GUCCIってどんなブランド?|グッチ
引用instagram@gucci
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
イタリアのフィレンツェで生まれたラグジュアリー界を代表するブランド、GUCCI。
これまで、革新的なアイデアやカルチャーなどを融合した大胆なクリエイションを発表し、数々の名作を世に送り出してきました。
今回は、
- GUCCIとは
- 創業者
- ブランドの特徴
- GUCCIの象徴的な存在
- 買取について
という形でお話していきます。
“クラシックでエレガント”という単なるラグジュアリーブランドではなく、ファッションの枠を超えたGUCCIらしい魅力を紐解きます。
目次
GUCCIとは?
2016SS 引用fashion-press
2020リゾート 引用fashion-press
GUCCI(グッチ)は、1921年にイタリアのフィレンツェで誕生したラグジュアリーブランドです。
ブランドコンセプトは、「最上の伝統を最上の品質で、しかも過去のよいものを現代に反映させる商品作り」。
ウェア以外にもバッグや時計、香水など幅広いジャンルを手掛けており、ブランドの元祖として世界中の人々から愛され続けています。
男女問わず幅広い年齢層から人気があるのは、気品があるデザインの中に常にトレンドを取り入れているからでしょう。
新しいコレクションだけでなく、中古市場で流通するヴィンテージアイテムにも高い需要があります。
このように、高い品質を引き継ぎつつ、時代の変遷を反映した唯一無二のアイテムを生み出し続けているのがGUCCIというブランドです。
創業者
グッチオ・グッチ 引用wikipedia
GUCCIの創業者グッチオ・グッチは、イタリアのフィレンツェにて1881年に生まれました。
17歳の頃にイギリスのロンドンに渡り、やがて最高級ホテル「サヴォイ・ホテル」で職を得ました。
当時のロンドンは社交界が華やかな時代だったこともあり、ホテル客は有名人や富裕層ばかりでした。
グッチオは、そんなセレブの高級志向なファッションや持ち物を身近に感じながら、美的センスを磨いていったのです。
その後イタリアに戻り、皮革会社やレザークラフトの会社で、皮革の取り扱い方やビジネスの知識を学びました。
そして第一次世界大戦が終結後、自身の店を持ったグッチオは、過去の職場での経験や感性を活かした高級な革製品を開発していきます。
グッチオは1953年に亡くなるまでの32年間、GUCCIの指揮を執り、ラグジュアリーブランドへと押し上げ、数々の偉業を成し遂げました。
ブランドの特徴
世界的に絶大な人気を誇る、高級ブランドのGUCCI。
ここからは、GUCCIの特徴や魅力についてお話します。
イタリアのクラフトマンシップ
GUCCIは、イタリアの伝統的な職人技や職人精神を大切にしながら、成長を遂げてきたブランドです。
時代を超えて受け継がれてきた縫製や素材選び、革の取り扱い方などは、最高の品質と徹底したディテールの追及へと導いています。
そして卓越したクラフトマンシップとともに、GUCCIは時代を映し出し、社会や美意識の変化を牽引してきました。
レザー製品以外にも、ウェアやジュエリーなど、さまざまなアイテムにそのクラフトマンシップを注いでいます。
このクラフトマンシップこそ、GUCCIが100年にわたって愛され、成長し続けてきた最大の要因といえるでしょう。
また、職人や職人技を継承しようとする姿勢も魅力です。
GUCCIの職人たちのスキルや技術を継承する目的で教育プログラムを構築し、ブランドが持つノウハウを次世代に伝えるための取り組みを続けています。
伝統と革新を融合したデザイン
GUCCIは伝統的なデザインを、現代的に昇華するのが得意なことでも知られています。
1990年代頃からクリエイティブディレクターを迎え入れたGUCCIは、その当時から現在に至るまで、さまざまなデザインの変遷を遂げてきました。
アレッサンドロ・ミケーレによるGGパターンやフローラをアップデートしたデザイン 引用fashionpost.jp
時代や環境、体制などが移りゆく中でブランドを刷新する動きがあっても、GUCCIの核となる象徴的なデザインは必ず継承されてきました。
サバト・デ・サルノによるホースビットを用いたモダンなサンダル 引用fashionsnap.com
