TOM WOODってどんなブランド?|トムウッド
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
- TOM WOODとは?
- デザイナー
- TOM WOODの特徴
- 中古市場での評価
という形で、お話していきたいと思います。
ブランドの歴史やデザイナーについて知りたい方はもちろん、中古市場についても解説していきますので、売却をお考えの方もぜひご覧ください。
目次
TOM WOODとは?
TOM WOOD(トム ウッド)とは、2013年に誕生した、ノルウェー・オスロのユニセックスジュエリーブランドです。
オスロの自然をインスピレーション源とした、普遍的なジュエリーを展開しています。
北欧らしいミニマムなテイストをベースに、重厚感とエレガントさを兼ね備えた、ジェンダーレスなデザインが特徴。
特に天然石を用いたシグネットリングが有名で、ブランド設立当初からTOM WOODのアイコン的アイテムとして位置づけられています。
また、ジュエリーのほかにウェアやサングラスも手がけており、トータルファッションブランドへと進化しているTOM WOOD。
ライフスタイルに寄り添うノルウェーらしい考え方が、多岐に渡るジャンルの提案を実現させています。
さらにTOM WOODは、環境に配慮した取り組みを積極的に行い、持続可能なアプローチをしているブランドとしても有名です。
ジュエリー・アパレルともにサスティナブルかつオーセンティックな素材を使用し、インスピレーション源でもある自然を大切にしています。
シグネットリングを中心に国内外から絶大な人気を博しているTOM WOODは、今後もさらなる進化を期待できるブランドです。
デザイナー
TOM WOODの中核を担うのは、ブランド設立者のモナ・ヤンセン(Mona Jensen)氏。
モナ氏は、デザイナーという枠を超え、クリエイティブディレクターとしてTOM WOODを運営しています。
モナ氏はTOM WOOD設立前、マーケティングエージェンシー“Jimmy Royal”を立ち上げ、ファッションブランドのマーケティングコンサルティングを15年以上経験しています。
そのためTOM WOODでは、マーケティングコンサルティングで培った知識と経験を活かした活動をメインとしているのです。
そんなモナ氏は、ノルウェーの西海岸の小さな島で生まれ育ちました。
壮大な自然に囲まれた環境は、後のTOM WOODを形づくる重要なインスピレーション源にもなります。
またプライベートでは、エネルギーと処理を必要としない天然素材のみを使用する家を建てたり、ノルウェーで最初に電気自動車を購入したりなど、TOM WOODの活動以外でも自然を守るモナ氏。
そのようなサスティナブルな行動は、TOM WOODの信頼性にも繋がっているのでしょう。
ちなみに、ブランド名を自身の名前ではなくTOM WOODという名にしたのは、モナ氏の内面にある男性性や理想をイメージしているときに思いついた、架空人物から由来しているとのこと。
TOM WOODの特徴
トレンドに流されないデザイン
TOM WOODのデザインは、トレンド性ではなく長く愛用できることを重視しています。
TOM WOODのジュエリーの各ピースは、デザインからプロトタイプ作成、開発、最終生産まで、「長持ちすること」を念頭に置いてつくられているそうです。
そのため、シンプルかつクラシックなデザインが多く、何にでも合わせやすいのが魅力です。
また、トレンドレスなデザインに欠かせないのが、TOM WOODのインスピレーション源であるノルウェーの自然。
ノルウェーの山や岩、海岸、浜辺の花など、様々な自然がデザインに落とし込まれています。
自然のほかに建築物や彫刻的な形、ギリシャ神話、タロットなど、色々な角度からヒントを得ることも。
公式インスタグラムには印象的な建築の投稿も。 引用instagram@tomwood_project
さらにTOM WOODでは、重厚感のある無骨さをアピールしたメンズライクな雰囲気や、極端に大きいサイズ感など、大胆なデザイン提案も印象的です。
普遍的でありながら主張のあるデザインも、TOM WOODというブランドを印象づける要素の一つであります。
オーセンティックな素材
TOM WOODでは、上質な地金の輝きを放つ、925スターリングシルバーと9Kゴールドをメインに使用しています。
925スターリングシルバーは、92,5%シルバー含有、残り7,5%銅含有の金属なため、硬く丈夫な性質を持つ素材です。
「本物」「価値のある」という意味を持ち、TOM WOODのようなハイクラスなジュエリーにふさわしいシルバーです。
一方で9Kゴールドは、純金が37,5%含有されている金属で、優しく淡いゴールドカラーが特徴。
輝きが強すぎる18Kや14Kに比べ、9Kは落ち着いた輝きを放つため、TOM WOODの洗練された雰囲気にマッチします。
そのうえ9Kは、強度の度合いも強いため、傷が付きにくく実用性にも優れているのです。
シルバー・ゴールドともに、TOM WOODの目指す「長持ちする」ジュエリーに適した素材といえます。
存在感を放つ天然石
TOM WOODのジュエリーに欠かせないパーツの一つであるのが、存在感を放つ天然石。
TOM WOODの天然石はノルウェーに由来する石が多く、珍しい色味や模様が特徴です。
TOMWOODでは様々な天然石を使用していますが、その中でも特に使用されている天然石は、以下の通りです。
- ブラックオニキス
- ホワイトアゲート
- モスアゲート
- レッドアゲート
- グリーンマラカイト
- ホワイトトパーズ
- ブラックスピネル
- ピンクオパール
天然石は丁寧に一つ一つ切り出しているため、唯一無二の石の表情を楽しめるのが魅力。
四角や丸、三角形、細かな天然石を敷き詰めたデザインなど、TOMWOODらしい形状も魅力の一つです。
世界に一つだけの天然石は、上質なシルバーとゴールドともマッチし、さらに存在感を高めます。
また、毎シーズン、新作の天然石がコレクションに加わるTOM WOOD。
デザインこそ変わらないですが、バリエーションを増やすことで、新鮮な印象をもたらしてくれます。
