PINK HOUSEってどんなブランド?|ピンクハウス
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
花やフリルやチェック柄に彩られた、唯一無二の「可愛い」を生み出すブランド、PINK HOUSE(ピンクハウス)。
ブランド50周年を迎え、昔からのファンの方や最近のブームで知ったという若い方など、様々な世代に愛されるブランドではないでしょうか。
今回は、
- PINK HOUSEとは?
- デザイナー
- ブランドの特徴
- PINK HOUSEの歴史
- 派生ブランド
- 定番、人気アイテム
- 中古市場での評価
という形で、お話していきたいと思います。
どんなブランドか詳しくは知らないという方や、最近知ったという方もぜひご覧ください。
中古相場についてのお話もしていきますので、売却をお考えの方もご参考にしていただければと思います。
目次
PINK HOUSEとは?
PINK HOUSE(ピンクハウス)とは、1973年に設立された日本のファッションブランドです。
「女の子の好きなものがいっぱい集まっている家」という由来から、ピンクハウスというブランド名に。
ピンクハウスが世に認知され始めたのは1980年代。
当時、コムデギャルソンとヨウジヤマモトの全身黒一色のスタイルが流行していた中、ピンクハウスは新しいファッションテイストとして注目され、一世を風靡しました。
ピンクハウスといえば、赤やピンク、白を基調としたカラーに、フリルやリボン、レースなどのディテールを施した、ガーリーで女の子の夢がつまったようなデザインが特徴的。
そして何より「ピンクハウス」という独自の世界観を確立しているため、現在も熱狂的なファンを魅了し続けています。
また、ピンクハウスは「東京カワイイ」の先駆けでもあり、日本のファッションカルチャーを牽引してきました。
このように、日本のみならず世界中から長年愛されているピンクハウスは、今後も更なる進化を見せてくれるでしょう。
デザイナー
装苑掲載時の表紙 引用storyweb.jp
デザイナーは、1939年7月15日生まれ、山口県出身の金子功(かねこいさお)さん。
高校生の頃に「サロン・ド・シャポー」という、帽子屋の袋に描かれた長澤節さんのイラストを見たことをきっかけに、金子さんはファッションデザイナーを志します。
高校卒業後、ファッションを学ぶため1957年に文化服装学院に入学。
金子さんが入学した年度には「花の9期生」と呼ばれる、KENZO創設者の高田賢三やNICOLE創設者の松田弘光、コシノジュンコなど、名だたるデザイナーたちが同期として在籍していました。
金子さんは、そんなファッション界の天才たちと文化服装学院に通いながら、長澤節さんが創設した「セツモードセミナー」にも通っていたそうです。
文化服装学院とセツモードセミナーを卒業後、広告制作会社アドセンターに入社。
そこで、奥様である立川ユリさんに出会います。
10年ほど勤めた中の最後の2年間は、雑誌ananの創刊準備の手伝いや、ananモデルだった立川ユリさんの衣装を製作していたそうです。
アドセンター退職後、松田弘光さんのNICOLEに入社し、在籍中の1971年にピンクハウスが誕生。
そして、1973年に株式会社ピンクハウスを設立し、本格的に活動をスタートしました。
ブランドについて
ブランドコンセプト
ピンクハウスのコンセプトは、「人を愛し、生活を愛し、人生を愛するすべての女性たちに贈る”もっとも自分らしくあるための服”」。
金子さんは過去のインタビューで「金子功の服をどんな女(ひと)に着てほしいか」の問いに、「かっこいい人よ」「自分の意志や自分の世界をしっかり持っている人がかっこいい」と答えています。
この「かっこいい人」は金子さんの女性観であり、創作の理念でもあるそうです。
そんな金子さんの女性観や創作理念は、ブランドコンセプトに紐づいているといえます。
「自分の意志や世界を持っているかっこいい人」に「もっとも自分らしくあるための服」を贈るため、ピンクハウスは独自の世界観を確立し続けているのでしょう。
またブランドとしては、「人を愛し、生活を愛し、人生を愛するすべての女性に、ピンクハウスは自分らしい時間を約束します」というメッセージを添えています。
型や枠にはまらないピンクハウスだからこそ、自分らしく生きる女性を応援し、寄り添ってくれるのでしょう。