そしてクリエイティブディレクター独自の解釈によって、伝統的なデザインは新たなデザインへと生まれ変わっているのです。
高級ブランドとしての品質と革新的なデザインとのバランスを追求し、過去の名作を現代に反映させることで、ラグジュアリーの再定義に挑戦しています。
これは、GUCCIのブランドコンセプトである「最上の伝統を最上の品質で、しかも過去のよいものを現代に反映させる商品作り」を体現しているといえるでしょう。
ファッションの枠を超えたコラボレーション
ファッションに留まらず、豊富なカルチャーとコラボレーションを行っている点も見逃せません。
これまでGUCCIはザ・ノース・フェイスやアディダス、バレンシアガなど、ファッションブランドとのコラボレーションを頻繁に行ってきました。
しかしそれだけではなく、ファッションの枠を超えた近代的なデザインやストリート要素を取り入れたコラボレーションもGUCCIの大きな特徴です。
ディズニーとのコラボレーション 引用openers.jp
他業界との協業で代表的なのは、元プロスノーボーダーの「トレバー・アンドリュー」や、伝説的テーラーの「ダッパー・ダン」、誰もが知っている「ディズニー」などです。
ミケーレとアンドリュー 引用vogue.de
特にトレバー・アンドリューとダッパー・ダンに関しては、GUCCIのGGモノグラムやロゴを、無許可でグラフィックやデザインに用いていた人物だったため、彼らとのコラボレーションは意外性をもたらし、世界中に衝撃を与えました。
コラボレーションの主なアイテムはバッグや財布、ウェア、スニーカー、帽子などで、GUCCIのシンボルを守りつつ互いのロゴが組み合わさった印象的なデザインを発表しています。
また、日本のカルチャーとも多くコラボレーションしているGUCCI。
ドラえもんとのコラボレーション 引用fashion-press
ドラえもんやポケモン、ジョジョの奇妙な冒険、京都西陣織の細尾など、日本のアニメーションや伝統工芸との協業も成功させています。
GUCCIのコラボレーションは、これまでのイメージを打ち破る斬新なデザインが魅力です。
GUCCIの象徴的な存在
それぞれが独自の魅力を持ち、時代を超えて愛されているGUCCIのコレクション。
ここからは、GUCCIの中でも特に象徴的なアイテムやデザインについてお話します。
バンブーバッグ
ハンドル部分に竹を使った独特なデザインのバンブーバッグは、GUCCIのアイコンバッグとして古くから親しまれています。
バンブーバッグの歴史はとても古く、第二次世界大戦後の1947年に登場したのが始まりです。
当時、戦後の物資不足で牛革は規制品となり、素材としての使用が困難になりました。
少しでも革の在庫を減らさないようにと、グッチオは日本から竹を輸入し、これをハンドバッグのハンドルに使うという革新的なアイデアを思い付いたのです。
そうして生まれた「グッチバンブー1947」のバンブーハンドルは、フィレンツェの職人が真っすぐな竹を一つひとつ火で熱しながら、曲線へと形成する製法で作り上げています。
代替素材とは感じられない高級感あふれる仕上がりには、GUCCIの洗練された技術がうかがえ、思わぬ人気を呼ぶことになりました。
また、バンブーバッグといえば「グッチバンブー1947」が印象的ですが、これまで多彩な種類が展開されています。
様々なバンブーバッグ 引用nanboya.com
ラグジュアリーな雰囲気を残しつつも、日常に馴染むカジュアルな印象のバンブーバッグも登場しています。
ウェブライン
ウェブラインとは、GUCCI製品でよく見かける「緑・赤・緑」や「青・赤・青」の3本ストライプのことです。
別名シェリーラインとも呼ばれ、以前はリボンラインと呼ばれていたことも。
GUCCIといえば、このデザインを思い出す人も多いのではないでしょうか。
ウェブラインは、馬具や鞍(くら)などの乗馬用品に使われるベルトのデザインからインスピレーションを得て誕生しました。
1950年代に発表したあと瞬く間に人気に火が付き、馬具としてのデザインからラグジュアリーを象徴するデザインへと飛躍しました。
現在もGUCCIのシンボル的なデザインとして位置づけられており、バッグやローファーのほか、財布や時計、帽子やウェアに至るまで、GUCCI製品のありとあらゆるアクセントとしてウェブラインが活用されています。
