【名作・定番】John Lobb|既製靴の王者が誇る靴|ジョンロブ 【おすすめ10選】
こんにちは!ブランド古着買取専門店KLDです。
既製靴の王者と言われる世界的な革靴ブランド、John Lobb(ジョンロブ)。
その靴は、品質と品格を備えた、靴界において最高峰の靴と言われています。
紳士靴に馴染みのない方でも、その名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
「色々なモデルがあるけどどれを選べばいいのかわからない…」
「せっかくなら長く使える定番を知りたい!」
という方に向けて、今回はジョンロブの定番、名作モデルをご紹介したいと思います!
ブランド古着店として様々な靴を見てきた私たちが、
- ジョンロブってどんなブランドなの?
- ジョンロブの定番モデル
を解説していきます。
また、私たちKLDでも、ジョンロブはかなり買取強化をしているブランドですので、その理由なども併せてお伝えしていきます。
目次
ジョンロブとは
創設者であるジョン ロブ氏 引用 gxomens.com
既製靴の王者とも言われる「ジョンロブ」。
イギリスには多くの名のある革靴ブランドが存在しますが、ジョンロブはそれらの中でも別格と言われています。
ブランドとしては、1866年に、ジョンロブ氏がロンドンにてビスポーク(オーダーメイド)の靴専門店を創業したのが始まりです。
息子ウィリアム氏の代に変わり、1902年にパリへ進出。
「ウィリアム 」「ロペス 」 などの名作モデルを生み出しています。
1976年にはエルメスの傘下となり、1982年から既製靴の取り扱いを開始。
経営は、イギリスとパリの二つに分かれ、ビスポークは”ロンドン”、日本など、海外向けにも販売している既成靴は”パリ”が担うようになりました。
“エルメスグループ”として世界中から最高級の革を仕入れるルートを持つため、レザー素材が上質なのは言うまでなく、ビスポークで培った技術面は他に類を見ない高い品質を誇ります。
品質と品格を備えたジョンロブは、靴界において最高峰の靴をし、その地位を揺るぎないものにしている世界的な革靴ブランドです。
引用 johnlobb.com
ジョンロブが生み出す最高峰の革靴の代表的な魅力は、
いつまでも美しく形を保持できる特性を活かしたフルグレインの革素材。
コンマmm単位のズレすらも許さない徹底振り。
ビスポーク専門で培った技術を駆使した履き心地のよさ。
…など、190もの製作工程と上品質の革へのこだわりは計り知れず。
どのモデルも定価は20万~30万円ほどで、その完成度、美しさに魅了されるものばかりです。
長い歴史の中で培われた「既製靴の王者」を、ぜひ一度は手にしてみたいと思う方はとても多いのではないでしょうか。
ジョンロブの定番、名作アイテム10選
ここからは、ジョンロブの中でもパリに拠点をおき、既製靴として販売しているモデルの中から、古着屋が選ぶ「名作・定番」といえるおすすめ10選をご紹介したいと思います。
CITYⅡ(シティ2)
引用 johnlobb.com
まず最初は、ジョンロブの鉄板ともいえる代表的なモデル「シティ2」をご紹介します。
時代を超えた普遍的なデザインと完璧なバランスで、広い世代で支持されているロングセラーのモデルです。
デザインは、一文字のつま先にラインが入った”ストレートチップ”で、ドレスシューズにおいて最もベーシックなデザイン。
程よい長さのある細身で丸みがかったラウンドトゥのノーズです。
また、靴を作るための原型となる”ラスト”は、”7000番”を採用。
特徴は、シャープでエレガントな細身なフォルムです。英国靴らしい端正さと上品さを兼ね合わせた、すっきりとした印象があります。
ラストとは、靴のデザインや機能などを決めるジョンロブのシューズにおいて重要な要素となる木型のことです。
流行に左右されることのないデザインのシティ2。
ビジネスからオケージョンまで様々なシーンで着用できることから、初めてのジョンロブとしておすすめの一足です。
PHILIPⅡ(フィリップ2)
引用 johnlobb.com
2足目は、完璧とも言えるバランスを持った、ジョンロブのプレステージラインを代表するクラシックな「フィリップ2」。
プレステージラインとは、ジョンロブならではのオーダーメイドで培ったこだわりが生きている、人気のシリーズです。
