Parabootってどんなブランド?定番、名作、おすすめ4選と中古相場について|パラブーツ
こんにちは。ブランド古着買取専門店KLDです。
Paraboot(パラブーツ)といえば、柔らかいラバーのソールで歩きやすそうなレザーシューズのイメージがありますよね。
実はブランドとしては1908年に創業され、とても歴史のあるブランドなんです。
ちょっとおじさんっぽくていなたいイメージもあるけど、それゆえにコーディネートに取り入れると抜け感の出るシューズとして、若年層のファンも多く、人気です。
今回は、そんなパラブーツのラインナップの中で、定番、名作モデルをご紹介していきたいと思います!
また、お買取りサービスのご利用をご検討中の方に向けて、中古市場での評価についてもお話していきます。
今回は、
- パラブーツってどんなブランド?
- パラブーツの名作、定番アイテムたち
- 中古市場での評価
というかたちでご紹介していきます。
目次
パラブーツとは?
Paraboot公式Instagramより引用 paraboot_official_japan
パラブーツは、1908年、レミー・アレクシス・リチャードによって創業されました。
高い機能性と快適な履き心地が求められる革靴の中でも、止むことなく人気を集めているフランスのシューズブランドです。
もともとアルプス山脈の麓の小さな村の靴職人として働いていたレミーは、自分のデザインを持ってパリで売り込むことに成功し、上流階級を相手にキャリアをスタートさせます。
その後ソールの革命とも言えるラテックスとの出会い、戦争、スキーブーツの製造、チロリアンブーツ「Michael」の誕生などを経て、現在では世界中で愛されるシューズブランドとしての地位を確立しました。
世界で唯一自社生産されるラバーソールは、もともとブラジルの港(ブランドネームにもなっているPara港)から直輸入された天然ラテックスを仕様したことから名付けられており、今では18種を超える形状のラバーソールを展開しています。
近年、すっかりポピュラーなものとなっているラバーソールですが、木製、革製のソールが当たり前だった当時、長く履いても疲れないラバーソールの登場は珍しいものでした。
しかし、徐々に多くの一般労働者階級や、軍人などのワーカーたちに受け入れられていきました。
靴に用いられる素材は、フラッグシップモデルである「シャンボード」を中心に、水や汚れにも強い特性を持つ革の宝石ともいわれる「リスレザー」という天然革が使われています。
縫製も寒さや雪の浸水を防ぐために発達した「ノルウェージャン製法」で縫い上げられています。
ソール、素材、縫製とオールフランスメイドで受け継がれてきた確かな技術によって実現する高い機能性・利便性は、ワークブーツの代表を冠するにふさわしいブランドではないでしょうか。
パラブーツの名作定番モデル4選
それでは、ここからはそんなパラブーツの名作モデルをご紹介していきます。
シャンボード(CHAMBORD)
パラブーツの定番モデルと言われるUチップシューズが、シャンボードです。
前述のリスレザーの品が良く、登山靴の木型を元に作られているとはいえ、どこかスタイリッシュな雰囲気が漂います。
ちなみにUチップはノルウェーフロントとも呼ばれるノルウェーの漁師靴がルーツにあり、イギリスではカントリーシューズ、アメリカではゴルフシューズとして発展してきた経緯があります。
革靴といえど機能性や使い勝手もよくオンオフ問わずデニムやチノパンにも、スーツやスラックスにも合わせてガシガシ履けるカテゴリーのシューズです。
パラブーツを選ぶならまず最初に手に入れたいスタンダードモデルではないでしょうか。
ミカエル(MICHAEL)
アルプスのチロル地方で履かれていた靴を原型に、今では様々なブランドで作られているチロリアンシューズ。
アッパーの形状はシャンボードと同じU字型をしていますが、こちらはアメリカの原住民が履いていたスリッポンを原型にしたモカシンと呼ばれているデザインになります。
ルーツである登山靴の面影を感じるシューズで、いわゆるくるぶし丈の2ホールシューズであるチャッカブーツ。
脱ぎ履きしやすいのも嬉しいポイントです。
パラブーツならではな堅牢性、防水性は疑う必要はないところでしょう。
アメカジはもちろん、アウトドアミックスなスタイリングとの相性もよく、ソツがないデザインなので老若男女問わず幅広く受け入れられる一足ではないでしょうか。
アヴィニョン(AVIGNON)
本国フランスでは、シャンボードよりも人気のあるモデルと言われているUチップシューズです。
シャンボードよりもすっきりとした外観で、全体的に細身でエレガントな印象で、スーツなどに合わせて履くビジネスユースにはアヴィニョンの方が品が良く見えそうです。
また、ノルウェイジャン製法で縫い上げられた縫合部のホワイトステッチも目を惹きますね。
オフィスや営業先に履いていくとなると、ある程度節度を持った足元は必須になってくると思います。
しかし、小慣れてきた時など、普段と違ったフランス風のエスプリを効かせる意味で履いていっても意外と良い結果に繋がるきっかけになるかもしれません。
ナイスミドルなおじさま層にオススメしたい一足ですね。
バース(BARTH)
リスレザーの持つ光沢と春の日差しが相まって、眩しく映えるパラブーツのデッキシューズです。
サンダルを代表にどうしてもカジュアルになりがちな春夏の足元をエレガントに演出したい時などにオススメできそうです。
元々デッキシューズは、ヨットなどの船上で水兵さんが作業するために履いていた靴です。
オフィスやシティカジュアルに合わせて、くるぶし丈や九分丈のパンツに合わせたり、ロールアップして足元に爽やかにスタイリングしても大人な雰囲気がグッと増して良いかもしれません。
個人的にはホワイトソールのモデルや、明るいカラーのモデルが涼しく感じられてオススメです。
ホワイトソールのBARTH。 引用 crispin
パラブーツの中古市場での評価
ここまでご紹介したように、パラブーツではとても魅力的なモデルを多数展開しています。
そんなパラブーツですが、中古市場での評価も総じて高いものとなっています。
やはり長く続くブランドの歴史の中で、定番モデルをリリースし続ける姿勢や、その中で現代のファッションとの親和性の高い既存モデルのアレンジであったり、新しいモデルの開発なども含め、ブランドとして高く評価されている印象です。
メンズ、レディース共に展開しており、そのどちらも高い評価を得ているので、比較的高い金額で取引されています。(取引数でいえば、メンズの方が多い傾向にはあります。)
ビームスなどとのコラボなども展開しており、過去のそういったコラボモデルで現在では手に入りにくいものなども中古市場では人気があるようです。
シンプルなレザーのシューズなどは安定して人気がありますが、パラブーツらしいアイテムとしてはアッパーもしくはシューズ全体がハラコやファー仕様になったミカエルなどは特に人気が高いアイテムとなっています。
アッパーにムートンファーをあしらった「MICHAEL」 引用 paraboot_official_japan
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んで下さりありがとうございました。
KLDでは、パラブーツのお買取りを強化しております。
履きやすく、長く愛用できる機能性が魅力のパラブーツのシューズですが、理由があって手放さなければならないタイミングなどはあるかと思います。
その際に、KLDのことを思い出していただければとても嬉しいです。
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