山と道の創業者、夏目夫妻ってどんな人たち?
こんにちは。ブランド古着専門店のKLDです。
UL(ウルトラライト)系の小規模国産ブランドとして近年人気を伸ばしているアウトドアブランド、「山と道」。
基本的にはオンラインでの販売でありながら、発売するやいなや完売するケースも多く、非常に注目を集める存在となっています。
このように、大人気アウトドアブランドの1つとなった山と道を立ち上げたのは、夏目彰さん・由美子さんご夫婦。
今回は、夏目彰さんと由美子さんの経歴や人柄について、お話していきます。
今回は、
- 山と道の夏目夫妻ってどんな人?
- 山と道誕生までの話
- 夏目さんがものづくりにかける思い
- 山登りで学んだ今の時代を生きるコツ
という形で、山と道の夏目夫妻ってどんな人たちなの?ということや、「山と道」誕生までのことなどについてお話していきます。
デザイナーについて知ることで、より一層そのブランドに愛着が湧くということもあるかと思います。
山と道というブランドが気になっている方、すでにお好きな方も、ぜひご覧ください。
目次
夏目夫妻ってどんな人?
夏目彰さんとは?
山と道の代表を務めるのが夏目彰さんです。(以下:夏目さん)
30代半ばまで、東京でアートや出版の仕事に携わっていました。
2006年からハイキングや山の魅力にハマり、のちにUL(ウルトラライト)と出会います。
夏目さんが山と道を立ち上げたのは2011年のことで、約10年の間に日本を代表するアウトドアブランドの1つとして認められるまでに成長しています。
夏目さんの日々の活動内容は、具体的に下記の通りです。
- 山と道の新しい製品開発
- 京都や台北への出店
- イベントやツアーの企画・主催
- ウェブサイトを通した情報発信など
可愛らしいお子さんがおり、会社経営者としてのみでなく、父親としての責任も全うする日々です。
夏目由美子さんとは?
夏目さんが山と道を立ち上げたときの創業メンバーが奥さんの夏目由美子さんです。(以下:由美子さん)
文化服装学院を卒業後、由美子さんは衣装製作アトリエで6年間勤務します。
衣装製作のノウハウを身につけた由美子さんはフリーランスとして独立し、およそ10年に渡り衣装製作の仕事に携わりました。
テレビや舞台、アイドルの衣装などを製作し、華やかな世界を裏方として支え続けてきたのが由美子さんです。
山と道で初めてバックパック製作に取り組むものの、夏目さんと試行錯誤の末にバックパックの製品化に成功しました。
山と道の成功には、由美子さんの存在が欠かせないものだったといえます。
また、衣装製作をしている時代から、仕事中のBGMはTBSラジオを聞き続けてきたというラジオ好きだそう。
毒蝮三太夫さんの中継コーナーに家族3人でラジオ出演デビューするなど、由美子さんのラジオ愛は今後も続いていくでしょう。
夏目さんが夫婦で創業を決意した理由
さまざまな出来事が重なり、導かれるようにしてアパレルの分野で創業を決意したのが夏目さんです。
創業に至った経緯や理由などを知ると、なぜリスクを冒してまで創業したのかが分かります。
ここからは、夏目さんがなぜ、アートや出版の仕事を辞め、未経験のアパレルの分野で創業を決意したのかをお話していきます。
デザイン関連の仕事に行き詰まりを感じていたため
「GAS BOOK」 引用store.gasbook.tokyo
夏目さんが山と道の創業を決意した1つ目の理由は、当時働いていた「GAS BOOK」での仕事に対する思いの変化があげられます。
GAS BOOKとは、元々CD-ROM付きマガジンとして展開していたメディア。
アート、デザインなどを中心として編集した、斬新かつ発信力のあるメディアとして、業界のみならず感度の高いユーザーから高い評価を得てきたのが特徴です。
GAS BOOKの立ち上げから中心メンバーとして会社を支えてきた夏目さんは、15年間勤務する間にメンバーや立場の変化を経験します。
もともとは、ものづくりをする立場として仕事をしていましたが、次第にプロデューサー的な立場を任されるように。