デザインの特徴
ピンクハウスの特徴はなんといっても、少女のようなガーリー要素満載のデザインです。
フリルやリボン、レースなどをたっぷりと贅沢に使用したり、花やテディベアなど可愛らしいモチーフを使用するデザインは、ピンクハウスの代表格。
また、緻密に施されたピコフリルや繊細なピンタックなど、職人級のディテールは、ピンクハウスを語るうえでもっとも重要な要素の一つです。
ジャム瓶柄や麦わら帽子柄などのユニークな柄も、ピンクハウスの手にかかれば、可愛らしい洒落たテキスタイルに。
さらに、色味はアンティーク調に仕上げ、時代問わず身に纏いやすい雰囲気を意識しているとのこと。
重ね着によるボリューム感やボディラインを隠すシルエットなど、一目でピンクハウスと分かる雰囲気も特徴の一つです。
「背のびをしないで、ほんとうに好きなもの、いちばん好きなものだけを作りたいですね」と、過去のインタビューで語る金子さん。
そんな金子さんのこだわりが詰まったピンクハウスのデザインは、ガーリーやロマンティックという言葉では収まらない、芸術品のような印象を与えます。
ブランドの歴史
80年代 PINK HOUSEブーム期
88年のピンクハウスより 引用Twitter@mamoru04021219
ピンクハウスのブームが巻き起こったのは、日本が好景気だった80年代。
当時「黒の衝撃」と呼ばれるムーブメントを作りだしたコムデギャルソンとヨウジヤマモトが流行していた中、ピンクハウスが登場します。
ピンクハウスの存在は、またもやファッション界に衝撃を与え、1984年頃にはDCブランドの中心的アイコンとなっていました。
ピンクハウスは数々の雑誌に取り上げられるようになり、徐々に知名度が上昇。
雑誌には服のみならず、デザイナー金子さん本人もたびたび登場し、ブランドやデザインの想いを発信してファンの心を掴んでいました。
そのため、ピンクハウスのブームと同時に金子さん自身も絶大な人気を獲得。
さらに80年代は、松田聖子や小泉今日子などのアイドルブームであったり、雑誌オリーブが創刊されたりなど、「少女性のかわいさ」が流行していた時代でもあります。
その時代背景も相まって、ピンクハウスの可愛らしい服にときめく女の子が多かったのでしょう。
90年代 デザイナー独立
90年代に入ると「ペチコート×ワンピース」「スカート×ワンピース」など、ピンクハウスらしいボリューミーな重ね着スタイルで、さらに人気は加速。
そんな好調の中、金子さんは株式会社カネコイサオに専念するため、1994年に株式会社ピンクハウスを退社・独立。
独立した1994年に、金子さんの新ブランド「ワンダフルワールド」を立ち上げ、同年の秋冬コレクションで発表。
そして、1998年には「メンズカネコイサオ」を立ち上げ、SSコレクションで発表しました。
金子さんが退社した後のピンクハウスはといえば、1995年、ピンクハウスワールド渋谷店とピンクハウスワールド代官山店が統合し、渋谷の一等地にピンクハウスの全てが詰まったワールドショップをオープン。
当時の「ピンクハウスワールド」 引用金子功のピンクハウス百科事典
このように90年代は、勢いの止まらないピンクハウスと金子さんのエネルギッシュなデザイナー活動が際立つ年代でした。
2000年代 コラボレーション商品を多数展開
2000年代のピンクハウスは、コラボレーション商品を多数展開し、幅広いファンを楽しませてくれました。
主なコラボレーション
- 2010年 ハローキティ
- 2013年 テディベアメーカーのメリーソート社
- 2015年 ももいろクローバーZ
- 2018年 マイメロディ、フランス人歌手ペティ・メラー
- 2020年 スーパードルフィー
2000年代の間だけでもコンスタントにコラボレーションを実現させています。
ドールメーカーであるボークスとのコラボ 2019年コレクションより 引用dollfie.volks.co.jp
しかし2000年代は、セレクトショップが多数オープンしたり、ファッションのグローバル化が進みモード系が流行ったりしたため、ピンクハウスの勢いは少し落ち着きを見せました。
また、2002年は時代の流れと共にピンクハウスワールドが閉店、2007年にはファンから惜しまれつつも金子さんがデザイナーを引退。
80〜90年代の勢いから安定期に入った2000年代ですが、ブランドの世界観を守り抜き進化を止めない姿勢が印象的です。