ホースビット
ホースビット1953 引用spur.hpplus.jp
GUCCIが誇る馬具のアイデンティティから生まれたホースビットモチーフ。
そもそもホースビットとは、馬の口に咥えさせて、馬を制御する際に使用する馬具の「轡」(くつわ)のことです。
このモチーフは、1953年に「ホースビット1953」と名付けられたローファーに用いたのが始まりです。
その後、「ホースビット1955」というバッグも誕生しています。
ホースビットモチーフは、ローファーやバッグだけでなく、ジュエリーや時計、ウェアに至るまで、さまざまなアイテムに用いられるようになりました。
ホースビットモチーフのジュエリー 引用precious.jp
現在もなお高い支持を集める、GUCCIのアイコンの一つとして知られる装飾となっています。
ダブルG
GUCCIのダブルGは、アルファベットの「G」が向かい合って重なったようなマークで、ブランドを代表するモチーフのひとつです。
創業者グッチオ・グッチの頭文字が由来となるダブルGは、創業当初(1930年代前半)に誕生しました。
ダブルGはGUCCIらしさを存分に表現しながらも、大人の気品や高級感を演出してくれるデザインとして根強い人気を誇っています。
もともとはGUCCIの品質保証を示すために、グッチオ・グッチが自身のイニシャルを製品にデザインしたものでした。
今となっては、創業者やデザイナーの頭文字をデザインに用いるブランドは多数ありますが、GUCCIがその先駆者であるとされています。
現在は「G」が同じ向きのデザイン 引用gucci.com
1960年代にダブルGのデザインを刷新し、その後もバッグやジュエリー、ベルトのバックルなど、多彩なアイテムに反映しています。
また、「G」の向きを変えたり、「G」を反転させたりした珍しいダブルGも登場しました。
上質で洗練されたコレクションの美しさとともに表現されるダブルGは、長きにわたって世界中の人々を虜にしてやみません。
フローラ
1960年代のフローラスカーフ 引用gucci.com
フローラコレクションの誕生は、1966年にモナコ公妃であったグレース・ケリーのために特別にデザインしたことが起源です。
四季折々の花を使った9つの花束をイメージしたデザインは、グレース公妃の鮮やかな気品を表現しました。
この華やかなフローラプリントは、その後GUCCIの象徴的なデザインへと発展しました。
2005年には、当時のクリエイティブディレクター、フリーダ・ジャンニーニの手によってリニューアル。
フローラプリントのジャッキーバッグ 引用fashion-headline.com
キャンバスバッグをはじめ、バンブーバッグやジュエリーに至るまで、多岐にわたるアイテムへと落とし込まれ、フローラは新たな息吹を与えられました。
買取、中古相場について
ここまで、GUCCIというブランドの魅力についてお話してきました。
ここでは、中古相場について少しだけお話していきます。
古くから憧れのラグジュアリーブランドとして愛されているGUCCIだけあって、中古市場での評価の高さは健在です。
新しいシーズンのバッグやアパレルはもちろん、以前のクリエイティブディレクターのものや、ヴィンテージのGUCCIなども中古市場では需要があり、高い金額で取引されているものも多く見受けられます。
20年前以前のヴィンテージのバッグなどは『オールドグッチ』と呼ばれ、一般的なラグジュアリー好きのユーザー以外からも支持されています。
もちろんKLDでも強気のお見積りが可能なブランドです。
新しいシーズンのものはもちろん、古いアイテムも大歓迎です。
バッグやアパレルだけではなく、ジュエリーやシューズ、その他の小物類も強気のお見積りが可能です。
「売ろうかな…?」と少しでもお考えのお品物がございましたらぜひお気軽にご相談ください。
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ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
歴史の長いブランドでありながら、常に可能性を広げ発展を遂げてきたGUCCI。
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