humってどんなブランド?|ハム
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
シンプルな中にも個性があり、流行に流されないシンプルなデザインとクオリティの高いジュエリーで愛されている日本のブランド、hum(ハム)。
ブランド独自にサスティナブルな取り組みもおこなっており、そのジュエリーに対しての姿勢も注目されています。
今回は、
- humとは
- デザイナー
- 定番、人気アイテム
- 中古相場について
という形で、humというブランドについて掘り下げてご紹介していきます。
中古相場についてもお話していきますので、「私が持っているhumのアイテムって中古で売れるのかな?」とお考えの方もぜひご覧ください!
目次
hum(ハム)とは
hum(ハム)は、2004年に彫金職人の貞清智宏氏とデザイナーの稲沼由香氏によって立ち上げられた日本のジュエリーブランドです。
日常の中でふとした時に奏でるハミング(humming)のように、「記憶に残る」ジュエリーをテーマに独自の技術とセンスで唯一無二の作品を創り出しています。
「WORKING CLASS MOVEMENT」をスローガンに掲げ、ほとんどの工程を自社のアトリエで行っています。
職人が1点1点手作業で製作するという、徹底したこだわりぶりに固定ファンも多いです。
全体的にシンプルなデザインが多く、普段のコーディネートにさりげないアクセントを加えてくれます。
オフィスやオケージョンなど、シーンを問わず使えるところも魅力です。
シンプルさの中に品質や技術の高さが光っており、世代を問わず一生モノのジュエリーとして長く使うことができます。
「ビスポーク」と「リモデル」ーhumとサステナブル
humでは「ビスポーク」と「リモデル」を積極的に行っています。
ビスポークとは「been spoken for」が語源となっており、職人と対話を重ねながら顧客のイメージに合うようにジュエリーをカスタムしていきます。
チェーンや石の組み合わせによって「世界に1つだけのhum」を作り出すことができる、というシステムです。
humでは定期的に職人にジュエリー作りを教えてもらえるワークショップの開催や、ワークショップ専門店を福岡に開設するなど「職人と顧客の対話」をとても大事にしています。(福岡の店舗は2023年、東京に移転済み)
ワークショップ専門店の様子 引用Instagram@workshop_nanokawa
また、古くなったり使わなくなったジュエリーを用いて現代的にリメイクする「リモデル」も行っています。
humはこのようなサステナブルな取り組みに積極的で、2018年には「リファインメタルプロジェクト」を立ち上げました。
このプロジェクトではパソコンやスマートフォンに使われている貴金属をリサイクルし、繰り返しジュエリーとして再利用していこうとする試みです。
SDGsに対する姿勢はもちろん、「良いものを修理・リメイクしながら長く楽しんで欲しい」というhumの想いが伝わってきますね。
humの立ち上げ人・貞清智宏氏と稲沼由香氏とは
異色の経歴を持つデザイナー・稲沼由香氏
稲沼由香氏 引用store.tomorrowland.co.jp
humのデザイナーである稲沼由香氏は、ジュエリー業界で働く前は新体操選手としてオリンピックを目指していたという異色の経歴を持っています。
humのジュエリーは凛とした強さを感じるデザインのものが多いですが、これは所作の美しさも問われる新体操の経験も活かされているのではないでしょうか。
稲沼氏はもともとジュエリーメーカーに職人として勤めており、ジュエリー業界の大量生産のあり方に疑問を感じていたそうです。
当時の日本に欲しいジュエリーがないという思いもあり、同じ考えを持っていた貞清智宏氏と共に独立し、2004年にhumを立ち上げます。
ショップとアトリエ、オフィスの3つが一緒になった環境は、実際に出店する前から考えていたそうです。
アトリエをガラス越しにお客様にも見えるようにすることで、humの世界観をより分かりやすく伝えたいという意図があります。
アトリエでは職人は必ずシャツとベスト、ネクタイをユニフォームとして着用します。
職人の仕事は過酷なのでそれを打破するために、という元職人でもある稲沼氏のアイデアです。
お客様はもちろん、職人も大切にしないと良いものは生まれないことをよく知っているからこその取り組みですね。
ファッションが大好きという稲沼氏は、「毎日身に着けるジュエリーが欲しい。服の延長線上にジュエリーがあるのが理想」という考えでデザインを考えているそうです。
最終的には「スタイルを提案するブランド」が目標とのことで、今後のhumの発展が楽しみです。
ジュエリーに熱い思いを抱く職人・貞清智宏氏
貞清智宏氏 引用tokyo-np.co.jp
