TENDER Co.ってどんなブランド?定番アイテム4選を古着屋的に解説!|テンダー

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こんにちは!ブランド古着買取専門店KLDです。

丁寧でオンリーワンな物づくりをするイギリスのブランド、TENDER Co.(テンダー)。

アルチザン的な手間のかかった物づくりと、可愛らしいゾウのブランドタグが印象に残っている方も多いのではないでしょうか。

「気にはなってるけどどんな商品展開のブランドなの?」
「せっかくなら長く使える定番を知りたい!」という方も多いのではないでしょうか。

今回は、ブランド古着店である私たちが、

  • TENDER Co.はどんなブランドで、どんな魅力があるのか
  • TENDER Co.の定番モデルにはどんなものがあるのか
  • TENDER Co.の中古市場での評価

を解説していきます。

また、私たちKLDでも、TENDER Co.はかなり買取強化をしているブランドですので、
その理由なども併せてお伝えしていきます。

TENDER Co.とは

「生涯を共にしたいと思える服」

TENDER Co.は、デザイナーのWilliam Kroll(ウィリアム・クロール)が2010年にスタートしたイギリス発のブランドです。

彼はユーロエヴィスのデザイナーを経験後、ビスポークスーツの聖地であるサヴィル・ロウでテーラーとして活躍し、現在は名門セントマーチンズでデニムの講師を務めるという異色の経歴を持つデザイナーです。

ブランド名の由来は、蒸気機関車の石炭や水を積む貨車の”TENDER(給炭車)”という意味で、デザインは蒸気機関車が活躍した時代のワークウェアなどがルーツになっています。

給炭車はイギリス全土を走り回るために大量の燃料を積み込む為とてつもない頑丈さを誇っており、TENDER Co.の洋服にはその給炭車の頑強な作りが、製造から着用時の着心地に至るまでに反映されています。

また、イギリス特有の素材や伝統的な染色技術を使用しており、伝統的なテーラリングを駆使しながら服飾の歴史を踏襲したアイテムたちは、ブランド独自の世界観を作り出していきます。

タフで屈強な素材やデザインは、着用する人のライフスタイルに合わせて変化していき、着る度に味わい深いものとなっていきます。

TENDER Co.の、個性的であるのに無駄のないミニマルなデザインは、ウンチク好きな洋服マニアはもちろん、初めて着用する人をも魅了してしまう不思議な魅力があります。

正に、生涯を共にしたいと思えるアイテムばかりのブランドといえるでしょう。

TENDER Co.の名作定番アイテム4選

それでは、ここからはそんなTENDER Co.の名作アイテムをご紹介していきます。

上述のように、しっかりとした作りと、独特な風合いのあるデザインでコアなファンを多く抱えるTENDER Co.。

私たち古着屋の視点から見た「流行に流されず長く履ける、もし売る事になっても高く売れる」名作モデルばかりですので、ぜひご参考にされてみてください!

TYPE 130 TAPERED JEANS



引用 southstore.shop-pro.jp

TENDER Co.で最も代表的なモデルが「130」のデニムパンツです。

腰回りは程良いゆとりがあり、裾に向かって緩やかにテーパードしているので、野暮ったくならずスッキリとしたシルエットになります。

定番で使用されている生地は、日本のシャトル織機で織られた16オンスのセルビッチデニムで、穿き込むことで体に馴染む表情豊かなものを使用しております。

デザインの特徴は、ブランドのルーツでもある機関車の形を模した四角形のバックポケット。

LEVI’S 501 通称66(ロクロク)にオマージュを込めたモデルで、ステッチで「66」を表現し、バックヨークは穿き心地を高める為、あえて長めに設定されています。

その他、フロントのトップボタンはブランドのアイコンが入った真鍮のチェンジボタン、隠しリベットや股リベットなどヴィンテージデニムやワークウエアのディテールが採用されています。