2016年~ PINK HOUSE再び人気向上
安定期に入った2000年代のピンクハウスから一転、2016からは再びピンクハウスが注目され始め人気が向上していきます。
注目のきっかけは、2016年9月にセレクトショップWALLにて、ピンクハウスが約20年ぶりにラフォーレ原宿に復活したことです。
また、同じく2016年9月に”純喫茶”をテーマにした、ピンクハウスのコンセプトショップを期間限定でオープンしたことでも話題に。
2018年には、朝ドラ「半分、青い。」にて女優の井川遥さんが衣装でピンクハウスを着用し、徐々に注目度を高めていきます。
さらに2019年には、ロリィタモデルの青木美沙子さんと、ピンクハウスチェルシーのディレクターえりんこさんとのコラボレーションにより、ロリィタ層からの人気が向上。
青木美沙子さんとえりんこさんのコラボは、2019年〜2021年までの間に計4回も行い、中国にもコラボ情報を発信しているため、ピンクハウスは中国でも人気を博しています。
ピンクハウスのフリルやリボン、ボリューミーな重ね着などがロリータファッションを楽しむ女の子たちの心を魅了しているのでしょう。
一方、これまで仕事や子育てが忙しくピンクハウスの服を着られなかった女性が生活に落ち着きを取り戻し、やっと念願のピンクハウスを着始める世代が多く存在する年代でもあります。
2016年〜は、ジャンルや年代を問わず、またピンクハウスが支持され始めた年代といえます。
2022年 PINK HOUSE 50周年
2022年は、ピンクハウス誕生から50周年を迎えた記念すべき年です。
50周年を記念して、「Timeless Pink House ピンクハウス50周年記念展」を2022年9月30日〜10月9日に代官山ヒルサイドフォーラムにて開催。
記念展では、ピンクハウスの「過去・現在・未来」を表現した展示や、多種多様のクリエイターたちとコラボレーションした貴重な1点物の作品展示、50周年のオリジナルベアのぬいぐるみやスペシャルアイテムの販売などが行われました。
記念展には、80〜90年代からのファンや20代の若い女の子、ロリータ女子に親子や男性ファンまで、様々なピンクハウスファンが訪れました。
「人を愛し、生活を愛し、人生を愛するすべての女性に、ピンクハウスは自分らしい時間を約束します」という信念を持ち続けてきたピンクハウスだからこそ、50年という長い歴史を積み上げてこれたのでしょう。
派生ブランド
INGEBORG
INGEBORG(インゲボルグ)は、ピンクハウスの大人向けブランドとして1982年にスタートしました。
「INGEBORG」というブランド名は、ドイツ語で「ユリの花」を意味し、金子さんの奥様であるユリさんの名前から由来しているそうです。
ブランドコンセプトは「凛々しさの中の愛らしさ、気高さにひそむ艶やかさ」。
インゲボルグとしては「相反する魅力を同時に感じさせる大人の女性」というテーマを掲げています。
毎シーズン、ピンクハウスで数点発表していた大人っぽいアイテムが、ピンクハウスの「かわいい」イメージに埋もれないよう、金子さんはインゲボルグというブランドを誕生させました。
ダークな色合いやナチュラルカラー、渋めの花柄、エレガントなムードなど、ピンクハウスでは見られない女性らしいデザインがINGEBORGの特徴です。
インゲボルグはピンクハウスと共に大流行し、現在も根強いファンが存在しています。
Karl Helmut
Karl Helmut(カールヘルム)は、ピンクハウスのメンズラインとして1985年にスタートしたブランドです。
ブランドコンセプトは「自分なりの選択眼を持ち、『若気のいたり』という冒険心と無鉄砲さを忘れない、永遠の少年達のための服」。
テディベアのプリントやワッペン、赤やピンクの色味に花柄など、ピンクハウスの可愛らしい要素を落とし込みながらも、遊び心ある配色にしたり、大胆なテキスタイルを用いたりと、メンズらしいパワフルなデザインが特徴です。
カールヘルムは、現在でも80年代からのファンが愛用しているほか、古着ショップでも人気のブランドとして取り扱われています。
KANEKO ISAO
KANEKO ISAO(カネコ イサオ)は、金子さんが自身の名前を冠して立ち上げたブランドです。
1990年に株式会社カネコイサオを設立し、スタートしました。
