サンサーフの名作定番アロハシャツ10選|SUN SURF
こんにちは!ブランド古着買取専門店KLDです。
伝統的なアロハシャツを現代に復刻モデルという形で蘇らせるブランド、サンサーフ(SUN SURF)。
「いろいろなアロハシャツがあって、どれを選べばいいのかわからない…」
「せっかくなら長く使える定番を知りたい!」
という方も多いのではないでしょうか。
今回は、ブランド古着店として様々なアメカジ系ブランドやアロハシャツを見てきた私たちが、
- サンサーフはどんなブランドで、どんな魅力があるのか
- サンサーフの定番モデルにはどんなものがあるのか
- サンサーフの定番モデルの中古市場での評価
を解説していきます。
また、私たちKLDでも、サンサーフはかなり買取強化をしているブランドですので、
その理由や高価買取事例も併せてお伝えしていきます。
目次
サンサーフとは
ますは、サンサーフとはどのようなブランドなのか?について簡単にお話します。
アメカジに親しみのある方なら「東洋エンタープライズ」の名をご存知の方も多いのではないでしょうか。
古き良きアメカジブランドの実名復刻にも精力的に展開している企業で、代表的なものには、「バズリクソンズ」、「シュガーケーン」、「インディアンモーターサイクル」などがあり、今回ご紹介する1970年創業の「サンサーフ」も手がけています。
東洋エンタープライズの代表取締役である小林 亨一氏は、ヴィンテージ・アロハシャツの研究家としても著名な方です。
同社のヴィンテージアロハへのこだわりは、鮮やかな発色と、深みのある色合いを出すために再現された当時の捺染手法などを見ても明らかです。
そんな様々なこだわりを反映しながら、アロハシャツを中心に展開しているサンサーフ。
東洋エンタープライズの中でも特に力を入れられているブランドであり、まさに現代のアロハシャツメーカーの名門と言えるでしょう。
今回はそんなサンサーフに絞って、アロハシャツの顔とも言えるモチーフや柄についてご紹介します。
サンサーフの名作、定番柄10選
それでは、ここからはそんなサンサーフを代表する柄をご紹介していきます。
上述のように、伝統的なアロハシャツの柄を復刻しているということで、サンサーフは今までとても数えきれないほどの種類の商品を展開しています。
現行の商品だけではなく、過去のものを中古で購入などしようと思うと選択肢が多すぎてどれを選べばいいかわからない!ということもあるかと思います。
したがって、少しでもアロハシャツ選びの参考になるように、伝統的な柄の大まかなパターンから、ピンポイントな柄の種類など、おすすめのものをまとめました。
是非ご参考にしてみてください。
オールオーバーパターン(総柄)
“DUKE’S PINEAPPLE”
“MATSON LINE”
引用元:TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
オールオーバーパターンはシャツ全体に一定の柄が繰り返して見られる柄模様で、古くから用いられてきた最も伝統的なデザインになります。
別名では総柄とも呼ばれています。
アロハシャツに限らず一般のシャツはもちろん、パンツやネクタイなど色々な衣類にも取り入られており身近な模様と言えますが、やはりアロハシャツの総柄は何と言っても大ぶりのモチーフが魅力的です。
南国感溢れるパイナップルの総柄や、ヤシの総柄など比較的アロハ初心者の方でも取り入れやすいものも多いのがポイントです。
またサンサーフにはスペシャルエディションと呼ばれる限定柄も多く存在しており、思いもよろないモチーフのものも見つけられると思います。
ボーダーパターン(縦縞柄)
“POLYNESIAN BORDER”
“SUMMERING BORDER”
引用元:TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
縦縞柄は、総柄の派生形として40年代に生まれ、定番化していったパターンで、縦方向に柄が連なっているものです。
縦縞柄にはいくつかパターンがあります。
例えば、地の色も適度に見えるものは、総柄よりもうるさくなく、キリッと涼しげな印象になります。
他にも、襟とボタン付近のセンターラインを切り替えすようにパターンされたものや、縞模様にパターン×パターンといったものもあります。
適度に引き算されたボーダーパターンは、アロハシャツによくある花や果物をモチーフに全体に展開した派手目のデザインが苦手に感じられる方にもオススメです。
リーフ(葉っぱ柄)
“MONSTERA”
“BANANA LEAF AND HELICONIA”
引用元:TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
