オリバーゴールドスミスの名作定番モデル4選|OLIVER GOLDSMITH
引用元 : Continuer
こんにちは!ブランド古着買取専門店KLDです。
膨大なデザインアーカイブの中から半世紀を経た今でも洗練されたヴィンテージモデルを復刻し、数多くの著名人から愛されるブランド、オリバーゴールドスミス(OLIVER GOLDSMITH)。
「色々なモデルがあるけどどれを選べばいいのかわからない…」
「せっかくなら長く使える定番を知りたい!」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、ブランド古着店として様々な眼鏡を見てきた私たちが、
- オリバーゴールドスミスはどんなブランドで、どんな魅力があるのか
- オリバーゴールドスミスの定番モデルにはどんなものがあるのか
- オリバーゴールドスミスの定番モデルの中古市場での評価
を解説していきます。
またKLDでも、オリバーゴールドスミスはかなり買取強化をしているブランドですので、その理由や高価買取事例も併せてお伝えしていきます。
目次
オリバーゴールドスミスとは
オリバーゴールドスミスは1926年にフィリップ・オリバー・ゴールドスミスによって創業したイギリスを代表する老舗アイウェアブランドです。
1950年代に、当時はまだファッションの一部として認知されていなかったメガネを斬新なフレームデザインにより魅了していきます。
ヴォーグなどのファッション雑誌にアイウェアとして初めて掲載されたのもオリバーゴールドスミスです。
そして、ヨーロッパファッションにおけるアイウェアの代名詞とまで言われるほどの成功をおさめました。
1990年代のブランド休業後、2005年にブランドを復活させます。
過去のアーカイブコレクションをもとに、50〜70年代に販売されたモデルを復刻したコレクションを発表していきます。
この膨大なコレクションを緻密に復刻できるのはオリバーゴールドスミスだからこそなせる技といえます。
ブランドの愛用者には「オードリー・ヘップバーン」「グレース・ケリー」「ソフィア・ローレン」「マイケル・ケイン」「ジョン・レノン」など錚々たる著名人です。
時代を超え愛用されてきた理由もうなずけます。
オリバーゴールドスミスの名作定番モデル4選
それでは、ここからはそんなオリバーゴールドスミスの名作モデルをご紹介していきます。
上述したように、数多くのアーカイブからの復刻に定評があり様々なモデルがあるからこそ、「どれを選べばいいかわからない…」となってしまうこともあるかと思います。
私たち古着屋の視点から見た「流行に流されず長く掛け続けられる、もし売る事になっても高く売れる」名作モデルばかりですので、ぜひご参考にされてみてください!
CONSUL(コンスル)
引用元 : Continuer
CONSULはブランドのアイコン的存在になります。
太いフレームで存在感がありますが、ウェリントンで馴染みやすいのが特徴です。
フロントからテンプル(耳にかける部分)にかけてフレームが上がっていくデザインのため、引き締まった印象を出すことができると同時に知的な印象を与えます。
眼鏡業界では珍しく、サイズ違いでの展開もあり性別や年齢を問わずに使えるデザインです。
スクエアタイプの王道といっても良いのではないでしょうか。
また英国人俳優のマイケル・ケインが愛用していたことでも有名なモデルです。
マイケル・ケイン
引用元 : PROPS
VICE CONSUL(バイスコンスル)
引用元 : Continuer
VICE CONSULは、1959年にファーストモデルが発売されました。
CONSULよりもフレームの上下幅が狭くよりスクエアの印象が強いモデルです。
しかし、一般的な眼鏡の生地の厚み(4mm~6mm)よりも肉厚な8mm厚を使用することで、シャープになりすぎるのを防ぎ、クラシックな印象を強くしているのもポイントです。
フロントとテンプル(耳にかける部分)を留めるカシメピンは3つあり、こちらもヴィンテージに多くみられるディテールで、クラシックな印象を与えるのに重要な役割を果たしているのです。
このカシメピンを含めて、ブランドの刻印や丁番まで全てゴールドで統一されていて高級感を感じます。
そしてフロント下部が緩やかに角張っている部分が頬の膨らみをカバーするため、多くの人に掛けやすいデザインになっていいます。
また映画「ピンクパンサー」でおなじみのピーター・セラーズが着用していたモデルとしも有名です。
8mm厚の生地や3ピンカシメ、フロントの角張りなど個性のあるディテールを、極めて品のあるフレームに仕立てた素晴らしい眼鏡です。
ピーター・セラーズ
引用元 : Continuer
Oliver OVAL(オリバーオーバル)
引用元 : Continuer
