JIL SANDER / ジルサンダー
JIL SANDER / ジルサンダーの基本情報
JIL SANDERとは?
JIL SANDERは、ミラノを拠点とするイタリアのファッションブランド。
ブランド名は創業者兼最初のデザイナー自身の名前からとられており、彫刻家を自称しているジルの作品は、素材選びから高い縫製技術までこだわり抜かれ無駄を削ぎ落とされたミニマルでシャープなデザインが特徴的です。
ブランドの始まりは、1968年に開設されたブティックの中で氏がデザインした服を販売していたのが始まりとされています。
70年代、80年代は派手で華やかなデザインが主流であったことから、ミニマルなデザインを信条とするJIL SANDERが評価されたのは90年代以降のことでした。
ブランドの最盛期にはプラダグループに買収され、その後も数度の買収を経て現在に至ります。
途中、経営が低迷したりなどの紆余曲折を経ながらも、2005年よりクリエイティブディレクターにラフ・シモンズを迎えるなどを経て、徐々に現在の地位を築いていったのでした。
ジル・サンダー氏は離脱と復帰を繰り返しながら、2014年までクリエイティブディレクターを務めます。
創設当初からの精神はブランドのデザインチームが受け継いでおり、現在においてもミニマルデザインのブランドでは代表的な存在であると言えます。
2018年春夏シーズンからは、ルーク・メイヤー(Luke Meier)、ルーシー・メイヤー(Lucie Meier)の両氏がクリエイティブディレクターを務めています。
デザイナー
現在のデザイナーはルーク・メイヤー(Luke Meier)、ルーシー・メイヤー(Lucie Meier)夫妻。
ルーク・メイヤー(Luke Meier)
カナダ出身。
カナダではスケートボード、パンク、ヒップホップ、DJ、グラフィティに囲まれた環境で育ったそうです。
「デザインやアートは抽象的すぎる」とのことで、ジョージタウン大学でファイナンスと国際ビジネス、オックスフォード大学で経営学を学んだそう。
その後、ニューヨークのFIT(ファッション工科大学)に通います。
Supremeの創業者とのストリートでの奇跡的な出会いをきっかけにして、Supremeのヘッドデザイナーを務めます。
その後、メンズブランドOAMCの共同設立者としてブランドに携わりました。
2017年、妻のルーシー・メイヤーと共にジル・サンダーのクリエイティブディレクターに就任。
ルーシー・メイヤー(Lucie Meier)
スイス出身。
フィレンツェでファッションマーケティング、パリにてファッションデザインを学ぶ。
マーク・ジェイコブス時代のルイ・ヴィトン、ニコラ・ジェスキエール時代のバレンシアガでの活躍を経て、ラフ・シモンズ率いるディオールのウィメンズオートクチュール、レディ・トゥ・ウエアのヘッドデザイナーに就任。
2017年より現職しています。
2017年、夫のルーク・メイヤーと共にジル・サンダーのクリエイティブディレクターに就任。
定番アイテム
JIL SANDERは、ミニマルで洗練されたアイテムを展開しているだけあって、定番と呼べるアイテムが存在します。
一例ですが、
- 7DAYS SHIRTS(セブンデイズシャツ)
- Tangleシリーズ(バッグ、ウォレット等)
- パックTシャツ
…などが存在します。
どれもミニマルなJIL SANDERらしいアイテムで、シンプルなシャツを一週間の曜日ごとにデザインを変えた7DAYS SHIRTSなどはとても面白い試みのアイテムです。
Tangleシリーズは上質なレザーを使用したバッグなどが人気です。
丸みを排除したシャープなデザインとレザーを編んだストラップがポイントとなっています。
二次流通市場での評価
定価が決して安いとは言い難いブランドですので、「新品では買えないけど中古で買えるなら欲しい!」というユーザーの熱い視線を集めるブランドのひとつです。
JIL SANDERの最大の特徴であるミニマルなデザインは、流行に流されて色褪せるという事になりにくく、中古市場での取引のひとつの強みとなっています。
また、近年のユニクロとのコラボレーションなどによっても注目度は上がっており、二次流通市場も盛り上がりを見せているといえるでしょう。
公式サイト
JIL SANDER / ジルサンダーで高価買取を実現するポイント
バッグ、小物類の取り扱いには国内正規店が発行したギャランティカードが必要です。
アパレルラインの取り扱いには内タグに国内代理店名の記載が必要です。
(内タグに国内代理店名の記載があること(プラダジャパン、オンワードグローバルファッション等))
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