そうして働いているうちに、人をまとめる役よりも、「もう一度ものづくりの現場で働きたい」という自身の思いに気づいたそうです。
いつでも山に登れる環境を作りたかったため
鎌倉の山からの眺望 引用camp-quests.com
夏目さんが山と道の創業を決意した理由の2つ目は、いつでも好きなときに山に登れる環境を作るためです。
夏目さんが山に魅了されたのは2006年のことで、それ以降は国内外の山登りにも挑戦してきました。
沖縄、西面島でのキャンプを経験した際、夏目さんがたまたま山に行ったところ、景色のあまりの素晴らしさに感動します。
「日本にもこんなに素晴らしいところがあるんだ」と気づき、毎週のように山に行ったり長期間のハイキングに挑戦したりするようになったそう。
山の魅力に引き込まれ、さらに山に行きたいと思う反面、GAS BOOKで働いていると長期間の休みを取りにくいことがネックになりました。
後述するように、日本の山に合うバックパックがないと感じていたこともあり、退職して山と道を夫婦二人で創業することを決意します。
日本の山に合うバックパックがなかったため
夏目さんが山と道の創業を決意した理由の3つ目は、日本の山に合うバックパックが売られていないと感じていたためです。
山と道を創業する前年の2010年に、アメリカを代表するロングトレイルの、「ジョン・ミューア・トレイル」のハイキングを夏目さんご夫妻は経験します。
ジョン・ミューア・トレイルにて 引用yamatomichi.com
日本の山と違い、なだらかな点が特徴で、ハイキングではその土地に応じた道具を生み出すことが重要だと夏目さんは気づきました。
日本の山の場合は急な斜面が特徴で、岩場や鎖場など手を使って登るケースもあります。
当時は、国産で全国的に展開するアウトドアブランドがなく、日本のトレイルに合うザックも販売されていませんでした。
「自分たちがやるべきことやできることが、明確にそこにあるんじゃないかなと思ったし、山と道を始める意義があるんじゃないかと思った」と夏目さんは語っています。
日本に合うバックパック製作に、社会的な意義もあると感じていたのでしょう。
不安より希望の方が大きかった起業
ゼロからアウトドアブランドの分野での創業を決意した夏目さんですが、実は不安よりも希望の方が大きかったといいます。
借金をするなど失敗のリスクもある挑戦で、なぜ希望をもてたのでしょうか。
ここから、未経験から創業した夏目さんが、希望を持ち続けられた理由についてお話します。
貯金を全てはたいてスタート
山と道を創業するにあたり、夏目さんは貯金を全て使うと決断します。
大胆な決断だと感じる方もいるかも知れませんが、決断の裏には夏目さんにとって大きな理由がありました。
前述の通り、GAS BOOKでは中心的な役割を担っていた夏目さんですが、将来的に仕事を続けていくことに対して不安を感じていたためです。
若く才能溢れる人材は、クリエイティブ業界で増え続ける傾向にあると夏目さんはいいます。
山に対して完全に興味が移った当時の夏目さんは、今後も仕事で成果を出し続けることは不可能だと感じていました。
たとえ未経験の分野でも、興味のある方にかけたほうが突破口になると感じたといいます。
「みんなにできるなら自分にもできる」精神
夏目さんが希望を持ち続けられた理由の1つに、成功している海外のアウトドアブランドの多くも、ガレージメーカーから始まっている点があげられます。
今や世界的なブランドとして知られる「Patagonia」や「THE NORTH FACE」ですが、もともとはガレージメーカーとして小さな規模から始まっています。
Patagoniaの場合、創業者のイヴォン・シュイナードさんは元クライマーで、自分のための用具を自作したのが始まりだとされています。
THE NORTH FACEの場合も、創業者のダグラス・トンプキンズさんが元クライマーで、イヴォン・シュイナードさんと6ヶ月間の旅をした話は広く知られています。
「みんなガレージメーカーから始まっているんなら、僕たちにもできるかも」
と夏目さんは考えたといいます。
