keisuke kandaのコラボレーションについて|ケイスケカンダ
引用 store.kimono-yamato.com
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
古着のリメイクを軸に、ガーリーでパンキッシュな独特な世界観を表現し続けるブランド、keisuke kanda(ケイスケカンダ)。
その独特な世界観に周りを巻き込むように、様々なブランド、キャラクター、アーティスト等とのコラボレーションもおこなっています。
今回は、
- ケイスケカンダのコラボってどんな感じ?
- 様々なコラボレーション
- 中古市場での評価
という形で、ケイスケカンダのコラボってどんな感じなの?という話から、これまでのコラボレーションについて網羅的にご紹介していきます。
中古市場での評価についてもお話していきますので、売却をお考えの方もぜひご覧ください。
keisuke kandaのコラボレーションについて
ケイスケカンダの手縫いで作り上げるファンシーでパンクな世界観は、コアなファンのみならず各方面からも注目され、これまで様々なコラボレーションが実現されてきました。
ケイスケカンダにおけるコラボレーションとは、手仕事で表現する新たな試みでもあり、デザイナー神田さんのモノづくりに対する想いを届ける機会でもあります。
「縫う仕事でどこまで表現できるか」。
そう考える神田さんは、一つ一つのコラボアイテムを縫うことで表現しています。
コラボ先のブランドや企業などの魅力を最大限に引き出すことを重要とし、ケイスケカンダの世界観は控えめに主張しているのが印象的。
また、ファッション以外のジャンルも多数コラボレーションしています。
どのジャンルもケイスケカンダの独特な雰囲気で包み込み、見事に融合されたコラボ商品に。
話題性やビジネスという観点ではなく、コラボ商品を使う女の子をイメージして作ることを大切にしているのも魅力の一つです。
様々なコラボレーション
セーラームーン
「ケイスケカンダ ト シンジュクイセタン」ビジュアル 引用 natalie.mu
武内直子による人気少女漫画、美少女戦士セーラームーンとケイスケカンダが2013年に初のコラボレーション。
セーラームーンの20周年を記念して、2013年9月11日〜9月24日に伊勢丹新宿TOKYO解放区にてコラボアイテムが販売されました。
百貨店をイメージして作られた店内には、セーラームーンの紙エプロンやセーラームーン柄のまくら風バッグ、セーラームーンのなりきりソックスがラインナップ。
セーラームーンバージョンの紙エプロン 引用 fashion-headline.com
セーラームーンのなりきりソックス 引用 fashion-headline.com
その他にも、一点物のドレスや古着リメイク、アイドル衣装的レーベル「初恋てろりすと」など、ケイスケカンダのアイテムも多数展開。
セーラームーンとケイスケカンダの世界観が融合された空間は、幅広い世代の女の子を魅了したことでしょう。
銀杏BOYZ
2014年コラボのイメージビジュアル 引用 fashionsnap.com
銀杏BOYZとのコラボレーションは、2014年から定期的に発表。
銀杏BOYZはケイスケカンダの中で最も多くコラボしている相手でもあり、親交の深い相手でもあります。
銀杏BOYZがアルバムを出す記念にコラボすることが多く、コラボアイテムは主にTシャツで、他にはジャージやタオルなども制作。
元々Tシャツが好きな神田さんは、音楽とTシャツの繋がりを強く感じていたそうです。
2014年コラボのTシャツ 引用 rockinon.com
熱い想いが込められたコラボTシャツは、早々に売り切れるほど好評。
バンドTシャツらしさの魅力を残し、手縫いステッチやアップリケ、日の丸マークなど、ケイスケカンダの世界観も添えられてる唯一無二なデザインに仕上がっています。
また、「GOT SAVE THE わーるど」のミュージックビデオ映像監督を担当し、映像でのコラボレーションが実現したことも話題に。
今後、ジャンルの幅を広げたコラボレーションが期待できるでしょう。
テヅカフジオ
漫画家の手塚治虫さんと赤塚不二夫さんの豪華コラボに、ケイスケカンダが加わったトリプルコラボレーションが実現。