サスティナブルな活動
ノルウェーの自然 引用instagram@tomwood_project
TOM WOODというブランドを形成する根源には、サスティナブルな活動があります。
TOM WOODは、「環境への影響を最小限に抑えた高品質の製品を生み出すという使命とともに、地球への深いコミットメント」という考えを軸としています。
そんなTOM WOODは、環境負荷を軽減する「Low Impact Project(低影響プロジェクト)」に、2019年から取り組んでいます。
Low Impact Projectとは、高品質の製品、公正な労働条件、サプライ チェーンの透明性、環境フットプリントの削減などの持続可能性の実践を、日々、企業全体で行うことです。
そのためTOM WOODのほとんどのジュエリーは、リサイクルされたシルバーとゴールドを使用しています。
そして、すべてのジュエリーを2023年末までにリサイクルされたシルバーとゴールドのみを使用することを、TOM WOODは約束しています。
高品質な金属を使用しているTOM WOODだからこそ、リサイクルしても純度や価値を失うことなく新たなジュエリーに変化させることができるのでしょう。
またオフィスでは、100%再生可能エネルギーを使用したり、清掃会社はサスティナブルなアプローチを保証する会社と提携していたり、企業の内部まで、注意を払っているそうです。
TOM WOODのウェアコレクション
TOM WOODのウェアコレクションがスタートされたのは、2016年。
ウェアコレクションには、モナ氏の夫であるモーテン・イザクセン氏も携わっています。
モーテン氏は、「リーバイス(Levi’s)」でマネージングディレクターとして培った経験を活かし、デニムを中心としたアパレルを手がけています。
Low Impact Denim
TOM WOODは、2020秋冬に新デニムコレクション「Low Impact Denim(低影響デニム)」を発表。
Low Impact Denimは、消費者の手にわたるまで「繊維製品が正しくオーガニックである」ことを保証する、オーガニック・テキスタイルの世界基準であるGOTS認証(国際認証)を取得しています。
大量に水を使用する過程を、ドライオゾン処理や手作業でのヤスリ、天然酵素を使ったストーンウォッシュなどの技術で代替えし、水の消費量を極限まで減らすことに成功。
また、デニムの染色は化学薬品を一切使用しないことで、生地をナチュラルなカラーリングに仕上げています。
さらに水の消費量の削減、CO2排出量を抑えるため、ボタンとリベットは真鍮を使用し、すべてのトリムは太陽エネルギーを使用しているとのこと。
Low Impact Denimは、サスティナブルなデニム生産に取り組みながらも、デザインやクオリティには一切妥協しない、ハイクオリティなデニムを展開しています。
Ten by Tom Wood
Ten by Tom Wood(テン・バイ・トムウッド)は、毎シーズン、メンズ・ウィメンズ10型ずつで構成されるウェアコレクションで、2021年春夏にスタートしました。
このコレクションはTOM WOODクリエイティブディレクターであるモナ氏と、ハイダー アッカーマンとアン ドゥムルメステールで経験を積んだ、マティア・ヴァン・セヴェレン(Mattia Van Severen)氏が立ち上げました。
「よりゆっくりと時間をかけ、より良い製品を作りたい」という思いから、マティア氏が「Ten by Tom Wood」を考案。
アイテムは「サステナブル&ジェンダーレス」を軸にした構築的なテーラードをメインに、デニムやスエット、Tシャツなどがラインナップ。
生地には、デッドストックのイタリアンウールや、オーガニック認証を取得したコットンなどを使用しています。
「ファッション業界の過剰生産と過剰消費の課題に向き合う」という意味が込められたTen by Tom Woodは、今後のサスティナブルな取り組みにも期待できるコレクションです。
取り扱い店舗
S.O.S.fp新宿伊勢丹店の様子 引用sosfp.jp
TOM WOODは、ブランドを設立した2013年からわずか3年を経た時点で、世界の有名店舗を含む22カ国170以上のショップに展開しています。
世界的に有名なTOM WOODですが、実は直営店はなく、セレクトショップでの展開が大半を占めています。
日本では、2017年に、ロンハーマンやエストネーションを展開するサザビーリーグと総代理店契約を結びました。
そのほか、ユナイテッドアローズやビーセカンドなどを含む、北海道から沖縄までの全国98店舗のセレクトショップで展開。
その中でも、S.O.S.fp新宿伊勢丹店では、天然石のシグネットリングをほぼフルラインナップで取り揃えているとのことです。
中古市場での評価
ここまでTOM WOODの魅力をご紹介してきましたが、中古市場ではどのような評価を受けているのか?についてお話していきたいと思います。
結論からいえば、TOM WOODのアイテムは総じて中古市場で高い評価を受けているといえます。
飽きのこないシンプルなデザインや、上質な素材をしっかり使用している事などがブランドの価値を保っており、2人目、3人目のオーナーに渡っても高い金額で取引される理由となっています。
中でもリングはやはりとても人気で、使用している石や商品の状態にもよりますが、総じて高い金額で取引されています。
もしお手持ちのTOM WOODのアイテムを売却したい場合は、使用している石の名前などをしっかり記載したうえでフリマアプリなどに出品すると強気の値付けでも売れやすいといえます。
もちろんKLDでも強気のお値付けが可能なブランドです。
気になるアイテムがありましたらお気軽にご相談ください。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださりありがとうございます。
サスティナブルな姿勢を守りながら、デザイン性の高い唯一無二のジュエリーを生み出し続けるブランド、TOM WOOD。
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