当時の夏目さんの思いを、数年後の取材中に知った由美子さんは驚きを隠せない様子でした。
しかし、当時持っていた夏目さんの自信は、数年後に現実のものとなります。
蘇ってきた熱い気持ち
創業時、自宅マンションで製作をしてたそう 引用yamatomichi.com
山と道を創業したとき、GAS BOOKの創業メンバーとして働いていたときの気持ちに立ち返れたことで、夏目さんは不安を感じにくかったといえます。
「人数が少ないほうが突き詰められる」と語っているように、細部までこだわり抜いたものづくりをする方が夏目さんの性に合っていたためです。
WEBサイトのロゴやデザインをなるべく自分たちでするなど、DIY感のあるブランド立ち上げは、山と道はGAS BOOKの仕事とは異なるものでした。
GAS BOOKでは、メディアが高い評価を得るにつれて人数が増え、さまざまなクリエイターに仕事を任せていたといいます。
しかし、山と道の立ち上げの際には自分たちで全てやらなければならない、そんなふうに目の前の仕事に夢中になることで、夏目さんは不安を感じにくかったのでしょう。
1000キロ歩いて完成した最初のバックパック
「ONE」の最初の試作品 引用yamatomichi.com
山と道を創業し、念願となるバックパックの販売ができたのは2年後のことです。
衣装製作に10年以上携わっていた由美子さんですが、バックパック製作は初めてのことで、戸惑ったと話しています。
由美子さんが試作した製品を夏目さんが実際に山で試し、何度も試行錯誤を繰り返しました。
最初のバックパックが完成するまでに、夏目さんは1000キロ以上歩いたと話しています。
ここまでこだわり抜けた理由は、シーズンごとに変化する「洋服(ファッション)」と「定番の道具」では、目的が異なるためです。
「自分たちがつくりたいものをつくるぞという執念というかアツい想いがあったから、最初の年は大きな赤字が出てもやってこられました」
と夏目さんはいいます。
採算を度外視して完成させたバックパックは「ONE」と名付けられ、日本の山で使うのに最適な構造となりました。
「ONE」は現在も定番バックパックとして展開。 引用yamatomichi.com
大手ブランドとの差別化を図るためにカスタムオーダーメイドを導入するなど、独自のマーケティングも注目を集めました。
現在ではオーダーメイドからスタンダードモデルに変更になりましたが、変わらず愛され続けています。
由美子さんが衣装製作で培ったスキルと、夏目さんの山登りの道具にかける執念ともいえる思いが掛け合うことによって、ブランドを代表する製品の1つが誕生したといえます。
東京から鎌倉に引っ越して気づいたこと
2016年、鎌倉に作ったファクトリー 引用greenz.jp
夏目さんは東京から鎌倉に引っ越したことで、「常に動いていないといけない、成功しないといけないという強迫観念」から逃れられたといいます。
東京の時間と鎌倉の時間とでは異なる点が特徴で、鎌倉ではより丁寧に本質と向き合えるようになったといいます。
東京では、本質とは異なる表層的な部分のみをぐるぐると回っていたとか。
鎌倉に引っ越したことにより「とことん鎌倉でいいな」と、夏目さんは話しています。
日本各地の山を渡り歩く中で、本当に暮らしたい土地を見つけることが裏のテーマとなっていた夏目さん。
いろいろな土地を知るほどに、「自分が住んでいる場所で、素敵な仲間とつながりコミュニティを作る」というシンプルな結論に至ります。
夏目さんがものづくりにかける思い
作られる製品のクオリティに高い定評がある山と道。
夏目さんはどのような思いでものづくりに携わっているのでしょうか。
ここから、ものづくりにかける夏目さんの思いを、具体的にお話します。
どこまでも機能美を追求する
山と道の製品づくりにおいて重要な点は、機能美を追求することだと夏目さんはいいます。
デザインよりも機能美を追求することにより、製品が光り輝けばよいと考えているためです。
世の中で売られている製品の中には、機能性や使いやすさよりも価格やデザインの美しさが重視されるものも売られています。
