「あんときマーケット」に行ってみた|あんときのストリート
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
6月15日、16日に原宿にて「あんときマーケット」というイベントが開催されました。
あんときマーケットは、90年代後半から2000年代くらいまでの、日本のストリート文化が盛り上がっていた頃を「あんとき」として当時のキーパーソン等を招いて開催されたフリーマケットイベントです。
今回は、ほぼ当時のストリート文化を知らない著者が、少しビビりながらイベントに参加した模様をレポートしたいと思います。
「あんときマーケット」とは
あんときマーケットとは、「あんときのストリート」をテーマにコンテンツを展開する、「mimic」というメディアが主催のフリマイベント。
mimicは当時のストリートを偏愛する元 Oliie 編集部の方々が、これでもかと当時のストリート文化を深掘りする面白いメディアなので、ぜひそちらもご覧ください。
あんときマーケットは、当時の雰囲気を感じられるようなイベントにしたい、と主催の方が仰っていたという事もあり、著者は少しビビりながら参加しました。
《あんとき》のストリートの中にいなかった人は、すごく居心地悪い。そんなイベント目指してます。
誰しもウエルカムなイベントではなく、来るのに気合が必要。そんなイニシエーションを潜り抜けてこそ、自分の血肉となり、カッコいいは生まれてくる。… https://t.co/PwliU91aGT
— 野田大介 あんときのストリート / LINE認定講師 / ショート動画 (@KURUZE) June 6, 2024
このように、当時の裏原宿文化を中心としたストリートは一種の排他的な文化があったというイメージがあり、ダサい服で店に行こうものならショップのスタッフから無視されたり、嘲笑されたり(?)などというエピソードを聞いた事があったのです。
そのため、当時のストリートを知らない著者はめちゃくちゃ会場で無視とかされるのでは…?という恐怖を抱えて福岡から東京行きの飛行機に乗ったのでした。
また、あんときマーケットの出店者のラインナップがかなり豪華で、当時のことを知らない私ですら見たことがあるレベルの方々の名前があり、それがまたより緊張する要素であったともいえます。
以下、出店者の一覧
引用mimic
「あんときマーケット」行ってみた
原宿駅から徒歩4分、東急プラザ表参道( オモカド ) 5階であんときマーケットは開催されていました。
私が参加したのは2日目である16日のお昼過ぎ。
フリマとしてはかなり落ち着いたタイミングで、1日目や午前中の死闘を避けて伺うことが出来ました。
外に設置された看板。写真を撮ってから中に入っていく人が何人か見受けられました。
ビビりながらも会場に入って各ブースの写真を撮影させていただき、結論からいうととても楽しく買い物をすることが出来ました!
あんときセレクト – 高見商店より。
約600足を自宅に収納した「スニーカー部屋」が有名な高見薫さんを中心とした、あんときチームの運営によるセレクト。
こちらではラックにかかっていた味わい深いTシャツをお土産用にゲットしました。
余談ですが、最近話題の高見さんのスニーカー部屋の記事などを拝見し、1つのジャンルに思い切りコミットしている方の格好良さと、良いものを持っていてもしっかり使うことの大切さを感じました…(スニーカーの加水分解を防ぐためにしっかり履かれているというエピソードから)
高見さんのスニーカー部屋 引用suumo.jp
入り口に高見商店があって、奥に入っていくとNITRO MICROPHONE UNDERGROUNDのXBSさんのお店が。
レジェンド的なラッパーの方ということで内心ビビっていたのですが、とても快く写真を撮らせていただけました。
こちらのブースの写真を“あんとき”に精通しているKLDメンバーに見せたところ、「全部欲しい…」と切実に呟いていました。
XBSさんのブースはかなり賑わっていて、気合いの入ったBガール(?)達がステッカーを漁ったりしていました。
写真を一緒に撮ってもらっている人なども多かったようです。
XBSさんと「A1 CLOTHING」真柄さん
A1 CLOTHINGでは、オリジナルのアパレルの販売と、DJとして活動されている真柄さんならではのCDなどの販売も。
この真柄さん主宰の「MASTERPIECE SOUND」は、SSZ(エス エス ズィー)とのコラボでBEAMS別注アイテムを展開したり、WACKO MARIAとのコラボレーションでアロハシャツを展開したりしていたので見覚えのある方も多いのではないでしょうか。(というか“あんとき”的な観点でいうと知っていて当然の存在かもしれません…!)
こちらは、貴重なあんときの雑誌を展開する「magnif」さん。
Boonを中心に当時の貴重な雑誌が並んでいる様子は(2日目でおそらく減っているとはいえ)壮観です。
近年、Y2Kの流行もあってかこういった日本の当時の雑誌が海外流出などもしているそうで、こういった当時のものをコンプリートして並べる…という姿を見るのも難しくなっていくのかもしれません、
こちらは「SALAD DAYS CLUB」の日下部さん。
こちらではミシンを持ち込んでのワークショップとオリジナルブランド「KYRA」の販売をおこなっていました。
KYRAのバッグがなんとも可愛く、ピンクのバッグとラックにかかっていたモトリー・クルーのヴィンテージのTシャツを購入させていただきました(モトリー・クルーが好きなので…)。
KLDマガジンというメディアをやっていて、あんときマーケットの記事も書かせていただく予定という話をしたら「頑張ってね!」と言ってくださって優しい方でした。ありがとうございます!
こちらはmita sneakersさんの抽選販売コーナーで、超レアなこちらの2足を“ASK”ということで言い値で抽選に応募できるそうです。
会場に来ないと応募できない!と言われたら来てしまいますよね。
こちらはatmos創設者の本明秀文さんのブース。
残念ながらこの日は本明さんは不在だったのですが、個人的にはこの器を並べたコーナーが非常に熱く、小鉢と茶碗を購入させていただきました。
それぞれ明治中頃〜末頃の貴重な品で、このお値段で販売しちゃっていいの…?と思いながら購入。
本明さんといえばatmosを400億円で売却した豪傑ということで、ご利益があると良いな…という下心と共に自宅で大切に使わせていただきたいと思います。
個人として出店されていた野崎 兵輔さん(n_king0419)と宇野 薫さん。
野崎さんはInstagramフォロワー1.2万人のスニーカー界の大物、宇野さんは“あんとき”から2010年代を超えても活躍する総合格闘家です。
このお二人に限らずですが、「この人から直接私物とか買えちゃうの?」という驚きの多いイベントでした。
運営チームから急遽出店されたとの事だったTシャツ収集家の久保さん(kubo10ten)のブース。
こういった、予告にない出店があるところなどはリアルイベントの醍醐味ですよね。
Supremeのボックスロゴが積み上がっている写真がSNSでも非常に話題になっていた「ふらふ屋」のブース。
こちらではSupreme × マークゴンザレスのジャケットに一目惚れして購入。
しかも立木さんにじゃんけんで買って1万円引きにしていただきました。
立木さん&YOPPYさん。
ビビりながら行った分、皆さん快く撮影に応じてくださったり、優しくしてくださったりでかなり楽しめるイベントでした。
フリマイベントということで、やはり11時のオープン時には数多くの人が入場前に並んでおり、レア物をゲットするには気合いを入れて臨む必要がありそうだったので次回以降、開催される場合にはオープンから並びたいと思います。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
“あんとき”の空気感を感じることができる貴重なイベント、「あんときマーケット」。
KLDではまたこのようなイベントのレポートをお届けしていきたいと思います。
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