コラボレーションショップは、2015年3月25日〜4月7日に伊勢丹新宿TOKYO解放区にてオープンしました。
手塚治虫と赤塚不二夫の作品のキャラクターを融合して生まれた、新たなヴィジュアルを用いてアイテムを制作。
Tシャツやドレス、ポーチ、トートバッグなど幅広いアイテムをラインナップ。
手塚治虫さんと赤塚不二夫さんの漫画のキャラクターたちと、手縫いステッチや日の丸マークなど、ケイスケカンダらしいデザインが絶妙にマッチしています。
ピースオブケイク
引用 cinema.ne.jp
ジョージ朝倉による漫画ピースオブケイクが映画化された記念に、ケイスケカンダがコラボグッズを制作。
コラボグッズは、2015年9月4日から数量限定で文化学園の購買事業部にて販売。
映画からインスピレーションを得て作られたコラボグッズは、メジャー、L尺定規入れ、ピンクッション、まち針など。
文化服装学院の購買部にて販売の様子 引用 bunka-fc.ac.jp
特に、ピンクッションとまち針が人気で、販売から束の間で完売に。
主人公の志乃が文化服装学院出身で、劇団衣装を手がける人物ということからイメージして作られたそうです。
アシックス × keisuke kanda × ANREALAGE
スポーツ用品メーカーのアシックスとANREALAGE、ケイスケカンダのトリプルコラボレーション。
ANREALAGEの新店舗「ANREALAGE AOYAMA」のオープンを記念して、ケイスケカンダと協同プロジェクトが始動し、その第1弾として、アシックスとのコラボレーションが実現。
コラボアイテムは、「jersey meets suits(ジャージミーツスーツ)」と題した、スポーツウェアでもなく仕事着でもない「大人を楽しむ服」を提案。
注目アイテムは、アシックスのデッドストック生地でリメイクしたテーラードジャケットとスラックス。
スーツに見立てたウェアは、3社のロゴが並ぶラインが印象的。
分解・再構築によるパッチワークや手縫いステッチなど、各ブランドのデザインの特徴がバランス良くウェアに反映されています。
その他にも、3社のロゴ入りTシャツやトートバッグ、ネクタイピンにビジネスソックス、ブローチピンまで幅広いアイテムがラインナップ。
コラボアイテムは、2016年8月26日〜10月23日に南青山のバイパルコにて販売されていました。
また、俳優の山田孝之がサラリーマンの日常を演じるプロモーションビデオも見所です。
文化服装学院
文化服装学院の文化バッグをケイスケカンダがプロデュース。
文化服装学院が外部のブランドやデザイナーと文化バッグを制作するのは、初めてのことだそうです。
このコラボレーションは、第2弾まで発表されています。
第1弾は文化の「ロゴ入りバッグ」と、旧・文化バッグにケイスケカンダがリメイクを施した「リボンまみれの文化バッグ」を販売。
リボンまみれの文化バッグ 引用 keisukekanda-store.com
大きめのサイズ感とシンプルで無骨なデザインの文化バッグが、ケイスケカンダの手によって、大きくても可愛く持てるデザインに。
第2弾は荷物があまり多くない学科に向けて、「リボンまみれのフィッターバッグ」を販売。
リボンまみれのフィッターバッグ 引用 bunka-fc.ac.jp
裏方であるフィッター達の存在も大切にしている神田さんは、「服を作る人と服を見せる人をつなぐ。そんなバッグになってくれたら嬉しい」というメッセージをバッグに込めています。
文化服装学院に通っていた神田さんだからこそ分かる、使いやすさや機能性も考慮されています。
クリープハイプ
引用 rockinon.com
4人組ロックバンドのクリープハイプとは、2018年に2度のコラボレーションが実現。
2018年5月11日の日本武道館公演を記念して、コラボ第1弾を発表しました。
クリープハイプの人気曲「栞」をモチーフにしたTシャツと、ビッグサイズのTシャツにギャザー縫いをしてワンピース風に仕上げた、リメイクTシャツワンピが販売されました。
グラフィックはクリープハイプのオリジナルロゴのみを使用し、縫うことでデザインを表現。
さりげなくケイスケカンダらしさを楽しめる仕上がりになっています。
第2弾のコラボは、全国ライブハウスツアーを記念して同年11月に発表。