「本当に自分らしい服を作りたい」という、金子さんの想いから生まれたブランドです。
カネコイサオのデザインは、ピンクハウスと共通する部分が多いですが、色味で一線を引いているとのこと。
ピンクハウスの可愛い色味ではなく、セピアからエクリュまでに及ぶ茶系の懐かしく優しい色味がカネコイサオのテーマカラー。
カネコイサオの世界観を表現するため、一般的な染色は多くて2回程度のところ4回も染色を重ね、理想の色に近づけているそうです。
またカネコイサオは、鈴蘭柄や麦わら帽子柄、バラ柄など少し大人な柄をアンティークな雰囲気に馴染ませるのが得意です。
さらに、極めて繊細なフリルやレース、ピンタックなど緻密なディテールにもこだわりを見せ、ピンクハウスよりもアンティークかつ上品な雰囲気を作り出します。
カネコイサオは、金子さんの引退と同時に終了してしまいましたが、現在も人気ブランドとして位置づけられています。
BABY PINK HOUSE
BABY PINK HOUSE(ベビーピンクハウス)は、 ピンクハウスのベビー・キッズブランドです。
1990年代にライセンス事業として販売開始されていました。
ピンクハウスの可愛らしい柄や繊細なディテールを、ベビーピンクハウスにダイレクトに落とし込んだ、少女感の強いガーリーなデザインが特徴的。
親子でピンクハウスのお揃いコーデをしたり、ベビーピンクハウスの小物を大人の女性が身に付けたりなど、年齢問わず人気を博していました。
しかし、現在はライセンス契約が切れてしまい、ブランドを終了したそうです。
Wonderful World
Wonderful World(ワンダフルワールド)は、カネコイサオの姉妹ブランドとして1994年にスタートしました。
「本当に自分らしい服を作りたい」という「カネコイサオ」同様の信念から誕生し、カネコイサオの妹的なブランドとして認知されています。
そのため、カネコイサオのアンティークな雰囲気を共有しているワンダフルワールド。
しかし、カネコイサオは上品なアンティーク、ワンダフルワールドは可愛いアンティークという異なるイメージで差別化されています。
ワンダフルワールドは、テディベア柄やフルーツ柄、ティーカップ柄などの可愛らしい柄テキスタイルに、フリルやリボン、コサージュなどをふんだんに使うデザインが特徴的。
薄荷(はっか)や赤茶、赤ふきなど、着物からヒントを得た色を用いているのもワンダフルワールドの魅力の一つです。
カネコイサオのアンティークな雰囲気と、ピンクハウスのかわいらしさを融合させたようなデザインがワンダフルワールドの世界観です。
PINKHOUSE CHELSEA
PINKHOUSE CHELSEA(ピンクハウス チェルシー)は、2015年に誕生したピンクハウスの世界観を現代風にアレンジしたブランドです。
ピンクハウスの少女性の可愛さやボリューミーなシルエットをダイレクトに落とし込むのではなく、カジュアル要素の強いガーリーなデザインに仕上げているのがピンクハウスチェルシーの特徴。
中高生や20代の若い女の子から支持を得ているブランドです。
現在はネット通販で販売されており、現代の女の子に向けてピンクハウスチェルシーを発信しています。
P.h. Blue
p.h.Blue(ペーハーブルー)は、ピンクハウスのカジュアルラインとして2017年に誕生したブランドです。
コンセプトは「So Simple,So Natural」。
ペーハーブルーはコンセプトの通り、シンプルでナチュラルなデザインが特徴的。
ダブルガーゼやインドコットンなどの天然素材、シワ加工やヴィンテージテイスト、エスニック調の刺繍など、ピンクハウスにはないカジュアルな要素が含まれています。
ピンクハウスより手頃な価格で落ち着いたデザインのため、一部のピンクハウスファンから支持されていました。
しかし、2017年〜2018年の一時期間の販売を経て、現在はブランド活動を終了しているそうです。
定番・人気アイテム
ティアードワンピース
ピンクハウスの定番・人気アイテム1つめは、ティアードワンピースです。
ピンクハウスのティアードワンピースは、ブランドの長い歴史の中でも先頭を走り続けている人気アイテムです。
たっぷりとふんだんに生地を使用し、重みのあるシルエットを作り出したり、ピコフリルや刺繍、ピンタックなどを裾に一周ぐるりと施したり、抜かりのないこだわりをティアードワンピースに反映させているのが印象的。
