JUN MIKAMIってどんなブランド?|ジュンミカミ
引用arknets.co.jp
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
温かみのあるハンドニットや、ミリタリーの要素などを端正にウィメンズの枠組みの中で表現するブランド、JUN MIKAMI。
WILD THINGSとのコラボレーションなどが話題となり、気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、
- JUN MIKAMIってどんなブランド?
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 定番、人気アイテム
- 中古市場での評価
という形でお話していきます。
JUN MIKAMIの服が気になる!という方はもちろん、中古相場についてもお話していきますので、すでにJUN MIKAMIのアイテムをお持ちで、フリマアプリでの売却や専門店での買取サービスのご利用をお考えの方もぜひご覧ください。
目次
JUN MIKAMI(ジュンミカミ)とは?
2012年にデザイナー三上 純(ミカミ ジュン)氏が立ち上げたウィメンズブランド。
ブランドコンセプトは設けられていませんが、ベーシックでありつつもその一言では片付けられない、女性らしい凛とした佇まいを内包したコレクションを展開しています。
フリーランス時代に他社ブランドでニット製品のデザインを手がけていた経歴をもち、そのノウハウを活かし制作したハンドニットが同ブランドの象徴的アイテムとなっています。
2022AWコレクションでは「年齢によって着方を模索するのがファッションの醍醐味である」「ものづくりの楽しさや喜びを再認識した」と語っており、毎シーズン三上氏のデザインに対する想いが込められた作品が登場しています。
JUN MIKAMIのブランドを一躍有名にしたきっかけが、アウトドアブランド「WILD THINGS」とのコラボレーションです。
2020AWシーズンから度々コラボ商品を打ち出しており、JUN MIKAMIのヴィンテージライクなデザイン性に、アウトドアブランドが得意とする機能性を加えたアイテムが人気を博しました。
JUN MIKAMIではあまり展開されていないバックパックやダウンウェアなど、新鮮味がありながら利便性に特化したこだわりの商品が現在も話題となっています。
最近は少しずつオリジナルの生地の作成に力を入れており、三上氏にとってもブランドにとっても大きな前進になっているといいます。
生地作成はこだわろうと思えば限りなくのめり込んでしまう領域であるため貪欲に追及したいと語り、今後の制作にも挑戦的な姿勢を見せています。
デザイナー
デザイナーデザイナーはブランド名に冠している通り、三上 純(ミカミ ジュン)氏。
1978年、千葉県出身。
文化服飾学園に在籍していた経歴がありますが、テキスタイルを学びたいと半年ほどで中退。
幼少期から絵を描くことが好きで、テキスタイルなら洋服と絵の間を取れるという考えから大塚テキスタイル専門学校で3年間勉強に励みます。
卒業後はアパレルメーカーに就職し、デザイナーを経験。
その後フリーランスとして「Bilitis dix-sept ans」「THEATRE PRODUCTS」など人気ブランドのニット制作を手がけ、糸の染色からデザインまでニットの幅広い知識を身につけます。
ハンドニットのセミオーダー受注をきっかけに、2012SSシーズンより「JUN MIKAMI」が始動します。
三上氏を取り上げたインタビューでは、ライフスタイルやスタイリング、小物使いのセンスなどが度々注目されています。
インスピレーションを受けていると公言しているのが、1990年代に活躍したイギリスのモデル「ステラ・テナント」。
彼女の軍パンの腰ばきにスニーカーを合わせるというファッションスタイルに、とても心惹かれたといいます。
以来、毎日軍パンをはいて過ごしているといっても過言ではないそう。
ミリタリーウェアは楽で丈夫な上に、カーキやオリーブといった色は合わせる服を選ばないという利便性も相まって、こうした古着のエッセンスからデザインの着想を得ることもしばしばあるようです。
確かにJUN MIKAMIの洋服にはヴィンテージライクなデザインの物もあり、三上氏の好みが反映された要素が着る人の心を掴んでいるのでしょう。
今後挑戦したいこととしては、下着のデザインをあげています。
JUN MIKAMIでも何度か試みてはいるものの、縫製の専門性が高く本格的なものを作るまでに至っていないようです。
機会をみてまた再チャレンジしたいと話し、今後の三上氏の挑戦に期待が膨らみます。
JUN MIKAMIの特徴
ミリタリーのエッセンス
JUN MIKAMIの洋服にはUS古着のようなジャケットやジャンプスーツなど、ミリタリーの要素が詰まったアイテムが度々展開されています。
ミリタリーウェアはデザインを考える上で重要な参考資料になっているそうです。
古着を選ぶ際に気になる「年代」や「どこの国のものか」という点はあまり気にしておらず、どちらかというと機能面に惹かれることが多いといいます。
例えばワークパンツのサイドポケット近くについている紐は道具を引っ掛ける役割があったりと、ディテールのひとつひとつにきちんと意味があるところが、ミリタリーウェアのかっこよさかもしれません。
さまざまな角度でみても魅力あふれるUS古着ですが、JUN MIKAMIのデザインに落とし込む際は、ストレートにそのままを取り入れることはしないと話します。
今はもっとハイスペックな素材があるので、古着を着て「もっとこうだったらいいのにな」を研究し、現代的な機能面に置き換えてデザインする工夫をしているようです。
確かにJUN MIKAMIのアイテムはシルエットの調節で何パターンもの着こなしができたり、単調な素材でもトレンド的なデザインが組み込まれていたりと、飽きのこないラインナップが人気の秘訣です。
アイコン的存在のハンドニット
ブランドを語る上で欠かせないアイテムが、やはりハンドニットではないでしょうか。
元々ハンドニット制作からスタートしたブランドということもあり、ニットアイテムは主にハンドメイドが中心です。
