ジュンヤワタナベ、改めてどんなブランド?|JUNYA WATANABE
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
既存のベーシック、トラッドなアイテムを、独自の解釈により生まれ変わらせるJUNYA WATANABE。
実験的で大胆な表現により、世代を問わず多くの人々を魅了し続けています。
今回は、
- JUNYA WATANABEとは?
- デザイナーについて
- ブランドの特徴
- 他ブランドとのコラボレーションについて
- 中古市場での評価
という形で、「JUNYA WATANABEってどんなブランド?」というお話をしていきたいと思います。
JUNYA WATANABEを聞いたことがあるけどよく知らない方はもちろん、中古相場についても解説していきますので、売却をお考えの方にもぜひお読みいただきたい記事になっています。
ぜひご覧ください。
目次
JUNYA WATANABEとは?
JUNYA WATANABEは、1992年に渡辺淳弥氏が設立したウィメンズブランドです。
COMME des GARCONSのラインの1つで、元は「JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS」という名前でした。
他にもメンズラインの「JUNYA WATANABE MAN」と、セカンドラインの「eYe JUNYA WATANABE MAN」を展開。
JUNYA WATANABEでは、ゼロから新たなアイテムを生み出すだけではありません。
既存のベーシック、トラッドなスタイルを独自の解釈により、新たなベーシックスタイルへと生まれ変わらせています。
日本ならではの高い加工技術や、独特な素材を活かし、魅力あるスタイルを提案。
デニムコレクションは特に評価が高く、精巧なカッティング技術を生かしたデザインは「デニムの新たな可能性を見出した」と、ファッション業界から注目の的となりました。
ツイードやチェックといった柄が使用されることが多く、シックかつ独自性の高いスタイルを生み出しています。
また、伝統的で人気の高いブランドたちとのコラボをおこなっている点も、大きな特徴です。
デザイナーについて
引用 tjapan.jp
デザイナーは、渡辺淳弥さん。
1984年、文化服装学院デザイン科を卒業した後、コムデギャルソンに入社。
1987年、tricot COMME des GARCONSのデザイナーとして就任。
1992年、初のソロコレクション「JUNYA WATANABE COMME DES GARÇONS」を発表します。
コムデギャルソンの社員としてコレクションを手掛けるのは、かなり異例なことでした。
しかし、渡辺さんの革新的なデザインは大きな反響を呼び、世の中に認知されることなります。
1年後の1993年には、パリのプレタポルテコレクションにデビュー。
2001年、初のメンズコレクションをパリで開きます。
2022年春夏コレクションから、ブランド名をJUNYA WATANABEに変更。
流行に左右されず、こだわりを貫く渡辺淳弥さんのファッションデザインは、国境を超えて多くの人々を魅了し続けています。
今後も、新しい可能性を生み出すコレクションに注目が集まっています。
JUNYA WATANABEの特徴
生地について
JUNYA WATANABEの生地は、実験的であり革新的です。
例えば、スチールワイヤーを素材として使用する、複雑な立体裁断を採用する、といった他のブランドにはない独自性が特徴です。
2016年秋冬コレクションでは、三角や丸、四角など、服としては極めて大胆なシルエットを実現するため、資材にも使用されるポリウレタンスポンジにナイロンをカバーした生地を使用しています。
2016年秋冬コレクションより 引用 fashion-press.net
既存のベーシック、トラディショナルなアイテムを新素材で作ってみたり、デニムにヴィンテージ加工を施すといったことも得意としています。
ベーシックなモッズコートにガーリーなシフォンをレイヤードした新しい発想のコート 2019秋冬コレクションより 引用 fashion-press.net
異素材を組み合わせた衣服も体にフィットするように作成できるのは、仕様書を作る段階から緻密な計算をおこなっているからでしょう。
2015年秋冬コレクションでは、凹凸が飛び出すような生地や、波のようにテープ状の生地を縫い合わせ、立体的で構築的なシルエットを作り出しています。
2015年秋冬コレクションより 引用 fashion-press.net
他のブランドには真似できない突出したデザインを実現するのは、まさに実験的で前例がない生地があってこそでしょう。
デザインの特徴
2019年春夏コレクションより 引用 fashion-press.net
大きな特徴として、デニムやツイード、チェック柄などを多用しており、ブランドのトレードマークとなっています。
JUNYA WATANABEのデザインの魅力として、既成概念を超えた「再構築」をおこなっている点が挙げられます。
既存の洋服を一度解体してからパターンを再構築したり、ねじり、ひねりを多用することも。
MA-1を大胆に再構築したドレス 2022秋冬コレクションより 引用 fashion-press.net
高いパターン技術と巧みな素材使いにより、女性のボディラインを美しく表現することが可能となっています。
JUNYA WATANABEではベーシックアイテムをベースとし、唯一無二のデザインとして作り替えることも得意としています。
例えば一見ただのジャケット、トレンチコートに見えるアイテムでも、注目するとパーツごとに素材が切り替わっていたり、ディテールが工夫されていることに気付かされます。
