから表示されるサンセリフ体のロゴにした方が印象に残る!ということです)
ブランドロゴは、いわばブランドの象徴です。
現代ではSNSの影響力は無視できるものではなく、いち早くロゴを変更したのはデムナの英断です。
それを裏付けるかのように、バレンシアガのロゴ変更後にバーバリーやセリーヌも同じようにサンセリフ体のブランドロゴへと変更しました。
またデムナはブランドを「変える」だけではなく、1968年にクリストバル・バレンシアガが閉じたオートクチュールを2021年に再開させるなど、ブランドの歴史も重んじています。
2021年に発表されたオートクチュールのコレクションでは、クリストバル・バレンシアガのデザインセンスにワンランク上のスポーツウェア要素を取り入れたモダンなものを発表しました。
デムナは「女性たちだけにジェンダーを特定することに納得できない」と語り、ウィメンズのコレクションですがモデルには男性も起用されるなど、現代の価値観に合わせた新しいコレクションの構築に成功しました。
他にもゲーム「フォートナイト」とのコラボレーションでメタバースへの進出、猛吹雪の中でウィンターコレクションの発表など、デムナは多様なバレンシアガを見せてくれます。
2023年現在もデムナはバレンシアガのデザイナーを務めており、今後のバレンシアガをどう先導していくのか、注目度が高まっています。
バレンシアガの人気アイテム3選
PAPIER ミニウォレット
昨今の「ミニ財布」ブームの火付け役となったミニウォレットです。
手のひらに乗るほどのサイズ感と豊富なカラーバリエーション、そして封筒を連想させるキュートなデザインが話題となり人気を集めています。
コンパクトながら小銭入れも付いており紙幣・カードがスマートに持ち運べることから、キャッシュレス決済が普及した現代にぴったりのお財布ですね。
小さくても使い勝手は抜群で、紙幣は10枚、カードは5〜6枚ほど入れても問題なく使えるので収納力は十分。
「サブ財布として使うつもりで買ったけど、便利だからいつの間にかメインで使っている」という人も多いほど使いやすいお財布です。
特徴的なデザインのためSNS映えも抜群で、プレゼントとしても喜ばれる逸品です。
トリプルS
「トリプルソール」という3つの(ランニングシューズ、バスケットボールシューズ、トラックシューズ)種類の異なるスポーツシューズのソールを組み合わせた画期的なスニーカーです。
ヒールは5.5センチとかなり厚底ですが、それぞれのソールのメリットが集まりとても履きやすく疲れにくい設計となっています。
ラバー部分などにヴィンテージ加工が施されており、新品でも履き古した印象で絶妙なこなれ感を醸し出してくれます。
履くとコーディネートに抜け感を作ってくれる、非常に優秀なアイテムです。
2018年頃の「ダッドスニーカーブーム」を作り出したスニーカーであり、2017年の発売当時は即完売するほどの人気ぶりでした。
今でも「傑作スニーカー」だと絶賛するファンは多く、バレンシアガを代表するアイテムの1つです。
ネイビーカバス
ネイビーカバスは、シンプルなキャンバス地のトートバッグです。
潔いシンプルなロゴと正面を額面を縁取るように囲んだレザーのデザインで、バレンシアガらしいモードで上品な仕上がりとなっています。
キャンバス地は軽くて丈夫なので使い勝手が良く、シーンを選ばずに使える便利なバッグです。
サイズはM、S、XSの3種類。
MサイズとSサイズはA4の書類も収納できます。
カッコよく、こなれた雰囲気の女性に演出してくれる万能なトートバッグです。
中古市場での評価
ここまでバレンシアガというブランドについてお話してきましたが、ここではバレンシアガの中古相場についてお話したいと思います。
長い歴史を持つラグジュアリーブランドということで、それぞれどの時期にもファンがいますが、やはり革新的なデザインでバレンシアガを塗り替えたデムナ期の新しいモデルのものは、とても高い評価で取引されています。
ブルゾンなどのアウター類は特に人気で、50万円前後〜100万円に至るまでの金額で取引されているのが見受けられます。
また、ニコラ・ジェスキエール期の「シティ」というバッグがリバイバルで人気になっているというお話をしましたが、シティバッグは現在デザインを新しく再解釈した「NEO CAGOLE CITY」はもちろん、当時のシティバッグも再評価されており、相場が上がっています。
サイズや状態などにもよりますが、当時のシティバッグでも8万円ほどの金額で取引されていることがあります。
バレンシアガはこのように総じて高い評価を受けているブランドであり、強気のお値付けで売却が可能だといえます。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
「売ろうかな…?」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。
ものを送る前に金額がわかる、LINE事前査定もおすすめです。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
バレンシアガの歴史を紐解いてみると、ファッション界を大きく揺るがすようなムーブメントを何度も作り出していることが分かりました。
これまでの伝統を守りつつも、変化することを恐れずに時代を切り拓いていくバレンシアガの今後に、ますます期待が高まります。
KLDでもバレンシアガのお買取を強化しています。
インポートブランド、ラグジュアリーブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。
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