フィット感の優れた”シティ2”同様の、甲で紐を結ぶタイプのオックスフォードシューズ。ラストも同じ7000番を採用しています。
大きな違いは、つま先の一文字の切り替え部分にパーフォレーションが施されたデザインです。
細かく一列に並ぶパーフォレーションと細身なラストからなるフォルムが、繊細でエレガントな印象を与えます。
さらに、クォーター(踵周りを形作る部分)を一枚の革で仕上げるという贅沢な革使い。靴作りを知り尽くした職人の高い技術から成るものです。
また柔らかな革オックスフォードカーフは、履き始めからソフトな履き心地を楽しませてくれます。
”柔らかな履き心地ならフィリップ、がっしりとした履き心地ならシティ”などと言われ、履き心地の良さに定評あるモデルです。
WILLIAM(ウィリアム)
引用 imn.jp
ジョンロブの”ダブルモンク”の象徴とも言えるほど、知名度のある「ウィリアム」。
ダブルモンクとは、ストラップが2本になったデザインのシューズを言います。
バックルと一文字のストレートチップのデザインがウィリアムの特徴。
1940sに、元英国王のエドワード8世がジョンロブに注文したことが起源と言われている名高いモデルです。
このシューズのアイコニックとなるローズゴールドのバックルには、傷がつきにくいパラジウムが使われています。
そしてラストは、9795番を採用。ウィリアムのために作られた、専用の丸みがかったラウンドトゥのラストです。
通常ジョンロブは、ラストによってサイズ感が変わることはないですが、ウィリアムに関しては甲が高めで比較的ゆったりとしたサイズ感になっています。
同モデル内でも定番人気は二重構造のダブルソールのタイプです。耐水性に優れ、雨の日でも心配はありません。
カジュアルでスポーティな印象のウィリアムは、スーツスタイルからデニムスタイルまで、幅広いスタイルで履きこなせるデザインです。
PHILIPⅡDOUBLEBUCKLE(フィリップ2ダブルバックル)
引用 johnlobb.com
続いて、パンチドキャップトゥとパラジウムバックルの掛け合わせが特徴の、プレステージライン「フィリップ2ダブルバックル」。
”フィリップ2”と同様、ラストは7000番の現代的でシャープなシルエット、デザインも同様のパーフォレーションの装飾。
もちろんクォーターについても一枚革で、安定の上品さを感じます。
大きな違いは、やはりダブルバックルのアクセントです。
ローズゴールドのバックルが付くことで、上品さはそのままに表情はガラリと変化を見せています。
そして細部のこだわりは、土踏まず部分の”ベベルドウエスト加工”。
ソールの土踏まず部分を極限までぐっと細くすることで、見た目により一層エレガントさが増しています。
手で丁寧に削り込むその技術は、高度でなければ表現することはできないジョンロブならではの、贅沢な意匠加工です。
カジュアルスタイルとも好相性で、普段使いにも心地よく履くことができます。
CHAPEL(チャペル)
引用 www.imn.jp
引用 imn.jp
プレステージラインで展開されている「チャペル」をご紹介します。
ジョンロブのダブルモンクシューズとして、”ウィルソン”に負けず劣らずの代表的なモデルです。
見た目は、ウィリアムやダブルバックルのフィリップ同様のダブルモンクのデザインですが、ラストは異なり8000番を使用。
セミスクエアトゥが、エレガントな印象です。
さらにチャペルには一味違った贅沢さがあります。それは一枚革のパーツで作られている点。
革の縫い目が一切ないその端麗な姿は、美しいの一言につきます。
また革の重なりがないことで、履いた時の足当たりが良いのも一枚革の良さです。
素材はアンティークのようなマーブル模様のミュージアムカーフ。奥行き感があり独特の色気も感じます。
他には真似のできない、ジョンロブならではの技術力の高さをギュッと濃縮されたエレガントなデザインが、チャペルの最大の魅力です。
LOPEZ(ロペス)
つま先の”エプロンフロント”が特徴の、ブランドを代表するコインローファー「ロペス」。
最初に発表された1950年以来、シンプルなデザインのロペスは、普遍的なスタイルと完成度の高さで世代を超えて愛されています。
U字のエプロンフロントは、職人が手縫いで仕上げるモカステッチ。
難易度の高い繊細なステッチ技術です。
またロペスの象徴とも言える、楕円形の甲のサドル部分の窓の形状。
