Paraboot / パラブーツ
Paraboot / パラブーツの基本情報
パラブーツとは
パラブーツとは、1908年、レミー・アレクシス・リチャードによって創業された、高い機能性と快適な履き心地が求められる革靴の中でも、止むことなく人気を集めているフランスのシューズブランドです。
もともとアルプス山脈の麓の小さな村の靴職人として働いていたレミーは、自分のデザインを持ってパリで売り込むことに成功し、上流階級を相手にキャリアをスタートさせます。
その後ソールの革命とも言えるラテックスとの出会い、戦争、スキーブーツの製造、チロリアンブーツ「Michael」の誕生などを経て現在では世界中で愛されるシューズブランドとしての地位を確立しました。
世界で唯一自社生産されるラバーソールは、もともとブラジルの港(ブランドネームにもなっているPara港)から直輸入された天然ラテックスを仕様したことから名付けられており、今では18種を超える形状のラバーソールを展開しています。
近年、さほど珍しくなくなったラバーソールは、木製、革製のソールが当たり前だった当時、長く履いても疲れないラバーソールの登場は珍しいものでしたが、多くの一般労働者階級や、軍人などのワーカーたちに受け入れられていきました。
靴に用いられる素材は、フラッグシップモデルである「シャンボード」を中心に、水や汚れにも強い特性を持つ革の宝石ともいわれる「リスレザー」という天然革が使われています。
縫製も寒さや雪の浸水を防ぐために発達した「ノルウェージャン製法」で縫い上げられています。
ソール、素材、縫製とオールフランスメイドで受け継がれてきた確かな技術によって実現する高い機能性・利便性は、ワークブーツの代表を冠するにふさわしいブランドではないでしょうか。