トレンチコートを再構築したコート 2020年春夏コレクションより 引用 fashion-press.net
2019年春夏コレクションでは、ウェディングドレスに使用される素材とデニムをミックスしたアイテムが発表され、相反するようなデザインを優れた感覚で調和させています。
2019年春夏コレクションより 引用 fashion-press.net
日常着として着用できるデザイン性に優れたアイテムが並ぶ一方、大胆で尖ったモードテイストなデザインも多く見受けられます。
JUNYA WATANABE MAN(メンズライン)について
JUNYA WATANABE MANは、JUNYA WATANABEのメンズラインであり、ウィメンズのJUNYA WATANABEとはデザインアプローチが異なっています。
ウィメンズでは実験的で大胆なパターンが提案されていますが、JUNYA WATANABE MANではそういった挑戦的な要素がほぼ見られません。
ブランドの誕生以来、シルエットが一貫していることも大きな特徴です。
ワークウェアのように、男性の身体にフィットし動きやすくリラックスできるシルエットとなっています。
JUNYA WATANABEでは異なるスタイルをミックスして表現することも得意としています。
例えばトラッドスタイルにクラシックやアウトドア要素をミックスしながら、カントリーテイストも加える。
通常ならデザインが破綻して滅茶苦茶になってしまう可能性もありますが、絶妙なバランス感覚とシルエットで見事に表現しています。
また、クールさ、エレガントな服が溢れるモードの世界において、JUNYA WATANABE MANはどこか野暮ったい印象があります。
この野暮ったさがかえって、他には真似できない魅力を醸し出しているのです。
人気、定番アイテム
ここでは、JUNYA WATANABEの人気、定番アイテムについて、ウィメンズ、メンズともに一部を紹介します。
デニムスカート
JUNYA WATANABEの得意とするデニム、異素材、アシンメトリー、ドレープといった様々な要素が詰まったアイテム。
JUNYA WATANABEらしさがありつつも着やすいアイテムのため、最初の一着にもおすすめできる一品です。
パッチワーク プリント シャツ
引用 farfetch.com
JUNYA WATANABEのブランドアイコンともいえるパッチワークのプリントシャツ。
とくに男性の方や、JUNYA WATANABE MANのアイテムを初めて着る方にもおすすめできるアイテムです。
パネル シャツジャケット
引用 farfetch.com
JUNYA WATANABEの特徴として、前後でデザインがかなり異なるアイテムがあり、こちらのジャケットは良い例です。
見る角度によって表情が大きく変化する個性的な一品。
他ブランドとのコラボレーションについて
JUNYA WATANABE MAN×Levi’s
引用 farfetch.com
通常ブランドコラボは、一方のブランドの商品にもう一方のブランドのテイストを加えるパターンが多いです。
対してJUNYA WATANABEとLevi’sのコラボは、共同でアイテムを制作するところから始まっています。
JUNYA WATANABEがデニムを得意としているだけあり、かなり自然で親和性が高いコラボとなっていますね。
eYe JUNYA WATANABE MAN×NEW BALANCE
引用 mistore.jp
ニューバランスのオリジナルデザインを保ちつつも、JUNYA WATANABEらしいトラッドさが調和した一足。
コラボ相手のブランドの良さを活かしながら、JUNYA WATANABEならではのエッセンスを加え新たなスタイルを確率するのは流石の一言ですね。
JUNYA WATANABE MAN×ジャミロクワイ
最新コラボレーションとして、JUNYA WATANABE MAN×ジャミロクワイのコラボが注目されています。
世界中の先住民族文化が着想源であるジェイ・ケイ(ジャミロクワイ)のファッションと、JUNYA WATANABE MANらしいワーク、ミリタリーの要素がミックスした新スタイルのコレクション。
ブランド同士のコラボだけでなく、世界的な有名人ともコラボできるのはJUNYA WATANABEの魅力でしょう。
中古市場での評価
JUNYA WATANABEのアイテムは、デザインが特徴的であり独自性に優れており、世界中からかなり高い評価を得ています。
シーズンを問わないアイテムも多く、トレンドに左右されにくいことから、中古市場であっても全体的に評価されやすい傾向です。
特に他ブランドとのコラボレーションアイテムは話題性に富んでいることもあり、多方面からの人気も高く評価されやすくなっています。
人気アイテムについては、過去のコレクションモデルであっても探している方がいらっしゃるため、定価と大差がない価格で売れることも少なくないといえます。
また、ブランドを代表するデニム、パッチワークといったアイテムは、ブランドの歴史の中で度々発表されている定番的な立ち位置でもある事から、根強い人気があり、高く評価される事が多いといえます。
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コムデギャルソンという枠組みの中で誕生し、今や独自のブランドとして確立した個性で世界中のファッション好きを魅了しているブランド、JUNYA WATANABE。
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JUNYA WATANABEのこれまでのお買取り履歴はこちら
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