編み方は三上氏自ら生み出したオリジナルの方法で制作され、手染めの糸を使用するなどとことんハンドメイドにこだわっています。
「ハンドメイド=暖かみのある」というコンセプトのもと、デザイナー1人で制作しているため少ロットで数に限りがあり、JUN MIKAMIのニットウェアは希少性が高いとされています。
2019年、三上氏はそんなこだわり抜いたJUN MIKAMIのニット制作の全貌を記した書籍、「JUN MIKAMIを編む」という手編み解説本を出版しています。
「JUN MIKAMIを編む」 引用amazon.co.jp
JUN MIKAMIの過去のアーカイブからのセレクトと、本を出版するにあたって開発された新作、ヴィンテージセーターのリメイクなど、三上氏の創作活動を余すことなく掲載した内容となっています。
JUN MIKAMIのブランドが魅せるこだわりをもっと深掘りしたい方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょか。
JUN MIKAMIの定番・人気アイテム
22SS ハンドニット
上述したように、ブランドを代表するアイテムといえるのがハンドニット。
22SSシーズンには、ハニカム模様の編み地が特徴的で、コンパクトですが背中が大きく開いた女性らしいシルエットのニットを展開しました。
アメリカ産の「綿のカシミヤ」と呼ばれるほど高級品種の綿であるスーピマコットンを使用しており、滑らかな表面感を実現しています。
襟、裾にほどこされたリブが細やかなディテールとなっており、ブランドらしさが詰まったニットウェアといえます。
ブランドを始めた当初は資金的な問題から、ハンドニットしか作れなかったといいます。
ハンドニットはJUN MIKAMIのアイコン的存在とされていますが、制作に膨大な時間がかかってしまうため、現在は毎シーズン登場するアイテムではないようです。
その時々に作りたいと思ったものを作るように心がけているという点も、三上氏がみせるこだわりでしょう。
VARIABLE PANTS(ヴァリアブルパンツ)
JUN MIKAMI定番のイージートラウザーパンツ。
ウエストに2か所のドローコードと背面にほどこされたストリングで、腰回りのシルエットが変形する仕様になっています。
サイドから後ろにかけての大ぶりなポケットがJUN MIKAMIらしいエッセンスが感じられるデザインとなっています。
三上氏が所有しているアイテムの中で一番多いのが軍パンだといいます。
こちらのパンツもミリタリー要素がふんだんに織り交ぜられ、三上氏好みのデザインといえるのではないでしょうか。
× WILDTHINGS 3 LAYAR COAT(スリーレイヤーコート)
あまりの反響で即完売が続出し、追加生産をおこなうほど話題となったアイテムです。
ナイロン素材の裏地に3層構造のレイヤーフィルムを圧着。
レイヤーフィルムには水よりも小さく、水蒸気よりも大きい無数の穴が開いているため、防水効果を備えつつも汗の蒸発を塞がないという高機能ウェアとなっています。
JUN MIKAMI初のコラボレーションブランド、WILDTHINGS。
アウトドアブランドならではのハイスペックな素材・機能と、JUN MIKAMIのエッセンスが詰まったデザインを融合させたラインナップが人気です。
ふだんの私服にはあまりアウトドアブランドを取り入れていないという三上氏。
コラボレーションをきっかけにアウトドアブランドがもつコストパフォーマンスの良さ、機能面、利便性に深く興味を持つようになったと話しています。
最近のアウトドアウェアは従来の見た目とは違い、カジュアルダウンしやすいデザインのものが増えてきています。
オシャレに着れる高機能商品という点で、JUN MIKAMIの既存の洋服とも合わせやすいアイテムが多く打ち出され、毎シーズンこのコラボを楽しみにしているファンも多いことでしょう。
中古市場での評価
ここまでJUN MIKAMIというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、「JUN MIKAMIって中古相場はどうなの?」という事についてお話していきたいと思います。
今回ご紹介したように、希少なハンドニットや、売り切れてしまうほど人気のコラボアイテムなどを擁するブランドということで、JUN MIKAMIは中古市場でとても高い評価を得ています。
とくに上述のニットやコラボアイテムはもちろんのこと、ジャケットなどのアウター類やパンツなどのミリタリー要素のあるもの、またワンピース、ブラウスなどフェミニンな要素があるものも人気です。
ある程度使用感のあるものでも、1万円を超える金額からで取引されることが多く、しっかりお手入れされている、状態のいいものであればより高い金額で売却することができるでしょう。
やはり特筆すべきはWILDTHINGSとのコラボアイテムで、販売当時、なかなか購入することができず、中古でも良いから欲しい!と感じているユーザーは多そうで、中古市場でも出品されればそれなりに強気の金額でも購入されています。
もし「持っているけど手放すか考えている…」とお考えのアイテムがある場合には、早めに売却を検討するのもおすすめです。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
ものを送る前に金額がわかる、LINE事前査定もおすすめです。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
KLDでもJUN MIKAMIのお買取を強化しています。
ドメスティックブランドの査定を得意とするスタッフの在籍により、高い精度での強気のお値付けが可能です。
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という不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実はそんなことも無いんです。
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