MOSCOTってどんなブランド?|モスコット
引用fashion-press
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
1915年創業という長い歴史を持ち、時代とともにアップデートしたメガネを作り続けるブランド、MOSCOT(モスコット)。
今回は、
- MOSCOTとは?
- デザイナー(創業者)
- ブランドの特徴
- MOSCOTの定番・人気モデル
- 買取について
という形で、お話していきたいと思います。
MOSCOTが気になっている!という方はもちろん、MOSCOTの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。
目次
MOSCOTとは
MOSCOT(モスコット)は、1915年にアメリカ・ニューヨークで創業したアイウェアブランドです。
家族5代にわたって経営してきた老舗ブランドで、100年以上の歴史と伝統を誇ります。
長きに渡るアイウェアの知見に裏付けられた都会的な美しさと、類いまれなる職人技によって生み出される堅牢な作りが魅力です。
さらに、多彩なライン展開も印象的。
中でも「MOSCOT ORIGINALS」は、ブランドの“核”ともいえるラインで、1950~60年代のアメリカンヴィンテージのデザインを軸に、クラシカルな定番モデルを多数ラインナップしています。
そして「LEMTOSH(レムトッシュ)」や「MILTZEN(ミルゼン)」などの、圧倒的人気を誇る名作も揃えています。
また、歴史あるMOSCOTが日本での正規取り扱いとなったのは2008年。
意外にも2000年代に入ってからでした。
その後、2013年にスタートした、モダンで軽量なデザインを追求したライン「MOSCOT SPIRIT(モスコットスピリット)」のデリバリーが日本でも開始。
モスコットトウキョウ 引用fashion-press
2015年には、東京・青山に日本初の路面店「モスコットトウキョウ」をオープンしました。
懐古主義に陥ることなく、時代とともに進化を続けています。
デザイナー(創業者)
ハイマン・モスコット 引用opt-haruta.co.jp
MOSCOTの創業者は、ヨーロッパから移民としてニューヨークに来たハイマン・モスコットです。
手押し車に載せた既製品のメガネを販売する仕事をしていたハイマンは、1915年にニューヨークで自身のメガネ店「MOSCOT」を誕生させました。
ここからブランドは家族5世代にわたって引き継がれていくことになります。
まず、ハイマンの仕事を受け継いだのが息子のソル・モスコット。
ソル 引用instagram@moscotnyc
彼は1925年、弱冠15歳で家業に参加しました。
そして、1930年代に路面店をマンハッタンにオープン。
立っているのがジョエル 引用instagram@moscotnyc
1951年になるとソルの息子であるジョエルが引き継ぐことに。
ジョエルの顧客に対する懸命な姿勢により、MOSCOTは徐々にニューヨーカー達から注目を浴びるようになります。
1986年、1992年には、ジョエルの息子のハーベイとケニーが経営に参加。
(左)ケニー (右)ハーベイ 引用moscot.com
また、ケニーが入社した1992年には、マンハッタンにMOSCOTの2店舗目を開店しました。
これが旗艦店となります。
さらにハーベイとケニーは会社の転換を図り、MOSCOTはローカルのメガネショップから世界中にファンを持つメガネブランドへと発展しました。
右がザック 引用instagram@moscotnyc
2013年からは、ハーベイの息子で、正式に訓練を受けた工業デザイナーのザック・モスコットが5代目として就任。
そして現在に至るまでMOSCOTの最高デザイン責任者を務めており、会社すべてのクリエイティブとデザインを担当しています。
ブランドの特徴
ここからは、世界中のメガネファンを魅了し続けるMOSCOTの特徴や魅力についてお伝えします。
TPO問わず活躍するクラシックなデザイン
MOSCOT最大の特徴は、時代に左右されないクラシックな雰囲気を持っている点です。
LEMTOSH 引用moscot.com
MILTZEN 引用moscot.com
例えば、MOSCOTの代表的なモデル「LEMTOSH」や「MILTZEN」は、ベーシックでありながら程よい存在感があるため、ビジネススタイルでは堅苦しさを軽減し、カジュアルスタイルではアクセントとして活躍します。
その他のモデルも、控えめでありながらバランスの取れたフォルムを採用していることが多いため、メガネをかけ慣れてない人でも違和感が少なく、顔にスッと馴染んでくれます。
歴史あるブランドならではのクラシカルなスタイルは、フォーマルからカジュアルまで幅広いシーンで柔軟に対応してくれるのです。
自分に合った大きさが見つかる豊富なサイズ展開
セミオーダー感覚で選べる、豊富なサイズ展開もMOSCOTの注目したいポイント。
LEMTOSHのサイズ展開 引用ponmegane.com
サイズ展開はモデルによって異なりますが、LEMTOSHの場合、44(S)・46(M)・49(L)・52(XL)と、4種類のサイズが用意されています。
なお、これらの数字はレンズの横幅を意味しており、例えば「44」ならレンズの横幅が44mm、ということです。
4種類の中でも「46」はバランス良く、男女問わず合わせやすい鉄板サイズだといえます。
サイズ選びに迷ったら、まずは万人に似合いやすい46サイズを検討してみましょう。
「44」はコンパクトな見た目で、女性がかけるとジャストなサイズ感です。