特に大きな企業になる程に関わる人が増え、うまく連携を取りにくい点が原因の1つだと夏目さんは考えます。
山で使う道具に必要なのは、見た目の美しさではなく「使えるのか使えないのか」がポイントです。
自然を相手にする世界だからこそ、軽さ、丈夫さ、利便性などの機能が重要になるといえます。
国内で丁寧に作る
本当に必要な物を届けたいという思いから、夏目さんは国内の工場で生産することにこだわっています。
「中国やベトナムなど海外の工場で作れば大量生産できるかもしれませんが、何かあってもすぐに現地へ行けない」と話します。
創業した当初は、夫婦二人でものづくりをしていましたが、丁寧な製品を多数生み出すことにより、山と道は人気ブランドとしての地位を獲得しました。
今後も、ものづくりにかける夏目さんの一貫した思いが、山と道の製品を支え続けることでしょう。
作って終わりではなく伝えることも使命になる
作って終わりではなく、どのように使うのかを伝えることも使命だと、夏目さんは考えています。
山と道ではバックパック1つとってもさまざまな種類があり、自分にあうものを選んでもらうためには、伝えることも重要になるためです。
「使ってみればわかるだろう」という考えは乱暴だと夏目さんはいいます。
山と道のWebサイトでは、以下のように製品ごとに特徴を詳しく解説しているのが特徴です。
- 概要
- 制作ノート
- デザイン
- 機能
- 素材
- 注意点
- よくある質問
また、動画でもバックパックの使い方を解説することにより、パッと見て使い方を理解しやすいのがポイントです。
「作って終わりではない」という夏目さんの姿勢は、Webサイトを見ればよくわかるでしょう。
山に関することなら休んでOK
山と道では、山に関することなら休んでOKの「山休」という独自の有給休暇があります。
40日分取得できるのが特徴です。
「山で学んだことを製品づくりに活かそう」という思いが込められており、山に行く重要性を夏目さんが最も感じているためです。
製品は売って終わりでなくどう使うかが重要で、作り手であるスタッフ全員が、山を経験することが最も効果的になるといえます。
山登りは遊びでもあり仕事でもある、と認められていることで、山と道では新入社員でも1ヶ月の山休を使えるケースも。
夏目さんも積極的に山に入っており、インスピレーションや検証をもとに生み出される道具も多いといいます。
周りの人からは「遊び過ぎ」と注意を受けることもあるようですが、製品や自分の心と向き合うためには必要な時間の1つのようです。
夏目さんがものづくりで影響を受けたもの
使いやすく、丁寧に作られた製品を多数生み出し続ける夏目さん。
ものづくりをするうえで、影響をうけたデザイナーや思想とはどのようなものなのでしょうか。
影響を受けたデザイナー
夏目さんが影響を受けたデザイナーとは、「山」そのものです。
山を歩く中で得た経験やトラブルなどを通して、「山ではどのような機能が必要なのか?」に気づけたためです。
山では必要最小限の道具や食料のみを背負い、歩き続けるのが特徴です。
便利なモノが溢れている現代で生活していると気づきにくかも知れませんが、本当は、より少なく必要な物のみで生活できます。
いかにルールに縛られて生きているのか、無駄なモノに囲まれているのかは山に行くことで気づくことが可能だそう。
このように、山から学び、実践することで山と道のプロダクトは作られています。
影響を受けた思想
夏目さんが影響を受けたのは、ヘンリー・ソローが執筆した「森の生活」で、3年ほど肌身離さず持ち歩いていたといいます。
19世紀のアメリカで、住宅ローンに苦しんだソローが森の中で約2年間、自給自足の生活をする話です。
小屋を立てて住んだり野菜を育てて食べたりすることにより、お金がかからず、ソローは自由な生活を実現します。
物質主義へのアンチテーゼとして、高い評価を受けてきた本の1つとして名高い作品です。
UL(ウルトラライト)ハイキングといわれる、超軽量の山歩きを行っていた夏目さんにとって、ソローの生き様から学ぶことは多かったのでしょう。
夏目さんがものづくりで大切にしていること