TYPE 132 WIDE JEANS



引用 southstore.shop-pro.jp

ブランドとして一番最初に作られたモデルが「132」のデニムパンツです。

このモデルはTENDER Co.のパンツの中で最も太く、やや無骨な印象で、ゆったりとしたお尻周りから裾にかけてそのまま落ちるワイドシルエットが特徴です。

太めのシルエットが程良い存在感となりコーディネートに溶け込んでくれるので、初めてTENDER Co.のデニムを履く方や太めのシルエットが苦手という方にも取り入れやすい一本です。

ファンの間でも「このモデルを一度履いてしまうと戻れなくなる!」と、最終的にこのモデルに行きつく方が多いのがうなづけるアイテムになります。

ディテールについては「130」と同様のものが採用されています。

Tail Shirt


2012年SSシーズンに初めてリリースされた「Tail Shirt」は、TENDER Co.ファンの間ではジーンズに次ぐ人気を誇る定番アイテムです。

このシャツの一番の特徴は”Tail=尻尾”の名の通り、バックシルエットが長くなったデザインです。

他にはないTENDER Co.オリジナルのパターンは、フロントに設計されたポケットが良い意味でなんとも間の抜けた印象になり、絶妙な緩さがTENDER Co.らしさを醸し出しています。

そのポケットには、サイドの縫製部分と一緒にポケットが縫われており、さらに負荷のかかるポケット上部にはカンヌキ留めが施されています。

リーバイスのGジャン1stタイプから取ったいう小さめの襟は、洗いざらしでラフな印象になります。

またカフのデザインは、1930年代のBritish Railway Jacketから用いられたデザインを採用してます。

あえてバックヨークを設けずに、背中の丸みに沿ってゆったりと分量感を持たせつつ、生地の重みを考慮することで、綺麗な落ち感が出るように設計されています。

この特徴的なシルエットによりワイドパンツはもちろん、細身のパンツにもメリハリを持たせたコーディネートを実現します。

WOAD染め


引用 shop.maiden.jp

「TENDER Co.と言えばWOAD染め」と言っても過言ではない、ブランドを象徴する染色方法になります。

WOADとはホソバタイセイという植物を用いた染料で、Wiliamはインディゴ染めの歴史を紐解いていくうちにこの染料に行きつき、現在ではほとんど行われていない古いインディゴの染め方を踏襲しています。

このホソバタイセイを使用した染色は石器時代から続く染色方法ですが、ホソバタイセイを発酵させると強い悪臭が漂う為、イギリスでは1900年代初頭に使用を禁止された歴史があります。

この染色は現在イギリスでは行っておらず、ヨーロッパでは南フランスに残る唯一の職人がハンドディップで染めています。

天然のインディゴは色が1度で染まりにくい為、このハンドディップを7〜8数回に分けて行い、染め直していきます。

この伝統的な技法を用いたWOAD染めをした洋服は、天然染料ならではのとても奥行きのある色合いで、履き込んだ時の表情豊かな経年変化を存分に楽しめるものとなっております。

TENDER Co.の二次流通市場での評価

非常にこだわった物づくりで、根強いファンを抱えるTENDER Co.。

二次流通市場での評価はどのようなものになっているのでしょうか?

KLDでの過去の取引履歴や中古市場を見た結果、TENDER Co.のアイテムはかなりの高評価を中古市場で獲得しています。

TENDER Co.ではデニム、シャツ、ジャケット、ベルト…など様々なアイテムを展開していますが、どれもオンリーワン感の強い独自の商品展開で、「ここで買い逃したら手に入らないかも!」と思わせる魅力があるのが、二次流通市場にもいい影響を与えているブランドだと感じます。

ブランドのユーザーの傾向としては、アイテムを指定して探している方も多そうなので、もし手持ちのTENDER Co.のアイテムを売却したい場合には、ブランド名、モデル名、染色方法などが分かればそれも記載…など、しっかりと商品情報を揃えて売りに出すと高値での売却が可能になると思います。

もし、「モデル名や染色方法なんて忘れちゃったよ!」という場合には私たちのような買取サービスをお使いいただくのもおすすめです。(TENDER Co.であればご自分で売却されるのとほぼ遜色ない金額でのお買取りが可能な場合もあります!)

このようにTENDER Co.は、他では手に入らないこだわりの物づくりで二次流通市場では非常に高く評価されているブランドといえるでしょう。

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