アルバムタイトルが刺繍されたレースのハンカチや、ギャザーとリボンのラインが特徴的なランニングパンツが販売されました。
「クリープハイプのライブで涙を流す女性が多い」と気付いた神田さんは、涙を拭くための可愛らしいレースをつぎはぎしたハンカチを考案。
ライブ物販であまり見かけないボトムスに挑戦して生まれたランニングパンツは、クリープハイプのお気に入りTシャツと合わせてほしいとのこと。
「クリープハイプを聴くすべての女性に捧げたい」という想いが乗せられたコラボグッズは、ファンからも熱い反響がありました。
浅野いにお
コラボグッズのビジュアル 引用 natalie.mu
2018年、漫画家である浅野いにおさんの原画展、「画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展~Ctrl+T2~」が東京・池袋のサンシャインシティ内で開催されました。
ケイスケカンダは、展示に合わせて浅野いにおさんの漫画、「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の主人公・おんたんの衣装をデザインし、その衣装が実際に製作されて展示されました。
この展示ではその他にもケイスケカンダと浅野さんのコラボグッズを販売。
「おやすみプンプン」のプンプンと愛子、「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」のおんたんと門出、「うみべの女の子」の小梅と磯部といったキャラクターたちを描き下ろしたTシャツとトートバッグが展開しました。
イノセントでひねくれた世界観の浅野さんの漫画とケイスケカンダの持つ雰囲気がぴったりと合ったコラボで、人気キャラクターである愛子ちゃんのTシャツなどは中古市場でも人気があります。
une nana cool
下着メーカーのワコールから生まれたブランド「une nana cool」とのコラボレーション。
コラボアイテムは、ノンワイヤーブラとショーツ、ワンピースパジャマを展開し、2019年10月18日に発売されました。
チュールレースやフリル、リボンなどをあしらった、ガーリーで繊細なデザインが特徴的。
下着ブランドとのコラボレーションが初めてだった神田さんは、ワコールに何度も通い、下着について一から学んだとのこと。
ただデザインするだけではなく、モノづくりに真剣に向き合う姿勢もケイスケカンダの魅力です。
Ziploc×BEAMS COUTURE
第一弾のラインナップ 引用 fashion-press.net
Ziplocとのコラボレーションは、神田さんがクリエイティブディレクターを務めるBEAMS COUTUREで発表。
このコラボレーションは第2弾まで発表されており、海外メディアにも取り上げられ、反響が大きいことでも話題に。
第1弾は、Ziplocのバッグシリーズを用いたトートバッグやリュックサック、サンバイザーにポーチや傘まで幅広いアイテムがラインナップ。
2018年8月15日〜9月11日に全国各地6店舗のBEAMSにて販売されました。
第2弾は、トートバッグやファッションブランドとのコラボアパレル商品、パスポートケース、携帯ケース、パソコンケースなど、第1弾よりパワーアップしたアイテム達が登場し、2020年1月29日〜2月3日に販売。
第二弾より 引用 fashion-press.net
第2弾では、急遽アメリカから第1弾の在庫を取り寄せ、数量限定で販売するほど人気だったそうです。
傘とトートバッグ、パソコンケースは、通常のZiplocより耐久性が高く、燃焼した際に有害物質の出ないPVCを使用しているとのこと。
KIMONO by NADESHIKO
大正6年創業の老舗きもの専門店「やまと」から生まれたブランド、KIMONO by NADESHIKOとのコラボレーション。
神田さんは、やまと代表取締役社長の矢嶋孝行さんが社長になる前から濃い付き合いをしていたそうです。
その付き合いもあり、今回のコラボレーションが実現。
このコラボは第2弾まで発表されており、「きものドレス」という新たなファッションカテゴリーに挑戦しています。
コラボアイテムは第1弾、第2弾ともに帯は付けておらず、肩にかけるだけの着脱が簡単なきものドレスを展開。
あえて帯を付けず難しい着付けを省いたことで、自由に着こなしを楽しめるドレスに。
