GEOFFREY B.SMALLってどんなブランド?|ジェフリービースモール
引用:fashionsnap
こんにちは。ブランド古着のKLDです。
数あるアルチザンブランドでも、圧倒的実績と実力を持つGEOFFREY B.SMALL。
パリ・クチュール組合認定デザイナーにも選ばれており、世界が認めるブランドとなっています。
今回は、
- GEOFFREY B.SMALLとは
- デザイナー
- ブランドの特徴
- 人気アイテム
- 買取について
という形でお話していきます。
GEOFFREY B.SMALLが気になっている!という方はもちろん、GEOFFREY B.SMALLeの買取についてお話もしていきますので、既にアイテムをお持ちで売却をお考えの方にも、ぜひご覧いただきたい記事となっています。
目次
GEOFFREY B.SMALLとは?
引用:fashionsnap
引用:fashionsnap
引用:fashionsnap
GEOFFREY B.SMALLはアメリカはボストンで発足し、現在はイタリアを拠点としているファッションブランドです。
デザイナーはジェフリー・B・スモール氏で、デザイナーの名前がそのままブランド名になっています。
ブランドの立ち上げ時期は不明ですが、ジェフリー氏はブランドを立ち上げる前からデザイナーとしての知名度がありました。
GEOFFREY B.SMALLは知る人ぞ知るブランドですが、そのコンセプトに心酔したファンは世界中に多数存在しており、服好きが最終的に到達するブランドのひとつといってもよいでしょう。
デザイナー
ジェフリー・B・スモール氏引用:montecristomagazine
デザイナーのジェフリー・B・スモールは、アメリカの医師家庭の家に生まれました。
ちなみにジェフリー氏の母はアメリカで初めての女性医師の1人であるとされています。
彼の服作りは学生時代に購入したミシンを使い、屋根裏部屋で友人に衣服を作るところからスタートしました。
母は医師としての仕事が忙しく、ジェフリー氏にミシンの扱い方を教える時間はほとんどなかったそうです。
そのため、服飾作りの技術は誰からも教わることなく、ほぼ独学で学んでいきました。
ボストンにあるデザイン学校に通って初めて本格的に服飾の技術や知識を学び、加速度的にデザイン力が向上します。
学校卒業後、本格的に服作りを始めると早くもカルバン・クライン氏をはじめ、当時ファッション界を代表するデザイナーが審査員を担当していたコンテストで優勝する快挙を成し遂げます。
カルバン・クライン氏引用:biography
その後、彼は1枚の白シャツを制作し、アメリカン・ヴォーグ誌に取り上げられるとたちまち話題となり、1984年から3年間の間に100万ドルを売り上げました。
この一件でジェフリー氏の名前はファッション界に一躍轟くこととなり、有名アーティストから衣装の依頼を受けるようになるなど、ボストンではトップクラスのオーダーメイドデザイナーとしての地位を確立していきます。
1994年には、アメリカ人デザイナーとして史上3人目の「パリ・クチュール組合」認定デザイナーとして認められます。
パリ・クチュール組合からデザイナーとして認められるのは非常に厳しい条件をクリアしなければならず、認定されるということは超一流デザイナーとして認められたことと同義です。
ちなみにファッション用語に「オートクチュール」がありますが、オートクチュールを名乗ってよいのは、パリ・クチュール組合に認定されたブランドが仕立てた服のみとされています。
引用:fashionsnap
話を戻すと、パリ・クチュール組合から認定を受けた後パリコレデザイナーとして正式にデビュー。その後、2001年には拠点をボストンからイタリアに移しました。
ジェフリー氏がファッション界に残した功績は様々ですが、もっとも大きいのは「リサイクルデザイン」ではないでしょうか。
リサイクルデザインとは、衣服を一度分解して再構築させる方法で「マルタン・マルジェラ」が有名ですが、実はこの製法の大元となっているのはジェフリー氏が提案したリサイクルデザインです。
引用:hues
マルジェラのほかにも、コム・デ・ギャルソンやアレキサンダー・マックイーンなど名だたるブランドが影響を受けています。
GEOFFREY B.SMALLはもちろん、デザイナーのジェフリー・B・スモール氏も表舞台にはほとんど顔を出しませんが、現在のフェッション業界の一翼を担うほど大きな潮流を生み出したデザイナーの1人と言えるでしょう。