見る人が見ればわかる、他のローファーにはないデザインもこのモデルの魅力です。
ラストは、ジョンロブのローファー専用の4395番を採用しています。
ワイドな丸みのあるラウンドトゥと短めなノーズのシルエットがクラシカルです。
一般的にカジュアルな印象の強いといわれるローファーですが、ロペスなら一歩格上げしたカジュアルスタイルに仕上げてくれること間違いないでしょう。
STOWAY(ストーウェイ)
引用 johnlobb.com
伝統的な英国スタイルと言われる、フルブローグデザインのオックスフォードシューズ「ストーウェイ」。
全体に施されたパーフォーレーションが魅力的な目を引くデザインです。
つま先の穴飾りのメダリオンと羽のようなW文字装飾のフルブローグの良さはデザイン性だけでなく実用性もあります。
革靴内にたまった水分を発散させる効果もあると言われています。
ラストは8695番。トゥからヒールまで流れるような美しいラインと少しほっそりとしたつま先のアーモンドトゥのフォルムから、エレガントさを感じられます。
ストーウェイのデザインは、見た目は華やかな印象ですが、革靴としてはややカジュアル寄りな分類です。
スーツだけでなくジャケパンといったきれいめカジュアルに合わせられる懐の広さがあります。
ストレートチップなどで基本のスタイルから、より一歩踏み込んだ革靴を探している人にぜひ選んでもらいたい一足です。
BRENTWOOD(ブレントウッド)
「ブレントウッド」は、すっきりとした見た目のシングルモンクタイプのシューズです。
2012年のSSコレクションで新作として発表されました。
シングルのバックルがポイントとなった、”ウィリアム2”や”チャペル”の血統を受け継いだようなシャープな印象です。
しかし似たようで異なるブレンドウッドの良さは、そのシャープさの際立つ新開発のラスト”2511番”を採用している点です。
やや長めのノーズが特徴的で、スリムなフォルムをしています。
また大きめなバックルと、3列に施されたステッチ。
エレガントで、ドレススタイルに映える足元を演出してくれるでしょう。
素材は毛足の短い上質なスエードレザーを使用しています。
スエードならではの柔らかな雰囲気もあり、カジュアルなスタイルにも新鮮にマッチします。
比較的ケアもしやすい素材なので、お手入れに自信がなければスエードという選択肢もありかもしれません。
WILLIAMⅡBOOT(ウィリアム2ブーツ)
ダブルモンクストラップの”ウィリアム2”を、ミッドカットブーツにアレンジして登場したモデル「ウィリアム2 ブーツ」です。
ヒールにゆとりを持たせることで、トゥ部分のシャープさがより際立つように計算されたラストと、ストレートチップのトゥデザイン。
ドレッシーな印象のブーツです。
ラストは9795番のウィリアム2同様の専用ラストを採用しています。
また、一見重そうに見えるダブルソールですが、甲が高めなゆったりとしたサイズ感で見た目に反して上々の履き心地。
アンクル部分の内側に裏地がないことから、足首にやわらかくフィットするような感覚です。
革靴のブーツタイプは、基本的にはオフスタイルで多く活躍するでしょう。
しかしジョンロブのダブルモンクストラップデザインならスーツスタイルとの相性の良さも発揮します。
LEVAH(レヴァー)
2015年のAWコレクションで始めてお披露目となったスニーカータイプの「レヴァー」。
”スーツにコーディネートできるスニーカー”として人気のモデルです。
2014年にジョンロブの新たなアーティスティックディレクターに就任した、パウラジェルバー氏がデザインしました。
進化と革新を象徴するモデルとして新しく迎え入れられた、ミュージアムカーフのレザースニーカーです。
スポーティな要素を感じる、やや厚めなラバーの軽くて丈夫なカップソールや軽量化を計るために採用されたオパンケ製法を採用しています。
ラストは9795番。意外にもウィリアムと同じラウンドトゥのラストです。
レザーシューズで培った美しいラストとステッチングの高度な技術が活かされ、モダンで活動的な印象。
シンプルなデザインのカジュアルなスニーカータイプだからこそ、素材や作りのクオリティの高さがより際立っています。
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