熱帯地方の魅力の一つに、日本では見られないような大きさに育ったバナナの葉や、赤と緑のコントラストの効いた葉、ユニークな形状を持つ奇怪なものなど、その植生の豊かさを挙げることができます。
そういった植生のテイストをアロハシャツの柄に取り込んだのが、リーフ柄です。
ひとくちにリーフといっても、シルエットのみで見せたり派手な配色で描いたりなど、人物や果実などのモチーフとは一味違った風合いがあります。
日本でも例年酷暑が叫ばれるようになりましたが、暑い屋外でも、すくすくと育つ植物たちのように、リーフアロハで風に揺られて涼しげにそよぐ植物になりきってみられるのも一興かと思います。
ホリゾンタルパターン(水平柄)
“CANOE RACE”
“COCONUT PALMS & DIAMOND HEAD”
引用元:TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
シャツ全体に描かれた柄が上下に分かれてデザインされているのがホリゾンタルパターンです。
ホリゾンタルパターンの魅力はやはり「ドヤ感」に尽きると思います。
前景に樹木柄、光景に山景などのデザインは、もはや現地さながらのパノラマビューを見ているようで、中でも黒い地色に極彩色の絵柄がパターンされたものは、特にエキゾチックな印象です。
アロハシャツはそもそもドヤ感のあるアイテムとされることが多いと思いますが、そのドヤ感の中のドヤ代表ともいうべき柄ではないでしょうか。
存在感もあることですし、クラブやパーティーなどのナイトシーンにも良さそうですね。
ピクチャー柄
“KAIKAMAHINE”
引用元:TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
転写した写真を散りばめたようなデザインがピクチャー柄です。
セピア色やワントーンで構成された写真柄を細かく見ていくと、その柄のテーマになっているストーリーがだんだん見て取ることができ、かつての古いアルバムを見ているように思いを馳せてしまいます。
シャツだけど、ただのシャツにあらず。歴史やカルチャーを含めて見て、着て楽しめる玄人好みのデザインではないでしょうか。
南国の暮らしの情景やインディアンの歴史、自由の女神などのアメリカがモチーフとなっているものもあるようです。
バックパネル柄
“HULA GIRL”
引用元:TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
男は背中で語れという言葉がありますが、背中でアロハを語りたい方にオススメなのがバックパネル柄。
背中一面を絵画に見立てて描かれた模様は、もはや模様というよりアート。
後ろ身頃を縁飾りするように配されたリーフ系やフラワー系の枠柄の中心に配される、フラガールやダイバー、サーファーなどのアロハらしいモチーフは、見ているだけで日々の生活を忘れさせてくれるようです。
ちなみにバックパネル柄はヴィンテージアロハシャツの中でも特に人気のあるカテゴリーで、価格も高騰しているものがありますが、ダイナミックに描かれたデザインを目の当たりにするとその理由にも納得です。
似ているところだとスカジャン好きの方にもオススメできそうです。
フキラウ柄
“HUKILAU”
引用元:rogues
ハワイの伝統漁法である「フキラウ」がモチーフになった柄です。
バックパターンをみると裸に近い漁師が大きく描かれているため、一見すると仏画?といった印象を持ちますが、よく見てみると網とともに魚や船も描かれており漁師さんであるということが分かります。
この柄はもともとホノルルの「ロス・サザーランド」によるオリジナルを復刻したデザインになっています。
前面の襟とポケットの網柄と、バックパネルのデザインいずれをとってもも完成されたアロハシャツであることがわかり、まさにアロハを知る通好みのデザインと言えるのではないでしょうか。
和柄
“ONE HUNDRED TIGERS (百虎)”
”動植綵絵 紫陽花双鷄図(伊藤若冲)”
引用元:TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
龍やニワトリ、鯉などの動物モチーフの他、竹や松、桜などの日本の四季を感じさせる植物系などでもおなじみのパターンです。
もともとポルトガル人が持ち込んだ”パラガ”という作業着を、日本風に着物や浴衣を使ってリビルドしたことにルーツを持つアロハシャツ。
その歴史からすると本当の意味でのオーセンティックなアロハとは和柄なのかもしれませんね。