Oliver OVALはオリバーゴールドスミスのアーカイブシリーズにおいて、メタルフレームとしては数少ない定番アイテムのひとつです。
ジョン・レノンが愛用していたことで非常に有名になりました。
上記で紹介したアセテートフレームの名作であるCONSULやVICE CONSULにと肩をならべる、オリバーゴールドスミスの定番アイテムとなっています。
楕円形のシルエットは、ラウンドよりも馴染みやすいのが特徴です。
年齢性別を問わないメタルフレームの王道と言えるでしょう。
特筆すべきポイントは、一山(いちやま)と呼ばれる鼻当てです。
パットが無く鼻に乗せるだけのシンプルな形状で、メタルフレームに多く見られるディテールです。
鼻に当たる面積が少ない分快適さが増しますが、眼鏡がズレやすくなるのでフィッティングが重要になります。
メタルフレームと一山の組み合わせは非常にクラシックなデザインなので、眼鏡の持つ知的さを表現するには最適なのではないでしょうか。
ジョン・レノン
引用元 : Esquizofrenia
HEP(ヘップ)
引用元 : Continuer
HEPは名前とデザインから想像できる方も多いのではないでしょうか。
オードリー・ヘプバーンが1963年の映画「シャレード」の劇中で使用していたサングラスの復刻モデルになります。
当時、ヘプバーンの衣装をジバンシィが提供し話題となりました。
なのでオリバーゴールドスミスの中でも女性用アイテムとして定番です。
大きなレンズと、とても小さなブリッジ(フレーム同士を繋げている部分)が特徴的です。
全体的には柔らかい雰囲気ですが、キーホールブリッジと呼ばれる鍵穴のような形状やフレームエンドで斜めにカットしたデザインなど、要所要所を引き締めるディテールによってバランスがよくエレガントさを感じる眼鏡になっています。
オードリー・ヘプバーン
引用元 : ONCE APON A SCREEN…
OLIVER GOLDSMITHの二次流通市場での評価
オリバーゴールドスミスの二次流通市場での評価についてお話したいと思います。
現在、中古市場に出回っているものは多くがオリバーゴールドスミスのヴィンテージの復刻品ですが、当時のヴィンテージのものが販売されていることもあります。
当然、当時のヴィンテージは希少なものになりますので金額も高額になりやすく、モデルによって金額に差はありますが、5万円弱~20万円ほどまでの金額で取引されています。(それでもヴィンテージの眼鏡としては妥当な金額かと思います)
復刻モデルはそれに比べて流通量も各段に多いので比較的手に入りやすく、状態にもよりますが3千円ほどから手に入る物もあり、金額的にもお手頃な印象を受けます。
しかしモデルや状態により、定価から考えるとまだまだ中古市場で高い評価を受けています。
復刻モデルでも状態が良ければ定価の5割~くらいで取引されていますので、ブランドとしては評価が高いものといえます。
しかし眼鏡ですので、再販の際には当然フレームの歪みなどには注意が必要です。
眼鏡の二次流通は、大抵レンズは購入者が好みのものや自分の度数のものに購入後に変更することが多いですが(度無しのサングラスは除く)、フレームはその眼鏡の本体であり、修理が比較的難しい個所なので中古での再販の際も注意が必要です。
したがってオリバーゴールドスミスの二次流通市場での販売は、状態などに気を付けていれば高い評価を受けることが可能といえます。
KLDの販売ページはこちら
以下のモールでKLDの商品を販売しています。
ぜひご覧ください!(販売内容はどのモールも同じです。)
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ブランド古着買取専門店KLDでは、オリバーゴールドスミスを高価買取しています
ここまでお話ししてきたように、オリバーゴールドスミスというブランドは、長い歴史の中で洗練してきた普遍的なデザインと、こだわりの物づくりで非常に高い人気があります。
ブランド古着買取専門のKLDではこのオリバーゴールドスミスの買取に力を入れています。
もちろん復刻モデルから実際のヴィンテージに至ってもお買取りが可能です。
オリバーゴールドスミスのお買取りについてはこちらからもどうぞ。
KLDではこれらを買取する際、中古市場での評価に関する知識や、的確な状態のチェックに沿って買取の評価を行っています。
それに加え、さまざまなブランドの眼鏡に精通しており、自身も眼鏡ユーザーである査定士が「ファン」の視点でしっかりとお値付けをします。
このように、知識の深い限られたスタッフのみが特定の査定にあたる事は、小さな会社だからこそ可能なことかと思います。
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