sacai / サカイ

sacai / サカイの基本情報

sacaiとは?

sacaiは、岐阜県出身の阿部千登勢によって1999年に設立されたブランドです。

「日常の上に成り立つデザイン」をコンセプトに掲げています。

クラシックなアイテムに異素材をミックスし、独特なディテールで仕上げたデザインが特徴です。

一見、前衛的な印象もありますが、sacaiならではの遊び心と美しいエレガントさがあり、日本のみならず世界から高い評価を受けています。

サカイの人気の理由として、そのデザイン性の高さのみならず、有名ブランドとのコラボレーションが挙げられます。

過去には、THE NORTH FACE、NIKE、Fragmentなどの有名ブランドとのコラボレーションにより、話題となりました。

年々、人気は高まっており、コラボ企画が発表されるとファッション好きの間で発売前から注目を浴び、どれも人気企画となっています。

例えば、大阪なおみさんが2019年の全米オープンでNIKE×サカイのテニスウェアを着用していたことは記憶に新しいところです。

今や、日本を代表するブランドとなったsacaiは、これからさらに注目されていくこと間違いなしといえるでしょう。

デザイナー

デザイナーは阿部千登勢。
1965年、岐阜県出身。

彼女は、母親が洋服の仕立て屋で働いていた影響から、幼少期から洋服に興味を持ち始めファッションデザイナーを目指します。

名古屋ファッション専門学校服飾科卒業後、「ワールド」に入社。

その後、COMME des GARCONS(コムデギャルソン)でニット部門担当者として経験を積み、妊娠をきっかけに退社。

子育て中、新たに価値観がアップデートされ、sacaiのファーストコレクションともなる、ニットウェア3型を自宅にて展示することになります。

宣伝は行わずひっそりと行われた展示会でしたが、デザイン性の高さからファッション関係者に注目される様になり、口コミで人気が広がっていきました。

2007年に一度目の毎日ファッション大賞を受賞し、2015年には二度目の大賞を受賞。

それまでに二度以上の大賞受賞したのは、川久保玲(COMME des GARCONS)、三宅一生(ISSEY MIYAKE)、山本耀司(Yohji Yamamoto)、高橋盾(UNDERCOVER)の4人のみとなっています。

シーズンテーマ

毎シーズン、着想の元になるようなモチーフなどはあっても、明確にテーマを設けて発表することは無いsacai。

2003年の古いインタビューにはなりますが、デザイナーの阿部千登勢氏曰く、
「世の中に伝えたいメッセージなんてありません。学生運動とかウーマンリブがあった時代は、世の中に対する反骨精神が普通に存在したと思う。けど、私にとってそういうのってリアルじゃない。服はそんなおおげさなものではないんです。単純に世の中にないものを着たいだけ。だからテーマもありません。子供に服を編んであげるような感覚。日常に普通にあるものなんです」とのこと。

二次流通での評価

sacaiはオリジナルラインはもちろん、豊富に展開されているコラボレーションアイテムも非常に注目度が高く、中古市場ではどちらも高い評価を得ています。

特にコラボレーションアイテムは、発売されてすぐに完売してしまうものも多々あり、手に入りにくいという側面から「店頭では買えなかったけど中古で手に入るなら欲しい」という2次流通での購買を狙うユーザーの熱い視線を集めるものも多くあります。

そういったアイテムは時には定価で手に入れるよりも値段が高騰する、いわゆる「プレミア」がつくものもあり、そういったものは中古市場でも売れやすく、評価も高いものとなっています。

sacaiの魅力はもちろんコラボレーションアイテムだけではありません。
オリジナルラインのアイテムもとても個性的で、sacaiでしか手に入らない唯一無二の存在感を放っており、根強いファンを数多く抱えています。

毎シーズン変わる展開と、変わらない「sacaiらしさ」のバランスが絶妙で、sacaiが得意とする異素材同士の面白い組み合わせはぜひ店頭に足を運んで実物を見たいと思うほどです。

幅は広いですが、安定して高いお値付けが可能なブランドであるといえるでしょう。

関連記事

サカイを高く売るには?4つのこだわりと中古相場を古着屋が解説します!

公式サイト

ウェブサイト:http://www.sacai.jp/
公式オンラインストア:https://store.sacai.jp/

sacai / サカイで高価買取を実現するポイント

中古市場に盛り上がりのあるブランドですので、基本的に強気のお値付けが可能です。

経年による劣化や多少の年式による評価額の低下などはありますので、もう着る事は無いかも…と思うアイテムがありましたら早めに売りに出すという選択をするのも、高く売るには必要なことと言えるでしょう。

また、どのブランドのアイテムにもいえることですが、状態が良いに越したことはなく、普段から気を使ってお手入れをしたアイテムはそうでないものよりも高く売れていく傾向がありますので、状態の維持にも多少の注意は必要です。

しかしKLDではお品物の洗濯やその他のケアの体制が整っておりますので、汚れ、ダメージのあるお品物でもお気軽にご相談ください。

ブランドネームが記載されたタグから年式を、お品物の内側に付いている品質表示タグからその他査定に必要な情報を見ていますので、LINE査定などをご利用の際はブランドタグ、品質表示タグの写真をお送り頂けるとより正確な査定が可能となります。

sacai / サカイの買取実績