また、地面と近い超ロング丈もピンクハウスのティアードワンピースの特徴です。
「ピンクハウスにミニスカートがないのは、日本人の女の子の足は見せない所に魅力が出ることを知っているから」という金子さん独自の考えがあるため、ボリューミーで魅力的な丈感を生み出せるのでしょう。
ティアードワンピースは、ピンクハウスの世界観を作る大きな要素であります。
レトロなブルゾン
ピンクハウスの定番・人気アイテム2つ目は、レトロなブルゾンです。
ピンクハウスのブルゾンは、ワッペンやロゴ刺繍、テディベアのプリントなど、どこか懐かしさを感じるようなデザインが特徴的。
また、デニム素材やスラブ感、タータンチェックなど、カジュアルなテキスタイルを用いていることが多く、気取らずに着ることを前提に作られています。
ピンクハウス設立時期から、定番として位置づけられているアイテムです。
また、柔らかいワンピースにカチッとしたスタジアムブルゾンを合わせるコーディネートは、ピンクハウスの代表的な着こなしとして有名です。
現在のピンクハウスのブルゾンは、特に古着好きの若い世代からの人気が高まっており、まだまだ勢いのあるアイテムとして展開していくでしょう。
ローンドロワーズ
ピンクハウスの定番・人気アイテム3つ目は、ローンドロワーズです。
ローンドロワーズは、ピンクハウスのワンピースやスカートと合わせるインナーウェアや、重ね着として欠かせない定番アイテム。
ローンドロワーズを重ね着アイテムとして使い、あえてワンピースやスカートの裾からチラ見せするのがピンクハウス流の着こなしであり、人気コーデでもあります。
また、ローンドロワーズは下着というジャンルですが、服と同様にピコフリルや刺繍など、ピンクハウスらしいディテールのこだわりがしっかりと反映されています。
ピンクハウスのローンドロワーズは、ピンクハウスの服をより綺麗にボリューミーに見せてくれるだけではなく、ロマンティックな気分にさせてくれるのが魅力的です。
コサージュ
ピンクハウスの定番・人気アイテム4つ目は、コサージュです。
ピンクハウスのコサージュは、コーディネートの仕上げに欠かせない定番かつ人気のアイテムです。
お花やリボン、ピンクハウスのイニシャルロゴにクマやネコのぬいぐるみなど、存在感を放つデザインが特徴的。
服にはもちろん、帽子やバッグなどにも付けることができるコサージュは、コーディネートのどこかに必ずつけることがピンクハウスのお約束。
また、コサージュを重ね付けしてボリュームを出す付け方や、小さなコサージュをたくさん使用して服を華やかに仕上げる付け方などは、一部のコサージュファンを魅了しています。
ピンクハウスのコサージュをコレクションしているファンも存在するほど、人気のアイテムです。
中古市場での評価
ここまでピンクハウスのブランドとしての魅力や歴史をお話してきましたが、中古市場での評価はどのようなものなのか?についてもお話していきます。
長い歴史を持つピンクハウスですが、近年のブランド再流行もあり、80年代当時のヴィンテージ品などが中古市場で高く評価され、10万円越えの金額でしばしば取引されています。
アイテムとしてはやはりワンピースが人気で、ボリュームのあるティアードスカートのワンピースなどは高い金額で取引されやすいといえます。
貴重なヴィンテージ品はもちろんですが、新しい年代のアイテムも通常のアパレルブランドと同じく高い金額で取引されています。
この辺りはブランドが再評価されている影響も感じるところで、中古相場としては全体的に盛り上がっている印象があります。
また、アパレルだけではなく、ボークス社とのコラボ商品であるドール用の洋服なども高額で取引されており、実際にピンクハウスを自分で着るというユーザーや、これまで愛好してきたコレクターだけではなく、様々な角度からピンクハウスというブランドが愛されているのがわかります。
ここまで読んでくださった方へ
ここまでピンクハウスにフォーカスし、お話してきました。
日本の80年代を作ってきた重要なブランドでありながら、近年再評価されているピンクハウス。
KLDでもヴィンテージ、新しいものを問わず、ピンクハウスのお買取を強化しています。
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