あえて小さめを選ぶことでクラシカルな雰囲気を演出することも可能。
「49」は顔の大きさが気になる方や、伊達眼鏡っぽく大きめでかけたいという方におすすめです。
存在感があるので、カジュアルなコーディネートにもマッチします。
「52」は2017年に追加された新サイズ。
顔をしっかりと覆うような大ぶりのフレームを探している方や、オーバーサイズのサングラスとして掛けたい方に向いています。
サイズを選ぶ際は、使用するシーンを想定し、なりたいイメージに合わせて選ぶようにしましょう。
定番からトレンドまで多彩なカラーバリエーション
そのときの気分に合わせられる、多彩なカラーバリエーションもMOSCOTの特徴の一つです。
モデルや在庫状況によって異なりますが、多くのモデルが5~10色以上、LEMTOSHの場合はなんと20色以上もの種類を展開しています。
定番のブラックからレトロなべっ甲柄、スポーティなマットカラーや渋いタバコカラー、洒落感のあるクリアフレームまで、様々なフレームカラーが楽しめるのです。
同じモデルでもカラー違いを選ぶだけで、ワンランク上の印象を狙うことができます。
芸能人や有名人に愛用者が多数
100年以上の長い歴史の中で、多くのアーティストや俳優から愛されてきたMOSCOT。
ブルーレンズのLEMTOSHを着用するジョニー・デップ 引用mouqy.com
MOSCOTを日本で一躍有名にしたのはジョニー・デップだと言われています。
ジョニー・デップの薄いカラーレンズのスタイルは印象的ですよね。
川口春奈 引用instagram@moscotnyc
2020年代の爆発的人気は、女優・川口春奈のYouTubeによる影響が大きいようです。
他にも、田村淳や重盛さと美など、日本の芸能界でもじわじわとファンが増加中。
芸能人が着用すると完売しやすくなるので、気になっている人は見つけたときに即ゲットしておくのをおすすめします。
【MOSCOTに親しみのある有名人】
- ジョニー・デップ
- レディ・ガガ
- TAKA(ONE OK ROCK)
- 岩田剛典(三代目 J Soul Brothers)
- 田村淳(ロンドンブーツ1号2号)
- 滝藤賢一
- 川口春奈
- 武井咲
- 重盛さと美
- 干場義雅(FORZA STYLE編集長)
MOSCOTの定番・人気モデル
ここからは、MOSCOTの定番人気モデルを紹介します。
LEMTOSH(レムトッシュ)
MOSCOTを象徴する大人気モデル、「LEMTOSH(レムトッシュ)」。
1950年代に初めて発表されて以来、時代を超えて愛され続けています。
LEMTOSH最大の魅力は、きちんとしたスーツからカジュアルな普段着まで、どんな服装にも馴染むフレームです。
LEMTOSHのフレームは、丸型で柔らかな印象のボストンと、スクエアシェイプでシャープな佇まいのウェリントンの中間にあたるフォルムをしています。
海外ではウェリントンという認識のようですが、日本では通称「ボスリントン」と呼ばれることも。
両方の利点を併せ持つLEMTOSHは、どんな顔型、どんなヘアスタイルにも馴染むのです。
これさえあればキマる!という安心感から、絶大な人気を誇るフレームになったと言えるでしょう。
MILTZEN(ミルゼン)
引用 moscot.com
1940年代に発表され、人気を博した「MILTZEN(ミルゼン)」。
モスコット家の叔父の名前が付けられたと言われ、アンディ・ウォーホルやジョン・レノンに着用されて有名になったモデルです。
隣接する2つのドットリベットと、着用時にも快適なキーホールブリッジを採用しています。
ラウンドに近い丸みのあるレンズシェイプが特徴的で、ボストンフレームが似合う方におすすめ。
男女問わずかけられる名作となっています。
YUKEL(ユケル)
引用 moscot.com
1960年代に発表された「YUKEL(ユケル)」は、絶妙にユニークなアイウェアとしてファッション感度の高い層から支持されています。
まさにYUKELが登場した1960年代を彷彿とさせる、クラシカルなブロータイプが特徴です。
シャープさの中に若干丸みを帯びたシルエットは、ビジネスシーンはもちろんデイリーユースにも最適。
どうしても男性っぽい印象を与えてしまうサーモントタイプですが、YUKELだときつくなりすぎないため、女性にもおすすめです。
買取、中古相場について
ここまで、MOSCOTというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。
MOSCOTの中古市場での評価としては、全体として高い評価で取引されているといえます。
その中でもやはり代表的なモデルであるLEMTOSHは別格で、時代に流されず一定の高い評価を得ているといった印象です。
LEMTOSHは代表モデルだけあってファッションブランド等とのコラボレーションや別注モデルも多く、そういったスペシャルな仕様のモデルはとくに高く評価されることが多いようです。
また、LEMTOSH以外のモデルについても総じて強気のお値付けが可能です。
KLDでもMOSCOTのお買取を強化しています。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
長い歴史を持ち、今もなお世界中の人から愛されるメガネブランド、MOSCOT。
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ありがとうございました!
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