伝統的な技法を用いて、手作業によるジュエリー作りにこだわりを持つことで知られている職人の貞清智宏氏。
もともとは別のジュエリーブランドにて職人として働いていましたが、ジュエリー業界に思うところがあり稲沼氏と共にhumの立ち上げを行います。
貞清氏は特殊な石留め技法である「彫り留め(地金に穴を開けて石を埋め込んだ後、地金を寄せて留める技法)」ができる数少ない職人の1人です。
その強みを活かして、humでは石を研磨する工程以外は全て自分たちの手で作業ができます。
貞清氏がジュエリーに対して熱い思いを持っていることが窺えるエピソードとして、このようなものがあります。
新型コロナウイルスが全盛期の際、東京都が「生活必需品にあたらない高級衣料品やジュエリーの販売は控えるように」という通知を百貨店に出しました。
伊勢丹新宿店に店舗を持つhumも、この通知によって休業を余儀なくされました。
このことに貞清氏はインスタグラムにて「人間ひとりひとりが必要とするものを他人からジャッジされることに、強い違和感と抵抗感を感じます」と反発。
誇りとこだわりを持ってジュエリー作りをしている分、十分な科学的根拠もないまま一方的に休業要請の対象とされたことに対して強い怒りを感じたのだと思います。
humとジュエリーに対して本気で向き合っているからこその発言でしょう。
(現在は通常通り伊勢丹新宿店でも営業をしています。)
貞清氏のジュエリーに対して一切妥協のない姿勢は、humの魅力そのものでもあります。
humのおすすめジュエリー3選
humete chain Bracelet
humを代表とするアイテムであるチェーンモチーフのブレスレットです。
一見無骨に見える重厚なシルバーチェーンにダイヤモンドをパヴェセッティングし、ゴールドの駒を追加することで「エレガントなシルバージュエリー」を実現しています。
大胆なようで繊細、無骨に見えて華やか、という相反する要素の共存がhumのデザインの真骨頂です。
「humと言えばチェーン」と思い浮かべる方も多く、最初にhumを訪れた際はぜひチェックしていただきたいアイテムです。
服装を選ばず着用でき、スタイリングの幅を広げてくれる一本といえます。
humete ゴールドフープピアス
ピアスキャッチがなく、まさに輪のように耳に通して着用するピアスです。
素材の良さを存分に活かしたシンプルなデザインで、ミニマルな美しさを放っています。
着脱しやすく使いやすいことから、日常に寄り添ってくれる存在になってくれますよ。
Rifine Metal COLEECTION Ring
リファインメタルを使用して作られたリング。
幾何学模様のような不思議なデザインをしていますが、実際に着用してみるとどの角度から見ても美しくずっと眺めていられるほどです。
大量生産では実現不可能な職人の技術を用いて作られており、このリングを作るにあたって製造工程はもちろん、職人の働き方をも変える必要があったといいます。
ユーザーと職人を大切にするhumの魅力の詰まった作品と言えます。
中古市場での評価
ここまでhumというブランドの魅力についてお話してきました。
humの中古市場での評価ですが、総じて高い評価を受けている印象です。
ブランドとして長く愛されているということがまずあり、シンプルなデザインは流行に流されにくく、また素材も上質なものを使っているので金属や宝石的な価値も持っているのが理由として挙げられるかと思います。
シンプルなデザインのジュエリーは長く中古市場でも愛される傾向があり、humも発売から年数が経ったものでも高い金額で取引されている印象です。
ジュエリーを売却する際には、購入した時に付属していた箱や保証書などを合わせて売るとより高い金額での売却が可能ですので、購入時に「箱は使わない」等と思っても、保管しておくのがおすすめです。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
箱、保証書などの付属品については、無くしてしまったものであってもお気軽にご相談ください。
ものを送る前に金額がわかる、LINE事前査定もおすすめです。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
humのジュエリーは一見無骨であったり、シンプルに見えますが実際に生で見るとデザインの美しさや職人の技術に惚れ惚れしてしまいます。
「日本のジュエリーをより良いものにしたい!」という、2人のクリエイターの思いが詰まったブランドであることがよく分かりました。
KLDでもhumのお買取を強化しています。
ジュエリーブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。
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