KIMONO by NADESHIKOのゆかた布地をメインに利用し、ケイスケカンダが得意とするリメイクでデザインを表現。
「きものドレスをきっかけに、きものに興味を持ってほしい」という、神田さんの想いも込められています。
minä perhonen
minä perhonenとケイスケカンダが初のコラボレーション。
このコラボレーションは、「少女の心を持ったまま成長した大人たちへ、届きますように。」というメッセージが込められています。
コラボアイテムは、minä perhonenのアーカイブを再構築した9種類を展開し、全て1点物のスペシャルピースで、2022年3月26日〜4月10日まで発売されました。
生地をふんだんに使用した、ふわりとなびくパッチワークドレスや、生地を何枚も重ねたボリューミーなブラウスなど、新鮮で目を惹くデザインばかりです。
特に、minä perhonenの代表的な「tambourune」のテキスタイルを縫い合わせたジャージが話題に。
「tambourune」を使ったジャージ 引用 Twitter@keisuke_kanda
ケイスケカンダの丁寧な手仕事によって、minä perhonenの上質な生地の魅力が引き出されています。
DEAN & DELUCA×BEAMS COUTURE
かっぽうぎドレス 引用 store.deandeluca.co.jp
神田さんがクリエイティブディレクターを務めるBEAMS COUTUREで、食のセレクトショップDEAN & DELUCAとのコラボレーションを発表。
コラボアイテムは、ギャザーのエプロンドレスとプリーツのエプロンドレス、かっぽうぎドレス、保冷カゴバッグを展開。
「毎日の料理気分を高められるように」という想いが込められたアイテムは、可愛らしく心躍るようなデザインが魅力的です。
フリルや細かなプリーツ、カゴバッグの手縫い刺繍ロゴなど、ケイスケカンダらしさをさりげなく感じられるデザインになっています。
2022年4月14日(カゴバッグは5月13日)に販売され、販売開始数分で完売するほど好評でした。
中古市場での評価
ここまで様々なケイスケカンダのコラボレーションについてご紹介してきましたが、中古市場での評価ってどうなの?というお話をしたいと思います。
ケイスケカンダのコラボレーションの歴史は長く、様々なものを展開していますが、そのどれもが人気商品で、発売と同時に売り切れてしまうものも多くあります。
したがって、中古市場においても過去のコラボレーションアイテムを探しているというユーザーは多く、中古市場でもほとんどのコラボアイテムが高い金額で取引されているといえます。
通常、中古市場ではTシャツなどの肌に近い所で着用するアイテムは、状態がいいものが高く取引される傾向があります。
しかし、ケイスケカンダと銀杏BOYZのコラボアイテムのような手縫いで製作されたスペシャルなものは、Tシャツで使用感があっても高い金額で売れているようです。
また、ケイスケカンダのアイテム全体にいえることですが、中古市場での取引数が少なく、出品自体がレアな傾向があるので、近年注目度の高かったminä perhonenとのコラボアイテムや、KIMONO by NADESHIKOとのコラボの“キモノドレス”などはおそらく出品されるだけでも注目度が高く、かなり強気のお値付けでも売却が可能になるのではないかと思います。
ケイスケカンダのアイテムの強みである「ハンドメイドである事」が、中古市場においてもかなり価値を高めているといえるでしょう。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
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ここまで読んでくださった方へ
独自の世界観を貫き続け、様々なコラボレーションにおいてもブランドのカラーをうまく発揮し続けるブランド、ケイスケカンダ。
KLDでもケイスケカンダのお買取を強化しています。
今回ご紹介したコラボレーションアイテムはもちろん、メインラインのケイスケカンダのアイテムも強気のお値付けが可能です。
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