金子眼鏡と999.9が経営統合。中古市場に影響はある?|フォーナインズ/カネコオプティカル
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
先日、金子眼鏡と999.9(フォーナインズ)の経営統合が発表されました。
どちらもKLDでは取り扱い強化をしているブランドだけあって、注目度の高いニュースとなっています。
今回は、
- どんなニュースなの?
- 金子眼鏡と999.9、それぞれどんなブランド?
- 中古相場への影響はある?
という形で、お話していきたいと思います。
目次
999.9と金子眼鏡の経営統合
今月、999.9と金子眼鏡は経営統合を果たし、9月1日に持ち株会社ジャパン・アイウェア・ホールディングスを設立しました。
引用 japan-eyewear-holdings.co.jp
代表取締役として、フォーナインズ・飯村社長と金子眼鏡・金子社長の両氏が務め、本社もフォーナインズの成城オフィスと金子眼鏡の本社どちらにも置く形になるそうです。
社長が二人、本社も二つ維持するという形を見ての通り、今のところそれぞれの経営体制等に変更はないそうです。
特にどちらのブランドも作風が変わったり、展開するアイテムへの大きな影響があるということは無さそうですね。
ジャパン・アイウェア・ホールディングス公式サイトはこちら
999.9と金子眼鏡ってどんなブランド?
ここで簡単にですが、999.9と金子眼鏡ってどんなブランドだったっけ?ということについてご紹介したいと思います。
999.9
999.9は、1995年に誕生した東京のアイウェアブランドです。
確かな技術力と、少し渋めの洗練されたデザインのものが多く、ビジネス眼鏡の定番というイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ブランド名の999.9とは、純金のインゴットに刻まれた999.9という数値に由来しており、最高純度の品質という意味があります。
インポートブランド全盛期でデザイン重視の眼鏡を選ぶ人が多かった90年代、日本人の骨格や顔のつくりを考え抜き、「かけ心地の良さ」を追求する姿勢で有名になりました。
品質ありきで洗練していった強度のあるデザインで、いまだに根強い人気を持つアイウェアブランドです。
999.9公式Instagramより引用 999.9_fournines
999.9公式サイトはこちら
金子眼鏡
金子眼鏡は、福井県鯖江市に居を構え、眼鏡の生産から販売までを一手に行うアイウェアブランドです。
その歴史は古く、1958年に眼鏡の卸商として歩みをスタートさせ、企画、デザインを行うと同時にオリジナルアイテムの製作にも着手し、現在の形になりました。
職人たちがひとつひとつ作り上げる眼鏡の仕上がりは他の追随を許さないクオリティで、物づくりを志す若い人たちからも熱い視線を集めています。
また、眼鏡業界ではほぼ不可能と言われていた商品の企画から製造、販売までを一手に担う稀有な企業としても非常に評価されています。
KV-78L ATS 引用 kaneko-optical.tumblr.com
KV-91 引用 kaneko-optical.tumblr.com
金子眼鏡公式サイトはこちら
中古相場に影響はある?
今回の経営統合により、双方のブランドの中古相場への影響はあるのか?ということですが、上述したように今回の統合では双方のブランドの代表取締役は続投で二人でそれぞれのブランドを維持していく事、また本社も二つ残したままそれぞれで運営をおこなっていくという事があり、各ブランドの中古相場への影響はないのではないかと思います。
ここで経営者が一人になるなどして、双方のブランド自体が統合する、もしくは強引なコラボレーションなどがおこなわれた場合、ブランド価値を毀損してしまう可能性もあるかもしれませんが、今回の統合ではこういったことは無さそうなので、ブランドのファンとしては安心できるのではないでしょうか。
国産アイウェアブランドとしては中古市場でも高い評価を得ている二つのブランドですので、中古相場も含め今後も見守っていきたいニュースだと感じました。
KLDの販売ページはこちら
以下のモールでKLDの商品を販売しています。
ぜひご覧ください!(販売内容はどのモールも同じです。)
ここまで読んで下さった方へ
ここまで読んで下さりありがとうございました!
999.9、金子眼鏡はKLDとしてもお買取りを強化しているブランドですので、今回の経営統合はなかなか衝撃的でした。
今後も変わらずお買取り強化、販売も強化していきますので、販売サイトなどもチェックしてみてください。