ブランドの特徴
GEOFFREY B.SMALLは、デザイナーのジェフリー氏が服作りに独自のこだわりを持つことから、ほかのブランドにはない特徴を感じることができます。
GEOFFREY B.SMALLの特徴を理解することで、よりそれぞれのアイテムに愛着が湧くのではないでしょうか。
ほかのアルチザンブランドとは違うベクトルのこだわり
引用:hues
GEOFFREY B.SMALLは「アルチザン系」にカテゴリされるファッションブランドです。
アルチザン系のファッションブランドに共通する特徴として、「ハンドメイドで衣服を制作する」ことが挙げられます。
特に昨今のファッション業界は「大量生産」「大量消費」が主流となっており、いかに低価格で服を制作し大量に売るかが重要視されています。
しかし、アルチザン系ブランドは「職人」という意味が示す通り、デザイナーがアイテム一つ一つ細部まで手を加え職人の手によって商品を製作するため、アイテムの数は非常に少なくなります。
引用:vof
アルチザン系ブランドが手作りにこだわるのは、現代のファッション業界に対するアンチテーゼ的な側面もありますが「ヴィンテージ・アンティークな服作りを現代に再現する」ことを重要視しているからです。
昔ながらの製法によって生み出される独特の風合いは、大量生産の服では決して出すことができません。
GEOFFREY B.SMALLも基本的な考えは変わりませんが、そこに加えて「地球環境に配慮した服作り」を掲げています。
「リサイクルデザイン」もそんな考えから生み出された製法のひとつです。
技術を継承する
GEOFFREY B.SMALLの服を製作するには、高度な技術を持つ職人が必要です。
ですが、残念ながら人間の寿命には限りがあります。
機会が100%、人間の手作業をコピーできるような技術はまだないため、技術はいずれ誰かに継承しなければなりません。
GEOFFREY B.SMALLでは、技術を継承するための時間や環境を整備することを重要視しています。
まずジェフリー氏自身が、自分の技術や考えを誰かに伝えることに時間を費やしているそうです。
その相手は同僚やチームメンバー、子どもたち、更には他のブランドのデザイナーに伝えることもあります。
他のブランドのデザイナーは一見するとライバル関係のように見えますが、ジェフリー氏自身にはライバルや商売敵といった考えは全くないのでしょう。
また、職人の人材教育もマンツーマンでおこなわれており、時間をかけてじっくりと、そして完璧に技術や考えを次世代に継承させようと努力しています。
定番、人気アイテム
GEOFFREY B.SMALLはどのアイテムも大変魅力的ですが、その中でも代表的なものをいくつか紹介します。
ですが、同ブランドのアイテムは1種類につき数点しか作られないものも多く、紹介したアイテムが完売になっている場合もあります。
フレンチジャケット
引用:hues
2024年春夏アイテムのひとつ、コロンビーナのフレンチジャケットです。
100年以上前の木製手機織機を用いて織られた生地を使用しています。
生地を作成したコロンビーナ社は、シャネルを立ち上げたココ・シャネル氏がデザイナーとして活躍していた時期に、彼女に生地を提供しているほどの実績と技術を持つ会社です。
その生地は機械で織られる生地では決して表現できない質感と表情が特徴で、着心地はまさに唯一無二といってよいでしょう。
カーディガンジャケット
引用:hues
同じくコロンビーナ社製の生地を用いて製作されたカーディガンジャケットです。
作られた生地をハンドメイドによって黒に染め上げたことにより、機械で染め上げた時には出せないような独特の風合いが生まれ、なんとも言えない味を醸し出しています。
ボタンやボタンホールなど、細部にわたるまで職人技によって仕上げられており、服というよりもジェフリー・B・スモール氏の作品を着用しているかのような感覚です。
ジャケットなのに重さや着用感はまったく感じられず、日常動作をする際のストレスはかなり軽減されます。
ここまで読んでくださった方へ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
数々の有名ブランドやデザイナーに影響を与えているGEOFFREY B.SMALL。
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