人生の中で多くの時間を過ごした山や愛読書を通して、ものづくりへの影響を受けてきた夏目さん。
ここからは、夏目さんがものづくりで大切にしていることについてお話します。
快適さと気持ちよさを両立させる
ものづくりをするうえでは、「快適に使えるのみでなく、気持ち良く使えること」も目指していると夏目さんはいいます。
ハイキングをする中では、使っている道具に対して不便さを感じるケースもあるためです。
例えば、夏場に着用するパンツにスマホを入れづらいと感じた場合、より使いやすいものを製作・販売できるように取り組みます。
スマホの入るポケットを備えた「Light 5-Pocket Shorts」 引用yamatomichi.com
「使っていて気持ちの良い道具を作る」そのような思いゆえに、痒いところに手が届く絶妙な製品が出来上がり、多くの人から支持を集められるのでしょう。
納得するまで売らない
ものづくりでをする中で、「スタンダードと呼べるくらいになるまでは売りたくないという思いがある」と夏目さんは話します。
人によって体型や体力が違い、全ての人にとって最適な道具はないのかもしれません。
だからこそ、納得したものの販売を夏目さんは大事に考え、長い期間をかけて製品テストを繰り返してきました。
テストの結果、納得いかないものもあるそうですが、経験したことは次の製品づくりに活かせます。
このようにノウハウが蓄積されていくことにより、山と道の製品はブラッシュアップし続けていきます。
山登りで学んだ今の時代を生きるコツ
山登りを通して、仕事や人生観に大きな影響を受けてきた夏目さん。
もし山登りと出会っていなかった場合、全く異なる人生を歩んでいたことでしょう。
ここでは、夏目さんが山登りを通して学んだ人生のコツについてご紹介します。
「こうじゃないといけない」ものはない
夏目さんが山登りで学んだことは、「こうじゃないといけない」ものは、生きていくうえでないという考えです。
ULハイキングを実践する中で山への不安が減り、心も軽くなっていくことを実感したといいます。
過剰さに翻弄されやすい現代で、本当に必要なモノやコトを見極めるうえで、山登りの経験が役に立ったそう。
小さなザック1つで暮らしていける自信を得られたことで、生き方や考え方が変わった夏目さん。
成功すること、大きい家に住むこと、よい車を持つことに対する憧れは、誰にでもあるものかもしれません。
しかし、「それって本当?楽しい?」と夏目さんは問いかけます。
誰かが考えたものや常識のレールの上に乗るのではなく、自分で考え、選び取ることは自分の地図を得ること。
自分だけの地図を得るサポートのために、山と道を通して山登りの楽しさを伝えていきたいと夏目さんはいいます。
荷物を軽くすると自由になる
山登りのときに、荷物を軽くすると身軽になって自由になることを夏目さんは学びました。
きっかけは、重装備で北アルプスの雲之平に登ったとき、軽装をしている高齢の男性と女性に追い抜かれたそう。
そんな経験を通し、必要な荷物量について考え、改善した夏目さん。
次の登山ではベースウェイトを4キロ程度に抑えて見たところ、「なんであんなに装備をたくさんもっていってたんだろう」という思いになります。
荷物が軽く、体に負担がかからない分、きれいな景色に対して没入しやすくなったり走ったりできるなど、山での過ごし方に大きな変化が生まれました。
人生も同じで、さまざまなモノを抱え込んで生きるよりも、身軽でいる方が自由に生きやすくなるといえます。
山と道のプロダクトには、このように、夏目さんが経験した山での様々な体験から生まれた哲学が反映されています。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださりありがとうございます。
国産UL系ブランドとして高い人気を誇る山と道。
ブランドのものづくりの根底には、デザイナー夫妻の揺るぎないヴィジョンがあることがわかりました。
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