個人的には古き京都の四季文様が大文字山とともに描かれたものや、シャツ全体に何匹いるの?というほどたくさんのトラがちりばめられているものなどは面白いと感じました。
伝統的な和柄とは別に、サンサーフでは伊藤若冲の絵をアロハのパターンに落とし込んだものなども展開しており、そちらもなかなか派手でおすすめです。
何着か持っている中に一着は欲しい柄ではないでしょうか。
レイ柄
“NIGHT BLOOMING CEREUS”
“LEI HAWAIIAN STYLE”
引用元:TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
フラガールが笑顔と共に、首にかけてくれる花飾り(レイ)。
その習慣は、もともとハワイ島に移民してきたポリネシア人と共に伝わった魔除けや幸福祈願、神々への信仰を起源としているものだそうです。
その花飾り(レイ)をモチーフにしたものがレイ柄です。
シャツ全体にレイを配置したものや、レイと共にそれを編んでいる女性が描かれたシーンのもの、ボーダーパターンに取り入れられたものなどアロハの定番意匠として様々な展開が見られます。
レイ柄に限らず大柄か小柄かあるいは、絵画的であるか文様的であるかなど、好みは世代や性別でも変わるものだと思いますが、その中でも自分らしい一着が見つけられると良いですね。
魚柄
“KIHIKIHI”
“GOLD FISH WITH LUCK”
引用元:TOYO ENTERPRISE ONLINE STORE
和柄、洋柄どちらにもある柄のひとつで、南国の海の熱帯魚や、和柄なら金魚などが涼し気な魚柄をご紹介します。
伝統的なハワイアンシャツの柄の中の熱帯魚は、シルエットだけですっきりと描かれたり、色鮮やかに描写されたものなど、様々なものがあります。
和柄などに見られる金魚柄は、古き良き日本の風景を思い起こさせてくれる柄として女性にもオススメです。
また、こちらは少しいかつい印象のものも多いですが、和柄に良く見られる魚としては「鯉」もよく取り上げられるモチーフとなっています。
アロハ初心者の方には、魚柄の多くが総柄仕立てになっている点がスタイリングに取り入れやすいポイントとしておすすめといえます。
水槽の中の金魚も湯立つほどに何を着ても暑い昨今の夏ですから、できるなら涼しげに目の保養になる柄ということでアロハ未経験の女性にもチャレンジしてもらいたい柄です。
サンサーフの二次流通市場での評価
サンサーフは、「アロハシャツといえばサンサーフ」といっても良いほど、日本を代表するアロハシャツのブランドです。
当然、中古市場での評価も高く、柄などによって金額は上下しますが、高い物で10万円前後など、かなり高額で取引されている例も多く見られます。
柄にもよりますが全体の流通量は多く、かなり状態の良いものや、未使用品なども多く流通していますので、初めてアロハシャツの購入を考えている方などは、中古市場で探すのもおすすめです。
また、サンサーフは「スペシャルエディション」という形で、オリジナルの箱入りの特別なモデルを展開しています。
そういったものは中古市場でも評価が高く、着用したものでも箱付きで再販すればより高額で再販することが出来ます。
箱入りで販売されていた葛飾北斎モデルのスペシャルエディション
また、中古市場では、一般的に肌に近いものほど心理的な抵抗感が増すため再販価値が落ちると言われています。
サンサーフのアロハシャツでレアなもの等であれば、余程状態が悪くなければ高いお値付けが可能ですが、使用感は少ないに越したことはありません。
レーヨンのアロハシャツが多く、コットンよりも少しお手入れに気を使いますが、日頃のお手入れを入念にしておけば中古で販売する時に高く販売することが出来ます。
私たちKLDは、お買取りをしたお品物の洗濯やリペアなどのメンテナンスに関して力を入れておりますので、もし汚れてしまったアロハシャツであっても一度ご相談いただければと思います。
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以下のモールでKLDの商品を販売しています。
ぜひご覧ください!(販売内容はどのモールも同じです。)
ブランド古着買取専門店KLDでは、サンサーフを高価買取しています
ここまでお話ししてきたように、サンサーフというブランドは、過去のアーカイブの中から、伝統的なアロハシャツを復刻している硬派なブランドです。
何よりとても格好いいアロハシャツを多数展開しています。
ブランド古着買取専門のKLDではこのサンサーフの買取に力を入れています。
サンサーフのお買取りについてはこちらからもどうぞ。
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